小樽市議会 平成17年第3回定例会 2005年10月5日
(1)アスベスト対策について/(2)学校給食の食器について/(3)祝津漁港区域の排水施設の整備ついて/(4)水族館の改築について
2005年10月5日、小樽市議会の一般質問で、大畠護議員が「アスベスト対策について」「学校給食の食器について」「祝津漁港区域の排水施設の整備ついて」「水族館の改築について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲、建設部長 嶋田和男が答弁しました。
- 質問者
- 大畠護 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、教育長 菊譲、建設部長 嶋田和男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 大畠護
一般質問を行います。初めに、アスベスト対策について何点かお尋ねします。小泉純一郎首相は9月 26 日の所信表明演説で、「国民の安全と安心」の中で「今後被害の拡大が懸念されるアスベスト問題に対処するため、被害者の救済対策やアスベストの早期かつ安全除去などに、政府を挙げて取り組んでまいります」と表明されておりましたが、市長は国に対して何をどのように望み、どのような働きかけをするお考えか、市長の御所見をお示しください。また、アスベストは我々の日常生活の場にも深く浸透しており、いつも何げなく使用している魚の焼き網、自動車のブレーキライニング、台所の壁の不燃材、水道のセメントパイプ、学校校舎の天井、体育館の天井の吹きつけ材などとして広く使用されていたことが、このたび明らかになりました。しかしながら、この繊維の危険性は言うまでもなく、今日、大きな社会問題となっていることは御承知のとおりであります。小樽市においても総合体育館、学校、その他の施設など、アスベストの垂れ下がり、局部的欠損、けば立ち、繊維の崩れなど公共施設のアスベスト対策に今後も多額の予算を必要とし、対処をしなければなりません。厳しい自治体の財政状況の中で、国に対して救済措置を求めるべきと思うのでありますが、市長の御所見をお聞かせください。次に、総合体育館のアスベストについて、何点かお尋ねします。3月に体育館の天井からアスベストが落下した時点で、教育委員会はアスベストが危険だという認識と関心はあまりなかったのではないでしょうか。いかがですか、お答えください。総合体育館を利用している団体や個人に対してアスベストの落下を、教育長はどのような方法でどんな説明をされたのですか、お尋ねします。体育館を利用している小樽体操ジュニアクラブ 80 人は、「アスベストが落下し、改善されないままの環境の中では、将来、子供たちに万が一にでも健康被害の危険性がある限り、親として危険な体育館での練習を続けることはできない」との苦渋の選択で、7月 22 日、総合体育館の使用中止を決定したのであります。さらに7月 27 日、小樽体操ジュニアクラブの後援会の代表ほか5名は教育長に面会を求め、要望書を提出しましたが、どのような内容であったのか。また、菊教育長は要望に対して全く聞く耳を持っておりませんでしたが、どのようなお考えだったのですか、あわせてお尋ねします。体操ジュニアクラブの要望を受けた4日後の7月 31 日、体育館の天井からアスベスト再落下。翌日8月1日から体育館の全面閉鎖の措置をとりましたが、菊教育長の体育館利用者や議会に対する説明はあまりにも無責任すぎるものと思いますが、いかがですか。お答えください。体育館の9月の主な大会スケジュールはどのようになっているのか、お尋ねします。7月 18 日、小樽バドミントン大会、これは中学生の大会でございますが、開催されましたが、開会に先立ち競技関係者からアスベストに対する説明がなされたと聞くが、どのような説明をなされたのか、お尋ねします。また、3月に開催されたバレーボール大会時にアスベストが落下し、その際、大会関係者に対し、市は健康診断などについて後日連絡をしますとのことだが、いまだに何も連絡がないと側聞するのですが、事実関係はどのようになっているのか。アスベストが落下し、その後も大会が開催されており、危険承知の上での大会ではなかったのか、教育長の御所見をお聞かせください。次に、小樽市小中学校アスベスト対策工事について、何点かお尋ねします。工事に関し、教育委員会は、議会に対する説明は緊急を要することであり、夏休み期間中の短期間に一連の囲い込み工事を終了させたいとして、その8校を 12 工区に分け、発注したいと説明がありました。8月 11 日入札が実施されましたが、入札参加資格のランクづけはどのようになっているのか。また、参加者数と落札の結果、何社と工事請負契約を結んだのか。さらに、囲い込み工事施工に当たって工事説明会で関係者にどのような説明と注意がなされたのか、具体的にお答えください。一連の工事に共通する仕様書は、1、建築工事費用、2、特記事項などから構成されております。特記事項のその他の項目の②、養生についてでありますが、養生の目的と内容についてお答えください。平成 17 年7月1日施行の石綿障害予防規則とはどのような内容の規則なのか。規則の目的などもあわせてお尋ねします。石綿作業主任者について、このたびのアスベスト対策工事に関連し、石綿作業主任者の業務委託をした株式会社ケミカル技研とはどのような会社なのですか。また、石綿作業主任者の2名を配置し、工事現場を2人で巡回指導させると説明がなされましたが、それぞれの業務内容とその費用の算出の基準は何か。また、工事請負契約金との関係はどのようになっているのか、あわせてお尋ねします。また、2名の石綿作業主任者は、工事現場を巡回しながら工事面積の多い緑小と量徳小に常駐させるということを、建築部長は8月 23 日の私の質問に答えておりましたが、現場で指摘を受けた共通の主な指示事項とはどのような内容であったのか、お尋ねします。9月 27 日の北海道新聞朝刊に、「アスベスト対策として小樽市内の小学校教室の天井の囲い込み工事、8月」と説明された写真記事が報道されていましたが、この写真の現場はどこですか。撮影日は、また撮影目的などについてもお尋ねいたします。このたびの小中学校のアスベスト囲い込み工事現場の作業員は、皆さんこのような写真の姿で作業を行っていたのですか。また、作業衣、防じんマスク、眼球保護眼鏡などについても指導はなされたのですか、お答えください。先日の新聞報道によりますと、小樽市内の土木建築関連業者、それ以外の業種の方が石綿作業主任者の資格を取得し、新たに業界に新規参入と報道されておりましたが、現在、小樽市内には石綿作業主任者の資格取得者はどのような状況にあるのか、お尋ねします。次に、アスベスト除去工事についてであります。小中学校6校のボイラー室のアスベスト対策工事の入札が9月 12 日執行されました。さらに9月 21日は、総合体育館の入札が1億 4,220 万円で執行されました。工事はアスベストの除去とのことですが、囲い込み工事とどこがどのように相違するのか、具体的にお示しください。今回の2本の工事は除去工事であり、直接人体生命にかかわるために、装備や工法などにおいても専門業者でなければ作業ができないと聞くところでありますが、いかがですか。小中学校ボイラー室、総合体育館などの請負工事契約をした地元企業の皆さんは、除去作業工事ができる資格を有しているのかどうかも、あわせてお答えください。次に、学校給食食器についてお尋ねいたします。学校給食使用食器については、現在使用している食器の種類、数量、材質などはどのような状況にあるのか、お尋ねします。また、それぞれの材質の強度や特徴とはどのようなことなのか、あわせてお尋ねします。食器の破損状況と、それらの処分についてはどのように行われていますか。また、食器の入替え状況は過去5年間、年度別にどのようになっていますか。こちらもあわせてお答えください。認可されたエコ食器、リサイクルが全国的に注目されてきておりますが、承知していますか。エコ食器、リサイクルできる強化磁器食器の扱いなどについて、今後どのような考えをお持ちかお答えください。次に、祝津漁港区域の排水施設の整備についてであります。この漁港区域の一部は、ニセコ積丹小樽海岸国定公園の小樽側の入り口に位置し、祝津漁港整備の影響によって潮の流れが変わり、前浜の地形も大きく変化したのでありますが、昭和 52 年から、この小さな河川にくみ上げポンプ方式を用いて河川の水を外海に排出する施設がなされたのであります。従来から前浜に流れ込んでいた小さな河川には雨水や地先の方々の生活雑排水などがありましたが、平成4年にこの地域に下水道が整備されてからは、流れ込む水質も改善されたのであります。しかしながら、毎年2月、3月の冬期間のしけによって 10数年前から前浜の地形が変化したことや、この設備の老朽化によって排水施設の故障が相次ぎ、毎年毎年イタチごっこのごとく修理に取り組んできたことは、私も百も承知しているところであります。昨年は、せっかく整備した箇所もしけにより大幅に破損してしまい、壊れたままで今日まで整備は行われておりません。今年の夏は特に例年になく天候に恵まれ、前浜で海水浴やキャンプを楽しむ家族連れなどで大いににぎわったところでございますが、浜辺にできた汚水の水たまりから発生する悪臭と蚊の大群に悩まされたと、苦情が寄せられております。国定公園の玄関にふさわしい排水施設の抜本的整備を望むものでありますが、いかがですか。市長のお考えをお聞かせください。最後に、おたる水族館の改築についてでございます。旭川の旭山動物園の本年度の入場者数が、9月 26 日で昨年の年間入場者総数 145 万人に達し、このままで推移すると、今年は 200 万人を突破するのではないかと驚きの報道がありました。その旭山動物園の人気が全国の各地の動物園や水族館に相乗効果をもたらしていると聞きますが、おたる水族館はその影響は受けたのでしょうか。また、昨年の同期と比較して、現在までの入場者数はどのような状況にありますか。あわせてお尋ねします。私も旭山動物園の人気に少なからず影響されて、7月の末に家族と動物園を視察してきました。動物園と水族館を比べることはできませんが、改めて私は小樽の水族館のよさ、海獣たちの芸達者ぶりに、そのほかにも魅力はいっぱいあると自信を持って帰ってきました。おたる水族館においても、来季に向けて海獣の展示方法などについて新たな計画があるやに聞くところでありますが、その計画とはどのような内容ですか。また、今年初めての企画で、札幌雪まつりと小樽雪あかりの路のイベント期間中、おたる水族館は冬期間の営業に初めて取り組み、入場者予定数 5,000 人を大幅に超え、6,000 人以上の来館者がありました。来年の同イベント期間中の冬期間の営業についてはどのような企画をされていますか、お尋ねします。次に、おたる水族館の改築についてであります。北海道博覧会が開催され、昭和 33 年に海の会場として祝津前浜に旧水族館がオープンし、さらに昭和 49 年、現在の地に移転し、31 年が経過しており、施設の老朽化が進んでいるところから、改築を真剣に検討しなければならない時期が迫っているところであります。やがて開館 50 周年を数年後に控え、改築に向けて職員が一丸となって新たな夢の構想に歩み出したと漏れ聞くところでありますが、いかがですか。お考えをお聞かせください。再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
大畠議員の御質問にお答えいたします。まず、アスベスト対策に係る国への要望内容でありますけれども、9月 26 日の首相所信表明で、被害者救済対策や早期かつ安全な除去などに政府を挙げて取り組むとの発言がありました。小樽市といたしましては、市町村で行う相談対応、支援の窓口設置及び公共施設のアスベスト対策に係る財源確保について、去る7月 29 日に、いち早く北海道市長会として、国に対して緊急要望を行うよう申入れを行いました。北海道市長会はこれを受けまして、アスベスト関連情報の公表や被害者救済への措置などを加え、道内 34 市の総意により、9月2日、アスベスト対策についての緊急要望を、総務省など7関係省庁に対し実施したところであります。また、全国市長会においても同様に、総務・環境両省への要請活動を実施しております。次に、小中学校のアスベスト対策でありますけれども、8月 11 日に執行した入札における入札参加資格者のランクづけについてでありますけれども、対象工事金額では建築Cランクに該当する工事でありますけれども、工期の緊急性等により、1ランク上のBランクとしたところであります。また、この入札につきましては8件の工事に分かれて行われ、参加業者数はいずれの工事も9社であり、結果的に契約した業者数は5社でありました。次に、工事施工前に施工業者に行った説明会についてでありますが、説明会は、限られた工期の中でアスベストを含有した吹きつけ材の近くで行う工事であったことから、注意事項などの周知を図る目的で、各現場代理人等を対象に行いました。説明内容は実施工程表の提出、現場の対応、工事関係者及び作業員への周知、現場内の備品等の移動、現場内の清掃及び養生、密閉工事、空気中濃度測定、作業フロー及び注意事項、市の連絡員及び監督員についてであります。次に、特記仕様書に記載したその他の2の養生についてでありますけれども、安全目的として工事を行う部屋の廊下面と窓側の開口部をプラスチックシートで囲う養生を行い、また、工事を行う教室内の机、いす等については工事に支障となることから、教室外へ搬出し、汚れ防止のためにシートで囲う養生を行ったものであります。次に、石綿障害予防規則の目的と内容でありますが、この規則は、今後増加する石綿が使用されている建築物の解体作業に従事する労働者の石綿暴露防止の徹底を図ることを目的として、労働安全衛生法に基づき、特定化学物質等障害予防規則とは別に制定されたものであります。この規則では、事業者は解体などを行う場合に石綿の使用の有無を調査・分析し、その結果を記録する義務があり、石綿が使用されている場合には作業計画を定め、また、石綿が使用されている保温材、耐火被覆材の除去を行う場合には、労働基準監督署に届け出なければならないこととされております。さらに、解体等の作業に当たっては、特別教育の実施、石綿作業主任者の選任、保護具等の使用、湿潤化などが義務づけられております。このほか建物の所有者・管理者は、吹きつけ石綿が損傷、劣化等により飛散し、労働者が暴露するおそれがあるときは、除去等の措置を講じなければならないことなどが定められております。次に、石綿作業主任者でありますけれども、初めに作業主任者の所属する株式会社ケミカル技研の会社概要でありますが、札幌に本社を置く、リフォーム、防水工事、外壁補修や4年前からアスベスト除去工事の業務を行っている建築関連工事会社であります。次に、作業主任者の業務内容でありますが、この工事はアスベストを含有する吹きつけ材の近くで行うことから、各工事現場を巡回し、主に養生の状況、現場作業内容の安全に対する指導を行うものであります。なお、今回の囲い込み工事では、吹きつけ材に直接触れることがないため、法的に作業主任者の配置は義務づけられておりません。しかし、安全の確保のため当初2名の配置を予定しておりましたが、作業主任者の確保が難しく、困難な状況のため1名に変更いたしました。次に、費用算出の根拠については、業者より見積りを徴し、算出いたしております。また、工事請負金額との関係は、作業主任者の配置が入札後に決定したことから、設計変更で各工事ごとに案分加算しております。なお、作業主任者が現場で指摘した共通の主な指示事項でありますが、養生の不備の指摘、噴霧器の用意と使用方法、工事を行う部屋の出入口部分での足ふきマットの設置等であります。次に、北海道新聞掲載の工事現場写真でありますけれども、マスコミ各社から取材要請を受けたことから、量徳小学校の現場において8月 22 日に取材に応じ、公開したものであります。また、現場作業員の服装につきましては、ヤッケ等が望ましいことと、防じんマスク、保護眼鏡の着用について指導をいたしました。次に、市内在住の石綿作業主任者でありますけれども、作業主任者は社団法人北海道労働基準協会連合会が開催する「特定化学物質等作業主任者技術講習」を修了することにより、資格を取得することができます。市内に在住の石綿作業主任者でありますが、実態調査はしておりませんけれども、最近、当該資格を取得した方々がいると聞いております。次に、囲い込み工事と除去工事の相違でありますけれども、囲い込み工事はアスベストを含んだ吹きつけ材をそのまま残し、吹きつけ材が使用空間に露出しないよう板状材料等で覆う工事であり、除去工事はアスベストを含んだ吹きつけ材を下地から取り除く工事であります。次に、除去工事を地元企業が直接施工できるかということでありますが、地元企業には法律で求められている資格者がおりませんので、地元企業の業務は総合安全管理、工程管理、施設管理者との調整等のほか、総合体育館の場合は主に仮設足場のかけ払い、学校のボイラー室の場合は安全確保のための仮囲いや仮間仕切り工事を担当します。したがいまして、除去工事は専門の除去業者が下請として工事を行うことになります。次に、祝津前浜の排水設備でありますけれども、現設備は主におたる水族館が使用した水槽水などを水中ポンプ、耐圧ホースを用いて前浜の外海に排出するシステムであります。近年、設備の老朽化が進み、ホースが裂けたり、継ぎ目が抜けるなどの事態が発生していますが、抜本的な対策として耐圧ホースにかわる新たな排水管を護岸に架設したいと考えております。今後、早急に漁港管理者である後志支庁との協議を行うとともに、水族館と改修に向けた費用負担についての話合いを行った上で、できる限り早い時期に整備を進めてまいりたいと思っております。次に、おたる水族館についての御質問でございますけれども、まず本年度の入館者数につきましては、8月末現在で対前年比 86 パーセントにとどまっており、大変厳しい状況であると受け止めております。減少の要因としましては、長引く景気の低迷や全国的な少子化傾向が挙げられるところでありますけれども、今年度は特に道内客の人気が旭山動物園に集中したことや、「愛・地球博」に予想を上回る方々が訪れたことなど、入館者数に少なからず影響を与えたものと考えております。また、祝津観光全体でとらえた場合には、昨年の台風被害により鰊御殿の開館の遅れたことも、その要因の一つであろうと思っております。次に、海獣展示でありますけれども、御承知のとおり、オタリアとイルカがイルカスタジアムに、トド・セイウチ・ペンギン等が海獣公園に配置され、さまざまな海獣ショーが展開されるなど、これまでも水族館を訪れる皆さんの楽しみの一つになっております。これら海獣の展示は水族館にとって大変人気がある分野であり、現時点ではこれまでどおりの枠組みで実施していくとのことでありますが、現場サイドでは集客力を高めるための部分的な展示がえも工夫しているようであり、その実施に当たりましては費用対効果も勘案しながら判断していくべきものと思っております。次に、冬季営業でありますけれども、本年2月に開業以来、初の試みとして実施をいたしましたが、16 日間の入館者は目標を超える 6,019 人を数えるなど、おおむね好評であったと受け止めております。また、その際に行ったアンケート調査の結果によれば、夏季営業と比較して、札幌圏や本州方面からの観光客の割合が高く、これらの方々からも冬季営業を要望する回答が多く寄せられております。このことから、来年につきましても冬季営業を実施する予定であり、今後とも新たな冬の観光スポットとしてPRに努めてまいりたいと思っております。次に、新館構想でありますけれども、現施設の老朽化が進行しているとの認識から、この9月に水族館の職員による検討委員会を立ち上げ、新水族館の実現に向けた構想づくりに入ったところであります。今後、作業が進められる中で、職員の経験やノウハウが生かされ、多くの皆さんから支持される構想として取りまとめられるよう期待をいたしております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)
大畠議員の御質問にお答えいたします。初めに、総合体育館のアスベストの危険性に対する認識についてでありますが、アスベストによる健康被害が社会問題化しており、とりわけ飛散性のある状態では健康に及ぼす影響があり、アスベストを吸ってから長い年月を経てアスベスト肺や肺がんなどが発生する可能性が高いと言われていることは承知しております。次に、7月に開催しました利用団体への説明会の内容でありますが、天井の吹きつけ材の落下原因、専門業者などから説明を受けた内容、空気中濃度測定の実施状況、工事の着手の必要性、工事期間中の全道大会への対応などについてお話をいたしました。次に、小樽体操ジュニアクラブ後援会からの要望についてでありますが、7月 27 日に体育館の早期工事着手と代替練習会場の確保について、要望を受けました。そのことに対し、専門業者などから、天井吹きつけ材はよほどの外的要因がない限り、当面大丈夫であるとの説明を受けたことや、毎月の定期的な空気測定の調査結果においても、検査機関から、アスベスト繊維数が 0.2 本未満で人体には影響がないとの報告があったことから、工事に入るまでの期間は継続して開館していきたいとの考えをお示ししたところであります。なお、練習会場の確保については早急に調査する旨、お話をさせていただきました。次に、アスベストが再落下したことに対してでありますが、先ほども答弁いたしましたように、専門家などからの説明や空気中濃度測定の結果から、開館をしてきたところでありますが、再度の落下については想定し得なかったものであります。結果として判断に甘さがあったものと受け止めております。次に、体育館の7月の全道規模の大会開催についてでありますが、第 33 回道新少年剣道大会や第 52回北海道地区大学体育大会バスケットボール競技、また、第 60 回国民体育大会柔道競技北海道予選の3件であります。次に、7月のバドミントン大会での主催者の発言でありますが、大会あいさつの中で「教育委員会からアスベストの落下や今後の対応などについて説明を受けたこと、参加者の安全確保を考慮し、緊急避難する場合もある」といったコメントにより注意を促したと聞いております。また、3月に開催されたバレーボール大会関係者への対応についてでありますが、アスベスト吹きつけ材の分析結果やその後の対応を約束したもので、後日、調査結果を提示するとともに、保健所作成の資料「アスベストと健康被害について」を提供したところであります。次に、学校給食に使用している食器についてでありますが、現在、汁わん、ランチ皿、茶わんの3種類を使用しており、数量はそれぞれ1万 1,500 個となっております。材質につきましては、汁わん、ランチ皿がポリプロピレン製、茶わんが強化磁器製のものです。材質の特徴につきましては、ポリプロピレンは多くの用途に使われており、価格が安く、破損もほとんどなく、また、耐熱性にもすぐれていることから、熱風保管庫で消毒保管に耐えることができます。短所といたしましては、比較的やわらかいため傷がつきやすく、また、カレーやケチャップなどの色素が浸透しやすいことなどが挙げられます。次に、強化磁器ですが、非常に高温で焼かれる製品のため、安全性が高く、耐久性にもすぐれています。短所といたしましては、強化磁器でありますが、扱いによっては割れることと重いことが挙げられます。次に、破損した食器の処分についてでありますが、汁わん、ランチ皿についてはポリプロピレンのため、破損もわずかで、その都度、リサイクルスチックとして廃プラ廃棄物処理場に処理を依頼しております。強化磁器の茶わんにつきましては、これまで各学校において、燃やさないごみとして処理しております。次に、食器の入替え状況についてでありますが、汁わんにつきましては 14 年度 170 個、16 年度 7,450個、ランチ皿は 12 年度 220 枚、13 年度 800 枚、14 年度 650 枚、15 年度 5,200 枚、16 年度 1,450 枚入れ替えております。茶わんは平成 14 年度から年次計画で磁器食器に入れ替えており、14 年度 4,100 個、15 年度 500 個、16 年度 500 個、17 年度 6,400 個を入れ替え、計画を終了しております。最後に、エコ食器についてでありますが、本年4月、岐阜県内の製陶業者が開発したリサイクル磁器食器が、財団法人日本環境協会のエコマークを認定されたと承知しております。今後についてでありますが、現在使用している強化磁器食器については、今年度入替えを終了したところでありますので、今後の補充に当たりましては、エコマークの認可を受けた強化磁器の食器を検討してまいりたいと考えております。(「議長、11 番」と呼ぶ者あり)
再質問 11番 大畠護
再質問をいたします。最初に、教育長に総合体育館のことでお尋ねします。質問しましたように、体操ジュニアクラブの後援会の会長以下5名の方々が要望書を提出しました。そのときに、各地の状況も話されております。そしてまた、本州のある他都市が体育館を閉鎖して、除去工事に取りかかったと、そういう実例も挙げておりました。小樽市においても即刻閉鎖をして、このような状況を打開すべく工事に取りかかるべきではないかと、そのように話をされております。そのときの答弁が、教育長はこう言ったのです。その某市の体育館は利用者の調整を半年かかってしたと。今、小樽市の体育館は辞退する利用者がいないと。そういうことから難しい。そして、即刻閉鎖をして工事をすることは考えておりません。そしてまた、その一つに、答弁にありましたように、国の基準の濃度調査は6か月に1回。しかし、小樽市は、3月に落下してから毎月検査をして、それは国の基準以内だと。そのほかに目視、目で見て検査をしているのだと。だから安全なのだと。そういう答弁をされて、閉鎖をして工事にかかることは、今、考えていないという答弁をされておりました。しかし、体育館を利用する方々は、年間のスケジュールでやっております。それは承知をしております。使用者が辞退をしないというのは、あなた方が安全だ、安全だ、国の基準以内だと、そういうことを前提にしているから辞退をされなかったのではないですか。ところが、27 日の4日後に落下したではないですか。目視というのはどんな字を書くのですか、教えてください。辞典を見ましたら、見て黙っていることだと。黙視、そういうことも書いてございました。だから、私はそちらでないかなと疑っております。結果的には8月1日、翌日閉鎖をしました。その後、利用者から、開いてくれという要望か何かあったのですか。恐らくないと思います。そんな危険な会場で大会が開かれるわけがありません。だから、それは市の取組方、教育委員会の取組方が、スケジュールの変更をできなかった、しない一つの大きな原因だったと私は思うのです。だから、その危険性も指摘をしておりました。しかし、本当に菊教育長、これはもうあえて菊教育長と私は告げたいのです。本当にもっともっと市民に対して聞く耳を持っていただきたかったと、そのように思っているのです。議会の答弁そのままで言っています。そういうことから、非常に私は菊教育長の市民に対する説明は無責任だと、そのように感じております。それは私ばかりでないと、そのように思っているのです。もう一度御答弁をお願いします。次に、小中学校のアスベスト対策でございますけれども、教育長、現場を見ましたか。一度か学校を回ってみましたか。いつ、どこの学校へ行ったのですか、教えてください。これも質問します。私は8月 23 日と 24 日、2日間をかけまして、対象になっている学校を見てまいりました。今、市長が御答弁されたような状況では全くございません。これは、市長は原課からの答弁をもらって、今日、答弁をしていると思います。例えば養生の問題についてもお聞きしました。これは長橋中学校の仕様書でございます。先ほど申しました特記事項の方で養生というのは、こう書いているのです。養生、作業中は外部への飛散防止のために窓、出入口をあけないこと。特記事項に書いています。養生はこういうふうにしなさいと書いているのです。改めて私は私の写してきた写真を見てみました。これに沿ってやっているところはありませんでした。確かに養生はしておりました。しかし、あの真夏の暑い盛り、しかし天井の工事です。足場を組みます。顔も首も曲げなければならない。そういう中で、空気の入替えもないところで作業をするということは、これはもう作業員の皆さんは大変御苦労されたと思います。換気扇を回す。これ、回しているというのは、私来てるとき回っていませんよ。けれども、養生をしているところに換気扇の場所を、それはくり抜いてありますよ。それから窓の養生は下げて、私が来るということで事前に知らせておりましたから、それは張りつけただろうと思います。それは私も了解します。けれども、すべてがそういう現場でございました。眼鏡をかけて、マスクをかけて仕事をしているところはどこもございませんでした。質問でもしましたが、7月 27 日の写真を見て私はびっくりしたのです。私たちに説明している担当者は、マスクを用意しているのは万が一のためなのだと。今の囲い込みという規制の中では、そこまでは求めておりません、そういうふうに説明をしておりました。そしてまた、マスクを確かに用意している学校もございました。緑小あるいは量徳かな、ありました。何のためですか。そして、説明会では送風の話が出ておりませんでした。私は回って歩いて、現場を見て、あれ、送風機がついていると。その送風機というのも、ちょっと思い出していただければわかると思うのですけれども、道路のマンホールの中の工事のときに、モーターのついた太い径 30 センチくらいのものを中に入れてやっています。それは酸欠を防止するために外気を中に入れているのです。これらのものが見られている学校がございました。そうすると、ここで言う外気を外に出しなさんな、出入口を出しなさんなということと全く反対ではないですか。それで私、現場の方にお聞きしました。現場というのは技術主任かどなたかだったと思いますけれども、緑小学校でお聞きしました。これは送風機ですね。そうです。いいのですかと言ったら、いや、いいのです。送っているのです。そうすると、空気を送るにはどこからか空気が逃げなければ入れないでしょうと、そういうことを少しやりとりでやったのですが、どうもその方は納得できないものですから、空気を水に例えました。水が満杯のところに新たな水を入れようとしても、それはあふれるでしょうと。これが普通ではないですかと。その説明は、こういうことを言っていました。説明会のときに休憩をたくさんとっていい。それから、送風もしてもいいと、そういう説明を受けましたと。今の答弁と違うではないですか。また、私は見て歩きまして、そういうふうにしなければ仕事ができない現場だと思います。だから、いくらいいマニュアルや養生をしても、現場で働く人方の本当に生命・安全を考えているのかと、これが私は一番心配をするところでございます。そのようなことから、これはどんなに皆さんが答弁をされても、私は現場の写真を写してきております。後でお見せします。それと、石綿作業主任者の問題。今、1名に減員したという答弁がございました。現場での説明、石綿作業主任と聞いても、どのようにやっているのですかと聞いても、なかなか即答できなかった監督もおります。それからまた、ある学校では石綿作業主任者、先ほど質問しましたケミカル会社の2名の名前をきちっと表示しているのです。それで1名とは何ですか。私が、これは情報公開の条例に基づいて作業主任者の指導事項の請求をして、そしてわかったのです。工事がもう9月 20 何日ですよ。それまでは全くわかりませんでした。私も現場を見なければこのこともわからないし、作業中の風景は、あの写真に出ていたマスクをし、防じん眼鏡をし、それでかっぱを着てやっていると、多くの市民は思っているのではないですか。やらせでないですか。私はそう思うのです。そして、あげくの果てに、これは万が一のときにこうやるのだと説明を受けておりましたから、あの写真を見て担当に聞きました。これをやっていたのは、写真は万が一の工事だったのか、あの現場はと。おかしいのではないですか。それまでは、今の囲い込み工事の中では必要ないのだと言っていたのですよ。それから、作業員2人の問題にしても、私は 23 日、現場を見まして、石綿作業主任の話を聞きました。部長にもお尋ねしました。そうしたら、質問で言っていたとおり、2人巡回をしながら、緑小と量徳小は作業量が多いので、ここに常駐しています。23 日の日ですよ。工事真っ盛りですよ。それが初めから1人とは何ですか。市長、おかしいと思いませんか。現場ではそういうことがまかり通っていたのです。それで、私が今なぜ心配をするかというと、次に来る除去工事です。これが直接かぶる。そうすると、本当にそこで作業をする現場の方々の生命が確保されるのかどうなのか。私は今、この小中学校の対策工事を見て、非常に疑問に思って、非常に危険だということで、あえて市長に、改めてそういう体制に私は注意をしていただきたいと、そのように思っているのです。あまりにも説明もでたらめすぎます。と私は思っております。市長、後ほど私、それぞれの現場の写真をお見せしますので、見てください。まずは次の安全が確保されるような体制をつくっていただきたいと、そのことについてまずお尋ねします。それと、やはり建設部の体制が私はおかしいと思うのです。部長ですら、23 日には私にそういう説明をしているのです。来ていない。それは部長にお尋ねします。初めから、私は資料をもらって、請求をして1人だということが初めてわかったのです。そういうことで、いずれにしましても市の工事に対する状況がそういうことだということで認識をしていただきたいと。そして、あげくの果てに情報公開でいただいた資料、次長が担当の方と一緒に届けに来ました。資料を見てわかりましたのでそのことを指摘しましたら、連絡ミスだと言っているのです。連絡ミスとは何ですか。現場にはちゃんと表示してあるではないですかと、私は写真を見せました。どうして掲げていたのだろうと、そんな対応ですよ。そのようなことで、今回の小中学校の対策工事が第1期工事は終わりました。この次にはボイラー室だとか、いろいろございます。除去ということでございますので、子供たちの将来の健康・安全のために、これは本当に真剣にこの問題については取り組んでいただきたいと、そのように願っておりまして再質問をさせていただきました。いかがですか。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
今の小中学校のアスベストの工事についてお話がございましたけれども、私も現場に行きました。量徳小学校と緑小学校を見てまいりまして、入り口には確かにビニールで封鎖してありまして、あえてビニールを外して中へ入って見てくださいというふうに誘導されましたけれども、作業員の方があの厳しい暑さの中で、とにかく子供たちのために我々頑張るからという言葉を聞きまして、感激をして帰ってきたのですけれども、確かにいろいろな問題があったのかなと思いますけれども、最後は建設部長から答えさせますけれども、本当に短期間にあれだけの工事をやっていただいた作業員の皆さんに敬意を表したいと、こういうふうに思っております。送風機も回っておりましたし、そういう環境の中でやっているのだなということで、それでもひどい暑さの中でやっていましたから、そんな感じを受けた次第でございますけれども、今度は完全に体育館の本格的なアスベストの除去ですから、今までの工事は囲い込みですけれども、今度はもう体育館は除去工事ですから、相当慎重に対処しなければならないと、こういうふうに思っていますので、それはきっちり指導してまいりたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 建設部長 嶋田和男(建設部長は2009年3月まで)
大畠議員の再質問にお答えをします。当初、作業主任者2名というお話は、確かにお話をしました。その1名になった状況は、今もそうですけれども、主任者は非常に少ない人数でございます。今回、その配置をするに当たっても、市内はもとより道内のいろいろな設計事務所を通したりといろいろな形の中でやっと見つけた状況の中で、2人を確保するめどが立って、二人という回答をしました。ただ、実際にはほかの仕事が入ったということで、何とか2名に約束したのだけれども、1名にしてほしいという申出があって、やむなく1名にしたという状況があるので、それを御理解いただきたいと思っています。現場で作業員の2名の名前を掲示したという点でございますけれども、この点については、私どもがこういう緊急工事については、ふなれなこともあったものですから、当然、管理体制も強化をしまして、建設部の建築住宅課以外の技術職の課長なりを入れて、体制を強化しました。それでも漏れることがあるので、連絡簿というのをつくって、それぞれ五つの業者にその都度変わる指示内容を伝えた。その中に当初2名が配置されるという部分の連絡簿を、そのまま緑小の現場で、みずから自分でつくった2名の名前をつけて記載をしたというふうに聞いてございます。その点、気づいてその部分の掲示はやめたということでございまして、そういった意味では、その現場の中でいろいろな意味でふくそうしたことについては、議員御指摘のとおりでございます。この件については、今後とも次回においてはこういった間違いがないように注意をしたいというふうに考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)
再質問にお答えいたします。まず最初に、2点目の学校を見たかということでございますが、工事の前に全校を歩きました。工事が始まってから、中学校が小学校に間借りしているときには、その授業風景でありますとか、先ほど市長からお話ありましたように、ビニールのついているところ、ビニールの中には入りませんでしたが、校舎は全部点検してまいりました。また、終わった後、それぞれの学校で、特に工事の仕上がりの状態でありますとか、専門家ではございませんので、あとは光の関係、明るさの関係等どういうふうになっているのかなということと、天井と蛍光灯の関係ですとか、それを中心にして回りまして、数でいったら相当何度も何度も校長先生、教頭先生、若しくはいないときには事務職と一緒に学校の中を見て回りました。それから、私は専門家ではありませんが、専門用語ではあろうかと思うのですが、広辞苑という辞典を見ますと、目視というのは目という字で、視というのは視聴覚の視となっていたものですから、ああ、これ専門家が使う用語だなということで、日常、答弁するときに目視という言葉を使わせてもらったところでございます。次に、体育館についてでありますが、私どもは専門家の方々から外的要因がない限り当面大丈夫だという、そういう言葉を念頭に置きながら、説明会だとかに当たってまいりました。特に説明会に当たった場合には、来年3月までの大会が多く入っているために、年内に工事着工した場合は、代替施設の確保など利用団体で調整してくださいですとか、その旨の話をさせていただきましたし、また、体育館でありますので、空気中の濃度の測定が、大変私どもも濃度が高くなったらということで、専門業者からは半年に1回でいいよという指導は受けたのですが、やはり今、議員から出ていますように安全第一でございますので、その半年に1回を、1か月ずつまずやってみたいなと思って実施したところでございます。いずれにしろ弁解というのではなくて、結果的には私の判断の甘さがこうなったのではないかなというふうに認識しております。(「議長、11 番」と呼ぶ者あり)
再質問 11番 大畠護
