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新冠町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月15日

警報発令時の公用車、スクールバス等の避難について

2023年9月15日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「警報発令時の公用車、スクールバス等の避難について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
伹野裕之 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 伹野裕之

5番、伹野裕之です。議長より発言の許可を得ましたので、通告に従い、「警報発令時の公用車・スクールバス等の避難について」質問いたします。政府が公表した、日本海溝千島海溝沿いを震源とする、マグニチュード9クラスの震源対策に関する報告で、当町においては想定される最大津波高は10メートルを超えるとされています。町民の多くは大津波が町をのみ込み建物や車両を押し流し、私たちの財産を一瞬のうちに奪い去った東日本大震災の被害を目の当たりにしたことで、津波に対しての恐怖と不安を払拭出来ない状況にあると思われます。東日本大震災の教訓から津波警報発令時には、町民の財産である公用車、スクールバスなど町有車両を、防災、減災の視点から、速やかに高台など安全な場所に移動させるべきと考えます。被災後の避難者の支援や避難所運営、そして町の復興を考えますと1台でも多くの車両が必要となります。そうした中、有事の際には車両不足が懸念されます。国や道の支援で車両が十分に供給されるとは限りません。車両が被災し車両を購入しようとしても、現状ではウクライナ情勢などの影響で半導体不足や資材高騰により、納車が3カ月から半年以上もかかり、車体価格も高騰しています。このことからも、町有車両を1台でも多く被災から免れるよう避難させるべきです。避難行動は、命を守ることから、自助、共助、公助を原則として進められています。避難者を優先させ、人命第一という考えも重々承知し理解出来ます。しかしながら、町有財産である車両を被災から守り適切に車両管理を行い、被害を最小限にとどめ車両を確保していることで、被災後の避難所運営や被災者支援を円滑に進めることが可能となると思われます。そこで、次の4点について質問いたします。1点目、現在、町公用車、スクールバスなど何台所有しているのか。2点目、各車両には管理責任者がいると思われますが、その有無は。3点目、有事の際の車両避難マニュアルなどは作成されているのか。4点目、スクールバス、コミュニティバスの運行は民間事業者に委託されているが、契約事項に車両避難に関するものはあるのか。以上4点について伺います。有事の際の避難行動の自助、共助、公助においては、地域住民も町有財産も両方を守り、防災減災に努めるべきと考えます。町長の所信を伺います。20

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

伹野議員から御質問の、「警報発令時の公用車・スクールバス等の避難について」にお答えいたします。まず、1点目の、公用車・スクールバス等の所有台数ですが、総数で70台、うちスクールバス8台、コミュニティバス2台等となっております。次に、2点目の、各車両の管理責任者の有無ですが、各課単位で配置している車両は、それぞれ配置されている所管課で管理しており、それ以外の車両10台は、総務課防災係が管理しております。なお、車両ごとに特定の職員を指定するような管理責任者はおりませんが、運用の中で、利用の都度記録することを義務付けている運転日報により、運行及び車両管理をしております。次に、3点目の、有事の際の車両避難マニュアル等は、作成されているのかということですが、令和4年第1回定例会における、伹野議員からの一般質問、日本千島海溝地震の被害想定についての答弁の中で、毎年10月に実施している防災避難訓練の内容について申し上げところですが、改めて申し上げます。町職員は、初動マニュアルに基づき、北星町及び東町に居住の職員が役場庁舎に登庁の上、無線などの防災資機材とマイクロバスを除く公用車全台を左岸道路を経由して、災害対策本部となる泊津生活館に退避させ、その後、泊津高台に移動した町長ほか職員を乗車させ、災害対策本部に移動しております。すべての町有車両ではありませんが、東日本大震災後、公用車の退避訓練も令和3年度まで継続して来たところです。しかし、令和3年7月に国が公表した、日本海溝千島海溝沿いの巨大地震による津波の到達時間が、これまでの45分から20分と極端に短くなったことを受け、町民はもとより、町職員についても、自身や家族の身の安全を守ることを最優先とし、令和4年度の防災避難訓練から公用車の退避訓練を止め、職員個々が現実に即した避難を前提に訓練を実施しております。議員が言われるとおり、公用車両も町の財産ではありますが、それを守るために職員の命を危険にさらすようなことは、私はいたしません。職員の命を守るのも、私の大切な責務であると考えております。さらに申し上げますと、東日本大震災をはじめ、多くの自治体で自然災害を経験した市町村長の体験談や提言をまとめた、市町村長による危機管理の要諦という冊子が、消防庁から送られて来ていますが、その中にも、災害時には、応急対応に従事する職員、消防団職員を含む関係者が犠牲者とならぬよう、最悪の事態を想定して安全管理に配慮する必要があるとあり、このことは、東日本大震災で多くの職員が犠牲となった自治体の教訓からきているものです。次に、4点目の、スクールバス、コミュニティバスの運行業務に係る委託契約に、車両避難に関する項目があるのかということですが、そういった項目はございません。このことにつきましても、3点目と同様で、人命を最優先に考えておりますので、業者にのみ、その様な責任を強いるような項目を入れる考えは、ございませんので、ご承知おき頂きたいと存じます。21一方、大雨洪水警報発令の際は、新冠川が氾濫するまでには、それ相応の時間が掛かるものと見込まれますので、これまでと同様に新冠川の上昇水位を確認しながら、危険水位に達した際には住民の避難指示とともに、一般公用車を温泉駐車場、泊津生活館周辺、判官館森林公園に分散し退避させ、スクールバス等の大型車両は、運転業務委託先業者の協力を得て、朝日小学校グラウンドへ退避させることを想定しております。なお、運行委託業者とは、契約書の契約に定めのない事項については、必要に応じ、双方協議して決める旨の条項により対応することで確認しておりますので御理解願います。

再質問 5番 伹野裕之

今の町長で職員の命を守るのが責務であるということで、大津波警報が想定が45分から20分になったということで、車両よりもまず職員の命ということを十分理解出来ました。スクールバスの部分なんですけども、今ある格納庫が土地地盤の、土地の低いところにあります。その部分で運転者に確認したんですけども、津波警報なんか出た場合は、契約条項にはないと思うんですけども、やっぱり自主的に高台へ避難させているという、そういう事実を聞きました。津波の場合は20分と想定されますので、これから、移動は不可能なのかなと思いますけども、低い土地にそもそも格納庫があって、そこへ車を、バスを置いていくということは、やっぱりリスクを解消するには、移転、高台のほうに、高いところに格納庫を移転するというような考え方もあると思うんですけども、やはり人命大事ですけども、最低限防げるものは防ぐ、被害を受けないようにするという考え方も、やっぱり根底には必要なのかと思うんですけども、スクールバスの格納庫の部分の移転等については考えはあるんでしょうか。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

伹野議員の再質問にお答えいたします。現在の格納庫は、そのときそのときの状況によって造られたもので、たまたま今の津波から想定すると低いということには否めないというふうに考えてございます。ただ現在あるものの高台への移転につきましては、まちづくりの中で協議してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいなと思ってございます。以上です。

再々質問 5番 伹野裕之

ありません。

出典:新冠町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月15日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる