置戸町議会 令和6年第9回定例会 2024年12月12日
そして現在まで行ってきた取り組みについて
2024年12月12日、置戸町議会の一般質問で、阿部光久議員が「そして現在まで行ってきた取り組みについて」質問し、町長 深川が答弁しました。
- 質問者
- 阿部光久 議員
- 答弁者
- 町長 深川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 阿部光久
通告に従いまして町長に質問をいたします。十勝オホーツク自動車道についてでございます。足寄町の足寄インターチェンジから北見市の北見東インターチェンジに至る高速道路であります。略称は十勝オホーツク道、将来的には隣接する道東自動車道、本別ジャンクションから足寄インター間の高速道路、北見市から美幌バイパス、美幌町から大空町一体的に運用され、これにより十勝圏、そしてオホーツク圏との連絡をする広域ネットワークが形成される予定であります。そこで、過去に私が置戸町の観光のなかで質問させていただいた陸別小利別インターについてでございます。平成29年10月、北見西インターから訓子府インター、そして陸別小利別インターが開通しました。陸別小利別インターは国道242号線と交差部分にあり、置戸町の経済活動、そして観光に多大な影響のある接続部分であること、そして新たに陸別インターチェンジが17.7キロ先に建設をされる。このことによって陸別小利別インターの撤去の話でございます。令和元年5月、帯広開建より国の整備計画に位置付けられたインターチェンジとして整備は困難であること、そして地域活性化インターチェンジとして利用するには事業費または維持管理費等は地元負担となるとのことでございます。JRの撤退、そしてふるさと銀河線の廃線、高速道路十勝圏とオホーツク圏とのネットワークのわずかな接点からも外されようとしています。このことについて町長の考え、そして現在まで行ってきた取り組みについてお伺いをします。
答弁 町長 深川
ただいま阿部議員からお話のとおり、令和3年9月の議会において観光振興の質問の際、阿部議員からその年の7月に工事凍結が解除となり、北海道横断自動車道陸別足寄間が工事再開となって、その際整備開通後には現状の242号線からこの自動車道へのまぁ交通の主軸が移動して、本町は観光のみならず物流、経済、そしてふるさと銀河線廃線以来のダメージを受けるのではないかという質疑をいただきました。また、昨年の6月には柏原議員から小利別インターの重要性についての質問もいただいて、これはあの町の人の関心の高さっていうのは認識しているところであり49ますし、あの今までの経過も含めてお話をさせていただきたいと思います。まぁあの議員のお話もあったとおり現行の北海道横断自動車道の陸別小利別インターは現在着手している小利別陸別間が竣工した際には廃止となる今の暫定インターということになっております。この件につきましては令和元年から北海道、それから開発局ともやり取りを行ってきております。これまでの経過から申しますと、非常に厳しい状況であるというふうに思っております。もちろんこの自動車道がこれからの地域社会になくてはならないものだということではありますが、全国この自動車道の整備率は87%、北海道はそれよりも相当劣りましてですね、66%。北海道の全体の計画でいきますと2幹線8放射ということで全道をネットワーク化しようということでありますが、おおむね6割しかまだ完成していない状況であります。そのなかでミッシングリンクと言って、この小利別、それから陸別足寄間のようにまだ繋がっていない道路が道内各地に多数ありましてですね、それを早く繋いでくれという要望もまぁ一方では大きなものでありまして、そのなかで小利別インターの予算を割いて、なんとか整備をお願いするというのは本当に厳しいという現状であります。小利別インターが今暫定として残っていますが、活用の可能性として、物流に関しては町内はもとより農協関係のきたみらい農協のよつ葉乳業紋別工場などの農畜産物を帯広方面に運ぶ際、242号線から小利別インターを経ることによって輸送時間の短縮、それから木材輸送ではチップは今苫小牧の製紙会社へ持ってっているのが一番多いんですが、一方で今月の22日に阿寒釧路のインターが開通し、その際には釧路では2027年開業の国内最大の木材加工場の建設が計画されております。そこへの本町の有用な木材の需要も見込まれているところでございます。一方、観光につきましては今年9月にですね、網走開発建設部やオホーツク振興局、この北見地域の自動車道期成会などの助言をいただきながらアンケート調査を工芸館、図書館、ゆぅゆほか町内の飲食店、道の駅温根湯等に設置をし調査をいたしました。その際の主なる結果ではありますが、9割の方がこの小利別インターの存続を望んでいるというアンケート結果でありました。もちろん町民の方は100%の数が小利別インターをぜひ残してほしいというアンケート結果でもございました。広域的な観光の観点からも温根湯観光協会や山の水族館からも十勝方面からの利用客に期待する声も寄せられていますし、札幌網走間の高速バスを運行する際もまぁ豪雪の中央道でございますので、その間には石北峠や道央道が止まった際にはこの路線を使ってまぁ運行されていることもあり、小利別インターは重要であるというお話もいただいております。新たに医療や災害に関しましても、陸別からの通院患者や帯広方面からのお見舞いなどの需要があることがわかってきたほか、訓子府陸別の区間が全国で最も、陸別インターができて小利別インターが廃止された場合ですね、訓子府と、それから陸別の区間っていうのは全国で最も長い区間32キロのインター区間ということになり、その間Uターンもできなければ降りることもできないというようなこともありまして、緊急事態にあっては乗降できず対応できないことも想定されています。本年7月には常元の山火事があった際にも帯広から自衛隊が派遣されましたが、一刻を争うような事態にはこの小利別インターの必要性もまぁあるんだろうということも認識したところであります。今までご説明したとおり、将来にわたり効果が見込めると私は思っておりますが、現在の制度では議員もおっしゃられたとおり、この整備をするには地元負担を伴う小利別インターは地域活性化インターとして整備することは可能ですが、今の計画では直営の国の工事では整備ができない制度となっ50ていることから、さまざまな可能性を探って今後とも要望活動、そして可能性を見い出すべく勉強会等含めて行っていきたいと思います。その活性化インターにつきましてはですね、そのインターができるところは陸別町でございます。まぁ置戸町ではないので地元負担ということで行けば陸別町さんにもお話をさせていただいたところ、使用負担は陸別はできないが、このインターの存続、残す、そして建設の活動については応援一緒に協力をして置戸町とともに力を出すことを惜しまないということで、新旧、前の町長さん、そして現在の町長からもお話をいただいておりますので、今後とも今後存続整備の可能性を見い出すべく活動を進めていきたいと思います。本年もですね、道庁に2回、そして札幌の国土交通省北海道開発局の方にもお願いに伺って可能性をまぁなんとか理解していただきたい、それから期成会で中央要望の際にも置戸の現状等を訴えをさせていただいて議長とともども活動をさせていただいておりますが、なかなかハードルが高いということでございますので、まぁあのもっともっと利便性を必要だということを力説していかなければならないんだと思います。今いろんなところで言われてますB/Cという言葉をお聞きでしょうか。ベネフィットバイコストということで、これは公共事業をやる際にコストに対して利便性がどれだけ便益性があるかと、これが1以上でなければ公共事業は行えないということでございます。しかしながら北海道、ましてこのような人口密度が少ないところで行けば交通量、そして利用料だけでは計り知れない、本当になくてはならない道路であるということも訴えていかなければならないというふうに思っています。今紋別の方で自動車道が整備されています。よく言われます。あのそこは終点になっているところのそこの店は栄えるけど、繋がるとそこはまた廃れると。本当にこの道路っていうのは物流、それから人流も大きく変えるものでありますし、そしてこの道路がふるさと銀河線がなくなった本町においてはやはりどうしても活用できるものになってほしいという願いを込めてですね、町民の皆様と一緒に活動、運動、必要性を訴えていくことを今後も進めていきたいと思っております。以上、明るい話ではないんですが、まだまだ山は2つも3つもあるというような状況だということをお話申し上げて答弁とさせていただきます。
質問 7番 阿部光久
町長から前向きなお話だというふうに受け取らせていただきます。陸別のお住まいの方は置戸赤十字病院へ通院目的で必要だよ、こんな回答ですし、日常生活においても重要なインターチェンジである、このように考えられます。また一部の陸別町議が現在ある陸別小利別インターを撤去するなら利用した方がいいのではないかという、こういう考えを十勝毎日に報道で出ていたりしています。先ほど申されましたように、アンケートでは大多数が陸別小利別インターを残してほしいとの回答が寄せられているけれども、残されている時間はそんなにないというふうに考えられます。過去のJR池北線廃線運動の際もそうであったように、自分の地域はあまり困らない人たちと一緒に運動してはだめだというのは私も常に思っておりますから、ぜひ足並みを揃えた取り組みが望まれます。このこと申し上げまして私の質問を終わります。