小樽市議会 平成15年第3回定例会 2003年9月18日
(1)才児受入拡大と待機児童解消を認可外保育所の補助金拡大公立保育所行事は平日以外に/(2)介護保険特養ホーム増設の時期と規模は保険料減免拡大をはまなす利用者問題通所リハビリ問題/(3)給食サービス/(4)青年の雇用青年の雇用問題に対しての見解と施策市職員の残業分で青年の雇用をサービス残業実態調査と雇用拡大/(5)保育所/(6)朝里川河川環境整備事業に係わって旧朝里川整形外科病院問題(旧)くるみ橋の改修を落石防止対策/(7)年度拡大に向けた取組は
2003年9月18日、小樽市議会の一般質問で、新谷とし議員が「才児受入拡大と待機児童解消を認可外保育所の補助金拡大公立保育所行事は平日以外に」「介護保険特養ホーム増設の時期と規模は保険料減免拡大をはまなす利用者問題通所リハビリ問題」「給食サービス」「青年の雇用青年の雇用問題に対しての見解と施策市職員の残業分で青年の雇用をサービス残業実態調査と雇用拡大」「保育所」「朝里川河川環境整備事業に係わって旧朝里川整形外科病院問題(旧)くるみ橋の改修を落石防止対策」「年度拡大に向けた取組は」について質問し、市長 山田勝麿、福祉部長 山岸康治、総務部長 山下勝広が答弁しました。
- 質問者
- 新谷とし 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、福祉部長 山岸康治、総務部長 山下勝広
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 20番 新谷とし
一般質問をします。くじ運が悪く、一番最後の質問になってしまいました。けれども、通告をしておりますので、予定どおり行います。初めに、介護保険の問題を何点かお聞きします。第1は、特養老人ホーム増設に関してです。介護保険制度が始まって以来、待機者は372人から、7月初日現在で733人にまでなっています 制度が始まる前は よりよいサービスが受けられると市民は大いに期待。 、したのに、いったいいつになったら入れるのか、失望が募るばかりです。私が平成12年第1回定例会で特養老人ホーム増設の質問をした際、16年度までの計画期間中に70床をめどにしているとのお答えでした。しかし、実現に至っておりません。新たな計画ではいつまでに何床増やす計画なのか、お答えください。次に、保険料減免拡大について伺います。介護保険制度2期目の保険料の改定が行われ、小樽市の第1号被保険者の保険料は全道の中でもだんとつの値上げ幅で、一番高い料金設定となりました。徴収通知が届いたその日から7日間で 645件もの問い合わせが殺到したように 市民は驚きと不安でいっぱいです 長引く、 、 。、 、 、 、 、不況 年金医療の改悪と相まって 普通徴収での保険料の滞納は14年度 5,502件 1,927万3,250円に上りこのうち第2段階と第3段階の未納件数割合が全体の77パーセントと大きくなっております。とりわけ第3平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録段階は 前年度の3.2倍と増えているのが特徴的です 未納理由としては低所得43.7パーセント 事業不振6、 。 、パーセントと、経済的原因が約50パーセントを占めています。保険料の減免は、14年度で、第1段階、第2段階合わせて402人 予算800万円に対し約364万円 15年度は年度途中ですが 7月時点で221人 予算920万、 。 、 、。 、 。円に対して約297万円にとどまっております 減免の周知をどのように進めているのか お知らせください第3段階では、未納理由に示されているように、生活が厳しくなる一方、年齢を経ると病気にかかりやすく 病院代も重荷になっています 実例を挙げますと Aさんは66歳 年金は1か月3万4,825円 ひざが悪、 。 、 、 。く 整形外科に通院しています 病院代は診察代と薬代 4か月に1回は検査があり 約1万5,000円かかり、 。 、 、ます 69歳のBさんは 年金が月2万9,400円 腰痛の治療費と薬代は月約1万円です 2人ともまだ介護を。 、 、 。受けておりませんが、サービスを利用するとさらに負担がかかります。これらの方々は病院代の負担が大きく 通院や薬を飲むのを先に延ばしているのが実態です 第3段階は住民税非課税なのに 年間5万3,840円、 。 、もの負担は家計費を圧迫するだけではなく、将来不安が増すばかりです。8月30日、内閣府が発表した世論調査でも、国民の67パーセントが生活に不安を抱えており、最も多かったのは老後の生活設計です。介護保険料は一人一人に課せられるのに、本人に収入がなくても、配偶者や家族が住民税を納めていれば第3段階になるという制度上の矛盾があります。世帯構成や生活実態に合わせて、第3段階にも減免を拡大すべきではないでしょうか。次に、旧はまなす通所リハビリ利用者の問題で伺います。不正受給による指定取消しにより、ほかの施設に移った136人の利用者のうち 9月1日時点での未決定者は2名ということです しかし 新たに利用して、 。 、いるサービスの内容を見れば、旧はまなす時代は週2回通所していたのに、今は1回のみと、明らかにサービスの後退が起きています。旧はまなす利用者のサービス受給の現状及び後退分のサービスをどのように支援するのか、お示しください。通所リハビリテーションは15年4月の法改正により、理学療法士を事実上常勤させなければならなくなりました。全国的に理学療法士が不足している現時点では、施設側で確保するのが難しく、事業を通所リハビリテーションからデイサービスに変えざるをえないという事態が起きています。利用者にとってサービスの後退につながるものでありますが、基準の変更に伴って形態の変わる施設はありますか。また、今後、通所リハビリのサービスは拡大できるのか、伺います。厚生労働省のこうした実態を無視した今回の法改正は問。 、 、題です 市としても不足している理学療法士の育成を急ぐよう 国に申し入れていただきたいと思いますがいかがですか。次に、給食サービスについて伺います。小樽市における高齢化率は年々高くなり、15年7月末現在、65歳以上の単身世帯は1万948 全世帯6万7,716の16パーセントです また 高齢者世帯は7,178で 10.6パーセ、 。 、 、ントです。給食サービスは小樽市高齢者保健福祉計画の高齢者在宅福祉サービスの中で、調理や買物ができない高齢者などにとって、その生活を支える重要なサービスの一つと述べています。私は、13年の第4回定例会の一般質問で、配食サービスの拡大を求めました。その際、市長は、16年度を目標として全市に地域を拡大し、週1回から3回の計画を立てていると答弁されました。その後、新たな計画では、19年度目標値の登録者数は350人 延べ利用者数は2万7,000人に設定しています 今年8月現在での登録者数は186人 その、 。 、うち実際に給食を受けているのは143人で 回数は週1回のみにとどまっています サービスを行っている地、 。域も、14町会のうち市内中心部が11町会、新しく始めたのは1町会と、まだまだ市内全域にはほど遠い実態です。なぜ進まないのか、また、拡大できる見込みはあるのか、お答えください。高齢者の健康保持、自立平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録支援のために欠くことができない 食 待たれている給食サービス拡大に向けて 今後どのような取組をし「 」、 、ていくのか、お示しください。次に 青年の雇用問題について伺います 大学は出たけれど仕事につけない はやり言葉のように言われ、 。「 」始めたころから、現状はさらに深刻になっています。パート、アルバイト、派遣労働など、いわゆるフリーターは1995年に248万人だったのが、2001年には、青年の5人に1人の割合で417万人にも増えています。これでは多くの若い人たちが夢や希望が持てず、将来に不安を感じるのは当然です。この不況下でも、中小企業は3万人の青年労働者を雇用して頑張っていますが 大企業では100万人以上の雇用削減を行ったため 就、 、職難を招いてしまいました。その結果、企業では蓄積した独自の技術やノウハウが継承されないという大きな問題となっています。また、いつまでも経済的に自立できない、結婚して家庭を持つことができない、そうしたために少子化をいっそう深刻化させています。年金や健康保険などの保険料を払えない青年が増え、社会保険制度の根幹も揺らぎ始めています。このような事態に政府自身が驚き、国民生活白書等でフリーターの急増は青年と日本社会の危機を招くという見解を発表し、大幅なフリーターの増加原因としては、どちらかといえば企業側の要因が大きいと認めています。フリーターの青年たちは好んでそのような仕事についていると思われがちですが、7割は正社員になりたいと希望をしています。雇用対策の一つとして行わなければならないのは、長時間労働、サービス残業の一掃です。民間のシンクタンクの試算では、サービス残業をなくすれば160万人の雇用が増え 失業率を2.4パーセント下げる一方で GDPは2.5パーセント引き上が、 、るとしています。このような青年の深刻な就職難を、市としても見過ごすわけにはいかないと思います。市長は現状の青年の雇用問題をどのように考え、また、どのような施策をお持ちでしょうか。我が党は、これまでも市職員に青年を採用するよう求めてきました。最近5年間の市職員正職員の青年の新規採用及び職員に占める割合をお示しください また 15年度予算で職員の時間外手当は3億678万円です。 、が 新規採用に充てると何人の雇用になるのか お示しください 市は財政難を理由に 16年度末で約150名、 、 。 、の退職職員を補充しない計画ですが、それでは市役所の活性化も失われるのではないでしょうか。また、15年度決算見込みの時間外手当はいくらになりますか。この分でぜひ若い人たちを雇用すべきです。いかがですか、お答えください。、 。 、 、 、サービス残業についても たびたび質問してきました 昨年 第4回定例会での古沢質問を受けて 当時総務部長は、必要があれば実態調査を検討したいと答弁しておりましたが、その後の取組はいかがでしょうか 6月に発表された市職労の調査では 362人がサービス残業があったと回答しています サービス残業時。 、 。間はどのぐらいか、お聞きします。また、これをやめさせて雇用を増やすべきです。お答えください。次に、保育所問題について伺います。。 、 、第1は待機児童解消についてです 小泉内閣は待機児童ゼロ作戦を打ち出し 受入定員も増やしましたが待機児童は増えるばかりです。3年連続前年比増となっています。厚生労働省の発表によると、待機児童は4月1日現在、全国で2万6,383人。これを旧基準に当てはめると、4万2,800人にもなります。小樽市の場合も、公立保育所で25人、私立保育所で20人の定員を増やし、全体で1,405人から1,455人と、受入れ増を図りました。しかし、旧基準による4月1日での待機児は13年で15人、14年が17人、15年は37人と、年度を追うごとに増え続け、しかも年度末になるとますます多くなり、14年度3月では79人にもなっています。とりわけゼロ歳から2歳児の低年齢の待機児童が増加し、13年4月で10人だったのが、15年4月では26人、今年8月では31人になっています。こうした傾向に対し、8月時点で私立保育所でのゼロ歳から2歳児の受入れ平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録は141パーセント、公立保育所でも106パーセントですが、二つの公立保育所でゼロ歳児の受入れを行っておりません。女性の社会進出、また、経済的理由などさまざまな理由で、子どもが小さいうちから働く女性、共働き家庭が増えております。小樽市の歯どめない少子化傾向を防ぐ意味でも、公立保育所でゼロ歳児受入れを増やし、あわせて市として増え続ける待機児童解消をどう図るのか。とりわけ公立保育所の果たす役割は大きいと思いますが、対策についてお答えください。次に 認可外保育所支援について伺います 認可外保育所は 現在 7施設で147人の受入れをし 一時保、 。 、 、 、育や夜間9時までの延長保育、学童保育など、一人一人のニーズに合わせて認可保育所の補完的役割を果たしています。しかし、少子化と保護者負担を高くせざるをえないなどの要因で、最近は園児が減少し、保育所を維持するのが大変な状況にあります。本来であれば児童福祉法第2条でうたわれているように、地方公共団体は児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負わなければなりません。市の補完的役割を果たしている認可外保育所の役割を評価し、補助金を増額すべきではありませんか。いかがですか。次に、保育所行事について伺います。我が子の健やかな成長は、親にとってはもちろん、祖父母や家族にとっても楽しみなものです。とりわけ運動会や発表会は家族そろって参加したい、また、子どももみんなで見にきてほしいと願っています。これらの行事は、私立保育所では土曜、日曜日に行われておりますが、公立では平日に行われるため、共働き家庭のどちらかが出張などでいない場合、参加できないため、子どももたいへんさみしい思いをしています。他都市の状況を調べると、公立保育所では運動会、発表会は、大方土曜日、日曜日に開催していることがわかりました。小樽市においても、少なくとも運動会や発表会などの行事は、親子のきずなをいっそう強めるためにも、土曜日、また、日曜、祝日など、平日以外の日にすべきと思いますが、いかがですか。、 。 、「 」次に 朝里川河川環境整備事業にかかわってお尋ねします 平成8年に 河川空間の適正な保全と利用を目指し北海道が策定した 小樽・余市圏河川空間管理基本計画 案 朝里川ワーキングで出された 朝里「 ( )」、 「川整備の方向」により、河川の整備が進められています。この9月から朝里川温泉地域で遊歩道の整備が始まり、今後、温泉の宿泊者や地域の老人施設の方々が、自然環境に恵まれた中で散策を楽しむことになると思います。しかし、これを阻害する心配点があります。一つは旧朝里川温泉整形外科病院の問題です。長年にわたり地域住民が、心ない若者によりさまざまな迷惑をこうむり、人権侵害されてきました。議会でも何度も取り上げられ、市としてもいろいろ心を砕き、対処してきたおかげで、被害は減ってきたと住民は述べ。 、 。 、ております しかし 依然として迷惑が続いております この建物と接近して遊歩道がつくられるのですが散策を楽しむ人たちにとっても不安な地帯となってしまいます。建物が撤去されない限り問題は解決されませんが、それまでの間、住民と散策者を守るため、北海道とも相談の上、新たな対策が必要と思いますが、いかがですか。この遊歩道の通り道となっている旧くるみ橋は、昭和39年に建設されたものです。しかし、欄干の腐食など、老朽化が進んでおります。住民からも改修要望が出ておりますが、対策についてお聞かせください。また、整備計画の中に、自然を育てるゾーンとして、朝里川橋からくるみ橋間の河川の左側の市道を歩く計画がありましたが、市道に面した山林からの落石があるため危険で、この計画は見直しをしているということです。とりわけ台風や雨量の多いとき、また、春先などは落石が多くなり、近くの民家まで飛んできたということもあり、今後が心配されます。この山林は、昭和47年に小樽市が国から移管されて表示登記をし、市平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録道も今年3月に国から無償譲渡されて、市が管理するところとなりました。落石の危険から住民の安全を守るためにどのような対策を講じるのか、お示しください。以上、再質問を留保して、質問を終わります (拍手)。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
新谷議員のご質問にお答えいたします。初めに、特別養護老人ホームの整備でありますが、利用実績や今後の利用者見込みなども勘案し、平成19年度までに130床の整備を計画しております しかし 北海道が策定した 高齢者保健福祉計画・介護保険事。 、 「業支援計画 では 後志管内における特別養護老人ホームの整備枠が130床となったところであり そのうち」 、 、小樽市においては96床の施設整備が可能となりましたので、平成19年度までの早い時期に、この整備実現に努めてまいりたいと考えております。次に、保険料減免の周知でありますけれども、7月1日発行の「広報おたる」で周知を図るとともに、各町内会を通じて回覧板方式による周知や、市内介護保険施設、サービス事業所、居宅介護支援事業所等を通じて、入所者や利用者への周知に努めております。また、本年4月に新たな介護保険事業計画がスタートしたことから、介護保険制度の概要についてわかりやすく解説した「おたるの介護保険」を全世帯に配布し、その中で減免制度についても説明しているほか、出前講座「よくわかる介護保険制度」においても周知を図っているところであります。次に、保険料減免の拡大でありますけれども、本年4月現在、全国で独自減免を実施している市町村は681団体 全体の約25パーセントであり 本市は 平成13年10月から低所得者の保険料負担を軽減するため 所、 、 、 、得段階が第1段階と第2段階の方を対象に独自減免を実施しております。また、本年4月からは、減免認定基準のうち 世帯の総収入年額を 生活保護基準以下 から 生活保護基準の1.2倍以下 と改め 減免対象、 「 」 「 」 、者の拡大を図っております。しかしながら、保険料の減免は、結果として保険料を引き上げる要素となりますので、今以上の減免拡大は難しいものと考えております。次に はまなすの利用者についてでありますが はまなすの通所リハビリテーションを利用していた136人、 、のうち 9月3日現在 現在入院中 や サービス利用の希望なし の方など27人を除き 109人の方が他の、 「 」 「 」 、事業所の通所介護や通所リハビリテーションを利用しております。はまなすを利用していたときと比較しますと、利用回数が同じ方が84人、減った方が18人、増えた方が7人となっております。今後も、はまなすをはじめ、各居宅介護支援事業所などと連携をとりながら、サービス利用の確保に努めていくとともに、はまなすの通所リハビリテーション事業の早期再開や、通所介護事業所などの拡大に努めてまいりたいと考えております。次に、通所リハビリテーションについてでありますが、現在、市内の通所リハビリテーション事業所は8か所ありますが、そのうちの1事業所が、これまでのサービス内容と体制に変更はないものの、理学療法士の配置基準を確保できないために、人員基準の経過措置の終了する9月30日で通所リハビリテーション事業を廃止し、通所介護事業に変更を予定していると伺っております。また、市内の介護保健施設からも理学療法士の求人難については聞いておりますので、現時点で早急に通所リハビリテーションのサービスが拡大し平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録ていくことは難しい状況にあると考えております。しかしながら、市といたしましても、通所リハビリテーションは重要な介護サービスと考えておりますので、今後とも利用定員枠の拡大などサービス量の確保を図るために 関係事業者に積極的に働きかけてまいりたいと考えております なお 道内でも 毎年200人以上、 。 、 、の理学療法士が育成されておりますが、就職に当たっては札幌近郊の民間病院への希望が多い状況と聞いておりますので、国への働きかけにつきましては、今後の推移などを見極めてまいりたいと考えております。次に、給食サービスについてですが、現状では、町内会を中心としたボランティアの活用により実施しております。しかし、ボランティアの人数、ボランティア自身の高齢化、給食業者の供給能力などの課題があり、昨年、新たに1町会で実施されたところでありますが、現状といたしましては、未実施の町会において新たな実施体制の確立が難しく、地域拡大や回数拡大に至っていないのが実情であります。拡大の見込みや今後の拡大に向けての取組についてでありますが、社会福祉協議会を通じた町内会への働きかけを強化するとともに、ボランティアの育成をはじめ、デイサービスセンターなど、地域資源の有効活用や民間業者の参入も引き続き検討するとともに、平成16年度から予定されている食の自立の観点でのアセスメントの実施など、国の動向も見極めながら、新たな計画目標に向けて努力をしてまいりたいと考えております。次に 青年の雇用問題と施策でありますが 平成15年7月における全国の完全失業率は6月と同率の5.3パ、 、ーセントとなっており、年齢別では15歳から24歳が9.4パーセントと最も高率で、次に25歳から34歳で6.2パーセントとなっており、全国的に青年の雇用情勢は厳しい状況にあると思います。ハローワーク小樽管内に、 、 、おける新規高卒者の就職率では 6月末現在で98.5パーセントと 前年を0.2ポイント上回っているものの離職率は年々増加しており、就職してもなかなか定着していない現状となっております。いずれにいたしましても、これからの地域社会を維持するためには若者の流出を防止し、地元定着を図ることが重要であり、そのためには雇用の場の確保が欠かせないものと認識しております。市といたしましては、若年労働者の就職促進と地元定着を図るため、道や国の施策をじゅうぶん活用するとともに、従来から実施しているジョブガイダンス、企業見学会の開催やインターンシップ事業などの拡充に努めるほか、関係機関と連携して、市内企業に採用を要請するなど、雇用の確保を図ってまいりたいと考えております。次に、時間外勤務手当と青年の雇用でありますが、まず過去5年間の職員採用数と各年度5月1日の職員数との対比でありますが 病院の職員を除いて 平成10年度25名採用で1.5パーセント 11年度9名採用で0.、 、 、5パーセント、12年度12名採用で0.7パーセント、13年度19名採用で1.2パーセント、14年度24名採用で1.5パーセントとなっております。次に、時間外勤務手当と新規採用職員についてでありますが、本年度一般会計予算の時間外勤務手当を新規採用職員の年収で換算しますと、高卒で90名分、大卒では75名分となります。また、本年度一般会計の時間外勤務手当の決算見込みにつきましては、平成14年度並みに推移すれば約2億円程度になります。時間外勤務については、各職場における時期的な問題や業務の量や内容の違いなど、さまざまな要因から生じており、時間外勤務手当の額をもって、そのまま雇用の増加になるとは考えにくいと思っております。なお、職員の採用につきましては、今年度は財政健全化に向けて原則退職者不補充の方針でまいりましたが、職員の配置数が決められている医療技術、消防職員及び保育士などについては採用いたしました。来年度も組織機構の見直しや業務の見直しを行って 同様の方針でまいりたいと考えており 基本的には3か年で100名程度、 、の職員数の削減を予定しております。次に、サービス残業についてでありますが、基本的に職員の時間外勤務は所属長の勤務命令によって行わ平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録れているものと考えており、調査は実施しておりません。しかしながら、組合の調査結果においてサービス残業があったと回答されておりますので、どのような状況で生じたかは別にして、各所属長に職員管理の問題として適正に時間外勤務命令をかけるよう、指導をさらに徹底してまいりたいと考えております。次に、保育所について何点かご質問がありましたが、初めにゼロ歳児受入れについてでありますが、毎年産休明け保育 の拡大に努め 今年度も1か所拡大し 産休明け は15か所 6か月以上 は2か所 計「 」 、 、「 」 、「 」 、17か所でゼロ歳児から受け入れており、9月当初では93名の定員に対し137名のゼロ歳児が入所しております。現状の待機児童解消対策といたしましては、各民間保育所に定数を超えた児童の受入れを要請するとともに、市立保育所においても臨時保育士を採用し、児童の受入れを進め、待機児童の解消に努めておりますが、さらに努力してまいりたいと考えております。次に、認可外保育所への補助金増額でありますが、13年度に補助基準の引上げを行い、15年度には補助金一律カットのところ、認可外保育所は対象から外しているところであります。厳しい財政状況を踏まえ、補助金全般についての見直しを進めている中で据え置いたものであり、現時点での引上げは難しいものと考えております。次に、保育所行事の土曜、日曜日開催についてでありますが、市立の保育所行事開催日は、現在のところ平日となっております。今後、保護者のニーズや保育所職員の勤務体制を含め、検討したいと考えております。次に、朝里川河川環境整備事業にかかわって何点かお尋ねがありましたが、最初に旧朝里川温泉整形外科病院についてでありますが、当該建物については、これまでも所有者に対し、適正な管理を行うよう要請を続けてきたところであります。昨年の7月にも、地域住民から迷惑事例の報告と住民の不安解消について要請を受け、小樽市と小樽警察署、小樽市消防本部などで5回のパトロールを行い、深夜にわたり実情を調査いたしました。9月には担当者が大阪の建物所有者に直接お会いをして、早急に現状を確認の上、地域住民と話合いをするとともに 建物の解体や出入口の封鎖について強く要請をいたしました 所有者からは 建、 。 、「物の開口部をふさぐことについては検討するが、今のところ難しい。解体については費用が膨大なため無理と考えている」とのことでありました。遊歩道を整備する北海道とも相談の上、新たな対策をとのご提案でありますが、当該地が河川用地以外からも出入りできるため、仮に河川用地を封鎖しても、その効果が薄いものと考えております。現在は被害も減ってきていると聞いておりますが、今後も地元町会や地域住民の方々との連携を密にして、所有者に対し、さらに要請を続けてまいりたいと考えております。次に、旧くるみ橋の改修でありますが、旧くるみ橋は昭和39年に建設されたものですが、平成5年に朝里、 、 、川温泉街を通る市道朝里川左岸線の整備を行った際 車の流れを考慮し 新くるみ橋を建設したものであり現在、旧くるみ橋の利用はほとんどないものと考えております。しかし、40年近く経過しておりますが、目視では荷重を支える橋台やけたの劣化は認められないため、橋の改修は予定しておりませんが、鋼製の欄干の表面はさびておりますことから、補修が可能か、取替えが必要か検討の上、北海道の遊歩道整備の時期とも調整しながら対応してまいりたいと考えております。次に、朝里川地区の落石防止についてでありますが、現状を確認したところ、人家に直ちに被害を及ぼすおそれがないことなどから、治山事業として取り組むことは難しい状況にあります。当面、通行止めの措置をとるなど、安全対策に努めてまいりたいと考えております。( 議長、20番」と呼ぶ者あり)「平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録
再質問 20番 新谷とし
再質問をします。介護保険についてですが、特養老人ホームです。96床を19年度までに増床するということで、早い時期にというお話でした しかし 今 在宅待機者は7月現在で267人もおります この中には5年半も待っている。 、 、 。。 、 、 。 、という方もいると聞いております ですから もっと早い時期 これを明確にできないのか伺います また在宅待機者が全部入所できたとしても 171人分足りません 少なくとも在宅で待っている方が入所できるよ、 。うに引き続き努力をしていただきたいと、これは要望です。次に、介護保険料の減免についてです。保険料にはね返るので難しいというお話でした。しかし、本人に全く収入がなくても、家族に課税最低限の収入があれば、第3段階になるわけですよね。例えば、これは仮定ですけれども、市の嘱託職員の方、事務系で週29時間働く人、この方が80歳の無年金の母親を扶養しているとします。収入は百五、六十万円ということで少ないですけれども、市民税がかかります。この場合、市の独自減免、生保基準の1.2倍より収入が低いのに、このお母さんは第3段階で年額5万4,000円近くの保険料を払わなければならない、こういう矛盾が起きるわけです。これでは、やっぱり払いたくても払えない事態になると思います。未納理由としては、先に述べたように、半数は経済的理由です。第3段階の制度上の矛盾から救うためにも、また、払ってもらうためにも、第3段階に減免枠を拡大すべきだと思います。いかがでしょうか。それから、給食サービスについてです。進まない理由はいろいろあります。町会に頼むのは限界があると思います。現時点で本当に必要な人、また、希望者は何人いて、地域はどこなのか、実態調査はしているのでしょうか。ここの1点お聞きします。それから、国の方針も本当に必要な人へと方針が変わりましたけれども、そもそも新しい計画は12年策定の計画より目標を下げております 事実上の後退です 小樽市の高齢人口は 平成19年は推計で3万8,602人。 。 、にもなります。高齢化率27.5パーセントにもなり、本当にサービスを必要とする人は増えると思うのです。給食サービスは定期的に栄養のバランスの食事を提供するとともに、安否確認や孤独解消にもなるのです。もっと早くいろいろと検討して拡大すべきだと思います。この点について伺います。それから次に、青年の雇用問題についてです。今、若い人の比率をお聞きしました。たいへん低い比率で。 、 、 。す このままでいくと 市役所の将来を考えたときに 本当に心配な事態になるのではないかなと思います残業については、これから退職不補充ということで人員は採用しないということですけれども、しかし、毎年予算は組まれているのですよね。ですから、それをもとにして何人かでも、これは本当に最低のことですけれども、少なくとも何人かは若い人たちの雇用ができるわけです。この点について、いかがですか。それから、サービス残業の問題です。14年4定で古沢議員が取り上げたのは、第58回市職労定期大会議案で「サービス残業の防止に向けて実態調査を行い、その結果に基づき必要な対応策を協議しています」とありました。6月の市職労の発表ではサービス残業、年に30回以上が85人もおります。恒常的にあると答えている人は106人、29パーセントです。また、毎月決まった時期というのは5人、1.4パーセントと少ないですけれども、確実にあるということです。また、予算がない、予算が切られている、そういうのが合わせて30パーセント以上です。これは、時間外労働の予算を対前年比でカットしているためにサービス残業が増えていると考えられます。いかがでしょうか。また、管理職が時間外命令を出さないからというのが約1割もありました。これは、13年に総務庁の通達で「使用者は時間の管理をしなければならない」と言われていたの平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録に、実態調査もせずに、少なくとも2年間はただ働きをさせていたということになるのではないですか。昨年の古沢質問に答えて、実態調査について検討すると言ったのに、なぜしてこなかったのか。今後の時間の管理、タイムカードをつくるなど、具体的な方法が必要だと思います。これをお示しください。それから次に、保育所の問題です。増え続ける待機児童に対して、民間の1認可保育所でゼロ歳児受入れを増やすと聞いております。ほかの民間保育所でこれ以上受け入れる余地はあるのか、また、公立保育所で受入れ拡大できないのは、民間委託を前提にしているからではないかと考えられますが、いかがですか。それから、認可外保育所に対しての補助金増額です。認可外では早朝、また、夜9時までの保育、学童保育と、本当に体がくたくたになりながらも頑張っています。こういうことは公立保育所でできますか。できないと思います。認可保育所の補完をしているのだから、補助金を増額して支援すべきだと思います。行事については検討するということですけれども、早急にめどをつけて、保護者又は子どもたちに安心させていただきたいと思います。それから、朝里川温泉の朝里川左岸のことですけれども、旧くるみ橋は、今は確かにあそこは民家も少ないのでそんなに通る人はおりませんけれども、実際に通っているわけです。これからあそこを通って遊歩道ができていくわけですから、やはり老朽化しているので、少なくとも危なくないように対策を講じるべきだと思います。この点について伺います。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
たくさんありましたので、分担してお答えします。給食サービス、認可外保育所の問題は、福祉部長から答えさせます。それから、サービス残業の問題については総務部長、朝里川左岸線は土木部長がお答えをいたしますけれども、特養ホームでございますけれども、96の枠をいただきましたので、これは国の補助金の関係もありますから、来年すぐというわけにはいき、 、 。ませんでしょうけれども 17年度中には何とかということで 早く開設するように努力をしたいと思いますそれから、介護保険料の減免の問題ですけれども、今年度から拡大をしまして、9月5日現在、第1段階で6人 第2段階で444人で 合計450人の人が既にもう対象になっておりまして 昨年1年間の実績402人を、 、 、既に大幅に上回っていると。したがいまして、これからまだ年度末まで相当ありますから、さらにもっと増えるだろうというふうに思っております。したがいまして、今の段階ではいろんなケースもありますので、制度上の矛盾というものもあるのでしょうから、こういう問題についてはこれからさらに国の方に、また、要請をしていきますけれども、現状では減免の拡大はなかなか難しいのでないかというふうに思っております。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 福祉部長 山岸康治(福祉部長は2006年3月まで)
それでは、私の方から、まず給食サービスの件でございます。給食サービスにつきましては、地域における支え合いの観点からも、たいへん高齢者にとって必要なサービスと受け止めてございます。今現在、安否確認等を含めてボランティア団体などと協議会をつくりながら検討していることもございます。また一方では、国が来年度からアセスの完全実施と、こういうような予定でもございますので、これらを含めて、また、私どもも検討しながら、新たな計画目標に向けて努力をして平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録まいりたいというふうに考えてございます。、 、 、 、それから ゼロ歳の待機児関係でございますけれども 民間保育所の拡大ということでございますが 今民間13か所のうち、ゼロ歳児受入れが12か所、残る1か所については、多分、設備、面積等の関係でなかなか難しいのかなというふうに思っていますが、いずれにいたしましても、この12か所の民間を含めて、ぜひ受入れの拡大に向けてさらに努力をし、申入れをしながら進めていきたいというふうに考えてございます。それから、認可外保育所につきましては、先ほども市長の方から答弁申し上げてございますとおり、なかなか今の状況の中では難しいのかなというふうに思ってございます。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 総務部長 山下勝広(総務部長は2004年9月まで)
新谷議員の再質問にお答えします。時間外について2点ほどご質問があったかと思います。まず一つ目の、毎年時間外予算計上しているのだから、その一部をこういうように使ったらどうかということでございますけれども、先ほど市長も答弁していますように、時間外についてはそれぞれ職場によって時期的な問題、それから業務の内容ということで、そういう要因で時間外手当を定めておりますので、その中で雇用に回すということはちょっと考えにくいのではないかというふうに思っています。それから、サービス残業についてのお話でございますけれども、今、市長からと答弁しましたように、時間外勤務につきましては、業務の内容だとか時期、それから時間など、各職場でさまざまでございますが、前年の実績を踏まえて予算を計上しております。また、特殊な理由が出てきた場合には、追加の配当をしているということでありますので、時間外勤務の実態があれば、当然、所属長の命令がかけられていると考えておりますが、これも先ほど市長から答弁がありましたように、予算執行と職員管理を適正に行うように、各所属長への指導を徹底してまいるという考えでございます。( 議長」と呼ぶ者あり)「
再々質問 20番 新谷とし
再々質問する前に、二つお答えいただいておりません。一つは給食サービスですけれども、本当に必要な人、希望している人、また、地域、その実態調査をしているかということを聞きました。それから、保育所の問題は、公立保育所の責任を言って聞きました。それで、拡大できないのは民間委託平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録が前提となっているからかと聞いたのですけれども、その点についてまず聞いてから、再々質問をします。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 福祉部長 山岸康治(福祉部長は2006年3月まで)
実態調査の関係でございますけれども、国のアセスの基準も、これから具体的にどうするかという部分もございますので、必要なお年寄りの状況、こういうものも含めて、今まで詳しいきちっとした基準もございませんので、そういう意味での実態調査はしてきてございませんので、そこら辺を含めて、これからまた、検討していきたいというふうに考えてございます。それから、公立保育所は民間委託が前提かということでございますけれども、そういうことが前提とは考えてございません。( 議長、20番」と呼ぶ者あり)「
再々質問 20番 新谷とし
それでは、再々質問をします。介護保険の減免制度です 第3段階の方ですけれども 小樽市の生保基準の1.2倍 これより収入が低くて。 、 、。 、 、も第3段階になる場合があるのです この場合の救う道というか どのぐらい減免するかは別ですけれども私たちはだいたい3割程度ということで提案はしてきましたけれども、それは別の話として、そういった矛盾があるので、それをどうするかということなのです。それから、サービス残業ですけれども、これは何回も取り上げてきておりますけれども、いつも同じような答えです。ただ指導するとか、そういうことでなくて、実態はどうなのか。ちゃんと組合のも出ているわけですから、その前にちゃんと実態調査する、検討すると言っているのですよね。それを何でしなかったのか、それをお聞きします。
答弁 福祉部長 山岸康治(福祉部長は2006年3月まで)
介護保険の第3段階の矛盾というお話でございますけれども、確かにこの5段階の問題については、私ども市長会を通じても、果たしてこの5段階でいいのかどうか、いろいろ要請をしてきた経緯がございます。ただ、現状の制度の中では、今、維持されている状況でございまして、なかなかここら辺、私ども小樽市だけの問題ではない制度上の課題といいましょうか、そういう部分は確かにあると思います。そういう中で私どもは、先ほど来、市長から答弁しておりますとおり、この第3段階まで広げることによります介護保険料の問題と、こういう兼ね合いもあるものですから、そういう面でご理解をいただきたいというふうに思います。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 総務部長 山下勝広(総務部長は2004年9月まで)
新谷議員の再々質問にお答えします。実態はどうなのかと、調べる必要があるのではないか、それから検討すると言っているということでございますけれども、先ほどからお答えしていますように、時間外というのは、これ所属長が命令をかけて初めて時間外になるのです。ですから。(発言する者あり)平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録
答弁 総務部長 山下勝広(総務部長は2004年9月まで)
私が、ちょっと今、答えていますので。(発言する者あり)
答弁 総務部長 山下勝広(総務部長は2004年9月まで)
いや、答えていますので。答えていないって、私も答えていますので、少し静かにお願いいたします。それで、先ほど言ったように、時間外というのはあくまでも所属長が命令をかけて、それで初めて時間外になる。ですから、当然、我々は、常にその所属長にはその業務をきちっと把握しながら時間外の命令をかけるようにというふうに言っていますので、そういうことであります。それで、先ほど検討すると言っているというふうなお話でしたけれども、今言ったようなことで必要がないと思っていますので、調査はしておりません。以上でございます。(発言する者あり)