新冠町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月13日
職員定数の適正管理と持続可能な体制づくりについて
2019年12月13日、新冠町議会の一般質問で、長浜謙太郎議員が「職員定数の適正管理と持続可能な体制づくりについて」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。
- 質問者
- 長浜謙太郎 議員
- 答弁者
- 町長 鳴海修司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 長浜謙太郎
2番長浜健太郎です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、職員定数の適正管理と持続可能な体制づくりについての一般質問をいたします。定例会初日議案第 48 号において、同僚議員より関連する質疑がありましたので、答弁を含め重複するカ所もあるかと思いますがご了承下さい。平成 31 年4月に改正された新冠町職員定数条例では、町長の事務部局の職員 135、教育委員会 45、農業委員会2、総数で 182 と規定されており、これは前年の 162 から 177に上限を引き上げた内容に続き、朝日小学校の複式学級の解消、認定こども園ドレミの入園児童数及び3歳未満児の増加による保育教員の増員という背景がありました。平成 31年3月発行の地方公共団体定員管理研究会報告書による第 10 次定員モデルで当町を分析すると、一般行政部門の合計では実職員数は定員モデル試算職員数を下回っておりますが、類似団体との比較では多い状態であります。毎年6月の広報に掲載されている新冠町人事行政の運営等の公表についての資料に基づき、平成 23 年から平成 31 年までの職員数をさかのぼると、152、154、155、157、156、149、155、162、175 と推移しております。その間人口は 5,840 から 5,521 へと 300 以上減少しております。人口が減るが職員がふえるという構図は町民に理解されにくいかもしれませんが、行政需要が複雑に高度化する中、多様なニーズにこたえるため手厚く質の高いサービスを提供しているとも言えます。5今回の会計年度任用職員制度により働く人の待遇はよくなり、採用する側にとっては柔軟な人事管理が可能となる一方、財政負担も伴います。また、管理計画自体への影響もあるでしょう。資格を有するものや規定上必要な人数を確保しなければならない部署、人員の削減はできず考えられる対応策としては、ペーパーレスを含めたICT化の推進による事務事業の合理簡素化、民間への業務移譲含めた職員配置と組織機構の見直しによる効率適正化、新規採用の抑制などがあげられるでしょう。ハード面の更新も控える中、財政への影響額は約 5,700 万円の増加が見込まれるということで、交付税措置の可能性について言及されておりましたが、交付税措置のあるなしにかかわらず、今後の当町の方向性を考える分岐点であるとも認識します。目先の課題解決に追われる対処療法ではなく、不測の事態や悲観的な状況を想定した根本的な問題解決策の構築と盤石な体制づくりに向けた協議ができるような環境を整え、将来展望を掲げた上で起こりうる事案に前もって備えておくべきとも考えます。たくさん数値を列挙しましたがこれらは机上の計算にすぎず、現場を置き去りにした単に目の前の数字を追うだけの質問であってはならないと強く自覚した上で、当町における職員定数の適正管理と持続可能な体制づくりについて、3点お伺いいたします。1点目、新冠町定員管理適正化計画に基づく当町の職員体制の現状と今後について。2点目、会計年度任用職員制度による定員管理適正化計画と財政への影響は。3点目、その影響を解消するための具体的な取り組みは。以上、見解をお伺いいたします。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
長浜謙太郎議員からご質問の「職員定数の適正管理と持続可能な体制づくりについて」お答えいたします。まず、1点目の「新冠町定員管理適正化計画に基づく当町の職員体制の現状と今後について」お答えいたします。当町の職員体制の現状につきまして、総務省実施の平成 31 年定員管理調査における報告数値を元に申し上げますと、現在の正職員人数は計 172 名、これを部門別に分けますと議会2名、総務・企画 20 名、税務8名、農林水産 14 名、商工2名、土木6名、民生 15 名、衛生8名、教育 40 名、診療所 25 名、水道1名、下水道1名、特養ホーム等が 30 名となりまして、年齢構成は 10 代 1 名、20 代 29 名、30 代 44 名、40代 72 名、50 代以上が 26 名となっております。また、市区町村を人口と産業構造を基準にグループに分けて、人口1万人当たりの職員数の数値を算出した指標である類似団体類職員数の状況においては、全国の同規模の類似団体 96 団体に比べて職員が単純値で 27 人多いという数値になっております。これは、小中学校における教育環境の充実、認定こども園ド・レ・ミにおける安心して子育てができる環境づくり、町の象徴機関であるレ・コード館における他町にはない特色あるまちづくりの実践など、教育部門において充実を図っていることにより、類似団体と比較し教育部門の職員が多いことが要因となっておりま6す。今後の当町における定員管理計画においては、退職者数と同数を採用する退職補充を基本とし、大きな増員予定はないものと考えておりますが、職員の年齢構成、職種、専門性や定員管理実績をよく検討した上で、職員体制の構築を図ってまいりたいと存じます。次に、2点目の「会計年度任用職員制度による定員管理適正化計画と財政への影響は。」についてお答えいたします。公務の運営におきましては、任期の定めのない常勤職員を中心とするという原則が前提であり、会計年度任用職員においては常勤職員が担わない業務を担うものと整理されることから、職員定数条例の対象外となり、定員管理計画についても同じく対象外としているところであります。また、現行の臨時的任用職員から会計年度任用職員への移行に当たっては、改正された地方公務員法及び地方自治法の趣旨により、職務の内容に応じて常勤職員との均衡を図った待遇を確保すること及び一定の勤務要件を満たした職員が退職手当の対象となることから、試算において年間約 5,700 万円の財政負担の増加を見込んでおります。その負担増にかかる地方財政措置につきましては、総務省において制度改正による影響額について調査を行い、適切に検討を進めると示されてはいるものの、その算定方法などについては明確にされていないのが現状でございます。町としては、非正規雇用者の処遇改善という改正目的を十分理解した上で、できうる限り歳入歳出予算の適正な配分措置を行い、財政運営にあたってまいりたいと考えているところでございます。最後に、3点目の「その影響を解消するための具体的な取り組みは。」についてお答えいたします。会計年度任用職員制度の導入によって新たな財政負担が生じることとなりますが、導入される会計年度任用職員制度を的確に運用しながらも、限られた財源の中で人材を有効活用する必要があると考えております。そのためには、現在の定員管理の在り方を再検討し、新たな指標である第 10 次定員モデル指標を参考に当町の定員の状況について分析を行い、適切な人的配置に努め効率的な行政運営を図ってまいる所存であります。
再質問 2番 長浜謙太郎
答弁を賜り感謝申し上げます。働く人の環境整備や良質な行政サービスの提供は大変ありがたく喜ばしいことではありますが、裏づけとなる根拠、すなわち財源があってこそだとも思います。交付税も減っていくであろうことが予想され、たとえいま恩恵を受けていたとしても、それが先々に不安を感じないような強靭なものでなければ結果的に自分たちだけでなく、後世の負担の先送りとなってしまい、明るい未来とは言えません。持続可能でかつ魅力的なという観点から、改めて町の将来像についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
繰り返しの答弁となって申し訳ございませんが、現在の定員数のあり方を再検討いたしまして、新たな指標である第 10 次定員モデル指標を参考にいたしまして、当町の定員の状況について、分析を行った上で適切な人員配置に努め、効率的で7経済的な行政運営を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。
再々質問 2番 長浜謙太郎
ありません。