置戸町議会 令和3年第5回定例会 2021年9月16日
議事録に件名の記載なし
2021年9月16日、置戸町議会の一般質問で、阿部光久議員が質問し、町長 深川が答弁しました。
- 質問者
- 阿部光久 議員
- 答弁者
- 町長 深川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 阿部光久
通告にしたがいまして町長に質問をいたします。昨年策定の第6次置戸町総合計画。そのなかの観光振興について質問させていただきます。現状と課題に、観光は人口減少や少子高齢化が進行するなかにあって、町外からの交流人口の拡大により、地域に活力をもたらす重要な役割を持っていると、このようにされているわけであります。近年では訪日外国人旅行者数がアジアを中心に依然として急速な拡大を続けており、その訪問先も都市部から地方部へと拡大をしています。また、スマートフォンの普及によりSNS等を通じて誰もが56簡単に観光情報を得ることが可能となり、従来の団体旅行から少人数の個人旅行へと旅行スタイルも多様化しています。このような変化を見極め、新しい観光ニーズに対応できる体制を整備することが求められているとされています。観光により地域の活性化を図るため、観光資源の魅力向上や観光PRを推進するとともに、観光振興体制の強化により観光の振興を図ると、このようにされています。また、観光資源の整備充実のため、次の取り組みを行う。観光施設の整備、自然素材を活用した観光開発、新たな観光資源の発掘と特産品開発、食のまちづくりと連携した観光の推進、個性的な観光イベントの推進、広域観光推進体制の構築、観光施策の新たな展開の推進とされていますが、昨年来の収束のできない新型コロナウイルス感染症対応と第6次置戸町総合計画が同時進行となっておりますが、その取り組みと推進状況について伺いたいと思います。
答弁 町長 深川
ただいま阿部議員から第6次総合計画の観光振興についてのご質問がありました。まぁ阿部議員のご意見と同様に、新型コロナウイルスが猛威を振るい始めて2年目となっております。これは誰もが予想できなかった状況でありますし、また収束の目処もなかなか立っておりません。次々と変異株が出現し、ワクチン接種は進んでいるものの、なかなかその光が見えてこないのも現実であります。一方でワクチン接種が進んでいることから、政府はこのGoToトラベルをはじめ、経済との両立にまたもや再始動を始めようとしておりますし、これにつきましては尾身会長など慎重にやるべきだというご意見もありますが、やはりこれでは日本の経済が回っていかない、労働者の生計が立って行かない現実もあるんだろうと私自身もそう思っております。第6次置戸町総合計画の策定の頃には、先ほど議員がおっしゃられましたが、インバウンドが全国的にも、そして北海道がとりわけこれを取り込んでいきたいということがテーマとなっておりますが、いかんせんこのコロナウイルスで国同士の交流がこのように制限をされている状況のなかでは、なかなかこれさえ目処が立っていないのも現実であります。北海道は恵まれた自然や広大な大地、そして海、山、川、バラエティにとんだ自治体が多くあるなかで、一次産業のみならず、この観光分野での経済の活性化は大きな可能性を秘めているところだとも言われております。本町におきましても豊かな自然を背景に、観光に取り組んでまいりたいということで、この総合計画が策定されております。また、観光のスタイルもホテルや旅館、大規模なレジャー施設での集客だけではなく、密を避けるためにアウトドアの要素を含んだ新しい宿泊スタイルへと大きく思考が変わってきていることから、今後家族や個人単位での旅行の増加を見込み、新たな観光資源といたしまして、本町では今般のコロナウイルス感染予防感染症に対します地域創生交付金を活用してトレーラーハウス5台の設置を進めているところでございます。指定管理先の一般社団置戸勝山温泉ゆぅゆでは10月1日のオープンに向け、最高の形でお客様をお迎えしよう。そしてこれ以降の継続したリピーターを増やそうということで、連日準備に追われているところであります。8月の臨時会において、観光誘致PR事業として、このトレーラーハウスやコテージを含めた本町のPR動画の作成、メディア配信に係る予算を可決いただいたところであります。具体的には置戸町57の新たな良さをアピールするため、観光施設、自然、トレーラーハウスやコテージ、宿泊施設などを実際に視聴者が見て興味を沸かすような内容の動画を作成し、動画投稿サイトや町のホームページにおいて公開するとともに、併せましてコマーシャル作成も行いました。テレビの力を借りて置戸町の宣伝効果の促進を図るものであり、すでにおとといの9月14日からSTVで放映がされておりますが、予算の関係上15秒程度の映像でございまして、放送時間もその日その日で大きく変わっておりますが、このような取り組みも行っております。また、先日補正予算の説明をいたしましたが、町外に向け、町の魅力を発信するため、北見バスと連携し、女満別空港=北見間の連絡バス、北見=札幌を結ぶドリーミントオホーツクのシートポケットへのプロモーションパンフレットの差し込みやターミナル内へのポスター掲示など、交流人口拡大に向け、本町の魅力を発信するよう取り組みを強化していこうと考えております。特産品開発におきましては、現在販売しております白花豆焼酎が在庫がなくなる予定ですので、新たに製造を依頼していた酒造会社が製造ラインのなかで目処が立ちまして、このたびまもなく本町にも届くようになっております。この焼酎は40度の焼酎で、瓶やラベルの装いも新たにお披露目となる予定でございます。これはふるさと納税に合わせてぜひともあの取り組みたいことが実現できております。白花豆100%、置戸町産の原料による40度600本を新製白花豆焼酎として販売してまいりたいと思います。また、現在規格外製品のヤーコンを活用した加工品の製品化に向け、関係者や有志の方が準備を進めています。まだ報告できる段階にはありませんが、麺やいろいろな加工食品として可能性を秘めているということで研究段階に入っております。これらの取り組みは観光協会に全面的にご協力をいただいて進めておりますが、今年度より新たに理事3人を迎え、アフターコロナの対応に向け、観光振興の協議を進めていただいております。また私の政策として積極的に取り組んでおります地域おこし協力隊ですが、現在2名の方が活躍いただいておりますが、今般4名の、新たに4名の方を内定しております。まだまだ予算にも余力がありますので数名採用をしたいと思いますが、そのうちに主に観光協会の事務事業、産業振興課観光係と連携して行う地域協力隊、観光特産品の開発や製造支援、流通のための支援に取り組んでいただく隊員として活躍を期待しているところであります。また、自然インストラクターを目指して業務を行ってもらうための隊員を勝山温泉ゆぅゆを拠点として活躍をしてもらう隊員1名を内定しております。私たちは置戸に長年住んでいますが、新しい視点で私たちが気づかない観光視点、そしていいものというものを置戸町の魅力として再発見し、観光に結びつけるよう取り組んでいくために地域協力隊の活躍を期待しております。議員のご質問の中に観光推進体制のあり方、それから広域の観光の取り組みとありますが、広域の方もこの観光の現状のなかでなかなか大きな事業を立ち上げていることができておりませんが、この推進体制は本町においては観光協会を中心に人材確保しながら取り組んでまいりたいと思います。そのうちには地域協力隊の活躍、そしてそのなかからその任を担っていくような方も現れればと期待しているところでございます。
質問 3番 阿部光久
先ほど申し上げましたように、コロナに開け、コロナに終わるよう58な毎日だったっていうふうに思います。そんななかで、ただいま答弁いただきましたように、これほどのことができる、すごいなと思うんです。ただ、5次から、5次の総合計画のなかから関連をして続けてきた事業もあろうかと思いますから、そのことを差し引いても随分あのいろんなことをやられているんだなというふうに驚いております。観光振興は人を呼び込むことが基本になるんだと、このように思います。そのためにはそれぞれが交通機関を利用してということになりますが、置戸町に来るためには唯一の公共交通機関であるバス、または自家用自動車ということになろうかと思います。先般、北海道開発局の事業審議委員会が未着工のままになっていた北海道横断道網走線足寄―陸別間31㎞が事業再開がされることが了承され、十勝圏とオホーツク圏が高規格道路で繋がる道筋がつくことになります。銀河線廃止の代替え措置ではありませんが、置戸町が受ける恩恵は大して多くない。そういうなかではありますが、現在小利別に置かれているインターチェンジを廃止する計画が出されています。まぁその31㎞のなかにインターチェンジを1個設けるということになってますから、計画では。それはきっと陸別町の町に関わるとこだと、このように思うんですけども、小利別のインターチエンジがなくなると置戸に来る道がない。十勝の方からせっかく置戸に向かってこようと思っても、あの道を使ってくると小利別で降りないと訓子府まで行ってしまう。ぜひともですね、このインターチェンジを廃止をされないようにですね、要請行動もしっかりしていただきたいなと、このように思っているものでございます。アクセスをできる道路は1路線でも多くあればいいというふうに思いますから、現在、通行の状態が良くなくなっている鹿ノ子ダム、十勝三又間もそうであります。あそこはオフロードバイクの観光ルート、そういう道でありますから、きちっと開けて通れるようにしてあげると、その旅行者も大変喜ばれ、まぁそれで経済がどうとかっていうことではないですけれども、大変喜ばしいことだというふうに思います。私も道路が通れる時は1年に一度は必ず十勝三又の方に行くと。あそこの喫茶店でご飯を食べて帰ってくるけど、1年のうちの日課でありますから、ぜひともですね、あの道も通れるようになればいいなと、このように思っているものでございます。先ほど嘉藤議員が森林体験交流センターの今後についての質問がございました。重複する部分があろうかと思いますけれども許していただきたいなと、このように思います。このことはきっと嘉藤議員発言しないのかなと思ってたんですけど、この建物の入り口に設置をされていたロベルト・フリオ・ベッシンの最大の作品であるアオサギの彫刻がどこかに行ってしまったよと、こんなことでございます。実際には今の温泉のところにまぁ安置をしている状態ですね。作者はあの場にですね、この作品を湖全体のイメージのなかから大きさ、そして森林体験交流センターの建物との調和を考えて製作をしたものだと、このように思っています。交流センターの老朽化で利用中止中でありますけれども、使わないでいますと使えなくなります。町は使えなくなった。だから解体撤去をしたい。これはそのように進んでいくんだろうと思います。どうせ撤去するんだからアオサギの彫刻もいらない。そういう話なのでしょうかと、こういうことなんですよ。誰がそのような話を進めたんですか。もしもあれを動かすんであれば、ある程度みんなの理解を得てからやるべきだったと、このように私は思うんですけれども。ダムが建設されて、多くの施設が建設され、置戸の観光拠点として大いに期待をされたのですが、キャンプ場、メモリーハウス、森林体験交流センター、使わないトイレ、何度も壊れたワカサギ孵化場、どれほどの予算が投入されたんでしょう。また、おけと湖はこれから発掘しようとし59ている観光資源じゃないということになりますから、このような、今後このような展開をどういうふうに考えていくのかなと。そして町長が考える観光振興のコンセプト、そういったものがあるんであればお聞かせを願いたいと、このように思います。
答弁 町長 深川
大きく分けて、観光には交通網の大切さの関係の話と、それから鹿ノ子ダム周辺の観光と合わせて観光への考え方への再質問だと思います。道路につきましては、議員が先ほどご発言のとおり、十勝の自動車道の予算凍結が解除になり、今年から着々とまた工事が進み出しております。そしてこの道東はオホーツクから十勝への流れが大きく変わっていくと予想されております。これも過日自民党の移動政調会のなかでお伺いをして、こちらの方からもこれ今後の展開ということでご要望させていただいたんですが、何とか陸別―小利別のインターを残していただくような取り組みを今後進めていきたいので、関係機関とも協議をしながら運動展開を図りたいということを自民党の方にもお伝えをしております。なかなか関係市町村と言いますと十勝、それからこの自動車道は期成会という団体で整備促進がなされておりますので、そのなかでの全体のコンセンサスを得ながら活動していかなければなりませんが、まぁ議員のお話のとおり、原則的には1町村に1インターということになっているようですので、陸別の住民の方は陸別の市街の近くにインターを置きたいというのは本心だと思います。昨年来、陸別とも協議をしながらこの話を進めておりますが、なかなかこれでいこうと合意を得てる感じではありませんが、粘り強くお話をしながら一緒にこの道路網の整備については広域で運動展開を図れればなと考えております。三又線のお話もありました。もう通行止めになってから久しくなります。調べましたら、以前これは道道昇格をして、この三国峠に抜ける道をぜひ開通させてもらいたいという本町の要望で大きな運動を起こした時期もありましたが、それから手を下げてもう久しくなります。先日、私も三国峠の方を層雲峡回りで回って見てきました。本当に大自然のパノラマで、平日用事があるときに寄ったもんですから、今コロナ禍で観光客は多くないんですが、峠で聞きますと土曜、日曜はライダーの方だとか、たくさんアウトドアでドライブだとかツーリングだとかのお客さんがあって賑わいますよというお話もありました。やはり北海道のこの大自然の魅力っていうのは多くの観光客を魅了するもんだなと思いますが、いずれにせよ、やはり道路や交通網が整備されてなければ、なんぼ来てくれと言っても来れないのも事実です。まぁあの三又までの道路については今なかなか再整備というのは難しいと思いますが、高速道路小利別インターにつきましては、これからいろんな関係市町村、団体とも協議しながら何とか頑張っていきたいと思いますし、小利別インターができることによって置戸だけではなくて、北見市温根湯やそれから旭川に抜ける道、そして遠軽へ抜ける道、この利便性も向上するというような観点からも、多くのご理解を得ながら進めてまいりたいと思います。先ほどの嘉藤議員の質問と重複しますが、アオサギにつきましては、まぁあの多くの方の意見を聞くべきだったんではないかというお話もありましたが、いなくなったわけではなくて、新たな活用先を求めて、まぁ今回整備の農村公園のところに持っていこうということで移設を直営で行っております。60新たな観光資源になるということで作者のロベルト・ベッシンも理解いただけるというふうに私は思っておりますし、またこのアオサギやシマフクロウが、この置戸の観光の一つの目玉になるようなことも含めて活躍できるように持ってきたことでありますので、ぜひともご理解いただきたいと思います。この鹿ノ子ダム周辺の観光につきましては、先ほど言いましたように、今までいくら投資してきたんだというお話があります。先ほどの質問でも1億円を超える森林体験交流センターでございました。本当にできたとき感動しましたし、置戸もこんな立派な施設があるんだってことで、私も当時素晴らしいなって、置戸はどんな町になってくるんだろうっていうような夢を抱いておりましたが、いかんせん利用者が少なくなってきたなかでは管理も行き届かなくなり、そして補修費も捻出できないという現状もありまして、このような結果になっております。鹿ノ子ダムはですね、まぁ自然景観、湖と大きな森林、これは大きな財産であります。最近の観光ではフライフィッシングの団体の方があそこの湖面でフィールドに活躍をしたり、活動したりされております。また許可がなくやってる方もおられるんですけども、このアウトドアブームでキャンパーがお泊りになってるっていうような事例も報告があります。やはり自然のなかで人は癒され、そして楽しめ、そしてその需要ってのはこれからも増えていくと思います。できる限りその動向を見極めながら、あまり巨額な投資をせずに、自然を大切とした観光、そして先ほど申し上げましたとおり、ゆぅゆを拠点にそこへ行く。そのフィールドへ行って何かするというようなことを考えてまいれればいいなというふうに私は思っています。その集中投資の先が勝山温泉ゆぅゆだと思っておりますのでご理解賜りたいと思いますし、あと一方で多くのサークルや住民の方々が手作りで食のまちづくりに取り組んできました。いろいろないいものを、特産品を作ろうということで取り組んで、少しずつ結実しております。乾燥野菜を作っていただいてるお母さんたち、それから今乳製品に取り組みたいという方もヤーコンのほかにおられます。ぜひともそのような方への支援を考えながら、まぁ本町の特産品づくりにも力を入れていきたいと思いますのでご理解賜りたいと思います。
質問 3番 阿部光久
それぞれお答えをいただきました。私なぜこれ、6次計画の、総合計画の冊子を持ってきたかと言いますとですね、この26ページにこういう写真が載っております。29年までですから、これから先8年間実際にないもの見ることになるわけで、このパンフレットもそうです。ここに体験センターとアオサギが出てます。これも使えませんね。こういうことになるんですね。だから、もしもやるにしても、もう少し計画的なものでなければならないでしょうし、これほとんどの人知りません、まだ町の人。もちろんそこまで行って見るわけじゃないにしても。突如ゆぅゆのとこにこれがどっと建ったときにどうなるかなと。そんな驚きが皆さんのなかにあるんじゃないかなというふうに思いますから、できる限り情報は早めに町の人にお知らせいただきたい。このように思いますので、このことを申し上げて私の質問を終わります。