置戸町議会 令和5年第3回定例会 2023年3月12日
58境野地区の被害について
2023年3月12日、置戸町議会の一般質問で、澁谷恒壹議員が「58境野地区の被害について」質問し、町長 深川が答弁しました。
- 質問者
- 澁谷恒壹 議員
- 答弁者
- 町長 深川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 澁谷恒壹
それでは私の方からすでに新年度予算のなかで織り込まれている部分でありますけれども、私の質問内容につきましてはですね、地域住民なり、あるいは町民の皆さんが情報の共有という、そういった形で皆さんとともにですね、町長の方からお答えをいただきたい。そんな思いで確認の意味でですね、この場を借りて質問したいと思います。58境野地区の被害についてですが、昨年の6月18日、7月 4 日、特に7月18日のゲリラ的豪雨により、置戸市街地区から境野地区にかけ一時的に雷を伴う激しい雨となり、境野アメダスの観測によると85ミリメートルの降水量と 1 時間あたり最大67ミリメートルと10分間最大降水量18ミリメートルと激しい雨となり、境野市街地区の一部が冠水いたしました。特に境野地区東側市街地区と西側市街地区の被害が甚大で、西側では道道を超え、住宅地に泥水土砂が流れ込み、被災者は住むことさえ考えさせられるといった声もあり、当時の状況は想像を超えた恐怖の時間だったと思います。また、このときの消防の対応が緊急事態としての行動は被災者たちから理解しかねる行動と目に映ったようでもあり、災害に向けては連絡後の初動行動が問題であり、災害用の準備をし、迅速に行動してほしいとの声が聞かれました。この地区は地域住民によりますと北側を通る町道北一線道路ができたときからこの地域に泥水あるいは土砂等が特に流れ込むようになったと、そう言っておられる方もおり、地域住民の声を取り入れ、また農地の所有者とも十分に話し合い、農地周辺等の整備をすることにより、常呂川へ排水するまでの間に被害を最小限度に抑える手立ても必要と思います。すでに担当課では状況を把握し、災害復旧工事の検討されてると思いますが、これから春に向けて融雪水の被害も心配されるところであります。昨年の行政報告で町長は自治会、地域住民、道道管理者である北海道網走開発建設部と協議しながら境野市街地区の集排の分散など、抜本的な対策を考えなければならないと言っておりました。また今議会で新年度に境野地区の雨水対策の測量調査の予算が組まれているようですが、現在までの進捗状況と町長の考え方を伺います。
答弁 町長 深川
昨年来話題となっております境野地区の災害についてのご質問でございます。昨年8月の臨時町議会におきまして行政報告をさせていただきましたが、近年地球温暖化による異常気象が全国で頻発し、本町におきましても昨年6月、7月には2回、短い期間で三度にわたり落雷や降雹を伴う局地的な大雨となっております。農業被害をはじめ道路の洗掘や土砂の堆積、冠水被害などに見舞われております。特に昨年の局地的な豪雨は境野地区に集中していたことから、境野高台地区から雨水排水が処理できずに道道北見置戸線境野市街地区が二度にわたり流入冠水し、その一部が道路を横断し、住宅側に流れ込む被害が発生しております。地域の皆さんや消防境野分団の皆さまの協力を得ながら、土嚢積み作業など緊急的に対応を行ったところですが、住宅の地下や物置などに土砂とともに流入する被害が発生しております。その後町では道道側溝の土砂上げを行うとともに、被災箇所の現状復帰を行っております。また北海道におきましては道道北見置戸線の道路側溝の土砂上げを行い、側溝断面の確保を図っております。境野地区では平成29年 7 月にも大雨により市街東側の峠下川から境野公民館にかけて冠水し、市街西側の境野2号線からムカデ川周辺にかけて雨水が道路上に侵入、車両が走行不能になる、または一部は低地にある住宅に流れ込む被害が発生していることから、その対策について北海道それから河川管理者である国と協議を行ってまいりましたが、抜本的な対策の目処が立っていないまま昨年の被害発生となったところであります。昨年の境野地区の移動町長室でも議題となり、総合的な対策を地域の皆さんと協議しながら講じていくということを約束してまいりました。そこで令和5年度では雨水の分散排水など境野地区全域の59測量調査を行い、抜本的な雨水対策の計画を作成するため予算計上させていただいております。その際には事前に地域の方のご意見や要望を反映させるため住民説明会等を開催し、地域住民の皆様と情報交換を行いながら進めてまいりたいと考えております。その計画を基に改めて度重なる大雨被害の状況を国や北海道に伝え、畑の排水や道路の排水、河川対策など、個別では雨水災害の対策が十分でないことを念頭に、総合的な防災対策について協議を図っていきたいと思います。なお対策を講じるまでには時間がかかることが予想されますので、当面道路側溝や雨水桝の土砂上げなどの管理、側溝断面の確保、畑からの土砂流出を防ぐための布団篭設置など、町直営でできることを逐次実施してまいりたいと考えております。また災害発生時の対策本部と先ほど議員も指摘がございましたが、消防組合との連携がどうだったのかと、課題も浮き彫りとなったこともありました。防災対策の強化に向け取り組んでいくとともに、災害対応に必要な建設機械の計画的な更新、本年におきましてはパワーショベルが更新期ではありましたが、2台廃車にせず保有して予想外の災害に備えることとしております。被害のこれから発生する災害に対してできる限りの軽減対策、そして防止を図れるようにしたいと思います。議員からは進捗状況というお話でございましたが、まだまだあの予算を組んであの設計委託ということで業者さんともお話はしていませんし、新年度になってから協議を進めていきたいと思います。
質問 5番 澁谷恒壹
午前の町長の答弁につきましてはいろいろこうお聞きしたわけですけれども、まぁ具体的にはまだ進んでないっていう状況を聞かれましたし、これからですね、進めるにあたってですね、私自身がこういろいろ考えたときにですね、頻繁に起きてる地域の災害地域の情報共有って言いますか、そういう部分でいきますと、各地区にできております、まぁ自主防災組織、そういった部分と一緒に災害頻繁に起きる場所等の点検あるいは日常その災害の起きる前に日常の悪天候になる前にですね、そういったその部分の手当って言いますか、未然に防ぐための。そういったことが自主防災地域の自主防災組織の人たちとともにその点検したり、そういったことが今後必要になってくるのかなと。確かに自主防災組織っていうのはそのまぁ人の命を守る最大の目標で、あの進めてきたと思うんですけれども、やはりそれは人の命も確かに大事ですが、そこまで行くまでの間のですね、情報交換そういったものがこれだけ頻繁に起きますとね、しょっちゅう状況が変わるわけですから、やはり特にあの農地等からの土砂の流れ、土砂もしくは泥水なんかのね、流れによって道路の決壊とか畑はもちろんそうなんですが、そういったことの部分もですね、その自主防災組織を活かしながら進めていくっていう方法をする必要があるのではないかなと、その辺についてちょっと町長にお伺いしたいと思います。60
答弁 町長 深川
先ほどもちょっと触れられましたが、昨年のこの境野地区の豪雨では土嚢のありかがどこだかわからない。そしてあの消防の番屋にあるよといったら消防は鍵が掛かっていたというような状況もありました。そして今議員もご指摘のとおり、災害は本当に局所的に起きればそこに集中投入も役場もできるんですが、このときには施設整備課、上の1号線の方に職員が多く行って、この市街地については担当者1人で回って、消防がその後付いてきたという状況もありますので、まぁ地域の皆さんと一緒に活動できるようなことも大事だと思います。大きな災害が起きれば役場はですね、弱者やそれから他の支援に手を回さなければならない場合が多いんです。そのときはやっぱり地域でそれぞれの自主防災組織でですね、一定程度あの安全を確保していただくだとか、そんなことが重要だと思いますし、境野地区におきましてはですね、以前から防災の訓練をやられたり、このコロナで少しその機会が減っていますが、これからあの勝山地区や秋田ではですね、この防災組織の活動、点検がなされてると思いますので、今後そういう活動についてもあの支援、そして助長するように役場としても取り組んでいきたいと思います。いずれにいたしましてもですね、役場で待ってても来ないと、その苦情を去年もこの場所で私も伺って、何やってるんですかと言われて、それが2回続いたもんですから、まぁあの非常にどうしたらいいかなということも含めてですね、あの今回このような予算計上して抜本的な考え方を示してですね、道や国とも協議をしていかなければならないと思います。また、あの従来ですとですね、農地の水は農地で整理しなさいやと、道路の水は道路が整理しなさいや、河川への流は河川がやるんだからと、掘るのはあの国だというような縦割りでやってきた面も弊害として残ってますので、今回この2つの経験を活かしてですね、各機関とも話し合いをしていきたいと思います。
質問 5番 澁谷恒壹
確かにあの今までは縦割りのやり方って言いますか、行政の方でもそういうことでの連絡をするだけでも時間がかかった、そんなふうに感じておりますし、やはりせっかくあの防災組織が各地区にあるのですから、それらをもっと充実させるためにもですね、組織を作った、これからが組織としての活動、これを充実していかなければ意味がないのかなと。先ほど申しましたように、やはり頻繁に起こるこの災害ですから、いつどこでどんな状況で起きるかわかりませんので、やはり私はあの平常時、災害が起きる前のですね、準備期間と言いますか、そういう時期もあると思います。そんなときのやはり情報共有っていうか、そういう部分というのが非常に大事になってくるのかなと。今までどちらかというと防災組織を作りました。その先の部分についての防災組織としての在り様がね、まだ見えてこなかったと。それは今回の災害にも多少なりとも影響になったのかなと、そんなふうに考えておりますので、十分その辺を考えながらですね、自主防災組織も十分活用しながらですね、進めていただきたいと思います。そんなことで境野地区の災害については以上で終わりたいと思います。