ニセコ町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月18日
移住者への対応について
2019年9月18日、ニセコ町議会の一般質問で、榊原龍弥議員が「移住者への対応について」質問し、町長 片山健也が答弁しました。
- 質問者
- 榊原龍弥 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 榊原龍弥
4番、榊原です。よろしくお願いします。移住者への対応について質問します。私は、ニセコに移住して1年がたちますが、1年間暮らしてみて、ニセコのよいところ、悪いところをいろいろ感じました。特に私の住んでいる元町、近藤地区は、交通インフラも下水道も整備されておらず、上水道に関しても制限があります。そんな中でも元町、近藤地区は全町平均を上回る2桁の人口増加率であり、移住者の目から見るとネガティブを上回る魅力のある地域なのかもしれません。いわゆる町なか以外のこのような地域に対して移住促進を進めるお考えはありますか。あるとすれば、どのような対策をお考えでしょうか。よろしくお願いします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの榊原議員のご質問にお答えいたします。日本の自治体の多くが人口減少の課題を抱える中、本町は現在人口は微増状態であります。1980年代当初に農業者とサービス産業従事者の就業人口が逆転して以来、本町は4,500人から4,600人前後の人口を長く維持してまいりましたが、昨今では豊かな景観や環境を求めて転入される方々が多く、特に郊外にふえている傾向にございます。ただ、自然豊かということは、同時に生活環境基盤が弱く、不便さなど生活環境が厳しいという側面もあります。不便を許容しながら、自然豊かな場所に住むことは個々人の自由ではありますが、上下水道、除雪体制などインフラ整備には明らかな限界がございます。現段階で市街地に住むこと、または郊外に住むことを区別して移住促進をする考えはありませんが、郊外に移り住む人々へのインフラ整備については、既存のインフラ整備状況を勘案しながらこれまで同様に個別案件ごとに対応することとしてまいりたいというように考えております。また、今後は将来に向け交通利便性の確保、高齢化、生産年齢人口の減少によるインフラ維持コストの増大、市街地の空洞化などスプロール化現象などの課題が大きく生じることのないよう検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
議員の質問 4番 榊原龍弥
先ほど町長が言われたとおり、ニセコ町の人口増というのは全国的にも珍しいことだなと思っておりますけれども、移住者による人口増のポテンシャルというのは結構ニセコ町の場合強いというふうに私は思っておりまして、その意味では将来見越したときにどこかの段階で思い切ったインフラ整備を郊外に対して行うということもいいのかなと思っておりますけれども、町長はその辺どういうふうにお考えでしょうか。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
現在環境モデル都市アクションプラン、あるいはSDGs等の構想の中でもコンパクトシティー、移動距離の短い街区の整備含めていろんな検討をしておりまして、将来的には長距離に分散して散在散居となることによっていろんな移動コスト含めて環境負荷かかってくるわけでありまして、それらのこともやっぱり将来の人口推計等を見ながら検討する必要があるというふうに思っておりまして、水道、下水道ともに多額のインフラ整備にお金がかかるわけでありまして、そのことによって将来の人々がその維持コストに悩む、苦しむことのないよう、その辺のやっぱり人口の将来像、あるいは地域の将来像、そういったもの全体を俯瞰しながら検討してまいりたいというように思います。また、先ほど地域移住の関係では、いろんなポテンシャルについてのお話がありましたが、私も景観と環境というものに物すごい愛着を感じてこのニセコの地に移住していただいている方も多くいるわけでありまして、そういった皆さんの思いや誇り、それらが将来持続するよう環境整備含めて努力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。