みんなの議会

置戸町議会 平成27年第4回定例会 2015年6月15日

議事録に件名の記載なし

2015年6月15日、置戸町議会の一般質問で、阿部光久議員が質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
阿部光久 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 阿部光久

通告に従いまして町長に質問をいたします。昨年8月、死者、行方不明74人を出した広島の土砂災害等、近年多発する事象を受け、本年3月、土砂災害防止法が改正をされました。置戸町も法改正に沿って、全10章からなる置戸町地域防災計画の全面改定がなされました。計画の中に示されております、土砂災害警戒区域等図、位置図、そして土砂災害危険箇所一覧図を見ますと、土砂災害警戒区域等で、主にバイパス下の西町から心和にかけて、この場所につきましては、災害防止の工事が継続的に実施をされているところでございます。一方、土砂災害危険箇所一覧図で示されている土石流危険渓流は、バイパス上手に集中しています。等高線でも分かるように、非常に急傾斜でありまして大雨による土石流も懸念をされるところでございます。このところの異常気象は、どこにどのように大量の豪雨を降らせるか予測のできないところでもあります。接続する民有林の伐採が昨年より行われ、広大な面積が皆伐されております。大雨が降るとたちまち国道は流され、市街地域にも大きな被害が予想されます。町は、どのように対応されるのか、また、その対策にどのようなものがあるのか伺います。49

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

置戸町地域防災計画と土砂災害防止の取り組みについてということでのご質問かと思います。ご承知のように置戸町の地域防災計画につきましては、災害対策基本法あるいは土砂災害防止法の改正というものを受けまして、昨年度、全面的な見直しを行ったところであります。特に、土砂災害防止法につきましては、昨年度発生しました、議員からお話が色々ありましたけれども、広島県での土砂災害を契機に大きく改正されまして、都道府県に対して土砂災害危険箇所の早急な基礎調査、土砂災害警戒区域等の指定に向けた調査ということでありますが、この基礎調査の実施を促し、調査結果の公表が義務付けということになりました。そこで、オホーツク管内の現状でありますが、危険箇所1,100箇所のうち約1,000箇所が基礎調査未実施、まだ実施をしていないというものでありまして、土砂災害警戒区域の指定も、43箇所に留まってるということであります。また、置戸町も34箇所の危険箇所のうち4箇所で調査を終えていますが、指定は1箇所ということになっております。全国的にも同様の状況下にあることから今回の法改正に合わせて、今後5年以内に全ての都道府県で、この基礎調査を完了させるという目標が設定をされたところであります。そこで、ご質問の民有林の伐採に伴う対応でありますが、今回の伐採は、民間事業者が森林経営計画に基づき、適法な手続きにより行われています。平成25年に14.92ヘクタール、そして本年、4月から5月にかけて15.44へクタールの皆伐が行われたわけでありますが、平成25年の伐採跡地では、伐採は14.92ヘクタール伐採したんでありますが、この跡地では、すでに植林が実施されております。また、本年の伐採跡地15.44ヘクタールでありますが、この跡地についても、来年度から植林が予定されております。なお、これらの伐採地については、同一の林班内、73林班ということでありますが、同一林班内で面積が20ヘクタールを超え大規模ということになることから、事業者と関係機関と協議を行った上で、5.68ヘクタールの保残帯といいましょうか、残したということですけれども、この5.68ヘクタール保残帯を設置して伐採したというふうに聞いております。しかし、議員の方からご指摘の通り、本年度の伐採地の一部は、土石流危険渓流、中央の沢側とこういってるんですが、この危険渓流とされておりまして、現在、北海道において土砂災害警戒区域等の指定作業を進めている場所でもあります。伐採後は、すぐに植林を行っても成長するまでの、この一定期間は土砂災害に対する警戒ということが必要になってくるであろうというふうに考えております。現状において、民間事業者に対して法的な規制ということはできませんけれども、土石流の発生が懸念される場所での伐採については、この伐採の規模あるいは方法、そして伐採後の植林に十分に配慮をしていただくことまた、保安林の指定についても検討していただくことなど、この防災の視点からも経営にあたっていただくように、意識の啓発といいましょうか、そんなことも合わせて進めていきたいというふうに思います。更には、置戸町内における、この警戒区域等の指定ということについても急がねばなりませんし、危険区域内の住民に対する啓発活動あるいは非常時に備えた避難体制の整備等、防災体制の強化にも努めていかなければならないというふうに考えておりますので、そうした意味でのご理解もいただきたいと、このように思います。50

質問 5番 阿部光久

今、町長から回答がございましたけれどもあの大規模な伐採につきましては、多くの町民が広島の被害を口にし、少なからず心配をしていますから、安全なのであれば、そのように町長の口から町民にお伝えをいただきたいと、このように思いますし、仮に植林がされたとしても、先程申されたように、その木が林になり、森になるには数十年の時間を必要とするわけであります。その間、大雨が降る度に心配な生活をさせるのは如何なものかと、このように思っています。第5次の置戸町総合計画の後期計画が策定をされ、その基本計画に安心して健やかに暮らせる町とうたっています。安心安全のまちづくりが基本中の基本だと、このように思っています。そうした箇所の伐採にあたって、森林の所有者、または事業者と行政の連絡、または調整があるのか、伺います。また、町内の多くの地域で伐採が行われており、全てが植林がされているとは思えません。苗木の不足が主な原因だと、このように聞いておりますけれども、植えた時期が同じであれば、同じ時期に伐期を迎えることになるのは、誰でもわかることでございます。国あるいは地方、町も含めてでございますけれども、林業政策に全く計画性がなかったことを改めて証明する結果になったんではないかと、このように思っています。伐採箇所の植林についても、先程申した渓流ばかりじゃなくて、町全体の部分についても町長の考えがあればお伺いをしたいとこのように思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

国有林、道有林、町有林、民有林も含めてでありますが民有林の方は中々難しいところがありますけれども、決して無計画にというか計画無しにですね、進めてきたということではないというふうに思ってます。ただですね、今、多くの森林が伐採の時期を迎えているということはいえると思います。当然ながら、この施業計画だとか経営計画に基づいて、切っているわけでありますが、やはり、これは申し上げるまでもないんでありますが、やはり、その循環型のものでないといけないというのが当然のこととしてあると思います。伐期が来たら、やはり木を切って、きちっと植林をして後継木としての森林整備にあたっていくっていうのが当然のことだと思います。そこには、当然ながら苗木の対応の問題だとか、いろんな課題はもちろんあります。ありますけれども、やはり切ったら植えるんだってことだけは、これはもう議論の余地がないというふうにいったほうがいいと思います。ただ、場所によっては、先程も申し上げましたけれども、残さなければならないという部分もありますし、と同時に、やはり警戒区域との指定というものをきちっと急いでやらせなければいけないというふうに思います。置戸の場合もですね、昔は、昔といった方がいいと思います。相当前ですから。こちら側の山を、こう見た時にどうも土砂崩れの心配しなきゃならん、がけ崩れの心配しなきゃならないんでないかという目視の部分であったと思います。そこをそういうふうに上げて、北海道の方に上申しておかないと、何か事業をやる時に、中々採択してもらえないぞという時期が実はありました。それで、私の記憶でいくと、数箇所だったと思いますけれども上げてったっていう経緯があります。その部分は実は、まだほんの走りですけれども、指定されたっていうところでもあります。しかし、時代と共に先程議員からもご紹介ありましたけれども、他の都道府県なんかにも、こういうような実態といいましょうか、災害おきている実態のお話もありましたけれども、やはり、この置戸の町においても、それから51今までそんなに心配していなかったんだけれども、現実の問題としては心配をしなければならないというような気象の変化といいましょうか、そんなことも含めて、まずはやはり危険箇所としての、危険区域としての指定というものを、まず急がなければならないなというふうに思ってますのと、合わせて先程から申し上げておりますように、切ったら必ず植えるんだというような指導もこれから積極的にしていきたいと、このように思います。

質問 5番 阿部光久

ぜひ町長の口から、先程申し上げましたように、今の段階で危険じゃないよっていうのであれば、そのことを町民に何らかの形でお話をいただきたいなと、このように思います。それぞれ十分に対応していただいているんだなと、このように思います。100年を迎えた置戸町が今後100年を見据えて、安心して暮らすことのできる安全なまちづくりに、ぜひ意を用いていただきますよう切願し私の質問を終わります。

出典:置戸町議会 平成27年第4回定例会 2015年6月15日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる