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新冠町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日

「地球温暖化防止を狙いとして、2021年に英国で開催されたCO…」

2024年9月13日、新冠町議会の一般質問で、竹中進一議員が質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
竹中進一 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 竹中進一

議長より質問の許可を得ましたので、通告に従い一般質問いたします。地球温暖化防止を狙いとして、2021年に英国で開催されたCOP26では、世界の森林の86%を占める100か国以上の政府が2030年までに森林の破壊を食い止めるため協力すること、森林等土地利用に関するグラスゴー首脳宣言が合意され、2050年24までにゼロカーボン実施目標が掲げられました。環境省のJ-クレジット創出分野の中で、森林由来の炭素吸収が占めるシェアは、木質バイオマス由来は14.7%となっておりますが、森林経営活動では今のところ1.8%となっており、全体から見れば僅かな量とも言えます。しかし、高品質で長期間安定した酸素吸入が見込まれますことから、国も林野庁を通して、その重要性を認め、森林クレジット制度が取り組みやすい内容に充実と改善が図られてきております。この取り組みに当たっては計画書を作成し、現地調査を含む審査と検証が必要となり、それぞれに平均約100万円の費用が掛かるとされておりました。しかし、J-クレジット取引の活性化に向けて創出促進のために、制度運用面での改善がなされ、今までは現地での人力による調査とされておりましたけれど、それに代えて航空機やドローンなどによる航空レーザー測量成果も可能とする、モニタリングの簡素化が図られるようになりました。また、再造林による吸収見込み量を主伐期の排出量から控除する、林業経営長期性を踏まえた算定方法の見直しや支援制度などにより、積極的な取り組みへの促進が図られてきております。こうした背景などにより、直近のJ-クレジット売買動向を見ますと、先に申し上げました、高品質で長期間安定した炭素吸収が見込まれることへの有益数により、J-クレジットの売買動向はトン当たり6千円から1万円程度となっており、他の分野の売買価格の2倍以上となっておりますので、この優位性を生かし取り組む価値はあるのではないかと感じております。従来の林業経営全般では、多様な樹種により変動はありますが、全国平均でヘクタール当たり平均34万円の赤字となっている実態であるとされております。しかし、我が町の町有林においての山づくりに際しては、国や道の制度活動により、経営収支実態はそれよりは改善されている可能性があるのではないかと思いますが、現在では8年間または16年間の炭素吸収量を、森林クレジットとしてカウントできる制度となっております。通告書に記載いたしました「40年分一括受け取ることになった」につきましては、削除願いたくお願い申し上げるところでございます。主伐期を迎え、町有林の更新時に当たる当町において、今までは主伐による炭素排出量と植林や除間伐による炭素吸収量は相殺されることとなっておりましたが、主伐後に再造林が実施された場合、間伐などにより標準伐期までの炭素吸収量を差引きし、固定化分を前借できることになり、主伐による炭素排出量は20%まで圧縮計算できることが資料において示されておりましたので、これが認められますと、J-クレジット制度に取り組むべき条件がさらに有利優位になりますので、内容の精査は必要となりますが、このとおり取り組みを進めるべきではないかと思いますが、町長のお考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

竹中議員から御質問の、町有林を生かしたJ-クレジット制度への取り組みはできないかについてお答えいたします。まず、J-クレジット制度でございますが、ご質問にありますとおり2050年までのゼロカーボン実現を目途に、省エネや再生可能エネルギーの導入や更新、森林管理等によ25る温室効果ガスの排出削減・吸収量をクレジットとして認証する制度で、2013年にスタートし、経済産業省・環境省・農林水産省が共同で運営している制度でございます。また、J-クレジット制度では、クレジットを創出する者と購入する者との間で資金循環が行われることで、企業や自治体等の省エネ・低炭素投資等の促進が図られるものです。そこで議員の質問にあります、町有林の管理に関するJ-クレジットは、森林の施業又は保護を通じて森林活動を実施することにより、吸収量を確保する活動を対象とするものとなりますが、森林経営のサイクルは造林から伐採までの期間が長期間に渡り、森林計画の策定や現地調査などの専門性や費用負担などの課題から、J-クレジット創出量全体に対する比率は低く、1トン当たりの売却単価も高い傾向にあります。議員ご指摘のとおり、2022年の制度改正では、現地確認の測量方法の緩和や、人工林の伐採後に再造林を実施した場合には標準伐採期までの炭素吸収量を算定できるようになり、さらに天然林の管理活動の算定も可能となるなどの見直しを機に、J-クレジット登録申請を支援する企業や銀行などの参入も活発化してきておりますことから、申請に係るハードルが下がりつつある状況にもございます。その一方、J-クレジットの認証期間は最大16年でございますが、終了後10年間は報告義務が生じますので最大26年間という長期間の取組みとなるほか、J-クレジットの売却は取組みから3年後がスタート年となります。当町での取り組みの方向性でございますが、近隣町でも大手企業と連携協定を締結し取り組みを始めておりますことも認知しており、当町としても森林J-クレジットを森林経営のチャンスと捉え調査研究を進めているところでございますので、採算性と継続性を見定めたうえ、議会協議を経て方針決定をしたいと考えでございますのでご理解願います。

再質問 1番 竹中進一

脱炭素への取り組みは、最近メディア等により多数発信され、異常気象に対するため、森の持つ多様性は大変有効で、大事な取り組みであることは誰もが認識いたしているところでございます。これまで申し上げましたJクレジット制度への取り組みも、森づくりのために一定の成果があると期待いたすところでございますけれど、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロ宣言は、日高管内において、浦河町、平取町、新ひだか町の3町が宣言いたしておりますが、我が町ではまだ宣言がなされておりません。J-クレジット制度への取り組みとあわせて、脱炭素への取り組みに積極的な自治体としての姿勢を示していくために、考慮してはいかがでしょう。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

竹中議員から再質問の、森林の多目的機能についてについてお答えさせていただきますが、当町に限っての話となりますこともお許し願いたいというふう26に思います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

失礼いたしました。ゼロカーボンの取り組みにつきまして御答弁申し上げます。ゼロカーボンの宣言につきましては、私も担当課に対して、宣言に向けて準備を進めるよう指示しておりますことを、まずもって申し上げたいと存じます。現在その作業を粛々と進めるよう指示してありますので、御理解頂きたいというふうに思います。

再々質問 1番 竹中進一

ございません。

出典:新冠町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる