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新冠町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月16日

町立国保診療所改築に伴う防災対策と建築構造及び補助制度等の活用は

2022年12月16日、新冠町議会の一般質問で、竹中進一議員が「町立国保診療所改築に伴う防災対策と建築構造及び補助制度等の活用は」について質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
竹中進一 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 竹中進一

6番、竹中です。議長より発言の許可をいただきました。今回の一般質問につきましては、本年第3回定例会議の質問に関連性が高く、かつ、新冠町立国民健康保険診療改築調査特別委員会、以降特別委員会と称させていただきますが、これと関連性が高い内容となる部分もあり、これまでの審査に関連が重なる事項もございますが、通告に従い一般質問させていただきます。このたびの新冠町立国民健康保険診療所、以降診療所と称させていただきます、この改7築にあたりましては、新冠町立国民健康保険診療所新診療所改築基本計画に基づき、計画が進められているところですが、3点についてお伺いをいたします。1点目、この改築事業を進めるにあたり、懇談会やパブリックコメントを実施いたし、広く町民からの意見などを公募いたしましたが、応募の件数はやや少なかったわけですけれども、いろいろな意見をいただくことのできましたことの報告を受けております。その中で懸念の一つは設置場所についてです。本日の地方新聞にも掲載されておりましたが、北海道や東北地方北部、千島海溝、さらには、三陸沖から房総沖、日本海溝を震源とする巨大地震、千島海溝日本海溝巨大地震が近い将来に発生する可能性が非常に高く、その被害想定が気象庁より示されております。震源地近隣の北海道から千葉県の太平洋の地方自治体は、最大限えりも町で30メートル弱。えりも町より西側の地域においても、苫小牧市や函館市等で10メートル程度の津波に襲われるとされております。そのことに対する不安の意見が何件かありました。診療所の改築場所は、新冠町字中央町7番地の3他の、現診療所隣接地に選定されました。津波に対して、新冠町の最大沿岸津波高地点では、10.3メートル、役場の地点で30センチの浸水が予想されておりますが、診療所建設予定地の想定は何センチとなるのでしょうか。そこで提案いたしたいのですが、少なくとも押し寄せると想定される津波対策として、診療所の配置を長方形にして、海岸線に対して垂直の角度にいたしてはどうでしょうか。なおかつ、押し寄せると想定される波に対して、先端を船先の構造にできると理想的ですが、少なくとも角を作らない建物とすることができれば、被害の軽減が図れると思います。さらに、津波の被害は、押し寄せるときにダメージを受け、引き波時再度受けるダメージのほうが大きいとされておりますので、両方向をそのような形にすることにより、配置や構造の、そういった計画はいたすべきではないかと思います。これによって大規模地震時の津波による人的、物理的被害を最小限にすることができると思います。一方で、この場所は過去に大水害の被害を受けた場所でもあり、最大規模の洪水災害が発生した場合、相当の冠水被害を受けると想定されている事に対して、三階以上の高さに垂直避難して逃れることで対策をとるとされておりますが、このような計画についてもお伺いいたします。2点目ですが、前回の一般質問でも触れ、一定の御答弁をいただいているところですが、診療所など、ある程度大型建築物の構造材として、RC、レインフォースド・コンクリートが一般的ですが、これまで木造木質建築物の構造材として使用されてきた無垢材と集成材に加えて、近年採用されつつある、全く新しい画期的な木造建築材として、CLT、クロス・ラミネイテッド・ランバー。JASでは、直交集成板の使用が広がりつつあります。一見、木という点で不安な感じも受けますが、これまで弱点とされてきた、耐震・耐火性を飛躍的に向上させることが可能となり、国も昨年、建築物における木材の利用の促進に関する基本方針を定め、道も同制度の活用により、建築物における木材利用の取り組みが進展するよう、建築主となる事業者等に対する同制度の積極的な周知に努めるものとしており、かつ、各助成制度などを設け積極的に推進奨励をいたしております。国内において8は、既にCLT構造の多数階のビルは各地に建設されておりますが、ただ道内には、3階建て以上の建築物はないと思われます。旭川の2階建て林業大学校の校舎や、平屋建ての林産試験場、士別市の2階建て会社事務所を視察させていただきました。診療所改築に当たり、国、道の方針の、木造と非木造の混構造の採用も検討しつつ木造化を促進する、の方針に沿って、木造化が困難と判断されるものを含め、内装等の木造化を促進するCLTや木質耐火部材等を含む木材の利用に努めるに沿って進めるとすれば、前回の町長の答弁の中に、施設の使途目的や規模に応じた木材利用を検討していく、にありますように、町有林の主伐時期でもありますことから、町内生産木材の有効活用が可能であれば、地元新冠町の森林資源が半世紀に一度とも言える折角の大型プロジェクトなので、より活発な地元経済と資源の循環、森林資源の新しい活用方法のほか、森に関わる人や、入る資金の増加など、将来に向かい担い手不足が懸念される林業に関わる人たちの活動支援にもつながることができますので望ましいのですが、今は流通過程の確立がない現状では、大変な無理があると理解いたしております。今、木材市場では、道内や国内、或いは海外からの木材でも、道内や国内の工場で加工した場合は、道内産や国内産となってしまうようで、安定した流通やコストの点から、地元木材のさらなる活用は、地材地消、カーボンニュートラルやSDGsの達成に大きく貢献いたすことが可能なわけで、今後とも、できるだけの努力は必要ではないでしょうか。今まで見てきました、上記建築物のほか、現在建設中の札幌の小学校と、子育て支援施設を見させていただきました。その中で、今まで許可されていなかった、天井材に不燃加工された木が使われており、木の不燃加工難燃加工技術の革新により、木材の利用範囲はこれからもより広がってまいると思いますので、前回の御答弁で積極的な利用について、前向きの考えを伺っておりますので、さらに、既成概念にとらわれることなく、木材をより多く取り入れた診療所建設に対するお考えをお伺いいたします。3点目ですが、国や道のCLT構造の建築物及び木造建築物普及促進のための各種補助制度があると思います。CLT100%の構造でなくても、RCなどとのハイブリッド構造で、CLT部分について対象とはならないでしょうか。私の調べでは、林野庁の林業木材産業構造改革事業が対象になれば、木造化は補助率100分の5、あっ、100分の15、さらに、モデル性の高いものは100分の50以内となっていると思いますが、前回の一般質問では、その制度についても承知いたしているとのことでした。国や道のこういった制度は、突然できたり、募集期間も僅かだったりすることが多いと思いますし、私が把握いたしております補助制度のほかにも、有利な何らかのメニューがあると思います。種々の要件など、クリアしなければならない難しい点が多々あると思いますが、活用いたすことができましたら、今後の財政負担の軽減に大きく、貢献することになりますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

