みんなの議会

置戸町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月13日

ゆぅゆの指定管理者と今後について

2016年3月13日、置戸町議会の一般質問で、澁谷恒壹議員が「ゆぅゆの指定管理者と今後について」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
澁谷恒壹 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 澁谷恒壹

それでは、通告に従いまして私の一般質問に入りたいと思います。今回の一般質問については、井上町政4期16年の実績を踏まえた中で課題も見えてきていると思います。先の講演会の集いで町長は、5期目に向けた町長選へ出馬の意向を示しておりますので、これからの町政に向けての思いも含めた答弁をお願いしたいと思います。それでは、最初にゆぅゆの指定管理者と今後についてということで質問いたします。いよいよ改修工事も28年度より始まりますが、運営をお願いする指定管理者の進捗状況をお聞かせ願いたいと思います。過去には二度の管理者撤退という厳しい実態でありましたので、いろいろな角度から検討され、同じ鉄を踏まないよう検討していると思います。置戸の観光の目玉でもありますので、今後はゆぅゆ周辺の環境整備も当然していくものと思っております。また、将来的には観光産業に結び付けられるようなことも取り入れ、総合的に進めていくべきと思いますが、町長の思いなどをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

ゆぅゆの指定管理者と今後についてということでありますが、勝山温泉ゆぅゆの57大規模改修につきましては、本年2月末で実施設計が完了いたしましたので、その全体像というのは整いました。改修工事費につきましては、骨格予算ということもありますので、6月定例会で補正予算として上程しご審議をいただくということになると思います。さて、指定管理者の選定についてということでありますが、過去2回の選定経過を検証いたしまして、新たな募集要項あるいは協定の内容等について検討する必要があるというふうに思っております。指定管理者の募集あるいは選定等についてオープンになるというのは、改修工事の内容が決定した後ということになるだろうというふうに思っていますので、その点のご理解はお願いしたいと、このように思います。指定管理者についてですが、当然ながらできるだけ長い期間にわたって経営を担っていただきたいということなんでありますが、こうした施設の特徴といえば特徴なんですが、温泉特有の水周り、あるいは電気回路、こういうことについての老朽速度というのか、やはりどうしても早いというふうに言えますし、当然ながら施設における不具合というのがいろいろ出てきやすいといいましょうか、生じやすいというふうに言っていいと思います。そうした意味では、日常的なチェック態勢といいましょうか、これが大切だというふうに思います。今までの経験からしても特にそうした部分が重要であろうと、このように思っております。次に、観光産業に結びつけるような将来展望をということでありますが、今更申し上げるまでもありませんけれども、ゆぅゆは町内唯一の温泉施設でありますし、多くの町民に愛され、そして利用いただける施設としていかなければならないというふうに思っております。議員の言われるとおり、本町の観光の目玉の一つでありますし、財産であることに間違いはございません。しかし、そのことを町民皆が意識するということが極めて大切だというふうに思っていますし、勝山地域としては重要な活性化としての資源であるというふうに言っていいと思います。鹿の子沢、虹の滝あるいは三本桂、おけと湖と周辺の景観、風穴となきうさぎなどの豊かな自然環境の提供、そして夏まつりにおける人間ばん馬大会、これらの地域イベントといいましょうか、これらとの連携ということも重要なことだというふうに思います。と同時に、パークゴルフ場、これはあんまり置戸の人たち意識したことはないかもしれませんが、一つのエリアの中であれだけのコースを保有しているというのは全国的にもないわけでありまして、そうしたことも含めてこのパークゴルフ場の、ある種、ある意味での新しい活用の仕方、そうした新しい視点といいましょうか、そんなことも含めて施設運営をしていく必要があるだろうと。そうした中で観光の拠点施設の一つとなるような企画力といいましょうか、あるいは機能的なアップというのか、そういうこともやっていかないと観光産業というふうに言ってもなかなか結びつかないんじゃないかというふうに思います。少なくても今より一段階、二段階アップするようなそうしたものが必要であろうというふうに思っております。そのためには、ゆぅゆが一つの大きな拠点といいましょうか、そういう部分になるんだろうというふうに思ってますけれども、何回か議会でもお話してきておりますけれども、このゆぅゆの経営の町民による経営というのが、この可能性というのを私はひたすら願ってますし、まだ諦めてないとこです。しかし、現実はなかなか厳しいというのは多くの方々も承知しているっていうか、なかなか難しいと思います。難しいと思いますけれども、これだけ重要な、しかも町にとって欠かすことのできない施設だというふうな認識があるんだとすれば、自ら一緒になってこれをやってみようじゃないかっていう気構えというか迫力っていうか、58そんなことも期待したいというふうに思っていますし、その可能性っていうのももう少し探ってみたいというふうに思っております。と同時に、期待する指定管理者といいましょうか、この人たちとも十分な議論をしながら、魅力と賑わいのあるゆぅゆを追求していきたいと、そんなふうに思っております。

質問 2番 澁谷恒壹

基本的には町長がおっしゃいましたとおり、私も同感でございます。しかしながら、先程来申し上げました、指定管理者が二度の撤退があったということから、町民の皆さんがその辺が一番心配されていることだと思っております。従って、今町長は、町内の町民の方でそういった意識の方が出てくるのを持っていると、そのようなお話がございましたけれども、それも確かにそうでありますけれども、やはり他の方にも目を向けるような時期がくるんじゃないのかなと、そういうことを思った時に、自治体としてもやはりいろいろな考え方をしてこのゆぅゆを何とか運営していかなきゃならない、そのような考え方も必要ではないのかなと思っております。どうか5億数千万円かけてやる事業につきましては、町民も非常に期待もしておりますけれども、不安も何処かしらあると思いますのでその辺十分、5期目に向けてそういった道筋をきちっとして進めていってほしいなと思っておりますので、今骨格予算でスタートしております28年度でございますので、6月の定例会には具体的な数字が出てくるということでございますので、指定管理者の関係については、以上で私の質問は終わらせていただきたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

まだ時間も少しありますので、建設費等についてはもう出来上がっておりますのでよろしいかというふうに思いますが、やはりこれだけ高齢化が進んでいることも含めて考えますと、施設をつくったからそれでいいというものではないと思います。どうぞお使いくださいだけでは、なかなか難しいと思います。従いまして、北見バスが走っていますけれども、ゆぅゆまでの足をどう確保していくのか、この辺のことも重要な要素としてあると思います。そうしたことも含めて、ある種、先程来の話じゃないですけれども、やはりソフト面でのより充実した形、そうしたものを含めて検討していきたいと、このように思います。過去2回指定管理者の人たちが辞めていったといいましょうか、それなりに理由があります。一つは、こういう産業というか、こういう施設でありますから先行投資をしたいというのがありました。確か私の記憶でいくと、1億円近い投資だったと思います。しかし、その1億円を投資したいんだけれども、その保証を町としてしてほしいというのがありました。しかし、数年やってその実績が一定程度あれば別だけれども、1年ぐらいしか経ってない中で、それを町が保証するというのは、ちょっとできないというふうに申し上げたわけであります。その結果として辞めていったというのが一つあります。もう一人の方は、かなり長い間やっていただいたというふうに思います。しかし、施設そのものがまさに今回に符合していくわけでありますが、やはりいろんな施設そのもの総体に言えるのですが、老朽化してきていると。従って、相当な施設の改修をしなければ継続して続けていくというのが、経営をしていくっていうのは難しいということでの辞めていかざるを得ないといいましょうか、辞めていかれたという経緯があります。いずれにいたしましても先程申し上げましたように、こういう施設、通常の施設以上に老朽速度が早いということが言えると思います。と同時に、ある種観光施設でもありますので、時々この施設の59改修といいましょうか、そういうことも心掛けていかなければ、利用者サイドの人たちに良い施設として映らないといいましょうか、そんなこともあると思います。そうした意味では、きちっとチェックすることも必要ですけれども、併せて投資も含めて今後考えていくことでないと、なかなか観光産業なんていうことは言えないものなんだろうと、このように思っています。

質問 2番 澁谷恒壹

確かに、ゆぅゆの施設だけでは、今後の見通しというものにつきましては大変かなと思います。そういった中でも、やはりやっていかなきゃならないのが町の宿命でもあると思いますので、どうか今後に向けていろんな面から検討していただくというのと、やはりある程度専門的な知識の持った職員あるいは従業員的な人も必要じゃないのかなと思っておりますので、十分検討していただきたいなと思っております。それでは、ゆぅゆの関係につきましては、以上で終わりたいと思います。続きまして、2番目の専門的な職員の配置についてということで質問いたします。この件については、人事権の関係がありますので、あくまでも参考意見にしかならないと思いますが、私の考え方としてお聞き願いたいと思います。人口が減少するということは、地域はもちろん、人材不足と言えるのではないでしょうか。そのような中、職員対応の部分では、昨年勝山公民館の嘱託主事配置に時間を要し大変苦慮されているようですが、今後は職員の退職者を向け配置し、現役時代とは違って外から行政を各地域の人たちと同じ目線で見ることにより、新しい事柄が見える時があると思いますので、先に向けては各地域のことも考慮し十分検討され実践してほしいものであります。また、特にぶどう園については、昨年議会研修の道内視察の中で北海道ワインより置戸のぶどう園の現状と今後の取り組み方等を聞いた時、基本的な栽培技術の向上はもちろんですが、土質、排水等の重要さを強く感じたわけであります。30年も指導を受けながら自立できていない現状を見た時、町として今まで費やしたことが無駄にならないためにも真剣に取り組むべきと思います。今日までの町の執行者としてどのように考えておられるのか、町長にお聞きします。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

専門的な職員の配置についてということでありますが、ご質問の趣旨を少し分けて答弁させていただきますが、公民館の嘱託主事のあり様と町職員の退職者の配置、さらにはぶどう園への専門職員の配置についてでありますが、最初に町職員の採用についてでありますが、オホーツク町村会の統一試験というのがありまして、そこで第一次試験に合格した人、この人から面接等の二次試験を行う場合と、それから専門職あるいは臨時職員の採用においては、職種毎に条件というのを明示しながら募集を行って書類選考、そして面接試験等を行って決定をする場合の2つに区分されると思います。平成27年の4月採用で募集いたしました勝山公民館の主事についてでありますが、募集から決定まで、そしてその後の着任まで時間を要したのは事実でありますが、着任してからは、地域の方々と意思の疎通も図られておりまして信頼も高まっているように思います。そこで、将来に向けて各地区に町の退職職員の配置を検討すべきとのご意見かというふうに思いますが、退職職員については、再雇用職員としてこれまでの経験あるいは職歴、そして特性といいましょうか、こうしたことを勘案しながら各部署に配置をしているわけであります。過去に退職後の職員あるいは学校長が公民館主事を担っていただいたということもございました。今後、地域の実情とい60うものを勘案しながら検討したいというふうに思います。ただ、今のそれぞれの各地区の公民館主事の方については、大変評判が良いといいましょうか、別な人に交代してもらったらというふうには全く今のところ考えていない状況があります。年齢的なこと以外は今申し上げたようなことなものですから、すぐに退職者を配置するということにはならないのかもしれませんが、将来的にはそういうことも含めて検討してみたいと、このように思っております。次に、ぶどう園のことでありますが、専任の正職員は配置しておりませんが、常用職員1名、作業員1名を配置して管理運営にあたっております。正職員の配置がないことによって小まめな圃場管理ができていないとのご指摘もあろうかというふうに思いますが、担当の職員は努力して、真面目にという表現がどうなのかという感じはしますけれども、頑張ってくれているというふうに思っております。しかしながら栽培技術の習得あるいは先進ぶどう圃場の視察等、研修の機会が少なかったことは確かでありますので、そうした意味では反省をしなければならないことだなというふうに思っております。昭和58年から指導あるいは協力をいただいております北海道ワインとの関係強化を初めとして、苗木の供給だとか、あるいは土作り等、これまで以上に指導あるいは協力をいただく中で、これまで積み上げてきたことが無駄にならないようにしていきたいと、このように思っております。自立できていないというような指摘もありますし、そうしたことで言えば、本来もっと華やかなものというのか、という性格のものだと思うんですが、少しというか大分というか動きが地味だというふうに言っていいと思います。しかし、これには出来上がったワインが焼酎もそうでありますけれども、町内での限定販売ということにも起因しているんじゃないかというふうに思います。だからといって一足飛びに、それじゃあ町外に打って出てというには相当難しい整理をしなければならない、あるいは条件を整備しなければならないことがたくさんありますので簡単なことではありませんけれども、いわゆる町内での販売、そして消費ということが基本になっているということからすると、もう一つ苦労している割には多くの町民の人から見ると、映りがもう一つよくないというのか、そういう印象は抜け切れないんだろうなというふうに思っております。それと、今後まだ正式に決まっているわけではありませんけれども、原産地表示ということでラベル等の問題が話題として出てきそうな感じが致します。こうした動きもありますので、置戸のワイン作りの方向というものも含めてでありますけれども、きちっと見定めなければならないという認識を持っているところではあります。中途半端のそしりはぬぐえない状況でもありますので、それを解消しなければならないだろうというふうに考えておりますので、人材の確保も含めてでありますけれども、今後対処していきたいと、このように思います。

質問 2番 澁谷恒壹

ただ今、町長の方から先に向けての考え等もおっしゃっていただきました。勝山公民館の嘱託主事の関係につきましては、私自身も今のところ問題は別にあるわけではございませんので、将来的にという前置きをしながら言ったのは、当然これからそういったことが起こるであろうと、そういうことを何時も感じていたわけで、特にその辺も考慮しながら今後は対応していただきたいなと。やはり地域が活性化しないと町全体にも波及効果といいますか、周りの方からくることによって町全体が潤うと、そういうような感じもしておりますので、ぜひその辺は今後も検討してやっていただきたいなと思っております。61また、ぶどう園の方につきましては、先程、岩藤議員の方からも議会懇談会の時のお話ということでありましたけれども、当然この中でもぶどう園の関係については、町民の方からも厳しいご意見も頂戴していることを伝えておきたいなと思っております。町長が言いましたように、採算性とかそういったものからすると、ほど遠いものであるというふうに思っております。しかしながら町長よく口にしておりますけれども、置戸の顔といいますか、そういった部分の一つにワインもあるんじゃないかと。クラフトはもちろんですけれども、そういった類のものと同じだと、そういうような考えを常々申しておりますので、やはりその辺をきちっとした中で今後に向けて職員を育ててやってほしいなと。特に、私も去年初めて議員という立場で町内の公共施設の視察等をさせていただきました。その中にぶどう園もありまして、実際に我々一町民という立場でいた時の感覚と、実際にぶどう園に行って説明を聞いた時には、かなり差があるなと。その差はどういうことかというと、やはり認識度の不足といいますか、町民に対して今どのような状況でぶどう園がなっているのかという、その状況が分からない。行ってみて私も驚いたというか、初めて見たものですから、このように綺麗に整備をされて更新圃場もきちっとなされていると。こういうことが町民がもし確認をしているならば、いろいろな不安めいたことについては払拭されていくのかなと。そういう情報も逐次流してもらうというのも一つの方法ではないのかなと、そういうことを感じております。特に職員は、担当職員の説明を聞きますと、結構いろいろな面で検討もし苦労もしやっているのを見た時に、これはやはり専門的な技術職に近いそういった人間を一人でも置くことによって、かなり変わってくるのかなと、将来に繋がっていくのかなと、そういうふうに感じましたので特にこれはお願いしたいと、そういうふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。ぶどう園については、私自身も先程申しましたように、初めてですけれども、北海道ワインの方で話を聞いた時も、最初に申し上げましたけれども、栽培の基本である土質とか排水、先般の新聞を見ますと、端野の方で農家の方が2~3年前から始めて、今年辺りから軌道に乗りつつあるみたいな話の情報も出ましたけれども、やはりそういったところを気にしながらでも置戸の歴史が先だということで頑張っていただきたいと、そのように思っておりますので、その辺町長はどういうふうに考えているのかお聞きします。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

ご承知のように、置戸のぶどうというかワインの始まりというのが川南での圃場がスタートでした。それから、どこが適地かというようなことで、もちろん霜のことが最大の問題でもありまして、最終的に現在地をぶどうの栽培する場所としては適地だろうということで選定されたというふうに思います。しかし、必ずしもそこが気象上の問題はクリアしているとはいっても、土質の問題あるいは傾斜の問題、それから排水の問題、そういうことを含めて考えると、必ずしも十分な圃場の整備が隅々まで行き届いていないという反省はしなければならないというふうに思っています。しかし、この間現場を預かる人たちは、そうしたことを含めて圃場の整備をやってきたということも事実だと思います。率直に申し上げまして、出来上がったぶどうを北海道ワインの方に持ち込んで、そしてワインにしてもらって、それを北酒販を通して町の酒屋さんの方に下りてくるということであります。従いまして、なかなかワインそのものが多くの町民の方々の目に触れられないというのも事実としてあると思います。それと、3年程前になりましょうか、ジーガレーベに特化したらどうかっ62ていうようなことで、かなり冒険ということはないんですけれども、かなり大胆に、それじゃあジーガレーベに特化してやってみようかっていうようなことでやりました。しかし、この苗木についても委託をしていたんですが、なかなかそこでもジーガレーベの苗が上手く着果しないといいましょうか、そんなこともあって、私共が期待しているような苗木もなかなか手に入らなかったというのも現実であります。そんなことから、ジーガレーベをゼロというふうには思っていませんけれども、元に戻してといいましょうか、従来からやってきたアムレンシスが中心になるワインといいましょうか、そういう形で今再スタートを切っているというような状況であります。そこで、専門の人っていうか職員ということなんですが、なかなか難しいです。何て言いましょうか、短い期間でやれるというものではないと思います。やはり10年、20年のスパンで考えなければならないという雇用だと思っています。何よりもその専門の人が見つかるかどうかということがあると思います。しかし、現場に今一生懸命関わっている2人についてのいろんな経験をさせる、あるいは研修を積ませる、そんなことを中心にして今の段階としては、やらざるを得ないのかなと、こういうふうに思っています。同町もワインに力を入れようというようなことで、将来的には北海道大学と同町の方で連携を取って、北海道としてもワインに力を入れようと、そのためのいろんな人づくりといいましょうか、専門職をつくるという動きもありますので、いろんな研修等の案内もあると思いますので、そうした中での研修もこれから積ませていきたいというふうに思います。いずれにいたしましても先程来申し上げているように、期待していただける程の確固たるワイン作りにはなっておりませんけれども、将来を見据えながら何とか繋いでいきたいなと、そんなふうに思っております。

質問 2番 澁谷恒壹

将来を見据えてということで期待をしているわけですけれども、専門職員の育て方といいますか、そういうこともありますけれども、民間委託的な、あるいはそういった専門の人を雇う、臨時的に雇うとか何かしらそういった専門的なことを進めていかない限り、今のままではあんまり変わらないのかなと、そういうふうに感じておりますので、いろいろな面から検討して置戸のワインが計画的に生産されるようなことにしていかなきゃならないんじゃないかなと、そう思っております。ただ今町長の方からは、それに向けて検討していくということでございますけれども、そういった専門職については、やはりできるだけ早くそのような形を取っていただきたいとそのように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。それでは、ぶどう園の関係については、以上で終わりたいと思います。次に、定住対策についてということで質問致します。まち・ひと・しごとを基本とした創生総合戦略がスタートされようとしておりますが、人口減少を止めなければと言いながら、将来を担う若い世代の人たちが公営住宅に住むことができないという現実を見た時、いろいろな決まりの中で難しいのは分かりますが、若い人たちが安心して置戸町に住んでもらえる、そんな対策が急務だと思います。今後の町の行く末に大きく影響してくるものと強く感じております。創生総合戦略の中で検討されていくと思いますが、町としても自治体として工夫、改善できる町営住宅的なことを検討すべきで待ったなしと思いますが、町長の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

定住対策についてでありますが、まち・ひと・しごと創生法による人口減少対策に取り組むため、本町の総合戦略というのは、この3月3日をもって策定致しました。策定にあたりまして、内部の検討会議といいましょうか、もちろんでありますけれども、町民の方々から参加していただきました有識者会議というものを設置いたしまして、各界の方々からも多くのご意見をいただきました。本町の総合戦略でありますが、4つの基本目標を定めました。1つ目は、基幹産業を中心とした雇用の創出であります。2つ目は、人口流出の抑制と定住促進。3つ目は、安心して子育てができる環境づくり。4つ目は、安心して住み続けることができるまちづくり。これら4つの基本目標を定めまして取り組むことといたしました。ご質問の定住対策における住宅環境の整備についてでありますが、今申し上げましたように、この総合戦略4本の基本目標のいずれも基本となるのは、住宅政策であります。また、有識者会議においても同様のご意見を多くいただきました。現在、置戸町が行っている住宅政策では、個人の住宅建設への支援の他に公営住宅は低所得者対策として、また、特定有料賃貸住宅は単身者向けに整備しております。特に、共働きの若い子育て世代が公営住宅へ入居するには、収入要件から難しい場合も見受けられます。公営住宅の整備は、公営住宅等長寿命化計画というのがありまして、これにより進めているわけでありますが、5年毎に見直しをするというふうにしております。現在では、高齢者世帯や子育て世代を対象とした地域有料賃貸住宅制度、これもスタートしておりますので、この制度も含めまして今後の住宅整備に向けた検討を進めたいと、このように思っているところであります。また、現在、所有者等の調査を進めております空き家の利活用でありますが、さらには、民間事業が経営する賃貸住宅も少ないという現状にありますので、民間住宅の建設促進に向けた対策というものも併せて検討したいというふうに思っております。既に個人の方といいましょうか、いろいろ住宅を建てて、そしてやっていただいているところもあります。しかし、それだけでは十分でないという住宅事情もありますし、また、町は基本的には公営住宅を中心にして建設しているわけでありますが、今申し上げたようないろんな要件で入居できないという方もいらっしゃいますので、民間企業の方といろいろと協議をしているところでありますけれども、一定程度の何て言いましょうか、10年、20年というスパンの中で、空き室にならないように町が一定程度の保障といいましょうか、いうことをできるとすれば、民間企業の人たちも建設することは可能だというふうに思いますので、民間企業の方々とその辺のことを前向きに詰めていきたいなと。少しでも住宅に困窮している人たちに寄与できるような住宅政策をつくっていきたいなと、このように思っております。

質問 2番 澁谷恒壹

前向きに検討するということではございますけれども、私自身いつも感じていることは、例えば、これから3月人事異動の時期、そういう時に出てくるのは、住宅の問題が結構出てきます。また途中で我が町置戸町に行きたい、あるいは入ったんだけれどもなかなか家がないという話をよく聞くものですから、現実に今置戸にいる人たちの中でも住宅には困窮している人もいないわけではございません。ましてや若い人たちが子育て世代、先程町長も言いましたけれども、そういった人たちの現実の問題として、先程、民間の方と検討していくということですけれども、5年、10年先よりも、今が何とかできないのかなということも若干感じております。先程申しまし64たように、今後の置戸の町を背負って頂けるそういう年代ですし、子育て世代ということは、子供さんも当然いることですので、教育施設の関係もございますし、いろいろな面で早急に検討してやらなければならないことじゃないのかなというふうに感じておりますので、その辺お聞きします。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

年齢に関係ないと思いますが、誰もがやはりどういう住宅を求めているのかっていうことを考えますと、私共が若い時に考えていた住宅というのとは、もう今は違うと思います。ですから、家は新しく、家賃は安くっていうことです。それが今の求めている住宅なんだろうというふうに思います。それを念頭に置かなければならないというふうに思います。従いまして、先程、民間の力を借りてというふうに申し上げましたけれども、民間の人たちにおいても、建設費が例えば、10年で資金を借りたとすれば10年で返す、その間での家賃収入がどれだけ得られるのかっていうこととの兼ね合いだと思います。従いまして、空き家にならないような担保といいましょうか、保障といいましょうか、そういうことを明示してやらなければ、民間の力を借りてなんていうことも言えないんだろうと。従いまして、私共からすると、町の職員もいろいろと住宅を求めているという現実もあります。ですから、役場で働いている職員の部分については、一定程度結論は出せると思います。しかし、一般の人たちの部分をどう考えていくのかっていうことになりますと、やはり政策的な議論が必要だというふうに思います。従いまして、民間の力を借りるということは、一定程度の担保を保証するといいましょうか、結果としてはそういうことも含めての住宅政策を打ち出さなければならないというふうに思っております。一方では、持ち家、自分の家なんだけれども、ここでは古い住宅に住んでいるという方もいらっしゃいます。これについては先程来申し上げているような、町としての住宅改修での支援策というのを3年ほど前からやってきていますので、随分活用していただいているというふうに思っていますけれども、そうした人たちの部分も併せ持って住宅政策というものをもう一度検証する必要があるだろうと、このように思っています。いずれにいたしましても、若い世代の人たちというのは、子供の生活環境といいましょうか、そんなことも当然ながら期待像として持っていると思いますので、そうしたことも含めて今後検討していきたいなというふうに思います。それをできるだけ早くというふうにおっしゃられましたけれども、精力的に検討していきたいと、このように思います。

質問 2番 澁谷恒壹

ただ今、できるだけ早く精力的に動いて対応したいというような答弁だったのかなと、そう思っておりますけれども、いずれにしろ毎年のようにそういったことが、先程私が申し上げた、住宅の問題については取りざたされておりますので、できるだけその都度でよろしいですが検討して頂きたいと、そういうふうに思っております。やはりこの町から若い人たちが少なくなるということは、非常に忍びないことでございますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。以上で、私の質問を終わりたいと思います。

出典:置戸町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月13日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる