浜中町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月6日
霧多布温泉ゆうゆの指定管理者制度について
2023年9月6日、浜中町議会の一般質問で、三膳時子議員が「霧多布温泉ゆうゆの指定管理者制度について」質問し、商工観光課長 久野義仁、町長 松本博が答弁しました。
- 質問者
- 三膳時子 議員
- 答弁者
- 商工観光課長 久野義仁、町長 松本博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 三膳時子
通告に従って質問させていただきます。霧多布温泉ゆうゆの指定管理者制度について、指定管理者霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクト運営の概要についてお聞きしていきます。平成30年より指定管理者制度導入にて霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトが業務を担っていることは知るところです。また、本年より指定管理者として令和10年までの業務を霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトが同じく継続したことも承知しているところですが、平成30年に受けた指定管理者としての業務の条件と本年からの指定管理者としての業務に変更があるのか、いま一度、確認と詳細をお聞きしていきます。霧多布温泉ゆうゆについて指定管理者制度を導入した理由は何でしょうか、お聞きします。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
それでは、霧多布温泉ゆうゆの指定管理に係るご質問にご答弁を申し上げたいと思います。まず、霧多布温泉ゆうゆに指定管理者制度を導入した理由は何かということでございますが、ご存じのとおり、浜中町ふれあい交流・保養センター霧多布温泉ゆうゆは、町民の保養と健康づくりを通じて交流を図り、本町の振興に資するとともに、災害時における避難施設としての活用を図るため、平成11年2月に建設、設置した施設であります。指定管理者制度を導入した主な理由といたしましては、当該施設の管理について、町直営では成し得なかった部分について、民間の能力などを活用することにより、さらなる住民サービスの向上や経費の削減を目指す目的で指定管理者制度を導入し、平成30年10月より現在の霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトが運営を担っているところであります。
質問 4番 三膳時子
霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトを指定管理者とした理由は何でしょうか。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
2点目の霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトを指定管理者とした主な理由は何かということでございますが、平成30年10月に指定管理者制度へ移行するに当たり、同年5月に浜中町公の集会施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例に基づいて指定管理者の公募を行い、二つの事業者から応募があったところであります。その後、応募者に対する審査機関として、浜中町ふれあい交流・保養センター指定管理者選定委員会が設置されまして、その委員会の中において、審査基準に基づき、1次審査、2次審査を経て、現在の指定管理者として霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトに決定したところでございます。
質問 4番 三膳時子
現在、ゆうゆを利用している来客については、町内外でどのくらいの割合となっているのでしょうか、お答えください。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
ゆうゆの来客の割合というご質問でございますが、現在、町内、町外を正確に把握する手法がないことから、正しい数字を今この場でお答えすることはできませんが、唯一、入浴者につきましては、昨年導入いたしましたキャッシュレスシステムにより、入浴者が入浴券を購入する際に居住地を入力しないと発券できないシステムになっているものですから、それで町内か町外かが分かります。ただいまの議員のご質問にはその内訳からご説明申し上げたいと思います。なお、この内訳の統計は、昨年8月から本年8月までの1年間のものとなっておりますので、ご承知おき願いたいと思います。まず、町内の入浴者の割合が22.9%、釧路・根室管内が37.2%、その他道内が16%、道外が23.9%、この4種類で集計を取っているところでございます。
質問 4番 三膳時子
発券をする機械により、1年のものではありましたが、町内、町外の割合が出てきているのですね。ありがとうございます。今、指定管理者として霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトが運営をして継続していますが、問題はないのでしょうか。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
指定管理者として霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトが継続していること自体が問題ないかという質問でございますが、まず、1期目は平成30年10月から令和5年3月31日までの約4年6か月の協定期間が終了いたしまして、本年4月1日から2期目の指定管理者として霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトが継続して担っているところでございます。本年4月から2期目の指定管理者として指定するに当たりまして、今年の4月から令和10年3月31日までの指定管理者を決める際の公募を昨年9月12日から10月25日まで行っております。その結果、この公募に対する申請が霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクト1者のみでありました。しかし、霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトの審査につきましては、最初の指定管理をしたときと同様に選定委員会を設置し、1期4年半の評価、それから、今後、2期目の5年間の指定管理者として運営を担っていただくための審査、さらには、様々な意見を指定管理委員から出していただき、最終的な結果といたしまして霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトで問題ないということで決定させていただいたという次第であります。
質問 4番 三膳時子
公募のときに霧多布湿原「ゆうゆ」プロジェクトしか手を挙げなかったということも承知しておりますし、指定管理者として今年4月から継続して運営しているところですけれども、定期的な話合いの場は設けているのですか。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
指定管理者と運営について定期的な話合いの場を設けているかというご質問でしたが、運営については基本的に指定管理者にお任せしております。しかしながら、運営面に限らず、もう20年以上がたっており、老朽化も進んでおりますので、その都度、代表である現地にいる統括マネジャーと私とで協議させていただいているところでございます。現在、霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトは、株式会社クロエのほか、町内4事業者のコンソーシアムで構成されておりまして、先ほど申し上げましたとおり、施設の老朽化、それから、サービス等、様々なことも指定管理者にお願いしているのですけれども、どうしても指定管理者で判断できないといったこともあると思っております。ただ、指定管理者と町で基本協定書を結ばせていただいておりまして、それに基づきまして都度協議することとなっております。サービスの質を落とすわけにはいかない、利用者を増やしていかなければならないなど、様々な目的、目標もありますので、そういったものに関し、双方で協議しながら現在も進めさせていただいているといった状況であります。
質問 4番 三膳時子
最初に受けたときの条件から変わっているものはありますか。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
1期目の4年6か月と令和5年4月からのことについて、町から指定管理者にお願いしているものといいますか、運営内容について大幅な変わりはございません。ただ、令和2年のコロナ禍から入館者数や入浴者数が非常に落ち込んでおり、想定外の影響を指定管理者は受けております。このように指定管理者がダメージを受けた期間がかなり長かったものですから、この2期5年間の指定管理をお願いするに当たっては、ただ指定管理者に業務を投げるのではなく、指定管理者と寄り添って、共にゆうゆの活性化に向けた協議をさせていただいておりますし、特に、ゆうゆでは、直営から移行した際、直営では成し得なかった子どもの遊び場の開設のほか、レストランや売店の運営など、様々な取組をなさっております。そういったたゆまぬ努力が来館者の増えた一つの成果にもなっておりますし、こちらから提案する場合と指定管理者側から提案される場合の双方があると思いますが、指定管理の内容を随時見直すことも想定し、私たちは指定管理をお願いしているところでございます。今後においても、内容を適宜協議しながら、さらなる利用者向上に向けた取組をしてまいりたいと考えております。
質問 4番 三膳時子
ゆうゆに関しては、指定管理者制度で霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトが受け、来館者を呼んでいる、子どもの遊び場を設けているなど、目を見張るような変わり方でとても喜んでいるところがあります。しかし、コロナ禍の3年間というのはとてもダメージが大きかったかと思いますけれども、指定管理者制度にしたことでお任せしているような部分もあるのではないかなというところも見えてきたので、今日の質問になりました。条件は変わっていないとは言うものの、本年度からなのでしょうか、キャンプ場の受付をゆうゆがしていますよね。今、前代未聞のラッコブームで、岬に来る人たちが増えていますし、キャンプ場の口コミを見ますと、今年は暑い日が続きましたけれども、それでもここは涼しいということで長期に利用してくれている人もいるし、リピーターもいるようです。このように、ゆうゆがキャンプ場の受付を担っているのですが、業務の詳細を伺いたいと思います。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
霧多布岬キャンプ場の業務を霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトが担っておりますが、その業務の詳細についてご説明を申し上げます。ゆうゆが指定管理者としてキャンプ場の運営を行っているのではなく、霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトに委託業務として発注しているものですから、指定管理とは分けて考えていただきたいのですが、実際、霧多布岬キャンプ場については令和4年度から委託業務を開始しておりまして、ちょうど今年で2年目になります。主な霧多布岬キャンプ場の受付内容について3点ほどお答えいたしたいと思います。まず、一つ目は、バンガローの事前予約、テントサイトの利用、その他キャンプ場全般にわたる利用方法についての電話対応です。二つ目は、浜中町へお越しいただいた際、ゆうゆのフロントへ真っすぐ向かっていただくのですが、そこでの代金の納入、バンガローの鍵の受渡し、ごみの分別方法の周知など、キャンプ場のルールについて丁寧に受付で対応していただいております。三つ目は、キャンプ場の場内の管理についてでありますが、資源ごみと一般ごみの分別作業、バンガローの清掃作業、場内の草刈り作業などを定期的に行っており、場合によってはバンガローの軽微な修繕などもゆうゆで行っていただいているという状況でございます。
質問 4番 三膳時子
今、業務の詳細を伺いましたが、令和4年度からの委託ということでした。委託をしている中でゆうゆやキャンプ場への苦情は把握しておりますか。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
霧多布温泉ゆうゆ、霧多布岬キャンプ場の苦情を把握しているかというご質問でしたが、それぞれ分けてご答弁申し上げたいと思います。まず初めに、霧多布温泉ゆうゆへの苦情について把握をしているかです。先ほど説明を申し上げましたが、基本協定書では町への業務報告書の提出を義務づけております。その内容は、施設の利用者、入浴者数、団体利用者など、毎月の頭に報告をいただいております。その中に苦情案件などもあれば随時報告を受けております。なお、基本協定書にはリスク分担表を規定しておりまして、例えば、施設利用者からのゆうゆの全般に対する苦情については基本的に指定管理者が受け、対応するというような内容になっております。ただ、三膳議員からご質問があった後、ゆうゆの職員何名かに対し、1期目から2期目にかけて、小さなトラブルを含め、施設利用者からどういったことがありましたかということを聞き取ってまいりました。正直、町には大きなトラブルとして実は報告は受けておりません。なぜかというと、それは指定管理者で全て解決できたからということです。ただ、こういった温浴施設というのは、サービスから施設まで、様々な苦情やクレームがあります。これはうちの施設に限らずだと思っていますが、そういった細かなことへの対応についてはほぼ毎日やっていただいています。そして、その中でどうしても対応し切れないことに関しましては町のほうには来ますけれども、私が担当してからはありません。そういったことで、軽微な対応はあろうかと思いますが、大きなクレームになったという経過はこれまでないという認識でおります。次に、キャンプ場についてです。キャンプ場利用者は、ゆうゆと違い、様々な苦情やクレームがございます。具体的にはどういった苦情があるかというと、最近、キャンピングカーが大型化しており、また、台数も非常に多いのですが、霧多布岬はキャンピングカーで来るにはちょっと狭いといった駐車場に関すること、そのほか、キャンピングカーが2台分の駐車スペースを占有しているなど、他のキャンピングカーを持っている方からクレームが来ることが度々あります。それから、ご存じのとおり、施設は40年以上たっているものですから、施設の仕様について、耐え難い部分がどうしても出てきています。例えば、トイレは水洗化になっていないものですから、臭いの話もありますし、利用するにはちょっと不便だよねといった声も届いているところでございます。さらに、バンガローを十数棟設置しておりますが、老朽化により隙間ができていまして、そこからアリが入ってきたり、雨風が強いときには雨水が入ってきたり、そういった小さな苦情といいますか、改善に対する要望が町に来ているところであります。そういった利用者からの問合せについては、その都度、私どもで対応しているところでございますが、利用者が100%満足するようなものにはなっていないといいますか、施設も古いものですから、最低限の対応させてもらっているといった状況です。
質問 4番 三膳時子
今のお答えの中に私が聞いている苦情も数々ありました。人が多くなると、やはり、苦情というのか、クレームというのか、そういうものが多くなるのだなと私も感じておりますが、改善できるものはしてほしいなと思います。今お答えを聞いている中で、なかったことを聞きます。それは、ゆうゆの看板の件です。出口の看板はありますが、入り口の看板がないのです。役場側から来ると、入り口の看板がないために通り過ぎます。出口の看板はありますが、矢印が真っすぐになっているのです。それで出口を通り過ぎてしまいます。また、湯沸側から来ると、出口は分かりやすく、侵入禁止のマークもあります。しかし、入り口の看板がないので、そこで立ち往生してしまいます。地元の人ほど標識無視で侵入禁止のところから入っていきます。でも、初めて来る方たちはやっぱり標識で止まりますよね。こちらは出口みたいだね、では、入口はということになりますが、入り口の看板がないのです。これは改善してほしいなと思いました。また、条件に利用者にくつろぎの時間とサービスを提供するということがあると思うのですが、夏にはとにかく虫がすごく入るらしいのです。温泉施設でくつろごうとしましても、虫がとてもいて、くつろげるところではなかったというような声も聞きました。前はゆうゆのお客様の声を届けるためのノートがあったはずなのですけれども、今は全く見当たりません。そのため、声を届けるすべがないのです。従業員に一々言うことでもないとなって、そういう小さな声を聞けないのです。行政としてもお任せ状態だから、そういう小さなことが上がってこず、それで話合いの場にも上がらないと思うのです。それから、町民や町内事業所、地域社会の良好な関係づくりに努めるという条件もあるかと思います。浜中町の特産物を売る商店が少なくなっている中、ゆうゆが販売先の一つになっていると思います。ほかから仕入れている商品は分かりませんけれども、町内でものづくりをしている方たちが納めていますよね。でも、それに2倍から3倍の値段がついているのです。ゆうゆだけに置いている商品なら観光客も地元の人も分からないかと思います。でも、数少ないとはいうものの、何店かに同じ商品が陳列されているわけです。それで、ゆうゆのものだけがどうしてあんなに高い値段がついているのだとなっているのです。観光客の方も、前も後ろも見て、ひっくり返しとっくり返し見て、同じ商品だよね、どうしてあそこだけこんなに高いのだとなっているのです。町内のものづくりの人たちの販路を広げてあげるのはゆうゆの一つの役目でもあるのではないかと私は思うのですけれども、同じ商品が3倍もの値段で売られているというのはどうしてなのでしょうか。言葉はあれなのでしょうけれども、ぼったくりみたいな感じですよ。ものづくりをしている人たちは、町民から面と向かって、おまえたち、ぼったくっているのかと言われるようで、ゆうゆにはあまり卸したくないとなっていて、そういう負の連鎖が今起きてきているのです。これは、ゆうゆを運営しているところは株式会社ですから、収益を求めるのは当たり前なのでしょうけれども、指定管理者制度を使っているわけで、収益を求めるのではなくて、町民に寄り添った運営をするというのも大きいのではないかと思うのですよね。観光客の方から聞く話やこの商品が浜中の一押しの商品だよねというリピーターの方の話も聞いても、ゆうゆでは物を買えないというようなことを町民や観光客から聞いて、何でそんなふうになっているのかなと思ったのです。町内でものづくりをしている人たち、あるいは、ほかに置いてもらっている人たちは、ゆうゆでは100円から150円高いのは仕方ないなというふうに思うのかもしれませんけれども、3倍もの値段がつけられ、とんでもない金額になっているのです。それは何でなのか、何か収益を求める会社になっているのではないかなと私は思っていました。また、キャンプ場の受付を担ってくれているという答弁でしたが、バンガローやキャンプサイトの受付もやってくれているというのは知りませんでした。ただ、駐車場がやっぱり狭いですよね。そうしたら、長くリピーターとして岬に来てくれている方が、ゆうゆで受付をしているのはいいのだけれども、現場を把握していないから、どんどん受付をしていて、車を止めるところがなくなる、そうしたら、先に来ている方たちが気を利かせて交通整理をして、土曜、日曜はもっと車が増えるから、自分たちはよそに行って、駐車場なりキャンプ場のバンガローを空けるのだ、そういう気遣いをお客さん同士でしているのだということを聞きました。これは、受付をしているところが現場を見て把握していないというのは管理人がいないせいなのではないかなと思っています。前は管理人がいましたよね。今はいないというのはどういう原因なのか、また、今後、管理人を置くお考えはないのでしょうか、お答えください。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
4点にわたるご質問がありましたが、順にお答えしたいと思います。まず、1点目の入り口、出口の看板の関係についてです。実は私も代表の方には昨年から伝えております。ただ、看板の設置者、所有者が町とは限らない場合もありますので、許可を取って看板を設置するなり、そういった調査をした上で、三膳議員が言われるとおり、どういった看板にすると利用者である観光客や町民がルールに基づいて入り口と出口を不自由なく使えるようになるのか、その改善策も含め、指定管理者には改めて私からお伝えしてまいりたいと考えております。それから、2点目のくつろぎの場の提供に関わり、利用者から虫が多いという話があることについてです。これが温泉内の話か、それとも、施設の中の話なのかにもよるのですが、虫が入ってくる事象については昨年から私も聞いております。これはなぜかというと、温泉内もそうなのですけれども、窓と湯船のコーキングの腐食が老朽化によって進み、目に見えないところからアリなどの小さな虫が入ってきて、ややもすれば湯船に浮いているということもあり、それを不快に感じる方もいらっしゃると聞いております。ただ、昨年、観光施設の長寿命化計画の診断の中で施設の判定を受けております。それほど悪いという判定を受けているわけではないのですけれども、せっかく温泉に入って気持ちよく帰りたいと思う方が不快に思うというのはサービス上非常によろしくないということもありますので、改善はなるべく優先してやってまいりたいと思っております。しかし、財源も伴う話でございますので、慎重に協議してまいりたいと考えております。それから、3点目の物産の関係についてです。多くはゆうゆのオリジナル商品を扱っていますが、議員がおっしゃるとおり、地元の事業者から仕入れ、それを販売しているという状況も把握しております。昆布を使った特産品があるなど、浜中の魅力をしっかり伝えていただけるなという反面、価格の設定です。それが2倍や3倍かは把握しておりませんが、どのぐらいで販売するかを事業者とゆうゆの間で事前に話し合っているはずです。そこは確認できていないのですが、卸している方からその価格で売っていいよという許可をもらって売っているのではないかと思っています。しかし、例えば、100円で売ってと言ったものを300円で売っていれば、はっきり言って虚偽になりますので、代表の方に対し、価格の設定も含め、事業者とどういう話合いの下で販売しているかを確認させていただきたいと思います。なお、それが不当か不当ではないかの判断はちょっと難しいのですけれども、町内で同じものを買えるのに、ゆうゆだけがあまりにも高いということはあまり好ましくないのかなと私も感じております。こういう施設ですから値段が上がるのはしようがないなというところもあるのですけれども、やはり、許容される範囲があると思いますので、再度、指定管理者と協議してまいりたいと思います。最後に、4点目の駐車場の関係です。令和4年度から指定管理者に委託業務を担っていただいている理由といたしましては、令和4年度に管理人を募集させていただいたのですけれども、前任の管理者が高齢もあってできないということがあります。募集も何度かしたのですけれども、町内に管理をしていただける方がいらっしゃいませんでした。それで、急遽、霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトにご相談をさせていただいたところ、受けていただくということだったものですから、去年、今年の2か年、受けていただいております。確かに、予約して、せっかく車で来たのに駐車場がなかったよ、随分遠くから歩かされたよということは利用者にとってはあまり気持ちのいいものではないと思います。そういった現場と受付の考え方の乖離が発生するのは想定される範囲ではあったのですけれども、先ほどのゆうゆの利用と同じく、霧多布岬キャンプ場は非常に評判がいい施設でありますので、改善策を早急に考えてまいりたいと思っています。ただ、この施設は40年以上がたっていますし、駐車場も当時はこの規模でよかったと思うのですよ。しかし、先ほど議員がおっしゃったとおり、キャンプブームが利用に拍車をかけており、また、ここは非常に安くて過ごしやすいということで長期キャンパーが非常に多い施設でも有名なのです。そういった声をしっかり受けるためにも、キャンプ場の整備を考えていかなければいけない時期には来ていると思います。霧多布岬キャンプ場に限らず、琵琶瀬展望台など、様々な観光施設がありますので、総体として考えていかなければならないのですけれども、利用の一番多い霧多布岬キャンプ場の整備は担当課としても喫緊の課題ではあると思っていますので、総体の施設の整備ということも含めながら、さらに皆さんに来ていただけるよう、選んでいただけるような霧多布岬キャンプ場として管理してまいりたいと考えております。
質問 4番 三膳時子
これから質問しようかなと思っていることを課長が全て言ってくれたので、言うことはないのですけれども、霧多布岬は、ラッコだけではなく、とても景観がよくて過ごしやすいというネットの口コミもあり、断トツに人気があるキャンプ場ですよね。そこに来たとき、今年は暑かったですけれども、やっぱり霧多布は涼しいほうなのではないかなと思いますし、お客様を呼ぶところではないかなと思います。キャンプ場もそうですし、バンガロー、また、ドッグランがあったのですけれども、これは手が届かなくてドッグランをなくしたのでしょうか。委託してからドッグランはなくなり、今はペット同伴のキャンプサイトとなっていますよね。今年もドッグランがあると思って来たらドッグランがないという方の声をいっぱい聞いたのですけれども、どのような理由でなくなったのか、そして、これから設置するお考えはあるのでしょうか。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
ドッグランに関しましては、今年、業務を委託する際、霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトから、ドッグランの柵がかなりの箇所で腐っており、耐え難い状態になっているという話がありました。それから、テントを利用する方が非常に増えてきており、これ以上広げられないものですから、やむなくドッグランを撤去させていただきました。それに伴い、利用案内からもドッグランについては削らせていただいたという経過があります。ただ、バンガローの周辺にペットを散歩させるスペースは設けています。しかしながら、今、議員が言われたとおり、例えば、大型の犬や非常に活発な犬であると、ドッグランでなければ犬にストレスがたまって大変だといった声も私のほうに届いています。今後、ドッグランを設置する考えがあるかについて即答はできませんけれども、先ほど申し上げましたとおり、霧多布岬キャンプ場の再整備の際には、キャンピングカーの問題、そして、今はペットブームですから、ペットを家族として旅行されている方もたくさんいらっしゃいますので、そういった方のニーズをしっかりと受け止め、構想の中にドッグランというワードは入れたいと私自身は思っていますし、現状で、仮設でもどこかにドッグランをつくれないかも協議してまいりたいと思うのですが、ドッグランの整備となりますと当然財源が伴いますし、平らな場所でなければ危険が伴います。しかし、そういった候補地がないのも現状ですが、ドッグランを永久的になくするという考えは担当課としては持っておりませんので、その辺はご理解していただきたいと思います。
質問 4番 三膳時子
ドッグランのお話も分かりました。霧多布については、ドッグランがなくてもいいといいますか、ペットを連れてきたら、自由に犬猫と一緒に散歩できるという施設だよ、ドッグランを設けているキャンプ場だよと言わなくてもいいと思うのです。そういうような自由なキャンプ場でもそれはそれで魅力的かなと思います。ただ、ペットを連れてきているテントサイトのところです。草刈りはしていたみたいですけれども、最初は草刈りも間に合っておらず、来ていた方たちがどこにテントを張っていいのかと思ってしまうぐらいで、しまいには自分たちの草刈り機があれば草刈りしてあげたいくらいというような話も聞きました。今年はもうシーズンが終わりますが、来シーズンに向けてはそのようなことも委託先とぜひ話し合ってほしいなと思います。霧多布岬は本当に景観がいいところで、ネットの口コミもいいというのが大半で、ラッコブームもあり、人が来ています。そのため、先ほどお答えがあったように、今後は、キャンプ場も含め、整備していかないとならないかなと思いますし、景観もよくしてほしいなと思うのですけれども、霧多布岬の展望台の屋根が壊れているのです。あれは直す予定はあるのでしょうか。今年一年はずっと展望台の屋根はめくれたような感じで、上がれないという対処をしていましたけれども、どうでしょうか。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
まず、草刈りの関係についてです。今年は非常に気温も高く、草刈りの頻度は多くしているのですけれども、キャンパーが使うタイミングでどうしても伸びていた状況でクレームがあったということです。霧多布温泉「ゆうゆ」プロジェクトは、ゆうゆの業務を運営しながら空いている時間に草刈りをしているという状況でもありまして、こうした人手の足りなさも業務内容を見直す一つのポイントになると思います。今年度はキャンプシーズンが過ぎてしまいましたけれども、来年度、草刈りにきちんと手が行き届くような、例えば、委託料を増やしてでも草刈りに充てる人をしっかり補充してもらう、場合によっては町の職員がやるということも併せて考えていかなければならないのかなと思っています。ただ、草刈りの件については、先ほどの件と同様、指定管理者とは協議してまいりたいと思っております。それから、2点目の展望台のことについてですが、手前のほうの展望台だと思います。こちらについても観光施設の長寿命化計画の際に診断をしております。40年以上がたっているのですが、下のほうはそれほど問題ないとのことです。しかし、議員がおっしゃったとおり、上の防水シートが風であおられて剝がれてしまって、昨年から展望台に入れないような措置を施しております。昨年、展望台自体をなくすべきなのか、それとも、展望台を残して応急処置をするのがいいのかの協議はしたのですけれども、現在、その最終的な確認ができていません。ただ、担当課としては、この展望台は、ある程度一定の目的は果たしたのではないかということで、年数等を考えると解体、撤去が一番いいのかなと考えております。ただ、それにしても、昨年度の試算でも600万円から700万円が撤去費でかかります。今年はもしかしたらもっと上がっているかもしれません。そういった財政面、それから、安全性の面も踏まえ、さらには、観光施設として歴史のある施設でありますので、例えば、観光審議会など、様々な外部団体もありますので、行政の考えだけではなく、あれを残すか残さないかについて様々な方とお話はしたいと思っております。とはいえ、正直、使用に耐え難い状況になっていますので、撤去に向かうのが一番いいかなと思っています。まずは安全第一で侵入禁止にはしていますが、なるべく早い段階で展望台に対する処置をどうするかは議論、協議させていただきたいと考えております。
質問 4番 三膳時子
そういうようなお考えで1年が過ぎてしまったということなのですね。これは来年の話になるのでしょうけれども、早くに協議をして、撤去するなり何なりしてほしいと思います。ただ、あのままではやっぱり景観がよくないので、何とかしてほしいなと思いました。今、ゆうゆから始まって、キャンプ場、展望台など、様々な質問をしたのですけれども、バンガローも大人三、四人と表示はしているのですけれども、やっぱり狭く感じる方たちが多いみたいですね。そのため、バンガローのことや展望台のこと、さらには、駐車場のことも行く行くは考えていかなければならないかと思うのですけれども、町長も今期でおやめになるとのことです。ラッコのお話はいろいろと問題もあるかと思いますけれども、今はブームで、とても人を呼んでいるところなので、岬やバンガローやキャンプ場の整備を引継ぎと言ったらおかしいですけれども、そうしたことについて町長から答弁をいただき、質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)
ただいま、ドッグラン、草刈り、展望台の屋根、キャンプ場の整備を含めてたくさんありました。それだけ使われているのだな、利用されているのだなということがあると思うのです。そのため、年次的な整備も含め、今後、検討していったらどうかなと思っています。今、約束はできませんけれども、そういう話も含め、少ししか時間がありませんけれども、どうしていくかについて今後検討していきたいと思いますし、引継ぎという形になるかは分からないのですけれども、そのことも含めてやっていきたいと思います。整備することは確かに必要なことだと思っています。これから人が増やすということも大切なことだと思っていますし、それが浜中町の自慢といいますか、いいところなのだよというところをしっかり残していきたいと思っています。