みんなの議会

小樽市議会 平成17年第2回定例会 2005年6月21日

(1)入札について/(2)運河公園について/(3)丸井デパートと国際ホテルについて/(4)雪捨場(堆積場)について/(5)学校給食について/(6)小・中学校の施設整備等について

2005年6月21日、小樽市議会の一般質問で、大畠護議員が「入札について」「運河公園について」「丸井デパートと国際ホテルについて」「雪捨場(堆積場)について」「学校給食について」「小・中学校の施設整備等について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲、財政部長 磯谷揚一、港湾部長 本間達郎、建設部長 嶋田和男が答弁しました。

質問者
大畠護 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 菊譲、財政部長 磯谷揚一、港湾部長 本間達郎、建設部長 嶋田和男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 大畠護

一般質問を行います。初めに、入札についてであります。工事予定価格と落札価格の比率についてお尋ねいたします。さきの5月19日の新聞報道によりますと、大手ゼネコンによる鋼鉄製の橋りょう工事をめぐる談合事件で、国土交通省が2003年、2004年度に発注した5億円以上の大型工事の落札比率、予定価格に占める落札額の割合が平均で95パーセントに達する。一方、談合組織に加わっていない業者が参加した入札では予定価格の60パーセントに低下していたことが、5月18日明らかになりました。同26日には、談合組織に加盟する47社に対する家宅捜査が行われ、その後も、関係する捜査が連日報道されていることはご承知のとおりであります。また、東京高等検察庁は6月15日に、入札談合事件の罪で容疑者8人と法人26社を東京高等裁判所に起訴しました。このように一向に改善されない大手ゼネコンによる全国規模の談合事件をどう感じておられますか。市長のお考えをお示しください。また、本市においても、予定価格に対する落札価格の比率の高さを、平成16年第1回定例会で私は指摘し、市長に対して改善を求めてまいりました。市長の答弁は、今後、より競争性の働く入札制度といったものを導入させるために、ワーキンググループをつくって取り組んでいきたいと思いますと答弁をされております。ワーキンググループの構成メンバーはどのようになっているのか、そのグループは今日までどう取組をしてきたのか、お尋ねいたします。また、同年12月14日、総務常任委員会に小樽市における入札制度の改革が示されましたが、従来とどこがどのように改革され、入札にどのように生かされ、落札比率にどう反映させる考えなのか、お答えください。本年度直近までの主な事業の落札比率は事業別にどのような状況にあるのか、お尋ねいたします。次に、運河公園についてであります。初めに、施設と管理についてお尋ねいたします。運河公園内の施設、設備などにはどのようなものがあり、公園の管理者はだれなのか、お尋ねいたします。管理の方法はどのようになっており、管理者はそのチェックをしているのか、お尋ねいたします。次に、利用者からの苦情でございます。オープンして間もない4月中旬、運河公園利用者の親から苦情の相談を受けて、現場を見てほしいということでありました。幼児期の子どもの利用が多い屋内遊具室の遊び場は、土間から舞い上がる砂ぼこりで遊具はもちろんのこと、あらゆる場所にたい積し、劣悪の環境の中で利用されていたことは、子どもたちの健康管理面から見ても、管理者側に大きな責任があると思いますが、いかがですか。早速担当職員に「現場を見てほしい、あなたの子どもさんをあの場所で遊ばせられますか」と尋ねたところであります。ほこりの原因は屋内土間に問題があり、早急に改善が必要であります。利用者の健康を考慮するならば、改善するまでの間、同施設を閉鎖するべきと思いますがいかがでしょうか、あわせてお尋ねいたします。次に、丸井デパートと国際ホテルについてであります。丸井デパートの閉店問題に市民は大きなショックを受けました。議会においても各議員の皆さんが取り上げ、答弁も出尽くした感がありますが、通告をしておりますので質問します。丸井今井デパート支援団体の小樽店の閉店予定に対し、市、経済界の対策と、今後どう考えておられるのか、お尋ねします。丸井今井デパート店舗が閉店した場合、周辺商店街はもちろんのこと、小樽市の経済全体に与える影響をどのように見ているのか、お尋ねいたします。次に、国際ホテルについてであります。特別売却で入手した企業と未納金についてでありますが、小樽市への影響は、共益費の水道料はどのような状況にありますか。また、水道については管理組合との契約ですが、現在も滞納額が毎月増えていると思いますが、現在どのような状況ですか、お尋ねします。国際ホテルを含む周辺地域の再々開発などの明るい兆しが聞こえてきますが、どのような計画内容なのかもお尋ねいたします。次に、雪捨場についてであります。27年ぶりという大雪に見舞われた今年の冬、さらに交通記念館前の雪捨場の閉鎖などで、雪捨場の確保にご苦労があったことは承知をしておりますが、祝津1丁目、豊井トンネル付近の捨場について、道路を挟んで片側は海であり、ここを利用するに当たって、市と関係者との間に何か約束、覚書などが交わされていたのかお尋ねをいたします。次に、学校給食についてお尋ねいたします。初めに、学校給食輸送委託料についてであります。平成17年度当初予算において学校給食輸送委託料1億7,920万円が計上されていますが、その委託料の内容を具体的にお示しください。また、平成13、14、15年度の年度別決算額と、16年度については決算見込額と給食数の変化など、項目別にお示しください。現在、小樽市が学校給食輸送を委託している事業者とは、長期間にわたり独占的に毎年随意契約を続けていますが、委託業者選定の基準はどのようになっているのか、教育長にお尋ねします。さきの質問でも述べましたが、小樽市における入札制度の改革の精神に基づき、市民だれもが納得のできる方法で委託業者の選定をすべきと思うのでありますが、いかがですか、お答えください。各年度の決算額で示されたとおり、昨今問題になっているような行為がなければ、必ず複数の関係者の参加があるものと期待し、さらにそれなりの財政効果があると確信をするものでありますが、いかがですか。教育長のご所見をお示しください。次に、学校給食の運営についてであります。日本の学校給食は戦後の物資のない時代からの長い歴史があり、私も小学校低学年のときに飲んだ脱脂粉ミルクの味は、60年を経過した今でも忘れることなく脳裏によみがえるものであります。小樽市の学校給食においても単独調理校方式からセンター方式に変わり、また、パンから米飯給食など大きな転換期を何度か経過し、今日に至っていることはご承知のとおりであります。学校給食を運営する経費の面から、改めて経営形態の見直し、民間委託の検討が必要な時期だと思うのでありますが、いかがですか。教育長のお考えをお示しください。最後に、小中学校校舎施設整備等に関する要望について何点かお尋ねいたします。平成17年度の予算に対して、小樽市内の小中学校から、校舎や施設整備に関する要望書などが多数提出されていることと思いますが、中には整備が実施されないために、同じような項目で毎年出されている学校もあると思いますが、今年度の要望事項で小中学校に共通して多かった上位5番目くらいまでの内容は、どのような項目でありましたか、お尋ねします。限られた予算の中での整備、何を優先させるのか。教育長や教育部長は要望のペーパーを見るだけでなく、実際にこれらの学校現場に足を運んで視察をしたことがありますか。あるとすれば、その感想をお聞かせください。予算がない、お金がないからできないと頭から要望事項を否定するのではなく、創意工夫をし、知恵を出し合い、今、通学している生徒たちのために、少しでもよい環境で勉学し、よりよい学校生活ができるよう整備に努めるべきと思うのであります。例えばトイレの悪臭問題は、長期にわたり未整備のままであります。整備には多額の事業費が必要とされることから、手がつけられなかったとお聞きします。どのような整備方法が効果的なのか。モデル校を選んで整備に取り組んでみてはいかがでしょうか。また、生徒たちの父母は、それぞれの仕事場の職業のプロ集団であります。各校の要望事項の要求内容の中には、原材料とPTAの協力があればすぐ解決できる項目がたくさんあると思うのです。問題解決のためにPTAの協力が得られるような運動と呼びかけがあってもいいのではないかと思いますが、いかがですか。教育長のご所見をお聞かせください。この項最後に、学校用務員についてお尋ねいたします。学校に配置されている用務員の日常の業務内容はどのようなことか。日常の業務をしっかりと務めていただくために、業務内容などについて定期的に講習会などの再教育の必要性があるのではないかと思いますが、いかがですか。あわせてお尋ねいたします。次に、学校配当予算についてお尋ねいたします。平成17年度学校配当予算額1億7,582万3,000円、そのうち中学校6,957万3,000円、小学校1億6,250万円が計上されており、各学校に学校管理費、教育振興費、共通経費などに区分をし、配当していますが、配分の基準はどのようになっているのか。また、それぞれの配当金の使用目的と使用範囲はどのようになっていますか。こちらもあわせてお尋ねをいたします。再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

大畠議員の質問にお答えいたします。初めに、入札について何点かご質問がありました。まず、橋りょう談合事件についてでありますけれども、この事件は国土交通省が発注する鋼橋上部工事で大手橋りょうメーカー47社が談合を繰り返したとして、独占禁止法違反の容疑でこれまで26社が公正取引委員会に告発され、さらに11社の営業担当者が逮捕されたものと承知しております。私といたしましてはこのような談合は決してあってはならないものと考えており、市といたしましても国や道の指名停止処分に引き続き、告発された26社のうち本市の入札参加資格者である17社については6月1日及び本日から、逮捕者を出した11社のうち3社については6月13日から、それぞれ6か月間の指名停止処分という厳しい措置を講じたところであります。次に、入札制度改革のためのワーキンググループでありますけれども、工事発注部局であります建設部、港湾部、水道局の担当係長9名で構成し、事務局は契約管財課が担当いたしました。取組内容といたしましては、良質な公共工事を低廉な価格で実施できるよう、公正かつ競争性が発揮される入札制度を目指し、昨年3回の会議を開催しました。その中で工事入札全体の20パーセントから30パーセントについて、従来型の指名競争入札にかえて、工事ごとに入札参加希望者を募る公募型指名競争入札を試行することとし、建設工事委員会の審議を経て決定したものであります。次に、入札制度改革の内容でありますけれども、公募型指名競争入札は従来、ランクごとの指名であったものを、市の総合審査評定に基づき、現行のランクづけの枠を超えて入札に参加することを可能としたほか、新たに郵便入札の採用やダンピング受注防止のための最低制限価格制度等を導入するとともに、指名業者名については事後公表とすることとしたものであります。これらの改革により企業の参加範囲が拡大し、受注意欲が一層向上することで競争性が働くものと考えられますことから、落札率の低下につながるものと期待しているところであります。なお、この方式によります最初の入札が来る6月29日に予定されておりますので、今後、試行の結果をじゅうぶんに注視してまいりたいと考えております。次に、今年度の工事契約の落札率でありますけれども、4月1日から5月末までの予定価格500万円以上の工事入札は16件ありまして、これらの平均落札率は90.68パーセントであります。年度が始まってまもなくで執行件数の少ない中ではありますが、昨年度の入札件数101件の平均落札率94.32パーセントに比較して、低い数値となっております。次に、運河公園についてでございますけれども、初めに主な施設や設備としましては休憩棟、遊具施設棟、噴水設備などがあり、市が管理者でありますが、日常の管理につきましては、休憩棟、遊具施設棟の照明や開錠・施錠及び運河公園内のごみ収集などについてはシルバー人材センターに委託いたしております。また、委託業務の確認でありますけれども、業務日誌で確認しているほか、港湾部職員が施設の巡回時に作業状況につきまして確認をいたしております。次に、遊具施設棟の問題でありますけれども、供用開始してから約7年が経過し、床面の処理剤の破損により土ぼこりが舞う状況を私も確認しており、担当部に早急に対策を講じるよう指示したところであります。現在、応急措置として毎朝の散水をしておりますけれども、来週から改修工事を予定しております。次に、丸井今井の状況でございますけれども、小樽、釧路、苫小牧、室蘭の地方店が閉鎖対象との新聞報道等があり、丸井今井側に内容を確認しましたところ、丸井今井から正式に発表したものではなく、現在のところ、閉鎖の時期を含めて何も決定されていないとのことでありました。これまでの市及び関係団体の対応につきましては、5月18日に北海道、小樽市、小樽商工会議所、北海道中小企業家同友会しりべし・小樽支部、小樽市商店街振興組合連合会、サンモール一番街商店街振興組合の6者による丸井今井小樽店の営業存続に向けた連絡会議を設置し、署名活動の推進や存続要望、支援策の検討を行ってまいりました。5月26日に、連絡会議を構成します地元団体と小樽市議会の連名で、丸井今井あて営業存続に関する要望書を提出、6月6日には小樽、釧路、苫小牧、室蘭の各市、市議会、商工会議所、市商連の4市4団体の連名による北海道への支援要望書、丸井今井に対する存続要望書を提出し、さらに6月10日には、4市4団体により北海道議会、経済委員会、各会派あてに支援要望書を提出したところであります。また、6月16日には、丸井今井小樽店の営業存続を願う4万2,000人余りの要望署名と、余市、仁木、古平、積丹、赤井川の北後志5町村の要望書、さらには丸井今井小樽店に対する支援策を丸井今井あてに提出するなど、できる限りの取組を進めてまいりました。現在、サンモール一番街では、6月14日から25日まで丸井今井小樽店支援の「お祭りバザール」を開催しており、今後の予定につきましても、中心商店街の集客を高めるためのイベントを実施するなど連絡会議を構成する関係団体と連携しながら、存続に向けた取組を進めてまいりたいと思います。次に、丸井今井小樽店が閉店となった場合の影響でありますけれども、購買力の市外流出や雇用環境の悪化、またテナントなどの出店者への影響、さらには再開発施設全体を管理・運営します小樽開発株式会社への影響が考えられます。また、丸井今井小樽店が位置するサンモール一番街商店街への影響や中心街の来街者の減少、観光集客ゾーンとの連結点にあることから観光への影響も考えられるなど、本市経済全体への大きな影響があるものと考えております。次に、丸井今井を支援する関係者として、本州大手百貨店である伊勢丹が報道されており、市といたしましても、5月9日に、丸井今井の柴田社長から伊勢丹武藤社長に正式に支援の要請があったことは確認いたしております。現状では伊勢丹が丸井今井からの支援要請を受け、資産査定や財務内容の分析を進めていると伺っており、閉店が取りざたされている小樽店のほか釧路、苫小牧、室蘭の各店についても、今後の扱いについて現段階では決まったことはないとのことであります。次に、国際ホテルについてお尋ねでございましたけれども、特別売却で入手した企業につきましては、昨年8月に札幌地方裁判所小樽支部で行われました競売の特別売却で、栃木県の株式会社小山グランドパレスホテルが応札し、現在、同社が所有しております。滞納されていた旧国際ホテルの共益費である先取特権についても同社が債務を継承しておりますが、現在、この共益費の支払は履行されておらず、小樽市の影響としましては水道料金と下水道使用料が未納の状況にあります。また、水道料金と下水道使用料につきましては、駅前第3ビルを管理しております小樽駅前ビル株式会社との契約となっており、旧国際ホテル分の滞納額に加え、毎月のトイレなどの共用部分に係る水道料等が未納になっております。この滞納額の一部につきましては、毎月分納されている状況でありますが、滞納の金額につきましては差し控えさせていただきます。次に、旧国際ホテルの再々開発計画の状況でありますが、これまでに市、小樽商工会議所、小樽駅前ビル株式会社、権利者の代表の4団体からなる検討会において、まちづくり支援団体であるNPO法人の協力を得ながら、デベロッパー探しや事業シミュレーションの作成、さらには再々開発の実現に向けた勉強会などを行ってきたところであります。また、再々開発の具体的な動きとしましては、6月10日に再々開発準備会を立ち上げるための幹事会を開催したところであります。今後、幹事会や準備会の中で具体的な計画について検討していくことになるものと考えております。次に、祝津・豊井浜の雪たい積場の運営管理でありますけれども、この箇所は祝津・豊井浜の海岸と隣接していることから、雪を海に落とさない自然融雪にして、濁り水を出さない、雪解け後のごみの清掃など周辺に配慮しながら作業を行っております。今年は例年にない大雪でたい積量も多くなり、シーズン終盤には満杯状態になったところであります。雪が海に落下していたとのご指摘につきましては、今後、作業に当たりましてはじゅうぶん注意をしながら行っていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