竹中進一議員からご質問の、町立診療所改築にともなう防災対策と建築構造及び補助制度等の活用は、についてお答えします。町立国保診療所の改築につきましては、本年7月に基本構想を確定させ、基本構想に示した建設地の条件にあった建設地を現在の診療所隣接地に決定し、津波に対しましては建物の構造を強靭化した上で、一時的な避難所機能に関しても考慮していくこととして、基本計画の策定作業を取り進めているところでございます。また、この基本構想の策定作業の取り進め方につきましても町議会が設置した、新冠町立国民健康保険診療所改築調査特別委員会の確認を受けながら策定作業を取り進めているところでございます。したがいまして、計画策定作業中において具体的な方針を決定する考えはございませんのでご理解を願います。いずれにいたしましても、ご質問にあります診療所建設地の津波浸水深は2.4mでございますが、構造や部材の決定につきましては津波浸水区域内に建設するわけでございますので、今後取り進める基本設計業務のなかで、災害時においても機能する診療所として条件を満たす構造や部材を選択していくことになりますのでご理解願います。また、各種補助制度につきましても有利性はもとより導入コスト及び運営コストも意識しながら活用を判断して参る所存です。

再質問 6番 竹中進一

今回の質問に至るまでに特別委員会において、町側の丁寧な説明は都度受けてございます。調査の中で現地視察は行えないこととなりましたので、多くの方々からのご助言をいただき、参考となります施設等を見せていただき、一般質問させていただいております。診療所改築の整備スケジュールによりますと、令和4年度中に基本構想、基本計画を一定程度取りまとめ、基本設計のプロポーザルをコントラクションマネジメント方式で、今年度中には委託業者への発注へ進むと伺っております。町側からの説明に基づきますと、プロポーザル発注に際しましては、今まで述べた事項について、事前に提示される項目中には含まれないのか。あるいは、時間的にタイトなスケジュールの中ではございますが、今後特別委員会の説明がある事項ということでございましたら、今回の御答弁は、特別委員会への説明に含まれるものと理解いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

繰り返しの答弁となりますが、お許しいただきたいと思います。竹中議員の質問にお答えいたします。建築の構造物や部材につきましては、建築基準法及び消防法に基づき、今後取り進める基本設計業務に係るプロポーザル並びに基本設計業務の中で、選択、決定行為を行うこととなります。また、プロポーザル発注に際しまして、診療改築調査特別委員会の調査範疇と認識しておりますので、説明及び確認を経て取り進めてまいりたいと考えてございます。以上です。10

再々質問 6番 竹中進一

ありません。

出典:新冠町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月16日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる