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新冠町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月12日

朝日の森のさらなる有効活用策について

2025年12月12日、新冠町議会の一般質問で、長浜謙太郎議員が「朝日の森のさらなる有効活用策について」質問し、町長 山本政嗣が答弁しました。

質問者
長浜謙太郎 議員
答弁者
町長 山本政嗣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 長浜謙太郎

3番長浜謙太郎です。議長より発言の許可を頂きましたので、通告に従い「朝日の森のさらなる有効活用策について」の一般質問をいたします。当町における廃校小学校の利活用は、他町が羨むほど素晴らしい実績を残しております。唯一残る旧節婦小学校のみ、いまだ方向性を見いだせておりませんが、令和5年度をもって閉校した旧朝日小学校は、翌年度より新たな複合施設、朝日の森として行政が管理運営を行っております。朝日の森は、災害時における避難所利用を想定し、備蓄品を保管するなど、対策本部としての役割を果たすだけでなく、地域住民のコミュニティー活動場所であり、社会教育をはじめ、多彩な事業も実施されております。また、民間企業が賃貸利用し、地域に根差した事業展開を行うなど、閉校後も決して廃れることなく、定期的な利用があり、広く愛され賑わっております。当町は現在、未利用となっている旧青年の家宿泊棟の貸与者を募集しております。地域活性化及び施設の有効活用を目的に、民間事業者等に無償で貸与し、公共的、公益的な利用を推進するものです。かつての青年の家のような用途を求める場合には、旅館業法、建築基準法、消防法などクリアすべき法的な問題があるのでしょうが、朝日の森には宿泊研修機能を有した合宿施設、さらには民泊施設として、一層の有効活用ができる可能性を秘めていると考えます。その可能性を探りつつも、大規模な修理や修繕に多額の経費をかけるべきではないと思いますが、幸いにも現状、理科室、家庭科室、給食室等の水回りにつ4いて、通常使用には問題ないと認識しております。ここにレスキューキッチンやトイレトレーラー、災害用組立て式シャワーを常設することにより、朝日の森の意義と利便性はより高まるでしょう。今後も町が保有していくにあたり、非常時は防災の拠点、平常時は合宿だけでなく、インターン、お試し住宅、フィールドワーク、民泊の受皿ともなり得る宿泊施設、双方の機能を有した場所として整備するべきと考えますが、朝日の森のさらなる有効活用策について、町長の所見を伺います。

答弁 町長 山本政嗣

長浜議員から御質問の「朝日の森のさらなる有効活用策について」お答えを申し上げます。町では、令和6年4月1日から旧朝日小学校を活用いたしまして、町民の皆様に広く御利用頂く施設として、朝日地域交流センター、通称朝日の森の供用を開始したところでございます。現在は多目的で複合型の施設として運営をさせていただいておりますが、この利活用方法に至るまでには長い協議、そして多様な検討経過があり、紆余曲折を経て現在の形に定まったものでございます。協議過程におきましては、民間の施設譲渡、これを除いたあらゆる可能性を検討対象といたしまして、多角的に協議を行い、協議の中では、議員御指摘の青年の家の代替施設としての活用についても協議が及んだところでありますが、利用者の減少を要因に廃止をした青年の家の役割を朝日の森が担うことで、利用者が増加するということは考えづらい、この判断から、研修合宿施設としての利活用は行わないとの結論に至っております。旧朝日小学校は、100年を超える歴史と多くの卒業生を有し、地域に深く愛されてきた学校でもありますことから、町の資産として残してほしいという地域の皆様方の思いも強く、これを受け止めながら、将来にわたって継続的に活用される施設とすることを目指し、慎重に協議を進めた次第でございます。一方で、協議、検討時におきましては、行政財産としての価値、あるいは具体的な活用ニーズというものが十分に把握しきれていなかったこともありまして、多額の町費を投じて大規模な改修に踏み切ることは適切ではないと、こういう判断から、まずは現状を生かした形で供用を開始したものでございます。まずもってこの点御理解を賜りたいと思います。その上で、町といたしましては、まちづくりの中で不足している公共施設の機能を補う観点から、朝日の森を事業所誘致の支援施設、防災、災害対策の拠点、山間部におけるコミュニティー機能、移住支援の拠点、こういう形で位置づけを行いまして、複合的な活用を進めているところでございます。供用開始後1年半が経過したところでございますが、朝日の森の利用は、着実に増加を5見ておりまして、これまで19団体、2企業、5人の個人利用がありまして、そのうち11の団体につきましては、定期的に利用頂いており、本年9月末の総利用人数は1731人になっております。さらには、東京に本社を置きます株式会社mmガードが事業所を開設していただきまして、2名の従業員が常駐するなど、想定した以上に利活用が進んでいると感じているところでもございます。御質問にございます、使用用途に改良を加えるという点でございますけれども、供用からまだ1年半が経過したばかりでございますし、今は現用途に基づく施設管理体制の定着、あるいは利用状況の把握を優先すべき時期、段階にあると考えているところであります。また、今後新たな用途を加える際には、施設の大規模改修が必要となる可能性も高く、その場合は具体的な利用計画、運営体制の確保、持続的な利用ニーズの把握が欠かせることができません。そのため、これらの要件が十分に整っていない現段階において、用途を拡張することは適切とは考えにくく、現時点では時期早尚であると考えているところであります。しかし、町としては、朝日の森が有する将来的な活用の可能性については、議員御指摘のとおり高く意識もしておりますので、今後まちづくり全体の中で必要とされる機能、地域のニーズ、これらの変化を踏まえながら、あらゆる角度から利活用の在り方を検討していく考えでございますので、重ねて御理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

再質問 3番 長浜謙太郎

町長が描く朝日の森の将来像について理解いたしました。近くに新冠消防団の第6分団の庁舎もあります。この建物の老朽化も著しく、その施設と機能を朝日の森へ移転することも一考の価値があるでしょう。また、民泊を考えるなら、日高振興局のH2プロジェクトによる活用方法を見いだす条例整備も必要かと思います。再質問として、冒頭触れました利活用が見込めず唯一残る旧節婦小学校の扱い、解体や公売といった協議の経過について伺います。維持管理を含め、行政として手を加えることが難しいのであれば、レ・コード館展望塔や青年の家のように民間活力を頼るべきと考えます。建物が朽ちていく中、一刻も早く方針を明確に示すべきと考えますが、町長の見解を伺います。

答弁 町長 山本政嗣

長浜議員からの再質問にお答えを申し上げたいというふうに思います。節婦小学校の方針化という部分につきましては、これまでの経過も御説明申し上げながら御理解を賜りたいというふうに思いますけれども、御承知のとおり、町内の小学校、平成20年に統廃合を行いました。その際に、民間に対するインターネットを通じた公売6を行ったわけでありますけれども、節婦小学校につきましても、同じように公売を試みたわけであります。他の学校が売れていく中において、節婦小学校が売却、売れ残っていく、この過程の中での再度のインターネットの公売ということについても取り組みをしたわけでありますけれども、大狩部小学校の次に古い学校としてなかなか買手がつかなかったという状況がございます。理由といたしましては、やはり少し他の学校よりも規模が大きい、それから少し手を加えなければいけない、こういう事情を抱えた施設でありましたので、なかなかそれが進まなかったということであります。そういう状況の中で、平成25年に防災機能を小学校の体育館に持たせようということで、節婦体育館を設置をいたしました。その中において、小学校の校舎をどうしようかということについては、民間への公売等を諦めて、解体の方針を町としては出してたわけであります。で、そこがですね、財政上の理由等も含めて15年、17年近く現状のままになってしまってるということでございますが、手つかずのまま、こういう長期間の放置状態で置いてしまっておりますので、このものについては平成25年の結論に見出された解体を前提として、町としては捉えているということでございます。ほかのインフラ整備、あるいは公共施設の改修等の計画予定も含めながらですね、この問題については、町の課題として今後も捉えながら、結論、結論というか解体に向けてですね、準備を進めてまいりたいと考えているところでございますので、御理解を頂きたいと思います。

再々質問 3番 長浜謙太郎

ありません。

出典:新冠町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月12日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる