みんなの議会

小樽市議会 平成18年第4回定例会 2006年12月12日

(1)市職員の勤務について/(2)公共施設の利用について/(3)小樽市展について/(4)議案第10号について/(5)動物の命と飼育について

2006年12月12日、小樽市議会の一般質問で、大畠護議員が「市職員の勤務について」「公共施設の利用について」「小樽市展について」「議案第10号について」「動物の命と飼育について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲、総務部長 山田厚、小樽病院事務局長 小軽米文仁、建設部長 嶋田和男が答弁しました。

質問者
大畠護 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 菊譲、総務部長 山田厚、小樽病院事務局長 小軽米文仁、建設部長 嶋田和男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 大畠護

平成18年第4回定例会に当たり、平成会を代表して質問いたします。初めに、本市の職員の勤務についてであります。本年10月23日の新聞によると、奈良市職員の「5年間で出勤日数が8日」「給与は満額」「職員の処分を検討中」の見出しなどで報道されておりました。この記事を読み、このような実態があることには、まず驚きました。こういう職員の勤務姿勢に管理者はどのように対処していたのか、報道内容からは知ることはできませんでしたが、職員と市の間には複雑な問題が包含されていることは想像がつくのであります。しかし、このような実態まではいかなくても、似たようなケースが全国各地から次々と報道されております。初めに、小樽市の職員定数についてであります。本市の職員定数については、平成18年6月30日改正の小樽市職員定数条例第1条によるものであります。第2条では「職員とは、市長、議会、選挙管理委員会、監査委員、公平委員会、教育委員会、水道局、農業委員会及び消防の各機関に常勤する者(消防団にあっては、非常勤の者を含む。)をいう。ただし、各機関の任命権者、助役、収入役及び固定資産評価員、教育長並びに臨時に雇用される者を除く」とあります。また、第3条では、職員の定数を次のとおり定めております。市長の補助機関である職員、一般部局に属する職員869人、うち社会福祉法第15条第1項に規定する福祉に関する事務所の長及び所員110人、病院に属する職員621人、水道局に属する職員114人、議会事務局の職員11人、選挙管理委員会の職員6人、監査委員事務局5人、公平委員会の事務職員4人、教育委員会の事務局及び学校その他の教育機関の職員205人、農業委員会の職員5人、消防職員253人、消防団員606人。さらに、定数外の職員として第4条では、「次に掲げる職員は、前条に規定する職員の定数外とする」と記されております。休職者、兼務者などであります。「この条例は、公布の日から施行する」と定められております。本年2月に財政再建推進プラン実施計画を発表しました。議会や市民、さらに「広報おたる」などを通して本市の危機的財政状況を訴え、構造改革に取り組み、健全化に向け取り組んでいることは、多くの市民の理解を得ているのではないかと評価をするものであります。平成16年度から退職者不補充を原則に人件費の抑制に努めていることは、御承知のとおりであります。お尋ねしますが、平成15年4月1日から本年4月1日現在の職員数は、どのような状況にあるのか。人件費などについても、各年度、18年度は決算見込額にどのように推移しているのか。さらに、本年4月1日から11月までの8か月間の職員数の状況について、変動があれば変動の理由などについてもあわせてお答えください。次に、職員研修と健康管理についてであります。本市は、職員・嘱託などを含め約2,800人の職員を抱える市であります。市長をはじめ管理者の気苦労は、察するに余りあるものを感ずるところであります。山田市政になって2期8年、2期目も残すところ数か月となったやさきの今回の職員逮捕の事件は、内容については新聞報道の範ちゅうでありますが、市長はもちろんのこと、市民の受けたショックも大きいものがあります。私は、これまでたびたび職員の勤務態度、職場の綱紀粛正、倫理規程、健康管理などについて苦言や提言を述べてまいりました。聞くところによりますと、職員同士の職場の伝達、会話もパソコン、携帯電話などのメールで用を済ませることが多いと聞くところであります。時代の流れとはいうものの、その分、人と人のつながりが希薄になり、悩み事を相談する相手も少なく、一人で悩み、苦しみ、ついにはみずからの命を絶った職員がいた時期もあったと聞いておりました。このようなことから、本市職員を対象に職員研修、メンタルケアの必要性を訴え、平成12年9月議会で提言をしてまいりましたが、現在はどのような状況にありますか。また、その内容などについても具体的にお示しください。さきに述べた奈良市職員の長期病欠の問題は特異なケースにせよ、全国の各自治体職員の長期病欠の問題は、どこでも古くから抱えている問題であることは御承知のとおりであります。民間企業においては、同じ問題に対して厳しい対応がなされていることは言うまでもありません。本市の職員休職者についてでありますが、どのような状況にあるのか、休職者数、休職期間、給料支払額など、平成15年度から18年度直近まで年度別にお尋ねいたします。本市は、道内の他都市に先駆け、休職を繰り返す職員対策として、小樽市独自のルールをつくり、来年1月から施行する考えで検討中とのことでありますが、小樽市の置かれている現状を考えるとき、市民の多くの方々から御理解を得られ、評価されることと思うのであります。その対策内容について具体的にお示しください。また、今日まで定められている条例とどこがどのように違うのか、相違点などについてもお尋ねいたします。次に、職員の中途退職者についてでありますが、退職を決意するまでには職員一人一人悩み、それぞれの事情はあるにせよ、中途退職を決断されたと思います。平成12年度から18年度11月末までの退職者数、退職時の勤務年数、主な理由などについてお尋ねいたします。次に、本市の公共施設の利用についてであります。市民や各種団体、個人などが定められた期間、その使用料を支払い、利用できる市の施設はさまざまなものがありますが、その中には利用希望日が他の団体などと重複し、調整が必要な施設があるものと思います。そこで、定期的に利用の調整を行っている施設名と、どのような方法で行っているのかお尋ねします。また、花園公園グラウンド、平磯公園グラウンド、入船公園テニスコート、朝里ダムテニスコート、からまつ公園グラウンドなどの体育施設についてどのようになっているのか、あわせてお尋ねいたします。次に、市立小樽美術館市民ギャラリーについてであります。私は、本年第2回定例会において市民ギャラリー利用者の申込日程のルール化の必要性を提案いたしましたが、その後どのように検討されたのか、内容をお示しください。また、市民ギャラリーを利用している各団体、個人から、数年前から中断されている利用者と美術館との懇談会を復活させてほしいと要望の声が多く寄せられていることから提言をしてまいりました。去る10月3日、その懇談会が開催されましたが、参加者から意見や要望などが出されたと聞くところでありますが、内容はどうだったのか。また、それらの事柄にどう対応しようとしているのか、御所見をお聞かせください。次に、市民ギャラリーの会期、日程割りについてであります。小樽市分庁舎内にある美術館、文学館の定休日は月曜日であることは言うまでもありませんが、併設する市の出先機関の定休日は、土曜、日曜、祝祭日となっております。市民が利用する市民ギャラリーの定休日は、美術館と同じ月曜日であり、祝祭日の翌日が代休になります。ギャラリーを利用する立場に立てば、飛び石の日程より通しの日程、すなわち火曜日から日曜日の方が好ましいことは当然であります。市民ギャラリーの利用期間の割りつけは、火曜日から日曜日までの6日間であり、祝祭日の関係で年間11日間の代休があり、新年、ゴールデンウィークを除きまして、これらの代休の日を休むことなく利用できるように関係者で検討していただくことを望むものでありますが、教育長の御所見をお聞かせください。次に、小樽市市展についてであります。小樽市文化祭の中核を担う市展は、終戦まもない昭和22年に全道の他都市に先駆け、数名の市民有志と行政が一体となって第1回展が開催され、その市展も本年は第60回展を迎え、記念展が開催され、文字どおり記念すべき年であったのであります。以来、多くの画家が誕生し、地元はもちろんのこと、全道、全国へ、さらに活躍の場をアメリカやヨーロッパと世界を舞台に活躍されている画家もおられるわけであります。私は、第12回展のときに初出品をして以来、数年前まで市展運営にかかわり、現在は退会をしておりますが、市展委員関係者の話によると、3年ほど前から小樽画壇の中心的立場にある委員の方々の退会が続き、市展運営のあり方に問題があるのではないかと心配をし、指摘をされる委員の声を聞くのであります。現在、小樽市の事務局はどこにありますか。また、平成16年4月から18年11月末の市展委員の人数と構成はどのような状況にあるのか、お尋ねします。次に、議案第10号についてであります。融雪施設設置資金貸付制度の廃止についてでありますが、この融資制度は、平成12年度から始まり、融雪施設の設置費の範囲内で100万円を限度とし、利息については無利子であります。償還方法は、設置資金の貸付けを受けた日の属する月の翌月から起算して60か月、すなわち5年以内の元金均等による月賦返済のこの制度は、広く市民に利用されていたことと思います。平成12年度から18年11月末までの年度別貸付件数、貸付金額などはどのようになっているのか、お尋ねいたします。また、18年度末の未償還額の見込み金額はどのようになっているのか、また完済される年月はいつか、あわせてお尋ねいたします。最後に、動物の命と飼育についてであります。小樽市内の大型店にもペットショップがオープンし、1匹数万円から20数万円と手のひらサイズの小型犬と戯れている家族連れの姿を見るとき、ほほえましい気分になるのはだれしも同じではないかと思うのであります。また、ペットとして飼育するのであれば、最後まで責任を持ち、途中で飼育するのをやめるのではなく面倒を見てほしいと切に思うのであります。「動物の命も人間の命も命は同じ」の博愛の精神を持って捨て犬、捨て猫の世話をしている知人がよく言う言葉であります。今年も何度か小樽市保健所管理の犬管理所を訪問する機会がありましたが、行くたびに動物たちの命について考えさせられるのでありますが、この犬管理所は長橋の山間部の林の中にあり、関係者以外は立ち入ることがないと思うのでありますが、管理人の行き届いた施設管理にはいつも感心させられるものであります。側聞するところによりますと、犬管理所収容情報を保健所のホームページで市民に紹介したならば、新たな飼い主が現れるのではないかと一市民からの提案に、保健所は早速第1号を平成17年6月29日に掲載したように聞くのでありますが、その効果のほどはどのようになっておりますか。また、平成15年度から18年11月末までの犬の捕獲数、引取り数、譲渡数、処分数などは、どのような状況にあるか、あわせてお尋ねをいたします。再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

大畠議員の御質問にお答えいたします。初めに、市職員の勤務についての御質問でありますけれども、まず職員数についてでありますけれども、各年4月1月現在の職員数で見ますと、平成15年は2,120人、16年2,061人、17年2,024人、18年が1,973人と減少傾向をたどっております。また、人件費につきましては、全会計で申し上げますと、平成15年度は約193億円、16年度約179億円、17年度約167億円、18年度は決算見込みで約165億円となる見込みであり、こちらも減少しております。さらに本年4月から11月までの8か月間の職員数の状況ですけれども、本年4月1日現在が1,973人で、11月1日には1,996人となっております。この変動の要因でありますけれども、4月1日以降に免許を取得し、5月1日に採用となる看護師や保健師、薬剤師によるものであります。次に、職員研修、メンタルケアについてでありますが、心の健康予防対策として平成12年度から25歳、35歳、45歳、55歳の職員を対象に毎年1回メンタルヘルスセミナーを開催しており、平成15年度には76人、16年度70人、17年度99人、18年度には76人の職員が受講しております。このセミナーでは、産業医や精神保健福祉士により、ストレス解消法や自殺予防の話などについて講義がなされております。さらに、毎週金曜日午前11時から午後2時の時間帯には産業医が健康相談を実施しており、職員が健康について抱いている不安を広く受け入れ、職場の人間関係や仕事上の悩みなどについて相談を受け、助言をするなど心のケアを行っております。次に、休職者の状況でありますけれども、平成15年度の休職者数は11人で、休職期間が1か月以内が3人、2か月から5か月以内が7人、6か月以上が1人となっており、給与の支給額は、1人が無給休職でありましたので、10人で約1,450万円となっております。平成16年度の休職者数は9人で、1か月以内が1人、2か月から5か月以内が4人、6か月以上が4人となっており、給与の支給額が2人が一部無給休職となっておりますが、9人で約1,580万円となっております。平成17年度の休職者数は9人で、1か月以内が2人、2か月から5か月以内が4人、6か月以上が3人となっており、給与の支給額は、無給休職が1人、一部無給休職が1人おりますけれども、8人で約1,430万円となっております。また、18年度につきましては、これまでに4人が休職し、2か月から5か月以内が2人、6か月以上が2人となっており、給与の支給額は3人が無給休職となっておりますので、1人分で約60万円の支給となっております。次に、休職などを繰り返す職員対策でありますけれども、正当な理由もなく休みを繰り返すなどの勤務実績不良等職員に対する取扱いについて、国などの取扱いを参考に訓令を定め、実施する予定であります。基本的には6か月以上の勤務状況の記録をとり、その後、審査委員会に諮った上で、職場への復帰プログラムが必要であると判断された職員については、原則3か月から最大6か月の個別指導を2期に分けて実施をし、効果測定をすることを考えております。その上で改善が見られない場合は、さらに審査委員会に諮って分限免職又は降任とすることを検討中であります。また、現行の「小樽市職員の分限についての手続及び効果に関する条例」との相違点でありますけれども、現行の条例は分限に至るまでの具体的なプロセスが示されていないことから、今回、制定する訓令は、対象となる勤務実態の事例や復帰プログラムなど、一連の手続などについて定めるものであります。次に、中途退職者の状況でありますけれども、平成12年度の中途退職者は55人で、勤続年数20年未満が36人、20年以上が19人となっております。また、平成13年度は68人で勤続年数20年未満が49人、20年以上が19人、平成14年度は60人で、勤務年数20年未満が37人、20年以上が23人、平成15年度は74人で、勤務年数20年未満が46人、20年以上が28人、平成16年度は60人で、勤務年数20年未満が41人、20年以上が19人、平成17年度は69人で、勤務年数20年未満が45人、20年以上が24人となっております。なお、平成18年度は11月末までの中途退職者は13人で、勤務年数20年未満が9人、20年以上が4人となっております。また、中途退職の主な理由でありますけれども、一部に死亡や免職などがあるものの、大多数は自己都合による退職となっております。次に、公共施設の利用についてでありますけれども、教育委員会所管以外の施設のうち、利用希望者が多く、定期的に利用日の調整を行っている施設として、勤労青少年ホームがあります。勤労青少年ホームの一般利用者については、利用する日の3か月前の月の初日から受付を行っておりますが、定期的に利用している団体やサークルなどが多い軽運動場については、希望する利用日が重複する場合、抽選などの方法により調整を行っているところであります。次に、融雪施設設置資金貸付制度の貸付件数と金額でありますけれども、平成12年度は336件で2億8,119万円、平成13年度は133件で1億1,707万円、平成14年度は49件で4,366万円、15年度は81件で6,769万円、16年度は38件で3,204万円、17年度は107件で8,878万円、18年度は73件で6,241万円であります。また、平成18年度末の未償還額の見込み金額と完済される時期でありますけれども、未償還額の見込みは1億5,832万円であり、平成23年度に完済する見込みであります。次に、動物の命と飼育という関係での御質問でございますけれども、初めに保健所のホームページでの収容犬情報でありますが、これは管理所に収容されている犬の性別や特徴を写真付でホームページに掲載し、犬を探している人へ情報提供しております。平成17年度は40頭、平成18年度は11月末現在37頭が収容犬として掲載されましたが、1頭を除いて元の飼い主や新しい飼い主に引き取られており、飼い主を探す情報提供の場としてホームページは効果があると考えております。次に、犬の捕獲数などでありますけれども、平成15年度は迷い犬の捕獲数が45頭、飼えなくなった犬の引取り数が48頭、新しい飼い主への譲渡数が11頭であり、引取り手がなく殺処分した頭数は捕獲犬45頭中14頭、引取り犬48頭中42頭の計56頭であります。平成16年度は捕獲数が58頭、引取り数が32頭、譲渡数が13頭であり、処分数は捕獲犬58頭中22頭、引取り犬32頭中21頭の計43頭であります。17年度は捕獲数が50頭、引取り数が25頭、譲渡数が30頭、処分数は捕獲犬50頭中1頭、引取り犬25頭中8頭の計9頭であり、平成18年度は11月末現在で捕獲数が42頭、引取り数が20頭、譲渡数が36頭、処分数は引取り犬20頭中6頭となっております。本市では、平成17年度からは譲渡数の増加と処分数の減少が見られ、新しい飼い主に引き取られた犬の増加を示しております。譲渡率で比べますと、平成16年度が23パーセントだったものが平成17年度には67パーセントとなっており、これは平成17年度の札幌市48パーセント、函館市の37パーセント、旭川市の19パーセントと比べても高い値となっております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

大畠議員の御質問にお答えいたします。初めに、教育委員会が所管している施設において定期的に利用の調整をしている施設は、市立小樽美術館、小樽市生涯学習プラザ、学校開放事業で使用する学校施設及び総合体育館をはじめとする体育施設であります。なお、利用の調整の方法については、重複した場合、希望者同士による話合いや抽選など、それぞれの施設に応じたルールに基づいて各施設管理者が利用の希望の6か月前から2か月くらい前の間に行っております。次に、花園公園グラウンドなど屋外体育施設の利用受付についてでありますが、前年度中に競技団体から既に予定されている競技大会や講習会などの日程を聞き、教育委員会が調整を行い、その後、市民の利用できる開放日時を定めることになります。なお、市民の皆様の開放の受付は、例年4月下旬から先着順に行っております。次に、市立小樽美術館特別展示室、いわゆる市民ギャラリーの使用にかかわる受付手続についてでありますが、教育委員会といたしましては、これまでも受付事務取扱要領に基づき進めてまいりました。しかしながら、細部にわたる規定がなかったことから、受付の申込手続が統一されていなかった面がありました。去る10月1日に開催した利用者応募の際には、改めて申込方法などを記載した説明書を配布するとともに、具体的な手続について説明し、周知を図ったところであります。なお、次回の申込受付までには、内容をさらに精査し、公平でわかりやすい申請方法を示してまいります。次に、10月3日に開催された利用者懇談会の内容についてでありますが、参加者からは「市民ギャラリーの壁の汚れが気になる」「現在の美術ギャラリー以外にギャラリーを増設できないか」「案内看板が見受けられないことは入館者に不適切ではないか」など、さまざまな意見・要望がございました。こうした要望の中で、案内看板については直ちに設置し、利用者の利便性を図ったところであります、また、その他の事項につきましても、今後、緊急性や重要度などを勘案しながら改善に努めてまいりたいと考えております。次に、市民ギャラリーの利用について、美術館の代休日にも利用することができないかとの御要望でありますが、これまで市民ギャラリーの利用団体のほとんどが美術関係者であることや火災等に対する来館者への対応などから、美術館職員が駐在する開館日のみの利用としてまいりました。御要望の代休日については、今後の検討課題としてとらえ、利用団体の皆様とも御相談してまいります。次に、小樽美術展についてですが、事務局の所在地については、市展委員会会則に基づき委員長宅に置いてあります。最後になりますが、市展委員の合計人数と部門別人数についてですが、平成16年4月では、油彩画49名、水彩画20名、日本画7名、工芸・版画・彫塑13名の計89名、平成17年4月では、油彩画47名、水彩画21名、日本画6名、工芸・版画・彫塑14名の計88名、そして平成18年11月では油彩画39名、水彩画19名、日本画6名、工芸・版画・彫塑14名の計78名となっております。(「議長、11番」と呼ぶ者あり)

再質問 11番 大畠護

何点か再質問をさせていただきます。初めに、市職員の休職者についてでありますけれども、平成18年度支給額がゼロの方が2名おります。そして、今、市長の御答弁をいただきました。これらの無給休職者について、市は、どのような対応をされていたのか。と申しますのは、まず無給休職者についての身分についてお尋ねいたしますけれども、給料は払っていないけれども、市職員としての立場、責任はどのようになっているのか、まずこれが1点。それと、長期間休んでいる無給休職者について管理者はどのように対応しているのか。今、市長の御答弁がありましたけれども、やはりそれなりの理由があって一定の期間を超えて、そしてしかも無給の期間を過ごされているのだろうと思います。そして、それらについても、メンタルケアの中で復帰の可能性だとか、そういうものがあるのかどうなのか、それらも十分にやはり関係者と協議を続けていっていただきたい。そしてまた、職員の定数に入っておりませんから、この点についても職員としての身分、本当にどうなっているのかというふうに私は疑問に思っているのですけれども、その点についてお聞かせください。それから次に、中途退職者なのでございますけれども、それぞれ年度別に御答弁をいただきました。私がいろいろ調べてみましたら、ほとんどといいますか、例えば平成12年度の55人の中途退職者のうち36人が病院関係でございます。率にしますと、55人中36人が病院関係者で65.55パーセント、それから13年度は、今、御答弁がありまして68人のうち43人がやはり病院です。14年度は60人のうち35人、15年度は74人のうち52人、16年度は60人のうち43人、17年度は69人のうち50人が病院の中途退職者です。18年度は11月末までに13人の中途退職者がおりますけれども、このうち9人がやはり病院関係者でございます。そうすると、こんなに中途で退職されて、小樽病院、第二病院の病院経営がどうなるのかなと、私はまずこれが心配でございます。新年度ある程度の退職を見込んで採用はされているのだろうと思いますけれども、こんなにやめられていたのでは、いくら病院の職員数が多いといえども、やはり経営上の問題があるのではないかと私はそういうふうに思っております。そしてまた、退職された後の穴埋めといいますか、中途採用はどのようになっているのかと。これも疑問に思っております。やめられたからそのままということは、私はないと思います。ある程度の余分な職員を新年度に採用し、そしてまた、不足分については中途採用をされているのだろうと思いますけれども、その辺の事情をお聞かせください。それから、市民ギャラリーについてでございますけれども、申込日のルール化が必要だということを申し上げてきました。そして、このことも何度か話をしておりますし、また直接美術館側にも言っております。なぜ必要か。職員がかわるたびに4月1日、これは前年度の申込み、4月1日、10月1日、これは一斉に受付をします。職員がかわるたびにルールが違うのです。そうすると、前年度並みのルールだと思って申込みをする。ところが、そうではありませんということで、非常に申込者が困惑をしている実情があるのです。私も関係している団体の申込みに行ってみました。私も実際に行っております。やはり違うのです。それで、ルール化は絶対必要だと。職員がかわっても、申込みをする人がかわっても、ルールが一定であれば、これは言い伝えられるのです。そういうことから、ぜひこれは早急に取り組んでいただきたい。来年4月1日からの分は後期期間の10月1日からの申込みになっております。これまでに間に合うようにぜひ検討していただきたい。これは利用者懇談会の中でも発言があったと思います。それから、休日の祝祭日の代替でございますけれども、今年の例を実際に話します。11月の2週目か3週目だと思いますけれども、申込みをしました。そして当然、23日は祝日でありますから24日は代休ですということで案内を関係者に出した。私が22日に会場へ行こうといたしました。あそこには、質問でも申しましたように、市の出先機関があります。24日は、できるのですよという助言をいただいたのです。美術館、文学館は職員がいるけれども、市民ギャラリーはあなた方がやると言えば可能なのですよということを実際にお話を聞きました。それは事務局と話をしてください。そうすれば、私たちはエレベータのスイッチは切りませんよ、そういうことがつい先月ありました。そうすると、5日間の日程を確保するために、代休がある期間は確保しようとすれば、前の方の展覧会が日曜日に終わりますから、その後に飾りつけをして、そして火曜日から、代休がありますから、5日間の日程を確保しているのが実情でございます。そういうことから、この期間の日割りについては、ぜひ検討していただきたい。火災うんぬんということがございますけれども、実際に小樽市展もやっているではないですか。市展の展覧会はやっていませんか。やっているのですよ。確認をしてみてください。会場を借りた者がしようという意思があればできるというふうに私は同じ市の職員からもお聞きしておりますし、今回そういう事実があったということも含めて、やはり11日間代休があるわけですから、これは借りる方にしても可能であれば大変都合のいい、飛び石の日程表にならなくて、続けてやれるということは見に来る方々にも御迷惑をかけないで済むのではないかと、そのように思っておりますので、これもできるだけ早く、これはもう以前から提案している問題でございますし、4月1日に間に合うように、代休についてもぜひ早急に関係者で検討していただきたいと、そのように思います。それから、議案第10号についてでございますけれども、今、御説明をいただきました。1億5,800万円の未償還額があるということでございますけれども、これは借りた方のいろいろな御都合があって延滞をされたりすることはあるのだろうと思います。この辺についても、現在どのような状況にあるのかお聞かせください。それと保健所のホームページにある、動物の命と飼育についてでございますけれども、ホームページの影響というのはかなりよく効果が出るのだなと、そのように思っております。実際に私も質問で話していますように、何度か犬の管理所を訪ねまして、本当に一生懸命にやっている市民の方々がおりまして、1匹でも2匹でもということで大変御尽力をされていると聞いております。そのようなことからも、ぜひできるだけ情報を市民に流していただき、何とか助かる命であれば助けてやっていただきたいと、そのように再度お願いをいたします。まず、この点について伺います。

答弁 総務部長 山田厚(総務部長は2007年2月まで)

最初に、休職者の関係でございます。無給者の身分については、休職後3年を経過しても復職できないときは失職になりますけれども、その間は市職員としての身分はございます。それから、管理者としてこの間にどのような対応をしているのかということですけれども、基本的には休職者は、その多くは心の病といいますか、そういった部分でございますので、やはり医療行為というものを継続的に行っている方が大半でございますので、その治療経過等々を所属長が十分把握をしながら、家族とも相談をしながらということで、おおむねその間を費やしてくるというのが基本的な流れでございまして、そういったことよりも、今、市長が職員に訓辞をする中で、基本的に職員は財産でございますので、答弁をしたように無給となるまでは休んでいても給料が支払われる部分、8割になって払われる部分もございますので、そういったように血税を休んでいる方に払うような状況にならないように、ふだんから上司なり同僚が、長期療養に陥るような状況を早期に把握するといったことを心がけるように常日ごろ研修等でも話をさせてもらっていますし、そういった管理者としての対応をさせてもらっているというのが現状でございますので、答弁にさせていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 小樽病院事務局長 小軽米文仁(小樽病院事務局長は2008年3月まで)

大畠議員の再質問にお答えします。病院職員の退職者の件ですけれども、これは病院職員、圧倒的に看護師の退職が毎年多いという実態がございます。市立小樽病院と第二病院を合わせまして大体7パーセントから8パーセントの職員が毎年やめるという状況が続いております。これは、実は他の病院なんかの数字を見ますと、大体12パーセントから13パーセントという数字も出ていますので、比較的そういう意味からすると、他の病院から比べると、両病院の看護師の退職者の率というのは低いということは一つ言えるのですが、ただ年度途中で毎年退職者が出ますと、年度途中の採用というのは非常に厳しいものがございます。募集をかけてもほとんど応募者がないという状況もありますので、ここ2年ばかりは毎月募集をかけているという状況ですが、なかなかいわゆる退職者すべてを埋めるという状況には至っておりません。それから、3月末の退職というのはどうしても一番多いわけですけれども、これにつきましても退職願は大体二月前までに出してくださいという中で、それからできるだけ早く出してくださいというふうな指導をしていますが、そういった中で新年度に向けた採用試験におきましても、4月1日時点で生じるであろう欠員をすべて埋めるというのは、なかなかここ数年厳しい状況も続いてきております。また、先日も話しましたけれども、7対1看護の問題が4月1日から出てきまして、今後いわゆる看護師不足というのがますます拍車がかかってくると思いますので、そういった意味では厳しい状況が続くのではないかというふうには思っております。そこで、今後の対策といたしましては、先ほども申しましたけれども、極端に言うと毎月募集をかけて試験を行って、一人でも二人でも看護師を採用していきたいということが一つ。それから、どうしても欠員を補充できない場合は、臨時看護師、それから嘱託看護師でいわゆる柔軟に対応していくということ。それから最近、入ってから二、三年して退職する看護師もいますので、こういった方々には、いわゆる働く意欲を持っていただくということで、例えば糖尿病専門の認定看護師の資格を病院が負担して、研修を受けて資格を取っていただくという制度も、今、検討しております。それからもう一つは、どうしても看護師というのは圧倒的に女性が多いわけですから、育児休暇に入ってそのまま退職していく、いわゆる出産するためにやめていくという看護師が非常に多いわけですから、それでなかなか一回やめますと、子育てが一定程度落ちついた中で、働こうとしてもなかなか技術的にちょっと心配だと、自信がなくなっていると、そういった看護師については、今考えているのは、私ども病院で1週間ほど研修を受けさせまして、そして一定程度現在の病院の状況を知っていただいて、そして病院に勤めていただくと、こういうことも考えて、これから欠員を完全に補充するというのは、これまで以上に難しいと思いますので、さまざまな方法を考えなから対応していかなければならないというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 嶋田和男(建設部長は2009年3月まで)

大畠議員の再質問にお答えをいたします。融雪施設設置資金の平成18年度末の未償還額1億5,832万円の状況でございますけれども、これは5年月賦の年度別の残高を累計したトータル額でございます。その中で、償還状況におきましては、これまでに残念ながら2件ほどの未償還分があります。これは自己破産というようなことでございまして、残りについては、ほぼ間違いなく償還されるだろうという見込みを持ってございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

大畠議員の再質問にお答えいたします。2点あったかと思いますが、最初の施設のルールが徹底されていないという御指摘でございますが、十分反省してございます。今後、職員間、特に3月、4月の引継ぎ段階等におきましては、十分そのルールが徹底されるようルールの見直し等も含めて進めてまいりたいというふうに考えてございます。2点目でございますが、ギャラリーの代休日についての御質問だったと思いますが、実は市展につきましては、休館日は展示も休ませていただいているところでございます。美術館の市民ギャラリーにつきましては、先ほども述べましたように、利用者とも十分相談いたしまして、さらにまた施設管理でありますとか安全面を考慮して十分に検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。(「議長、11番」と呼ぶ者あり)

再質問 11番 大畠護

2点お尋ねいたします。今、長期休職者についてでございますけれども、心の病ということでございますけれども、それで私は日ごろの健康管理を十分注意していただきたいというふうに前にも提案しております。それで、今、答弁をいただきましたけれども、明日は私かもしれません。そういうことから、日ごろのやはりケアというものをもっと充実していただきたいと、そのように要望いたします。それから、小樽病院でございますけれども、退職者、中途退職者、その補完をするのになかなか難しいというお話がございました。私は、そのとおりだと思います。そして、今わかったことは、看護師という仕事が今引く手あまたですから、そういうことで、どこでも、小樽だけに限らずやめられる方が多いのだなと、そのように感じたところでございます。しかし、手薄になると、やはり患者に対するサービス、医療に対するサービスが十分行われない可能性があります。残念ながら、市立小樽病院でノロウイルスの患者が多発したということでございますので、このような点でも看護師不足の影響があるのかなと、私はそのように新聞報道や説明を聞いて思っておりますので、大変かと思いますけれども、中途退職者の対応についても、これからも十分手薄にならないような方法を講じていただきたい、そのように要望して質問を終わります。

出典:小樽市議会 平成18年第4回定例会 2006年12月12日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる