みんなの議会

置戸町議会 平成28年第4回定例会 2016年6月29日

通告によりまして町長に3件の事項について

2016年6月29日、置戸町議会の一般質問で、佐藤勇治議員が「通告によりまして町長に3件の事項について」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
佐藤勇治 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 佐藤勇治

それでは通告によりまして町長に3件の事項について質問をさせていただきます。6月10日から井上町長の5期目の新たな町政がスタートいたしました。5期目の出馬にあたっては町民みんなの笑顔が輝く町づくりをスローガンに14の施策を公約としてリーフレットで訴えております。いずれもこれらの施策は置戸町が抱える重要な課題と承知しますが、とりわけこれから質問いたします3つの公約につきまして、より具体的な方針と取り組み、考え方について伺います。1つ目は「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の実行と推進について伺います。町長の5期目の14の公約のなかの第1番目に置戸町まち・ひと・しごと創生総合戦略の実行と推進を図りますと訴えております。その具体的な方針や取り組み、考え方について伺います。この総合戦略は平成24年11月に成立しました「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の制定に伴い、全国の自治体が独自にその地域の実情に応じ、地域の人口減少に歯止めをかけ、活力ある地域を創生するためのもので、努力目標として国が自治体に対し総合戦略の策定を求めたものであります。本町におきましても昨年1年間かけ、住民代表や各界の代表による有識者会議での意見や議論を踏まえ、具体的には119の事業を集約し、施策ごとの目標値を設定し、推進を図ろうというものであります。この総合戦略は、これからの本町の将来をかけた町づくりの基本をなす計画であると認識しておりますが、そこで何よりもこれらの実効性と事業効果を高めるためには財源や人的配置の重点化、集中化が必要ではないかと思うのであります。総花的な事業の推進ではなく、一点集中的に事業の推進を図ることが求められていると思います。また、個々の事業を着実に推進するためには、長期的な展望に立った事業あるいは中長期的な事業、さらには性急に今すぐ実施し、短期集中的に取り組むべき事業など事業仕分けを行い、メリハリをつけ、目的を明確にし、計画的に事業を進めるべきではないかと考えるところでございます。この総合戦略を町長が公約の第1番目に挙げたことは5期目の町政の指針になるものと解しますが、その意気込みも伺うところでございます。この戦略の最も優先すべき施策あるいは重点を置く施策はどのようなものか。また、今すぐやらなければならない喫緊の課題と施策について町長の考えと思いを伺います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

まち・ひと・しごと創生総合戦略の実行と推進についてということでありますが、本年3月に各界の代表の方々、そして町民また議員の皆さんからもいろいろとご意見をいただいて、置戸町人口ビジョンと置戸町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定いたしました。30ご承知のことでありますけれども、人口ビジョンでは人口減少に歯止めをかけるために定住促進施策の展開あるいは産業振興による雇用の拡大、子育て環境の整備等魅力あるまちづくりを積極的に進めることで平成52年、西暦2040年でありますけれども、人口目標として2,300人といたしました。また、総合戦略では4つの施策分野ごとの基本目標と取り組みを定めまして、本町においては全部で119の事業を取り組むということにいたしました。策定前にも議員からご質問をいただきましたけれども、人口減少への取り組みは自治体の規模あるいは産業構造などによって様々でありますが、置戸町における最大のテーマというのは、やはり基幹産業というのを守り発展させるという、この取り組みだろうというふうに思っております。併せて農地や山林を守るということが新たな雇用を作り、安心して住み続けることができる町づくりにつながっていくんじゃないだろうかというふうに思っているところであります。私の5期目の公約の 1 番目に置戸町まち・ひと・しごと創生総合戦略の実行と推進を図るとしたのも、その思いがあるからであります。総合戦略の推進にあたっては、当然ながら長期的また中期的、短期的な整理をした上で何を優先すべき事業として特化していくのか。当然のことだというふうに思いますけれども、そういうようなことを念頭に置きながら進めていかなければならないだろうと思います。基本的には議員がおっしゃる通りで、考え方も私とそう違いはないというふうに思っております。総花的でなく、1点集中的にというようなお話がありました。しかし、町民の方、また有識者の方、議員の皆さん方、いろんな方々のご意見をいただきながら集約した結果として119の項目が残ったわけであります。この119が多いか少ないかというのはいろいろ議論があるのかもしれません。まぁ5年間かけてやる、27年度はもうすでに終わりましたから、実質的には4年間ということになろうかと思いますが、この期間の中で119を実施していくということが多いか少ないかという議論は当然あると思います。もちろんそこには財源的な裏付けがなければなりませんし、ご承知のように地方財政状況というのは置戸は健全財政だとはいっても規模は小さいですし、後程お話として出てきますけれども大きな投資をしなければならない今の状況もありますから、ですからこれから4年間なり5年間なりで、この総合戦略を置戸の後期計画と重複しておりますけれども、この事業を展開していくというのはかなりいろんな意味でやはり検討を加えていかなければならないということを申し上げておく必要があるだろうというふうに思っております。そこで、いくつか取り組みについて申し上げたいと思います。先程申し上げましたように、農業がやはり置戸の基幹産業でありますから、これを守り発展させていくということは、これはもう論を待たないところであろうというふうに思っているわけであります。そうした中で強い農業づくり事業を、また産地パワーアップ事業、加えて現在始まっておりますけれども勝山における大型の農事組合法人、こうした事業が将来にわたって安定的に発展していくような、そういうような支援ということも考えていかなければならないというふうに思っております。そうしたことからしますと、 旧勝山公民館の改修事業もありますし、観光関係では勝山温泉ゆぅゆの大規模改修事業というものを計上させていただいているところであります。また、定住促進への取り組みとして民間賃貸住宅の建設促進に向けての支援事業あるいは地域おこし協力隊の募集、高齢者あるいは町民皆が安心して住み続けることができるような老人ホームの内部の設備改修、もちろん外部のこともありますけれども、中における設備の改修、さらには置戸赤十字病院への医療施設の充実31事業、加えて私どもの地域は自然災害に強いというふうに今までも申し上げてきておりますけれども、今のいろんな全国各地における自然災害等の状況、地震の発生状況、そうしたことも考えますと防災関係のことについてもきちっとした予算計上も含めてでありますけれども、やっていく必要があるであろうというふうに思っております。そうした事業がこの総合戦略の119の中に入っているということでありますけれども、今回はこの総合戦略の中でも特に優先度が高く、早急に取り組む事業として判断し、提案させていただいたのは今申し上げた内容のものであります。同時に当然のことでありますけれども、必要となる財源の確保、それから人的な配置のこと、こうしたことも含めて事業を進めてまいりたいと、このように考えているところであります。また、この総合戦略の推進に当りましては、毎年度事業評価を行いまして、この事業の効果あるいは成果、また数値目標の達成度、これらを含めて検証を行うということになっておりますので、申し上げておきたいというふうに思います。評価につきましては置戸町行政評価委員の方々がいらっしゃいますので、この委員の方々がこの評価について当たっていただくということに考えておりますけれども、併せて議会議員の皆様にもご意見をいただく予定をしておりますので、そうした意味でのご協力もお願いを申し上げたいと、このように思います。

質問 4番 佐藤勇治

今町長から、この総合戦略の総括的なと言いますか、総論的なお話を伺いました。何よりもその視点と言いますか、軸足は産業の振興であると。当然農業、林業の振興であるということが話から伺えるわけであります。そして、その産業の振興を図りたいということでのお話でありました。誠にその通りで私も同感でございます。それでこの後ですね、老人ホームの改築とか温泉のことも入るわけですけれども、その前に若干各論的な話になりますけれど、4点ほど、この総合戦略の中で2番目の課題として人口流出を抑制し、流入を促進するということで謳われております。基本目標としては都市圏からの転入者を増やすということを訴えておりますが、それらも含めて4点ほど私の意見として述べたいと思いますので、その考えに対して町長のご意見がありましたら、その後伺いたいと思います。最初に申した通り、人的な配置とかいろいろありましたけれども、まずこの定住を促進するための、やはり体制の整備と窓口の明確化、これがまず1番目に望まれるところではないかと思います。かつては地遊人事業あるいは山村留学事業の我々は経験があるわけですから、こういった経験を踏まえまして定住誘導の今申しました通り担当窓口を明確にしてですね、それを発信すべきではないかと思います。この総合戦略の中にも定住誘導の推進ということを謳っておりますし、ワンストップ窓口の設置ということも謳っております。当然の話だと思います。具体的には移住、定住の相談あるいは受入れ体制と関係機関との連携強化ということで、その窓口の設置を主な事業として謳っておりますので、ぜひこの点について強力にというか、早急に整備して行くべきであると私は思っています。それから2番目として、何よりも本町の住宅事情ですね、これは非常に良いとは言えない。悪いというとちょっと語弊がありますが、町営住宅については年々計画に基づいて整備されておりますけれども、町営住宅については非常に所得の制限だとか規制の網がありまして、なかなか全員希望の方が32入ることが難しいということであります。その中で、今回ですね、6月の補正で早速民間賃貸住宅建設促進事業と言いますか、これが補正予算に計上されたわけですが、これらに続いてですね、ぜひ民間の空き家の活用。これは空家改修費助成事業ということもちょっと総合戦略の中に謳われておりますけれども、ぜひこれの検討もですね、即急にして住宅事情の改善を図っていただきたいと思います。今、若松の第7団地が建て替えの、あそこに入居されている方が優先して建て替えに入居してもらうということで、まちなか団地に整備を進めているわけでありますけれども、あの若松第7団地の町営住宅の活用と言いますか、用途変更あるいは再整備、リニューアル等を検討して、今後入ってくる、例えば農業研修生だとか、あるいは林業の担い手だとか、その他勤労者用の住宅という幅広い形の中であの住宅を再度活用できないか、検討すべきだと思います。まだブロック造りで屋根とか土台はまだ当分利用は可能だと思いますが、いずれにしろ高額な改修費じゃなくて、一定程度のそういった勤労者の住宅として活用すべきではないかということで提案したいと思います。それから3番目として、交流事業から定住事業の展開ということで、これは基本目標の中にも2番目として人口流出を抑制し流入を促進するということでございますが、特にこれから都会のシニア世代、団塊の世代など、そういったものをターゲットにしたシニア世代田舎暮らし体験事業、これはまさにここでも謳ってておりますけれども、これらについて着手して、例えば東京置戸会や青梅市とのチャンネルもありますし、オホーツク管内の町村の連携として江東区との連携もこれから図ろうということでございますので、ぜひこのようなことで将来的に非常に団塊の世代、昭和22年生まれから昭和24年生まれの方が全国で800万人いると言われています。それでこれから大都市では超高齢化の到来ということで、こういった年代の方がどんどん高齢化していくということで非常に大きな国の問題になっていくんではないかと思いますので、ぜひその辺を着目して定住化への一つのステップとして展開してはどうかという提案でございます。それから最後、4つ目でございますけれども、子供子育て環境の充実でございますけど、これはこの中で婚活支援事業の取り組みということも書いてありますが、まぁ当然のことだと思いますが、特に保育にかかる支援。具体的には保育料の軽減も置戸町独自の軽減措置を実施しております。そんなことも発信して、他の町ではやっていない、都会ではやっていない置戸の保育料の軽減のメリットということも発信して、保育に対する支援を引き続き実施していくことが重要かなと思います。また、小中学校生を対象とした義務教育費負担の軽減ということで、具体的には給食費だとか修学旅行費の軽減など、こういったことも一つの子供子育ての環境の整備にも入るんではないかと思いますので、この総合戦略の中で謳って、これからやろうとしている事業ですので、ぜひこれらの事業を目に見える形で進めてもらえればと思います。そういう思いで私4点ほど意見として述べさせてもらいました。これについて町長の考えがありましたら伺いたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

大きく言えば4つくらいおっしゃられたかもしれません。相対的なことで言えば私も同じようにやりたいという思いです。しかし、申し上げる必要もありませんけれども、財源には限りがあるというふうにやっぱり考えざるを得ません。国も待機児童のことも含めてやらなければな33らないということでやり始めましたけれども、しかし、3年ぐらいするとそういう政策をやめてしまうというところが地方にとっては非常につらいところであります。花火を上げておいて、後は地方で考えなさいと言われても、私どもが1回やったら途中で止めるということは無理だと思います。続けていかなきゃならないという地方としての責任がやはりあると思います。従いまして、どこまで応援できるのかということをキチンとやっぱり定めて支援しなければならないというふうに思っています。もちろん子育てのことでありますから、限りなく支援してほしいというのが子供を育てている人たちの思いだと思います。それは保育料のことについてもそうだと思います。しかし、どうでしょうか、かなりの額をと言いましょうか、支援しているように私は思っております。そうした中で、これに対しても、これに対してもといくつか要望はあるんだと思いますけれども、その中で財源的なことを含めて可能なところについてはこれからも検討していきたいというふうに思っていますが、冒頭申し上げましたように、思いは思いとしてあるんだけれども、やはり限界があるというふうに考えざるを得ないことも悩みと言いましょうか、そういうこととしてあるということでご理解いただきたいなと思います。人口の流出を抑制する、あるいは流入人口を進めていく。これまでも努力してきたつもりですけれども、結果は人口減になっておりますから、本当に説得力のないことになってしまうかもしれません。しかし、今日本の人口が1億2,600万人というふうに言われておりますけれども、これがそのまま放置しておくと8,000万人になり6,000万人になっていくということが、ある種シュミレーション的にはっきりしているわけです。そうした中で地方が、私どもの置戸町も含めてのことでありますけれども、地方がその人口の減少に対してどう歯止めをかっていけるのかというのは本当に至難の業だと思います。今、東京の江東区、人口40万人くらいだと思いますが、江東区と交流をしようということでオホーツク管内として今動いております。私も6月1日に江東区の区長さんと会ってきましたけれども、物販の販売もこの交流の中には考えていく内容の一つであります。江東区祭りというのが毎年開催されているわけでありますが、そこにいろんな物販を持ち込んで売っていく。そんなことで連携を深めていく、高めていく。まぁそうしたことも一つの方法としてあるというふうに思います。また、併せてこの江東区では環境フェアというのをやっておりまして、今年が9回目を迎えたと思います。ご承知のように、江東区新木場があるところでありますのと、それから2020年に東京オリンピックが東京で開催されるわけでありますが、その種目のうちの9つがこの江東区の中で開催されるということであります。当然ながら施設改修がありますので、その施設改修に当たって、このオホーツク管内の森林認証材をぜひ使ってほしいと、そういう思いもありまして、江東区の区長に申し上げてきました。木でまちを作り上げてきたという地域でもあるようですので、木に対しての造詣が非常に深いと言いましょうか、そういうような区長さんでありましたので、私どもと言いましょうか、管内の15の町村にとりますと、森林認証をかなりの市や町がとっておりますので、そうした意味では将来にわたって一定程度の関係を作っていくことが可能でないかというふうに、今思っているところであります。滑り出しとしては非常にいい状況だというふうに思ってますが、何といっても息の長い、将来にわたって息の長い関係を作りたいというふうに申し上げてきましたけれども、それにはやはり人の交流34だと思います。いくら物販が盛んだとしても、やはりその根っこになる部分がきちっとしていかなければ、長い付き合いはできないだろうというふうに思っております。従いまして、人的な交流を大事にしながらお互い大事にしながら進めていこうじゃないか。そうした連携を取っていこうじゃないかというふうに申し上げましたし、江東区の区長さんもそのことについては基本的に同意をしてくれましたので、そうした中で関係をより高めていくようなことをやっていきたいというふうに思っております。しかし、管内15の町村がありますから、また3市を加えまして18の市町村がありますから、そうした意味ではどこのまちに特化するというものではありませんけれども、しかし、置戸はその18の中でもいっそう江東区との関係についてより色濃い関係と言いましょうか、絆がきちっとした形でつないでいけるような関係として作っていければなと、それが結果として東京、江東区もちろんそうでありますけれども、東京の人たちとこの北海道の人たちとの関係が高まっていければなというふうに思っております。そうした中で、若い人たちがこの置戸の街に来てくれるかどうかということになりますと、甚だどうでしょうかというふうに申し上げなければなりませんけれども、しかし、高齢者の人たちがこの北海道の中で気象状況と言いましょうか、自然環境を含めてでありますけれども、非常に関心を持っているということも事実でありますので、そういったことも含めてこの人口の流入の問題、進め方の問題、新しい展開が出来るとすれば、そうしたことも考えていっていいんじゃないかなと、このように思っております。一つ一つ申し上げるにはちょっと時間がありませんので避けたいと思いますけれども、ワンストップの窓口だとか、それから定住の問題で、窓口を明確化にしたらいいんじゃないかというふうなお話がありました定住の問題の窓口というのは企画課なんですけれども、その企画課という部分がどれだけ外の方に伝わっているのかという問題もあるのかもしれません。それからワンストップの窓口という問題について言えば、私はいつもこういう問題、組織の議論になってきたら必ず登場してくるのがワンストップ窓口の設置と言いましょうか、この言葉が出てきます。私は窓口に行った時に、戸籍の窓口でありますけれども、その時に一声、声をかけてくれればきちっとその場所に、その課に案内してくれるという職員だというふうに思っていますので、この計画の中にはありますけれども、特段大きな課題だというか、ものだというふうに思っていませんけれども、まあ職員がより親切に対応してくれるようなことが、私はそれで可能なんじゃないかと、クリアできる問題ではないのだろうかというふうに感じているところであります。それから住宅事情の問題が言われました。簡単に申し上げますと、より新しい住宅に入りたいということです。住宅環境がより良いものであって初めて住宅として認めたいと、入りたいということだと思います。従いまして、先程公営住宅の第7団地の利活用の問題について話がありました。土台なんかはまだまだしっかりしているぞというようなお話がありましたけれども、しかし、一定程度のお金をかけて直すということになりますと、当然30年、40年入ってもらうという形になると思います。しかし、それにはそうあまりお金をかけないでというような表現もあったかもしれませんが、なかなかあまりお金をかけないでという住宅には喜んで入ってもらえないということも現実の問題としてはありますので、なかなかその第7団地の公営住宅をそうした形で改修をして門戸を広げていくということについて言えばいかがなものかなというふうに、今は思っているところでございます。ご質35問のことについて落ちていることもいろいろあるかもしれません。現時点で申し上げるならばそのようにに考えているということでご理解いただきたいと思います。

質問 4番 佐藤勇治

ええ。

質問 4番 佐藤勇治

後段の4つの課題につきましては私の意見として申し述べました。それで町長の回答がありましたので、ぜひですね、特に江東区との交流とか、今後さらに拡大されるであろう木を中心にしたそういった交流ということをぜひ今後とも期待したいと思います。1点だけちょっと申し述べたいのは、やはりなんといっても住宅事情で、その中での町営住宅の改修後の用途変更ということですけれども、これは私の要望ですので、今後とも改修後については十分に内容を検討していただいて、活用できればこういったインフラの長寿命計画ということが謳われていますのでそれについて検討していただきたいと思います。これは要望として次の点について質問させていただきたいと思います。2番目は特別養護老人ホームの大規模改修について町長に伺います。5期目の公約の中でも特別養護老人ホームの大規模改修ということで謳われておりますけれども、過去の議会での一般質問の中では特別養護老人ホームにつきましては現有の施設とは別の場所での改築か、あるいは現施設の改修か、町長からの明言というか、それは明確ではありませんでした。しかし、今回5期目の選挙公約の中では明確に高齢者になっても安心できるよう特別養護老人ホームの大規模改修を行いますと訴えており、当選後の報道の会見でも特養の大規模改修を明言しておられます。そこで次の点について伺います。 1 つ目は改築から改修への方針に至った経緯と経過について伺いたいと思います。2つ目は大規模改修を想定した場合のその実施年度はいつ頃か。これは見込みあるいは目標を含めてのその実施年度について伺いたいと思います。それから3つ目につきましては事業規模ですね、特に事業費ということになろうかと思いますけれども、どの程度の改修費が見込まれるのか。これは想定ということでおおよそのことになろうかと思いますけれども、どの程度になるかということでございます。4つ目は改修の内容ですね。特に改修にあたってはユニット化、個室化など、現在よりサービスの充実が図られるという機能面でのメリットがあるということが言われております。これらについてのわかる範囲での説明をお願いしたいと思います。それから5つ目については、これら改修による既存の施設の影響と言いますか、そういったことの課題はないか。これらについて現時点での町長の考え方について伺いたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

特別養護老人ホームの大規模改修についてでありますが、ご承知のように特別養護老人ホーム緑清園、昭和57年4月の開設から34年が経過いたしました。改修につきましては第5次総合計画の後期計画、そして第6期の介護保険事業計画において介護保険関連施設を含めまして整備方針を定め、この計画に盛り込んでおります。私の5期目の選挙公約として特別養護老人ホームの大規模改修を進めるというふうにお話をしております。このことに関してのご質問でありますが、1点目として改築から改修への方針に至った経緯と経過ということでありますが、現段階としては既存の建物のうち、事務所等の管理部門として利用できる箇所は改修をいたしまして、隣接する同一の敷地内に接続する形でプライバシー等に配慮した個室ユニット型の特別養護老人ホームを改築する方向で検討しているところであります。ご存知の通り、養護老人ホームと併設しておりますので、両施設の利用者間の交流、それから調理場の兼用、それから事務職員の配置等のこともありますので、現在の場所から大きく移動することは基本的には考えておりません。それから2点目の実施時期については当初平成29年度を目途に準備を進めていたわけでありますが、財源確保の問題や職員の確保、あるいは育成等の課題も多くありまして、少しずれ込むことになりますが、平成30年度から始まる次期の介護保険事業計画での開設を目指してまいりたいと思っております。次に事業規模でありますが、最終的な場所や規模で違いが出ますけれども、個室ユニット型50人定員、それとショートステイ10床、これを併設するということで3階建てを想定しています。事業費がどれくらい見込んでいるのかというお話がありましたけれども、20億円くらいはかかるであろうというふうに見込んでおります。ただ、きちっとした図面が出来上がっているわけではありませんので、おおよそこれを目途にしているというふうに捉えていただきたいと思いますが、それぐらいの事業費になるのではないかというふうに見込んでおります。4点目の改修の内容でありますが、先に述べましたとおり個室ユニット型が基本だというふうに考えております。現在の4人部屋等の多床室と言いましょうか、これにおいては個人のプライバシーの観点、また家庭的な雰囲気の中で在宅に近い生活を送っていただくような施設にしたいというふうに思ってまして、職員のサービスだけでは、その努力だけではなかなか達成しきれないというような家庭的な雰囲気と言いましょうか、そんなことも含めて個室ユニット型が基本であろうというふうに考えているところであります。こうしたユニット単位のサービス提供により、利用者の尊厳の保持と、また自立支援、併せてこの入所している方への面会に訪れる家族にとっても利用者の部屋に遊びに来るというか、 そういうような感じで来れるような、そうしたものにしていきたいというふうに考えているところであります。最後に改修による影響やその他想定されることでありますが、個室ユニット型とした場合、介護職員が1ユニットあたり3対1の基準がありますので、現状より4〜5名程度職員の数が増えるであろうと、増やさざるを得ないであろうというふうに考えているところであります。また同時に職員住宅の整備、また確保ということも併せて検討していく必要があるというふうに思っております。こうしたことから特別養護老人ホームの改修等につきまして、今後早急に具体的な検討を進めるために職員体制も含めて考えていきたいと、このように思っているところであります。先程子育て支援だとかのお話の中で申し上げましたけれども、本当はもっと広々としたところに特37別養護老人ホーム、そして養護老人ホームが作れれば一番望ましいことだろうというふうに思っていますが、 しかし、今の特別養護老人ホームの改修だけで20億円くらいかかるであろうというふうに申し上げましたけれども、これを全く新しいところに建てるとなりますと、当然ながら土地の問題、そして養護老人ホームの問題、合わせてその古い建物の解体問題、そうしたことを考えますとなかなか思いはというか、そういうものはあるとしてもなかなか難しいなと、現在の場所で考えていかざるを得ないなと、そういう判断に至ったところであります。

質問 4番 佐藤勇治

おおよそ30年、平成30年を目指すというお話でございました。その中でこれもおおよそということですが、20億円程度ということで、かなりの事業費になるかなと思います。それでこれは基本的に居室の部分ですね。定員は今50人でショートステイは10床ということで、定員は増減させずに現状の中でお年寄りの居室部分を3階建てにするということですが、この事業をスタートさせるにあたって単年度でやるのか、あるいはこれは国との協議とか財源の問題もあると思うんですが、複数年度でやるのか、その辺のところも今後の課題ではないかと思いますが、その辺の考え方をお聞かせいただきたいのと、サービス向上を図られるということは非常に入園者にとってはいいことですが、逆に介護保険会計に及ぼす、特別会計に及ぼす影響等も若干出てこないかという心配もございます。それと入園者あるいは家族のですね、費用負担がどうなるのかという、その辺の危惧と言いますか、心配も出てくると思います。そんなことを、その辺の考え方がどうなのかなという気がします。それと当然改修と改築、いわゆる管理部門については現在の施設を利用してということでの改修で、居室は改築ということになるんですけれども、これらについては国や道の支援措置があるのかどうか。その辺のこと今の状況でしかつかめないと思うんですが、そういった状況について分かる範囲でお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

単年度で出来上がるのか、複数年になるのかというお話ですが、今の特別養護老人ホームの基本的にはその横に建っていくと言いましょうかね、なりますので、今の入所している人たちがどこかに1回移ってもらってということは考えていないものですから、ですから現在入っている人たちのいろいろな状況と言いましょうか、そういうことを判断しながらこの建設事業は進めていかざるを得ないのだろうなというふうに思っています。もちろん1年でも早い方が良いわけでありますが、そうした現在入所している人たちのいろいろな条件と言いましょうか、健康状態も含めてでありますけれども、そうしたことも含めて仕事を進めていかなければならないなと、そんなふうに思っております。それから一定程度国からの補助だとかそうしたものについては見込めるだろうと思ってます。ただ、建物は私は基本的に木というふうに思っています。国や北海道の方がどれだけ理解していただけるのかという問題がありますけれども、建物としては木でやりたいなと、そんなふうに思っております。だいたいお答えしたかなと思いますけれども。もちろんいろんな影響があると思いますけれども、建設コストと言いましょうか、かかった費用がそうしたものにかぶさっていくということはありませんけれども、一定程度、制度の中のことについてはこれからいろいろと検証してみなければわかりませんけれども、当然ながらなんだかの形で影響はあるだろうというふうに思います。38

質問 4番 佐藤勇治

今、財源については当然国の方からも見込めるということでございましたが、ただ1点、先程の質問の中で町長が国の動きというのはなかなか先を読めないというのがありましたが、ちょっと危惧されることはですね、ただ国の方が消費税を8%から10%の消費増税を2年半先送りしたということで、これがまたどういった形で社会福祉の方に及ぼすかということも、非常に影響が出てこないのかなという、そういう心配もございます。そんなことで、今の段階で先を読むということはなかなか困難なことかとは思いますけれども、この辺の国の動きについてどの程度と言いますか、そういったことに対する影響度というか、そういったことの心配についてどうでしょうか。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

なんとも答えられません。この建物と言いましょうか、建設事業だけのことで言えば、今の8%で過ぎてくれればいいなと思っていますが、しかしいろんな情勢の中で10%になった時は私どもとして粛々と財源対策を講じていくということに当然なるだろうと思っています。ただ、もうひとつ心配することは、先程石井議員の時にもちょっと申し上げればよかったのかもしれませんが、バスの補助金が減らされそうだと。そういう中で政府が地方創生関連予算というものを確保するために各省庁に予算を見直しされた結果としてその財源が不足すると。いわゆる地方創生のところに行く予算が不足するということから、このバスの補助金削減の問題がばあーっと出てきたわけでありまして、そういうことから考えますと、この老人ホームの建設にあたって、国からの財源というものについて、補助金というものについて少なからず心配がないわけではないということです。消費税のことは何とも答えられませんけれども、補助金という部分について言えば、そうした懸念材料が多少あるということを申し上げておきたいと思います。

質問 4番 佐藤勇治

いろいろ先のことですので非常に不透明なところが多いわけですけれども、今後とも具体的にこれが話が詰まっていけば、またいろいろと質問をさせていただきたいと思います。そんなことで老人ホームの改築につきましては終わりたいと思います。

出典:置戸町議会 平成28年第4回定例会 2016年6月29日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる