幕別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日
現在の土地開発公社の土地供給状況及び今後の需要見通しを踏まえた工業団地の土地利用について
2026年3月11日、幕別町議会の一般質問で、山端隆治議員が「現在の土地開発公社の土地供給状況及び今後の需要見通しを踏まえた工業団地の土地利用について」質問し、町長 飯田晴義、農林課参事 廣瀬康友、建設部長 河村伸二が答弁しました。
- 質問者
- 山端隆治 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、農林課参事 廣瀬康友、建設部長 河村伸二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 山端隆治
次のとおり通告します。1、国営かんがい排水事業について。本町の農業は、地域経済・社会を支える基幹産業として発展するとともに、町の「第6期幕別町総合計画 後期見直し2023~2027」や「幕別町農業・農村振興計画2018 後期見直し2023~2027」での事業推進により安定した農業経営が行われています。日本の食料生産基地である十勝全体の現状を踏まえ、近年の異常気象による自然災害が毎年のように発生し、農業分野においても深刻な被害が生じており、防災・減災対策を講じることで、人命と地域農業を守り、国営かんがい排水事業や治水・治山事業の推進と老朽化した明渠・暗渠を含む排水設備の速やかな再整備が必要です。本町では、平成2年度から平成29年度にかけて国営かんがい排水事業、札内川第一地区及び第二地区において土地改良事業を実施し、受益地域(幕別町字糠内、字五位、字中里、字駒畠、字弘和及び字美川の各一部)において生産性の向上や高品質な農畜産物の生産に貢献しています。今後、このような国営かんがい排水事業の予定があるのか、伺います。2、工業団地の土地利用について。幕別町土地開発公社は、「公有地の拡大の推進に関する法律」に基づき、公共用地・公用地などの取得管理や処分を通じて、地域の秩序ある整備と住民福祉の向上を目的として昭和48年1月に設立されました。現在の土地開発公社の土地供給状況及び今後の需要見通しを踏まえた工業団地の土地利用について伺います。
答弁 町長 飯田晴義
山端議員のご質問にお答えいたします。「国営かんがい排水事業について」であります。札内川ダムを水源とした国営かんがい排水事業「札内川第一、第二地区」につきましては、帯広市、幕別町、中札内村及び更別村の1市1町2村にまたがる約1万9,000ヘクタールを受益地として、頭首工、用水路などの整備がされ、その後、道営畑地帯総合整備事業による末端用水路、給水施設などの整備が行われ、畑地かんがい用水が利用されております。整備後、隣接する帯広市大正地区をはじめ、町内の明倫、新和地区などの畑地かんがい用水未整備地区から多くの整備事業要望がありましたことから、国による地域整備方向検討調査が行われ、札内川第一、第二地区の事業計画時点と現在の作付の変化及び地区内農用地の水需要を整理し、その結果、生み出された余剰水を活用し、既設の札内川頭首工を供用した新規受益地の新設工事と既に排水整備がされている継続受益地の改修工事を含む「札内川流域地区」が計画されたところであります。「札内川流域地区」の計画概要といたしましては、関係市町村が帯広市、幕別町、中札内村、更別村の1市1町2村、受益面積は新規受益地面積が1万914ヘクタール、継続受益地面積は1万9,363ヘクタールの合計3万277ヘクタール、事業工期は令和9年度から25年度までの17年間を予定しており、主要工事といたしまして、取水施設であります頭首工の新規取水口の増設並びに改修、土砂吐きゲートやゲート巻き上げ機など耐震性不足施設と老朽化した既設用水路の空気弁などの改修、用水路約205キロメートルの新設などで、事業費は1,006億円を見込んでおります。現在、令和5年度から7年度までの3年間にわたり地区調査が実施され、8年度は全体実施設計を予定しておりますが、9年度の事業着手を目指し促進期成会、関係市町村及び関係農業協同組合と連携し、早期の事業化に向け引き続き国に対し要請活動を行ってまいります。次に、「工業団地の土地利用」についてであります。現在の幕別町土地開発公社が保有する販売用地は、令和8年2月末で、リバーサイド幕別で5区画3万9,430平方メートル、札内東工業団地で4区画6,293平方メートルであります。このうちリバーサイド幕別の2区画2万9,803平方メートルについては、太陽光発電事業者に20年間の賃貸契約を、2区画7,178平方メートルについては1年ごとの一時使用貸付けを、残る1区画2,449平方メートルについては未利用となっております。同様に、札内東工業団地の2区画5,494平方メートルについては、1年ごとの一時使用貸付けを、残る2区画799平方メートルについては、未利用となっておりますが、太陽光発電事業者と賃貸契約終了後の土地利用について適時確認するほか、一時使用貸付けしている事業者に対しましても、今後の事業展開などを伺いながら販売に向けた協議を進めております。今後の需要見通しにつきましては、保有する販売用地が僅かであるため、適地を紹介することが難しい状況でありますが、問合せのありました際には、工業団地内で現在事業が行われていない用地を取り次ぐなど、町内での立地につながるよう取り組んでまいります。以上で、山端議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 3番 山端隆治
それでは、ちょっと細かいことを再質問させていただきます。あと、まだ今年採択になっていないので、うんと細かいことは聞かないですけれども、今多分、期成会が立ち上がっていると思うのですけれども、どの地域に何ぼの期成会が立って、その地域名と期成会をちょっと教えていただきたいと思います。
答弁 農林課参事 廣瀬康友
地域の期成会についてでございます。幕別町で言いますと、地域ごとというか、幕別町全体で一つの期成会を立ち上げております。
再質問 3番 山端隆治
では、1市1町2村ということですね。それぞれの町に一つずつあるということでよろしいのですか。
答弁 農林課参事 廣瀬康友
そうですね。基本的に1市1町2村で一つずつあるのですけれども、それの集約した全体の期成会というのがございまして、そちらで中央要請とかを行っているところでございます。
再質問 3番 山端隆治
第1期、第2期は別々かなと思ったら、何か続いていて、前回行われた第1期の延長でやるみたいなのですけれども、面積としては第1期のちょうど半分ぐらいで、合わせて3万ヘクタール、3万ちょっとですね。それで、第1期にやってからもう大分たつので、その手直しというか、補修も兼ねて行うということでよろしいですか。
答弁 農林課参事 廣瀬康友
そうですね。第一、第二地区の老朽化した部分、そちらに対しての例えば空気弁ですとか、年数たつと老朽化してしまうものですから、そちらの補修ですとか、あと頭首工も柱の部分がちょっと亀裂が入っているとか、そういったところの補修もありまして、この第一、第二のところの部分も入っているところでございます。
再質問 3番 山端隆治
受益面積は前回の半分ほどなのですけれども、ファームポンドはまずダムから一回水をきれいにして、ためるところが4か所あると聞いたのですけれども、その工事も含めて用地買収や何か多分お金かかると思うのですけれども、その辺の予算も全部入っているということで理解してよろしいですね。
答弁 農林課参事 廣瀬康友
はい、ご質問のとおり全部含めた金額で、今の計画で1,006億円となっているところでございます。
再質問 3番 山端隆治
幕別の地域で、多分、途別地域が引っかかると思うのですけれども、途別、水田地帯で水利権を持っているはずなのですよね。先ほど町長も言ったように、ダムも水利権がありますので、見直しがあるのですけれども、多分二つは一遍に持っていないと思うのですが、その辺はどうなっているのですか。
答弁 農林課参事 廣瀬康友
はい、おっしゃるとおり水利権は二重で取得できないものですから、水田水利権のあるところは、かんがい用水の水利権が取得できないということで、そこの地域につきましては除いているところでございます。
再質問 3番 山端隆治
まだ、今年、来年に採択ということで、この辺でやめておきたいと思います。できれば、相川地域もダムは別なのですけれども、それと議長のおられる美川も10年以上たっていますので、いろんな経験していますので、役場の人の中にも土地連から変わった人もいるはずなので、何分いろんな意見があれして、うまく短い時間でやってほしいと思います。それを要望して、これについての質問は終わりたいと思います。それから、工業団地の件についてですけれども、2022年の6月の広報紙かな、載っていたのですけれども、同僚議員が質問していて、38号線沿線の土地利用だとかいろいろバイパスの関係があって、それでこの土地公社の件で質問したのですけれども、人口減少が見込まれる中、市街地をこれからコンパクトにしていかなければならないと思うのです。それで、4年前の一応内容でちょっと気になったのがあって、工業系の用地面積が1市3町なのですけれども、帯広市も入ってなのです。必要面積より82ヘクタール多い、新設は困難という回答があるのです。それから4年たって、このときに止若橋の改修とか跨線橋の勾配、これはどうしてもやらなければならないと書いてあったのです。それにかかわらずね。ただ、道東自動車道、阿寒インターと釧路インター、西インター、もう開通していますので、今の状況をちょっとお知らせ願いたいなと。そのときには、工業団地のほうは、無理だという回答だったのですけれども、それも含めてその施策に変わりはないのかどうか、ちょっと状況的に教えていただきたいと思います。
答弁 建設部長 河村伸二
今、国道38号の関係と工業団地の関係ということで、道東道開通いたしました。今年度、北海道において、交通量調査を実施しております。まだ結果のほうはお聞きしてございません。ただ、想像するに、道東道開通して、国道38号の交通量が増えるというふうには思えませんので、厳しい状況ではあるかと思います。それで、今後、国ともバイパスのあり方だとか、38号の関係をどうするのかというのは、追って協議したいというふうに思っております。それに加えて、工業団地の新設、市街化調整区域から市街化区域に編入するといったことにつきましては、これ北海道が決定する都市計画になりますので、あくまでも根拠に基づいてということで、今現在の幕別町における工業出荷額からいたしますと、必要面積はまだ十分足りているという試算になっておりますので、今後、都市計画の見直し、直近でいきますと令和12年に予定しておりますので、そのときの見直しのときに、工業出荷額が爆発的に増えるようなことがあれば、当然工業フレームとして増えますので、新たな工業団地を造成するということは法的には可能になる可能性はあるというところでございます。
再質問 3番 山端隆治
ちょっと附属の、さっき言ったのですけれども、跨線橋と止若橋の関係を、もし答えられれば。
答弁 建設部長 河村伸二
跨線橋と止若橋につきましても、国としては危険な箇所ではないというふうな認識でいるといった回答をいただいております。ただ現状は、やはり信号の待ち時間が長いですとか、そうは言っても勾配やはりきついので、安全対策としては、町もあそこを架け替えるですとか跨線橋どうするのかというのは、非常に厳しいかなというふうに思っていますが、新たなルートも含めて国と協議していきたいというふうに思っております。
再質問 3番 山端隆治
どうもありがとうございました。これで終わります。