大畠議員のご質問にお答えいたします。まず、学校給食にかかわる輸送委託についてでありますが、共同調理場から各小中学校への給食輸送、米飯給食用容器の洗浄業務及び米飯給食用容器の配送回収業務の委託でございます。次に、委託料の決算額及び17年度の予算額についてでありますが、学校給食の輸送委託料は調理場ごとに契約しておりまして、平成13年度から17年度まで同額で、オタモイ共同調理場は1,830万1,500円、新光共同調理場は4,880万4,000円となっております。また、米飯給食用容器の洗浄委託料でありますが、平成13年度は2,972万1円、14年度は3,099万840円、15年度は3,283万3,420円、16年度は3,378万6,345円、そして17年度予算で3,489万4,528円となっております。次に、学校給食米飯輸送委託料でありますが、平成13年度から17年度までお聞きしてございますのでお答えいたしますが、平成13年度は745万1,910円、14年度は714万9,791円、15年度は711万3,652円、16年度は698万7,230円、そして17年度予算で722万2,015円となっております。次に、平成13年度からの食数の推移でございますが、平成13年度は1万1,853食、14年度は1万1,430食、15年度は1万1,150食、16年度は1万843食、17年度には1万624食となっており、児童・生徒の減少に伴い、年々減少してございます。次に、輸送委託業者名及び選定基準についてでありますが、オタモイ共同調理場は札樽自動車運輸株式会社小樽営業所、新光共同調理場につきましては日本通運株式会社小樽支店に委託しております。選定基準についてでございますが、2トン積み以上箱形リフト付四輪駆動車を保持する業者としております。契約方法につきましては、競争入札が望ましいと考えておりますが、昨年、市内の運送業者に業務への参加を打診したところ、リフト付車両の確保ができなかったことから、随意契約にいたしました。今後も競争入札に向け、業者の確保に努力してまいりたいと思います。次に、調理業務の民間委託等についてでありますが、今年度、小樽病院の給食業務が民間委託となり、調理員が学校給食へ異動してきました。また、第二病院の給食業務についても、来年度民間委託の方針が出され、学校給食が調理員の受皿になることが予想されますことから、教育委員会といたしましては当面現行の体制で運営することを考えております。また、単独調理校6校につきましては、今後の食数の推移等を見ながら、共同調理場への移行も視野に検討する必要があるのではないかというふうに考えてございます。次に、学校整備に対する要望についてでありますが、まず施設にかかわる要望の多い項目としまして電気設備にかかわる要望、二つ目にトイレの整備にかかわる要望、三つ目にグラウンド等施設整備にかかわる要望、四つ目には校舎・体育館の雨漏りに関する要望、これらが主でございまして、このほかに屋外・屋内にかかわらず多様な要望がありました。また、以前から、トイレの臭気の問題の解消にかかわる要望があります。これまで冬期間において便器が凍結するおそれがありますため、各便器にトラップを設置できない状況にありますが、今後、試験的にトラップ付の便器を設置し、冬期間における凍結状況の検証を行いたいと考えております。次に、要望予算にかかわる現場の視察についてでございますが、施設の整備に当たりましては安全性、緊急性を勘案し、予算を計上することから、担当者が予算を見積もるため現場を確認しております。私自身はこれまで幾つかの現場を見ておりますが、まだ1年間経過していないものですのですべてを見るに至ってはおりませんが、この4月に大畠議員からお電話をいただきまして、議員と一緒に松ケ枝中学校を視察した際には予想以上に雨漏りがありましたし、トイレがほかの学校よりも狭いなど、その実情を見せていただきました。また、松ケ枝中学校の状況を視察したことにより、ほかの学校においても同様に老朽化が進んでいるのではないかと改めて実感し、計画的な維持・補修を進める必要性を感じたところでございます。なお、議員から指摘もございました松ケ枝中学校の雨漏りについてはこの夏休みに補修を行い、トイレの改修など、できるだけ早い時期に解決したいというふうに考えてございます。次に、PTAの協力による施設の整備についてでありますが、これまでPTAや地域の方々、また少年野球やサッカーチームなどの関係者により資材の提供を受けながら、バックネットの修理やグラウンド整備などをしていただいておりますが、そのことに対しては大変私ども深く感謝しているところでございます。教育委員会といたしましても、このような活動に対しまして、必要とする資材や道具などその都度用意しているところでありますが、このようなボランティア活動を通して、善意の輪がソフト面においてもハード面においても広がるようお願いしてまいりたいというふうに考えます。次に、学校用務員の業務についてでありますが、その業務内容は校舎内外の清掃・営繕及び整理、事務連絡、採暖、除雪作業、学校行事における諸業務であります。それぞれの学校でこれらの業務を進めておりますが、各学校の均一化等を図ることを目的といたしまして、年内をめどに作業マニュアルの作成を検討しております。作業マニュアルには学校用務員が行う1日の業務の流れや年間業務などを記載し、とりわけ除草、ワックスがけ、除雪等のそれぞれの作業手順などを詳細に示していきますので、それに基づき各学校の業務についてマニュアルの作成だけではなく、研修会等を開催しながら指導してまいりたいというふうに考えます。今後、これらを通してより一層学校施設の環境整備の充実を図ってまいりたいと思っております。最後になりますが、学校の配当予算についてでございます。各学校の需用費、役務費、備品購入費などについて、学級数、児童・生徒数など、それぞれ単価を定め算出することによりまして、各学校に配分を行っております。また、消耗する備品について、おおむね4年ごとに数校ずつ、さらに特別な要望に対しては厳選して配分しております。特に予算の執行についてでありますが、校長決裁により適宜執行することになりますが、事務用品、教材、生活必需品等の購入が主なもので、市の指名業者を対象に行っております。また、備品の購入や特殊なものについては、総務管理課を通して発注することとしております。なお、機会あるごとに、校長会議の場を通して経費節減を喚起しているところでございます。(「議長、11番」と呼ぶ者あり)

再質問 11番 大畠護

再質問いたします。何点か質問いたしますけれども、初めに入札についてでありますけれども、昨年から見ると下がったということでございます。下がったのは確かなのです。下がったのはBランクなのです。5月19日、3本の入札が行われております。それぞれ道路の改良工事あるいはまた新設工事でございます。予定価格4,514万円、これは97.0パーセント、同じく同じ日です。本通線歩道新設工事、予定価格3,990万円、落札価格3,880万円、97.2パーセントです。同じく同じ日に大通線歩道新設工事、予定価格3,314万円、落札価格が3,160万円、95.35パーセントです。変わっておりません。そして、同じ5月19日です。同じ日です。Bランクの、これも主に道路工事です。これが予定価格1,177万円に対して834万円、70.86パーセント、参加業者16社。同じく桜4号線ほか道路改良工事1,152万円が72.48パーセントです。これも16社参加。この5月19日には3本行われておりますけれども、3本がBランクで今申しましたように70パーセント台、参加業者はそれぞれ16社です。3月17日、これは15社がやりまして、道営住宅の側溝改良工事564万円、これが540万円に落ちて95.74パーセントです。これも15社が応募しております。ちょっと下がりまして、同じ日なのですけれども、これもやはりまたBランクがそれぞれ70パーセント台なのです。多額の工事は下がっておりません。平均を下げているのはこのBランクなのです。Bランクが私は適正な競争価格だと思っております。この点について何点かお尋ねいたします。なぜこういうふうに差が出たのか。水道局は5月13日あるいは4月26日、5月1本、4月26日に4本やっております。どれもこれも95パーセント、94パーセント、94.96パーセント。95パーセント以上です。市長が改革しようとしても、なかなかこれは先ほどの質問をいたしました大手ゼネコンと同じように思うようにいっていないのではないかなと。どこかで、だれかが、何かをやっているのかなと、そういうふうに疑いたくなります。続きまして、運河公園でございます。市長も運河公園を何かの用事で行ったのかはわかりませんけれども、まあ現状はあのとおりでした。利用している親から健康が大変心配だと、そういうことで質問させていただきました。早速改善していただけるということで、あそこは手宮の保育所の皆さんもずいぶん遊びに来ます。ただ、管理のチェックはだれがしているのですかということでの質問ですけれども、7年を経過していると。たまに巡回もしているということですけれども、巡回をしていればあの状況はわかるはずです。これ、任せっきりではないですか。改善されるということで、これにこしたことはございません。ただ、その間、私はあそこを閉鎖するべきではないかということで質問いたしましたが、その点についてもちょっとお聞かせください。ああいう状況で遊ばせるのは、非常に健康に害があると思います。それから、雪捨場。これは大変雪捨場にご苦労しているのは、私もじゅうぶん承知をしております。そして、この祝津の場所は民間車両も投げられる場所でございます。管理しているのは第1ステーションだと思いますけれども、ずいぶん海に投げております。重機で押しております。地元の漁師が心配しているのです。相談を受けたのです。この事実があります。私も目認しております。見ております。そういうことで、現場とはやはり違うのです。やはりどんどん雪が降れば、現場の重機を押す方は少しでも積み上げたいという思いがあると思います。しかし、約束があるのであれば、その約束をできる限り守っていただきたいと。そうしなければ行政不信につながると思いますので、よろしくお願いをいたします。次に、学校給食。民間の委託についてはなかなか難しいということでございますけれども、相談をしたけれども、箱車ですか、これはやる気がないのですよ、教育長。やる気があるのであれば、今いくらでもリースがありますよ。これだけずっと同じ業者が独占的に随意契約をしているということは、これはやはりどこかでだれかが調整した結果だと思います。これを随意契約ではなくて、競争入札を考えてください。先ほどの市長の答弁でございました。これは大変なのだと。車はいくらでも手配できますよ。1年契約であれば、これはちょっと難しいかもわかりませんけれども、複数年の契約であればいくらでもリースという手法がございます。民間はたくさんそれを利用しております。それはもう実際に絶対に検討してください。それから、民営は難しいと。単独校は、今、何校ありますか。単独校はなぜ学校に調理場を残したかということになれば、山間部のために冬期間の配送が難しいと、そういうことでしたでしょう。けれども、米飯の契約の仕様書を見てください。米飯のを見ますと、コースは4コースでございます。朝一番に朝里中学校を出たコースですね。これは10時40分にはもう最後に着いているのです。これは10時過ぎにはもう着いているのです。今、単独校は北小樽に集中しております。北山中学校、手宮小学校、北手宮小学校、手宮西小学校。石山中学校もありましたけれども、石山中学校はご承知のように統合されております。あとは松ケ枝中学校か向陽中学校か、どこかそちらの方でないですか。よくわかりませんけれども、私の知っている範囲ではそうです。だから、やろうと思えば、当初心配をしていた時間に間に合わないというのは、これは現在は違いますよ。30年も経過しておりますよ。これは早急に取り組めるものだと思っております。今、配置転換で調理場の方に入っている、これにはそれぞれ職員がいるのです、パートも含めて。これはぜひ検討していただきたい。また、将来的にも、やはり学校給食を今受け入れておりますからやむを得ないとしても、これは検討すべきだと思います。それから、前後になりましたけれども、用務員の再教育。なぜこういう質問をしたかというと、これ要望書を見てびっくりしたのです。各学校から出されている要望書。日ごろの業務をきちんとしているならば、これらに予算項目として出てくるわけがないと思っているのです。何でもかんでも書いているように思うのです。そしてまた、PTAの協力があれば、原材料があればできるのです。実際に環境整備で、20数年前からPTAのそれぞれのプロ集団のお力をかりて、延々と20数年間続けている学校がございます。そしてまた、先日、ある学校に聞きました。PTAの役員会議で使う会議室が非常に汚れているということで、掃除をしたいということで申入れをした。大変汚れていたと。こういうきれいになったのは10年ぶりだと。そしてまた、その方々が図書室も掃除をしたいと言ったら、教職員から、「いや、それはまずい、困る」ということで断られたそうです。そのかわりぞうきんを欲しいと。ボランティアが申し込んで、なぜ今そういう答弁をするのですか。やはりもっともっとその方々の父母の力をかりることによって、相当数項目は減ります。そういうことで再度この点についても、うんと子どもたちのためですもの、我が子のためですもの、親は協力しますよ。そんな思いから、この要望書を読んで本当にびっくりしている次第でございます。

答弁 財政部長 磯谷揚一(財政部長は2007年3月まで)

大畠議員の再質問にお答えをいたします。まず、入札の関係でございます。今お話しのとおり、今年の4月から5月のこの2か月だけでございますけれども、平均では落ちているのですが、確かに70パーセント台の落札率の工事の関係についてはBランクということでございます。やはり依然としてそれ以外の大型の工事の案件については、90パーセント台を維持しているというような現実が確かにございます。今年から、先ほど市長答弁で申し上げましたけれども、全体のうちの二、三割については公募型の指名競争入札をやりますということを、昨年の12月の段階で各業界の代表の方に来ていただいて、話もさせていただいておりましたので、実際問題、今、6月29日に第1回目をやるのですけれども、その前にこういう70パーセント台が出たというのは、一定程度のそれなりの効果もやはりあったのかなというふうには思っております。今、これからやるに当たりましては郵便で入札するだとか、あるいは業者も事後公表にするだとか、そういうようなことでいろいろ今までと違ったような形をとってまいりますから、今後どういうふうな形で推移するか、そのあたりはじゅうぶん見守っていきたいと。全体的に今年度やってみて、やはりあまり落ちないというような状況であれば、またいろいろな方法を考えていかなければならないと思っておりますけれども、とりあえずまず第1回目は29日でございますので、今年度またそれがどういうふうになるか、じゅうぶん注目していきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 港湾部長 本間達郎(港湾部長は2005年12月まで)

大畠議員の運河公園の遊具棟の関係につきまして答弁させていただきます。運河公園の遊具棟につきましては、利用者からの要望も多いということで、一応先ほども市長から答弁しましたとおり、散水等で今は対応してございまして、抜本的な改良を来週からやるということで、利用者への周知を図りながらその辺の対応を進めていきたいと。場合によっては、利用の状況によってはあまり砂ぼこりの気にならないような部分もありますので、あまりひどい場合には閉鎖も含めてその辺対応していきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 嶋田和男(建設部長は2009年3月まで)

大畠議員の再質問にお答えをいたします。祝津・豊井浜の雪たい積場の件でございますけれども、確かに今年は大雪ということでありましたけれども、やはり地域への配慮に欠けたことについては大きな問題だろう思ってございます。今後、どういった対策を講じてそういうことのないようにするかを検討し、今後ともじゅうぶん注意をして行ってまいりたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

3点ほどございましたので、お答えいたします。まず、一番最後におっしゃいましたPTAなどのボランティア活動ということについてでございますが、私どもPTA並びにボランティアの方につきましては積極的に協力をお願いしていきたいというふうに考えてございますので、物心両面にわたりまして教育委員会としてもこたえていきたいというふうに考えてございます。次、二つ目でございますが、給食輸送の2トン積み以上箱形リフト付四輪駆動車の話でございますが、実はオタモイで今3台、新光で8台、合わせて11台使ってございますが、議員の方からはリースもあるというお話がありましたが、私どもとしては、これを引受けていただける業者が出てくることを実は歓迎しているところでございます。そういうことで、現状としては実際手を挙げてくださる方がいらっしゃいませんので、競争入札に向け、業者の確保について働きかけてまいりたいというふうに考えてございます。それから、三つ目の調理業務についてでございますが、民間委託の考え方はこれは小樽市全体の考え方でもございますが、私どもとしては今後さらに深めていく必要があるのではないかというふうに思っております。なにぶん食数がかなり多いですとか、そういうかかわりもございますし、今おっしゃいました単独校6校、さらにはセンター2校があるものですから、センターと単独調理校とのかかわりもございますので、そのあたり今後さらに検討し、深めてまいりたいというふうに考えてございます。(「議長、11番」と呼ぶ者あり)

再質問 11番 大畠護

先ほどの落札率で90パーセントということではなくて、このものについては95パーセント以上なのですよ、その辺ちょっと認識してください。95パーセント以上になっておりますからお願いします。それは答弁はいいです。それから、教育長にお尋ねします。民間に委託した場合、食数が多いと言っております。学校給食はバケツに入れて何食でしょう。今、民間でできないのは、私はよく言うのですけれども、お金の印刷だけだと。あとはどんなことでも対応できます。だから、食数が多いから民間にはなかなかというのは、それは間違いです。現場を見てください、社会の現状を。だから、そういうことも含めて、これはぜひ検討するということでございますので、ぜひ検討していただきたいと。答弁は要りません。

出典:小樽市議会 平成17年第2回定例会 2005年6月21日 議事録 PDF(134ページ) 間違いを知らせる