教育長、今の私の再質問に対して、工事が始まる前と始まった後、見ていたと、現場はビニールが張ってあったので見てきませんでしたと、そういうことですね。やはり現場のその作業風景を見てほしいのです。だって、学校が始まったら、そこに子供たちが、実際に授業をやるわけでしょう。そうすると、どういう工事の内容なのかということで、一歩踏み込んでほしかった。それでは先ほどの黙視と私は同じでないのかなと、今、思っております。教育長は、大切な子供たちを預かっている長ですよ。そうすると、どのような現場なのか、どういうふうにやっているのか。そうすると、現場を私は見ているから質問できるのです、教育長。やはり今の私の質問に対しても、現場を見ていればもっと違った答弁が返ってくるのかなと。現場を見る大切さというのは、今年の4月3日ですか、4日ですか、教育長と部長が松ケ枝中学校のあの現状を見たとき、言葉が出なかった状況です。あれは、やはり見てもらわなければわからないです、部長、教育長。書面だけでは絶対わかりません。そういうことで、大切な未来を担う子供たちのためですから、今後も十分そういうことを念頭に置いて教育に携わっていただきたいと、私はそう思います。それから、建設部長にお尋ねしますけれども、私はここでああだこうだ言うつもりはございません。しかし、関係するある部の課長が、作業員の問題です、恐らくそれだけ知らなかったのではないのかという、そういう言葉を聞きます。2人が1人になっていたということを私も知らなかったと。しかも、緑小学校の場合は、今、色刷りで、工事はこういう工事ですと言っているほかに、青に白色のすばらしい字で、文字も色を使って、2名の方々がきちっと、会社名も表示されておりました。その前日には、私は緑小学校ということで道新の記者にあの写真を尋ねましたら、道新の記者は緑小学校の現場ですということで、確認をしたときには返事をいただいたのですけれども、今、お聞きしますと量徳小学校だということで、これは私の方で再度確認をしてみます。いずれにしましても、そういうことでございました。そしてまた、最後、作業終了後、濃度測定をやられております。一昨日の古沢議員の質問でもありましたように、始まる前よりも終わった後が濃度が高かったと、そういう指摘も受けました。緑小学校はどういう現状にやったのですか。そしてまた、終了した後の作業はだれが行ったのですか。終了した、作業が終わった、工事が終わった後の清掃はどこがやったのですか。そして、この石綿作業主任者からどういう指示を受けたのですか。そして、その結果どうしたのですか。まず、これをお聞かせください。これは緑小学校の父兄が心配をして、終わったという後、見学しているのです。その結果、作業は終わったのに、こんなにほこりが積もっているとは一体どういうことなのだと、そういう苦情があったのではないですか。その結果、作業をやり直したと聞いております。それは主任の日報にも、緑小学校の終了後の清掃について書かれております。作業日報を見ていますか。見てください。8月 29 日の日付で指摘されております。回っていて、ある学校の校長とも登校していらっしゃったのか、何人かと話をする機会がございましたが、清掃はどうするのだと。そこは図書室の囲い込み工事をやっておりました。清掃は業者の方がきちっとするはずですよと、学校としてはする必要がないのではないですかと、そのように私は話をした経緯がございます。そのように作業が終わっても清掃に問題があり、そしてさらに3学期が始まると子供たちが来る。本当に清掃は大丈夫だったのだろうかというような心配も、父母も多々あったということもお聞きしております。そして、そのときに持ってきたほこり等の部分を私のところにお預かりしておりますので、清掃したという後のちりです。これも後でお見せいたしますので、予算特別委員会等でもまた質問します。まず、この点についてお聞かせください。
答弁 建設部長 嶋田和男(建設部長は2009年3月まで)
お答えをいたします。何点かございました。まず、石綿に関する危険度を文書化したものを掲示したということですけれども、これは基準監督署の方から、要は一つの基準の1ページの断面的なものについて掲示をするという指定があって、現場の判断で掲示をしたというふうに聞いてございます。一方、2名のその掲示については先ほど申し上げましたように、当初、連絡簿の中で2名配置される予定ということを、私ども連絡簿を業者に流したと。それを業者が拡大しまして、みずからもワープロで名前を2名入れて記載をしたと。その事実が1名になったということを現場に伝えたときには、もう2名の記載があって、1名になったときに、そういうつもりでその2名の部分の掲示は取り下げたというふうに聞いてございます。もう一方、清掃の関係でございますけれども、作業員の方の日報にありますように、測定終了後、再度清掃を徹底するという指示があったことは、日報にあるとおりでございます。当然、私どもは、清掃するのが清掃専門業者がやるという仕様書ではございませんで、あくまでも人夫でも構いませんし、要はほこり・ちりをとる内容の清掃があればよしということでございまして、緑小の現場は、私の記憶では 31 日が工事終了日でございまして、その段階ではまだ 29 日でございますので、当然工期内で清掃については、監督員の方から指示を徹底するというふうに指示をしたと聞いてございます。それで、作業の終了後、濃度測定をしたときに、工事前よりも高いところがあるという御指摘がございました。それで、確かにその半数ぐらいのところで濃度として上がったところはございます。これは古沢議員からの御質問にもお答えしましたけれども、測定には測定機器の種類とか、環境、温度とか、そういった状況によって、要はさま変わりするということは測定の仕様書にあるというふうに聞いてございます。その中ですべてがよしとはしませんけれども、いずれにしてもリットル当たり1本未満、要するに大気汚濁防止法でいくとリットル当たり 10 本以下ということに対して、実際としてはリットル当たり1本以下というデータでございましたので、安全という形を確認し、前後の部分についてはある程度安全側にあるというような判断をしたということでございます。