みんなの議会

置戸町議会 令和7年第4回定例会 2025年9月11日

建物を最大限に活かす取り組みや施策について

2025年9月11日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が「建物を最大限に活かす取り組みや施策について」質問し、町長 深川が答弁しました。

質問者
嘉藤均 議員
答弁者
町長 深川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 嘉藤均

それでは通告にしたがいまして町長に一般質問をいたします。児童館の運営、建物を最大限に活かす取り組みや施策についてということで質問をいたします。3月議会を受けて児童館の建設が着々と進んでいることと思います。建設が完了して来年の8月より利用が始まる予定ですが、新たな子育てに特化した課を設けるのか、あるいはどの課が所管するのか、どのような考え方で進めていくかを伺います。また、この児童館を最大限に活かすために、子育てに優しい町として取り組みや施策についても町長の考えを伺います。

答弁 町長 深川

おはようございます。本日も傍聴ありがとうございます。ただいま嘉藤議員の方から今建設中の児童館の運営、またその建物を最大限に活かす取り組みや施策について私の考えを求められましたので、今までのちょっと経過も含めてお話をさせていただきたいと思います。この留守家庭児童会くるみの会、放課後児童クラブは昭和43年、置戸は歴史があります。あの木工場が多く、人口が多い時に、共稼ぎというか、夫婦とも工場で働く人が多いなかで、やはり鍵っ子対策、そして子どもの健全育成を目指して、昭和43年旧図書館の一室で4年生以上の子どもたちを対象に開設されたというふうに記録されております。近年でいけば旧めぐみ幼稚園の使わなくなった園舎を使ってですね、この児童クラブが開設されておりました。それまではいろんなところ、川向住民センターや母と子の家などを転々としながら開設されてきた経過にありますが、当時は先ほど言いましたように年齢制限もあって、開設当時でいくと20人ぐらいの利用だったというふうに記録されてますが、近年では50人を超える登録があるというような状況でありまして、ある意味、置戸はこういう時代情勢を先取りして、こういう施策を取り組んできたのかなというふうに思っております。私が令和2年、町長立起の公約として、政策のひとつとして、この古くなった児童センターの新築、改築を含めて取り組みたいということを公約に掲げて当選をさせていただきました。そこからすでにもう5年が経過しておりますが、この児童館、本年6月に建設工事にやっと着手することができました。令和3年度よりいろいろな保護者、それからPTA関係者、町の有識者、それから職員の皆さんにご協議をいただき、令和4年度からは児童館建設検討委員会を設置し、先進地の視察や子どもたちと一緒となったワークショップでの意見聴取など、議論を重ねながら議会にもお諮りして建設場所の選定や住民説明会を経て、昨年度にはやっと実施設計が完成し、現在この建設に至っております。先ほど議員もおっしゃられましたように、開館予定につきましては2年にわたっての外構工事の進捗状況もありまして、来年の夏休み明けを目処に開設をできるように工事を進めているところでございます。この新児童館でありますが、従来の放課後児童クラブの機能はもちろんのこと、留守家庭児童以外も自由に来館することが可能となる児童館ということにしております。また、児童館は小学生だけではなくて、中学生、18歳までの幅広い年代の子どもたちが利用可能となる施設となります。そのため今年度は置戸町児童館等建設検討委員会を継続し、開館後の児童館の運営を中心に、ソフト面での検討を今も行っていただいておりますし、先進地の視察も職員等で行っております。その他8月8日には子どもたちを対象とした小学生ミーティングを開催し、その時点で子どもたちに児童館でやりたいことは何というような話し合いも持たれたというふうにお聞きしております。この他にも中学生や高校生を対象としたミーティングも今後予定しており、年代の異なる子供たち、生徒、児童、まぁそんな方々がどうすれば児童館に来ていただけるのか、来やすいのか、そしてどんなことを実現したいのかという意見聴取も行って、それを最大限運営に活かせるように今社会教育課では取り組んでいるところでございます。その際、小学生のなかでは児童館ができたら図面を示したり、まぁこんなことが日課としてありま29すよというようなお話をした時に、何がしたいですかって言ったらゲームがしたい、昼寝はできるの、それから中高生も来るならレク、まぁ遊びですね、レクやそれから勉強、宿題も教えてもらいたいっていうような前向きな意見もあったというふう担当から報告がありました。これらのことから、学習の場としてのニーズもあることが分かり、今年度小中学生を対象に、学校で利活用しているタブレット端末を活用したオンラインでの、この児童館でも活用できるかどうか、試験的に今後実施をしていきたいということで今計画しているところでもありますし、また地域連携協定を締結しております札幌学院大学とも連携した子どもたちへのふるさと教育の一環として、教育委員会では何ができるか考えていきたいということで、今計画もしているところでございます。子ども・子育てに係る課題は、児童館が建ったから解決するものではありませんが、社会構造の変化やグローバル化、情報化のなかで子どもたちを取り巻く環境が大きく変化し、課題は複雑化している現在、家庭環境の問題、不登校の課題、身体、発達障害の増加などのさまざまな課題があるなか、児童生徒の健全な育成を図るためにはその一つ一つ丁寧に対応していく必要があると考えておりますし、議員から組織機構の担当はどこになるんだという質問もありましたが、当然社会構造の変化のなかで、その時代にあった子ども対策を図っていかなければならないとは考えております。しかし、一方で人口減少社会の中で行政のスリム化も必須条件であります。児童館に特化した課の新設については今のところ白紙ではありますが、今後児童館の運営内容など教育委員会と協議をしながら、その組織のあり方については決定していくことになろうかと思います。それらを十分に確認したうえでどのような組織にするか、どのような運営形態が好ましいか、そして効率的なのか、子どもたちにとって良い環境になるのか判断してまいりたいと思いますので、今の段階で明言は避けさせていただきたいと思います。先ほど前段申し上げましたとおり、留守家庭児童会放課後児童クラブは来る人は対象が絞られておりました。保育にかける家にいてもまぁ看護する人がいないとか、そのような方が放課後児童クラブですが、今度の児童館は誰でも来れる施設になります。あのそれは子どもも行くか行かないか選択することになりますし、そして親御さんも児童館に行ったら楽しいよ、児童館に行ったらいいことがあるよということを考えていくことになると思いますので、子どもたちが児童館に行って楽しい、そして大人になって置戸で育って良かったと思えるような町になっていきたいというふうに考えておりますし、この施設がその中核を担っていただきたいという大きな期待寄せて運営の検討を進めてまいりたいと思っておりますので、どうぞ今の段階でのご理解をいただきたいと思います。

質問 1番 嘉藤均

今町長の方から詳しくこの経過を含めてお話がありました。まだその課については白紙の状態であり、これから時代にあった形で進めていきたいというような、明言を避けるというようなお話でありましたけども、私たち議員の方でもあちこちの市町村を視察する機会がありました。ある町では子育てに特化した支援センターを設けて、まぁ自称でしょうけども、日本一の子育ての町だと謳ってる町もあります。もう少しその子育てに特化するような、今社会教育の方でまぁ取り組みというか進めているというようなお話でしたけども、本当に子育てに特化して、この建物を十分に活かすような課を設けるべきでないかと思いますけども、その辺もう一度町長の考えをお聞かせください。30

答弁 町長 深川

今、新たな決意のもとで組織を立ち上げて作り替えた方がいいんじゃないかっていうお話なんですけども、先ほど前段で申し上げましたとおり置戸は歴史があります。ある意味では今の時代を先取りしてるような、混沌、共稼ぎとか家庭の状況も含めてですね、まぁ取り組んできたのが社会教育を中心に、教育を中心に取り組んできたこともあります。一方で、後段申し上げましたとおり行政のスリム化もあります。今、白紙の状態でありますが、限られた人数の中で課を設置したからって解決する問題ではないなというふうに思っておりますし、今社会教育が中心に今後の検討を進めているところでありますし、教育委員会に私はまぁある意味主導権を握った教育、そして子育てを担っていくべきではないかというふうに思ってますが、まだいろんな視察をしたところのあり方、先ほど日本一の子育てを謳って、まぁ移住にも寄与するような、そういう政策を売ってる町もありますよということは私も承知しております。どちらかというと日本一なんていうことはなかなか言えないんですけども、先ほど私はこの子どもたちが置戸で育って良かったというような町、そして置戸だったから私はだめだったっていうようなことが言われないような町にしなければならないというところしか謙虚なものですから申し上げられませんが、置戸はその力が今までもあったんだろうというふうに思ってますし、その原動力の一つは教育委員会だったというふうに思っております。

質問 1番 嘉藤均

今のところは行政のスリム化もあって新たな課ということにはならないのかなというようなお考えですけども、私は逆にですね、ここはもう特化して子育て支援センターのようなものを設けてですね、先ほど町長が言っていたように、移住とか定住でもね、この施設を使ってもらう。そういうようなことでいかないと今置戸の出生数はもう10人を切って5人前後という、今そういう時期というか子どもたちの数ですから、その施設を最大限活かすような考えということであれば、もう移住・定住も含めてですね、子どもたちが使いやすい、また置戸に来て子どもを育てる環境として十分な施設になると思っておりますのでね、その辺もう少し深く考えて進めていただきたいなと。スリム化も行政のスリム化も分かります。でも、この施設が置戸にとって本当に大事だと。町長が5年も公約かけて建てようとしている今これ施設ですから、もう少しその辺の意気込みというか、その辺の考え、もう少しお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 深川

最初の答弁で申し上げましたとおり、家庭環境の問題や不登校の課題、いろんな子どもたちを取り巻く環境っていうのは昭和の時代とは変わってきているというふうに思っています。それ一つ一つですね、解決していけることが、まぁ寄り添っていけるような町にしなければならないと思ってます。もちろん施設が建ったから解決するわけでもないし、組織が、名前が変わったから解決するわけではないんでしょうし、この児童館になれば児童構成員と館長っていうのを置きなさいというのが厚生労働省の指針であります。今は社会教育課長がその施設運営のトップに立っておりますが、まぁそういうような人員配置についてはですね、やはり補強していかなければならないのかなというふうには31思っておりますが、今の段階で新しい課を設けるとか、そういうことは全体の機構改革の流れのなかでここだけ突出していくことにはならないかなという思いもありますので、ぜひとも今の段階ではご理解いただきたいと思いますし、議員言われましたとおり子育てに優しい町、そして置戸は住みやすいんだっていう町は本当に作っていきたいというふうに思ってます。人数は少なくなってもですね、今年の出生がまだ1人という状況です。去年は4名でした。急激に数が減ってきてるなかでは、やはり勤労世帯の流入、移住を図っていかなければならないと思いますし、そのためには子育て環境の充実というのも大きな要素だというふうに考えております。

質問 1番 嘉藤均

新たな課という話じゃなくてもですね、移住・定住となれば教育委員会だけでもできないことですし、各課の連携っていうのは非常にこう必要になってくることかなと思いますし、例えば他所からたくさんの人たちがあの子どもを育てたいということで置戸を選んでくれたとしたらですね、置戸で子育てをして良かったというような施設になっていかなければならないというふうに考えていますし、この施設が十分に活かされてですね、まちづくりに寄与することを願って私の質問を終わりたいと思います。

出典:置戸町議会 令和7年第4回定例会 2025年9月11日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる