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小樽市議会 平成12年第3回定例会 2000年9月13日

東小樽地区の循環バス路線開設の要望について

2000年9月13日、小樽市議会の一般質問で、斉藤陽一良議員が「東小樽地区の循環バス路線開設の要望について」質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏が答弁しました。

質問者
斉藤陽一良 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 33番 斉藤陽一良

平成12年第3回定例会に当たり、一般質問を行います。まず、東小樽地区の循環バス路線開設の要望についてお伺いをいたします。昨年の第4回定例会において全会派一致で採択をされました「桜・望洋台・新光・朝里地区への循環バス路線の開設を求める陳情」は、望洋台と新光という隣接していながら、これまで直接結ぶバス路線がなく、望洋台から一たん国道5号線の東小樽十字街まで出て、新光町十字街行きに乗りかえて行き来をしていたこの地域に、病院、金融機関、公共施設の利用などのための庶民の足を走らせてほしいとの切実な市民要望から出たものであります。また、この地域は小樽市東部の新興住宅地として今後もさらなる開発が予定されており、人口増、世帯増が見込まれる地域でもあります。議会での採択を受けた小樽市の要請によって、この7月から8月にかけての1カ月間、バス事業者による実験運行が行われました。もとより、この実験運行路線は陳情で求めている路線のごく一部分であり、おのずからその利用にも限界があるものと考えますが、今回の実験運行の結果についてお示しください。あわせて、陳情で求めているこの路線の必要性に対する小樽市の認識をお聞かせください。また、この問題は付近の宅地開発や住宅の張りつき状況、商店や公共施設の立地、道路の整備状況等と密接にかかわっており、小樽市としても単にバス事業者ひとりの問題として傍観視すべきではないと考えますが、市長の見解を求めます。さらに、この項の最後に、都市交通の今後の1つのあり方として、住宅や商店などの張りつきがまだらな状態ではあっても、都市計画上重要と考えられる大規模な宅地開発の初期の段階においては、先発的にその地域に居住する住民に対して、その生活上の利便を高めるために、特に公共性の高い施設や公共交通機関などについては、民間事業者がその時点では採算上困難な事業について、将来の都市機能全体を見渡して必要と認められるときは、公共団体が先導的にシャトルバスの運行などを行ったり民間事業者に対して助成を行うことが、民間事業者の営業の自由や競争を妨げない限りにおいて許されるのではないかと考えますが、市長の見解を求めます。次に、図書館についてお伺いをいたします。すべての市民にみずから学ぶ機会を提供するという社会教育の役割からして、その根幹となるべき施設としての図書館の重要性は言うまでもありません。しかし、市立小樽図書館の蔵書については、従来からいわゆるベストセラーや新刊書が少ない、パソコンやインターネットなど市民の関心の高い実用書がそろっていない、スポーツ、音楽、美術など趣味的な分野の蔵書が不十分、児童書や乳幼児向けの読み聞かせに適する絵本が少ないなどの指摘がありました。現在、図書館に求められているのは、単に蔵書の量ではなく、その質が問われているのではないでしょうか。平成11年度における蔵書総数に占める児童書の割合及び新刊図書の占める割合をお示しください。平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録次に、利用について伺います。まず、市立小樽図書館におけるここ数年の貸し出し冊数の実績の傾向をお示しください。さらに、道内他都市との比較ではどうか、お示しください。次に、新規購入図書の選定方法とその基準についてお伺いをいたします。平成11年度の新規購入図書は 5,521冊とのことですが、同規模他都市と比べてどうか。また、この数量で十分と考えておられるのどうか、見解を求めます。購入図書の選定については、毎月定例の5名の司書、事務長、館長で構成をされる選定委員会での検討や、利用者の購入希望を参考に選定をされるとのことですが、選定委員会での判断基準として一般的にどのような基準が設けられているのか。また、書店におけるベストセラーなども考慮に入れられているのか、お伺いをいたします。次に、図書館の設備についてですが、利用者サービスとして夏期の冷房は図書の閲覧や学習に良好な環境を整えるために必要なのではないでしょうか。また、蔵書管理や検索へのコンピュータの導入については、最終的に利用者サービスにつながることと思いますが、どのようにお考えでしょうか。次に、読書会、講演会、展示会などの図書館におけるイクステンション・ワークについてお伺いをいたします。これらについては、さらに強化すべきだと考えますが、平成11年度実施の各種講座にはどのようなものがあったか、お示しください。最後に、開館時間の延長についてお伺いをいたします。私は、一般勤労者の終業後利用の観点から、従前より社会教育施設の平日夜間開館時間の延長を主張してまいりましたが 「社会教育法 「図書館法」に基づき、市民の教育と文化の発展に寄与するという市立小樽図書館の設、 」、置の目的に照らして、市立図書館は一般勤労者の終業時間である午後5時または午後5時30分以降、少なくとも2時間程度開館すべきであると主張をいたします。平日夜間開館時間の延長は一般閲覧時間の延長というにとどまらず、前に述べたイクステンション・ワークへの一般勤労者の終業後参加への道が開かれ、とかく平日日中参加が可能な女性、高齢者に偏りがちだったイクステンション・ワークが広く一般勤労者に開放されることとなり、図書館機能の質的・飛躍的な充実が図られると考えますが、平日夜間開館時間の延長について見解を求めます。以上、再質問は行いませんので、誠意ある御答弁を求めます (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

斉藤陽一良議員の御質問にお答えします。初めに、東小樽地区の循環バスの実験運行結果についてでありますが、現在、中央バスにおいて実験運行中の利用状況について分析中でありますが、利用者は予想以上に少なかったと聞いております。今後、本格運行するかどうかは市内バス路線全体の中で考えていかなければならず、結論を出すには、いましばらく時間を要すると聞いております。次に、この路線の必要性についてでありますが、バス路線の新設は地域住民にとっては利便性が高まるものであ平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録りまして、実現を望んでいることは十分承知しておりますので、中央バスに引き続き要請をしてまいりたいと考えております。次に、大規模な宅地開発に際してのシャトルバスの運行についてでありますが、これまでも望洋パークタウンなど大規模な宅地開発に際しては、地域住民の生活の利便性の観点から、開発事業者に対して、バス事業者と協議しながらバス運行を行うことについて要請をしてまいりました。望洋パークタウンにつきましては、小樽都市開発公社がバスを購入しまして、このバスを中央バスに運行を委託して、昭和56年から昭和61年まで桜町ロータリーからタウンセンターまで運行した経緯があります。今後、この大規模開発の計画が生じた場合におきましては、開発事業者みずからが先導的に交通アクセスを検討していただくことを基本と考えておりますことから、今まで同様の要請をしてまいりたいと考えております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

斉藤陽一良議員の御質問にお答えします。初めに、図書館の平成11年度の蔵書についてですが、蔵書総数の中で児童書の占める割合は21.5%となっております。また、新刊図書の割合でございますが、5年以内に購入した図書は13.8%となります。次に、利用状況でございますが、市民1人当たりの貸し出し冊数で申し上げますと、1人年 2.1冊から 2.2冊で推移しており、道内他都市の室蘭で 2.3冊、帯広 2.5冊となっております。今後とも市民の貸し出しの伸長が図られるよう、利用しやすい環境の整備に努めてまいりたいと考えております。次に、新規購入図書についてですが、室蘭の購入図書数は 5,250冊、帯広では1万 264冊となっており、小樽市の場合、購入冊数は 5,221冊でありますが、近隣の道立図書館をはじめ札幌市など最寄りの図書館のほか、商大図書館、短大図書館との相互貸借制度を活用し、利用者ニーズにこたえております。次に、図書の選定方法ですが、利用者の希望のほか、選定委員会において審議し 「業務処理の手引」を作成し、ており、各分野別ごとの収集基準を定めております。図書館設備についてですが、図書館の冷房については設置されておりませんが、立地が公園地内ということで緑に囲まれたよい環境であり、また真夏日が比較的短い期間であることから、利用者に我慢をしていただき、他の緊急性のある設備を優先しているところですので、御理解いただきたいと存じます。コンピュータ導入は、業務のOA化を図るため、小樽市総合計画「21世紀プラン」に明記されており、現在策定中の第2次実施計画に向けて検討中でございます。次に、平成11年度の主な講座、行事ですが、古典文学講座、文化講演会、郷土史講演会など一般市民を対象にした行事と、お話会、人形劇の会、工作会など児童・生徒を対象とした行事を開催しており、今後とも利用者に喜ばれる企画を進めてまいりたいと考えております。最後に、平日の夜間開館延長ですが、アンケート調査が実施され集約されましたので、現在内部で協議を進めており、今後 「図書館協議会」に諮りながら、一般閲覧、貸し出し、各種講座の開設時間の設定など、夜間開館延、長について検討してまいりたいと考えております。以上であります。平 成 1 2 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録

出典:小樽市議会 平成12年第3回定例会 2000年9月13日 議事録 PDF(139ページ) 間違いを知らせる