新冠町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日
子ども医療費における所得制限の撤廃について
2024年9月13日、新冠町議会の一般質問で、長浜謙太郎議員が「子ども医療費における所得制限の撤廃について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。
- 質問者
- 長浜謙太郎 議員
- 答弁者
- 町長 鳴海修司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 長浜謙太郎
9番、長浜謙太郎です。議長より発言の許可を頂きましたので、通告に従い、子ども医療費における所得制限の撤廃についての一般質問をいたします。当町の子育て支援は大変手厚いと実感しております。中学生までの医療費無料、給食費の無償化、高校生の通学支援助成など、枚挙に暇まがなく、いずれも他町が羨むほどの誇15らしいものです。国は異次元の少子化対策と銘打って、改正子ども子育て支援法により2024年10月から、高校卒業まで延長、所得制限の撤廃、多子世帯への増額という児童手当の拡充を行いました。所得制限撤廃については、子ども医療費にも解釈をより広げる動きが全国的に波及を見せており、子育て世代における公平性の担保を理由に多くの自治体で子ども医療費の所得制限撤廃に踏み切っております。当町における子ども医療費の議論は、18歳までの無料化について同僚議員が度々言及しておりますが、町財政に及ぼす影響が少なくなく、国の動向を注視していくとの答弁でありました。現役世代の家計が抱える問題、いわゆる年収103万、130万の壁が解消されることを望みますが、これについては根本的な解決は難しく現行制度上従わざるを得ません。ですが、目下、当町が所得による支給制限を設けているものを見直すこと。言わば自治体の裁量で変えられるものについては積極的に取り組んでいくことは、当町の子育て支援政策として有効と考えます。特色ある新たな子育て支援政策の一助という観点から、子ども医療費における所得制限の撤廃について町長の所見を伺います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
長浜議員から御質問の「子ども医療費における所得制限の撤廃について」にお答えいたします。当町が行っております子ども医療費助成事業は、中学生までを対象に、通院費及び入院費に係る保険診療分の自己負担額の全額を助成しておりまして、令和5年度決算額は約1480万円でございました。この財源として、北海道より、乳幼児等医療給付事業補助金の交付を受けておりますが、当該制度における補助対象は未就学児までの通院費及び小学生までの入院費までとされておりますので、これを超える分につきましては町の単独費となり、道補助金を除く町負担額は約1290万円となります。また、当該補助金には平成15年10月から所得制限が設けられており、町助成事業も同様の取り扱いをしているところでございます。ご質問の「子ども医療費における所得制限の撤廃」につきましては、今般、国が進めている「こども未来戦略方針」に基づく加速化プランにより、本年10月1日から施行される児童手当の拡充、その中で実施される所得制限の撤廃に着目をされ、子ども医療費助成制度への適用を求めるご質問でありますが、国はこれら少子化対策制度の運用にあたり、係る費用の一部を国民それぞれが加入される医療保険制度を通じ、新たに徴収する考えを示しており、給付を拡大する反面しっかりと負担を求める内容となっております。これは、町財政の運営におきましても同様でありまして、新たな事業の創設や給付の拡大には、財源確保の手立てが大変重要となります。これまでも福祉分野のみならず、町政各般にわたり、事務事業の見直しやコスト削減の方策に繰り返し注力するとともに、一方では町民の皆さんからも応能・応益に基づくご負担や、一部では所得制限を用いながら、限りある財源を有効かつ適切に利用し施策を展開してまいりました。このような方針、考え方が、給16食費の無償化など、特色のある町政運営の実現に繋がってきたものと考えます。今後におきましても、多様化する住民ニーズや老朽化が進んでいる公共施設への対応など多額の財政出動が見込まれますことから、行財政改革の更なる深化に努めるとともに、ご質問のありました所得制限の撤廃については慎重に判断をして参りますので、ご理解いただきたいと存じます。
再質問 9番 長浜謙太郎
給付の拡大には負担を求めるという相関関係のもと、慎重に協議を進めるとのことでしたが、子ども医療費を18歳まで対象拡大した場合の増の時と同様にですね、影響額を試算した上で検討材料とすることも必要に値するかと思いますが、伺います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
長浜議員の再質問にお答えいたします。子ども医療費に係る所得制限を撤廃した場合の影響額でございますが、本年度所得制限に該当されたのは16世帯25名で、主に一次産業に従事されている方々でございまして、令和5年度決算額から試算しますと、実施に要する費用は約80万円程度になる見込みでございます。検討に当たりましては、しっかりとした財政運営の見通しを見極めながら、先に御質問を頂いております高校生までの子ども医療費助成拡大を含め検討してまいりますので、御理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
再々質問 9番 長浜謙太郎
ございません。