中頓別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月15日
職員定数の増員について
2022年3月15日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「職員定数の増員について」質問し、町長 小林生吉、総務課長 小林嘉仁が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、総務課長 小林嘉仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 宮崎泰宗
それでは、2問目は職員数の大幅な増加についてということで、職員定数の増員について伺いたいと思います。今定例会では、中頓別町職員定数条例の一部改正が提案され、町長部局の職員数を現行の80名から23名増の103名とする内容となっておりますが、現在の職員の実数は何名でしょうか。定数増により今後想定される実際の職員数と採用の見通しについてはいかがか。自治体規模と職員数との比較についても伺います。職員定数については、平成30年の改正時にも町長部局の定数を70名から80名に、教育委員会の職員定数を15名から17名に、全体で12名増やしており、今回の改正と合わせると35名の増となりますが、前回改正時の主な理由として新規の採用で若手の職員が増えたことによる経験不足を補うために再任用職員を増やすためであり、一時的に重複させる必要はあるが、むやみに職員を増やすものではないとのことでした。今後も退職による減少や異動により賄えるところなど、4年近く経過し、重複が解消できる部分もあると思いますが、どのような状況でしょうか。最低限一般職の定数については現状維持か削減の方向にあるのではないかと思いますが、今回も特任的業務分として5名の増となっています。このような業務は常に出てくるものであり、その都度職員を増やすということにはならないと思いますが、この点についてはいかがか。この先行きの見えないコロナ禍において、物価の上昇などによる生活負担も大きくなっている中、職員数をさらに増やすということは町民にとって最も大きな負担の増となり、人口減少や町の衰退に再度逆行することになると思いますが、今回定数をさらに増やすことによる人件費の財政負担はどのように変化していくのか。今後の財政状況への影響についても伺います。
答弁 町長 小林生吉
宮崎議員の職員数の大幅な増加についてのご質問にお答えをしたいと思います。現在の町長部局の職員数は定数80名に対して78名となっており、新たな政策的分野、あるいは専門的分野に前倒して配置を行っているところであります。定数条例の23名増員のうち医療、福祉系で14名、自動車学校専門職で4名、特任的業務で5名となっており、医療系職員は介護医療院設置に向けて異動調整、新規採用を今後行う予定、福祉系では地域包括支援センターと子育て世代包括支援センターの専門職を増員し、機能の強化を図るものであり、助産師の採用見通しは立っていますが、他の専門職の採用については今後行っていく予定であります。自動車学校の専門職につきましては、既存の会計年度任用職員の退職に合わせて採用を行っていきます。特任的業務につきましては、退職者及び新規採用者の調整の中で配置を検討することになりますが、すぐには配置が難しい状況であり、定数条例改正後に途中採用を検討する必要があると考えております。現時点で令和4年度は退職者6名に対して6名の新規採用であり、既存職員数に変化はない状況であります。現在の職員の状況は行政経験10年未満の者と26年以上の者とで二極化しており、特に近年の情勢により経験年数の浅い職員における退職者が増加していて、再任用職員による支援により業務が遂行できている状況にあります。この状況は、今後5年ほどは変わらないと考えられます。また、働き方改革における人事院規則の改正により超過勤務の抑制や新型コロナウイルス感染症のまん延における対策、防災や情報関連の業務拡大など、前回の変更時点で想定されていなかった業務が重くのしかかってきております。また、医療、福祉の新たな局面への意向における人員配置や特任的業務は遂行に時間がかかる業務が増加しており、柔軟に対応できる体制を整えるべきと考えます。規模が同等な地方自治体における職員数は国保病院の事務職を含めた職員数を除き、平成28年度に調査を行った38名に対して業務の増加を勘案し、42名程度となると考えられますが、今回の定数増は調整分を除き13名ほど多くなることを想定しております。その大部分が住民サービスに直結する保健福祉課の専門職員及び自動車学校指導員の配置であります。人件費の負担増は令和7年度まで増加し、デジタル・トランスフォーメーションによるデジタル化の推進により、それ以降は減少方向に向かうと想定していますが、令和4年度以降に定年年齢引上げに伴い、大きな給与改定が行われることとなっており、財政負担を考慮しながら人員配置を検討していきたいというふうに考えております。
質問 4番 宮崎泰宗
定数条例の一部改正による町長部局23名の増員については、昨日の議事の中で可決されております。その必要性については星川議員も質疑されていましたし、私も伺った部分とかもあります。結果については昨日出ているわけですけれども、なので今後の考え方というような点について再度お伺いできればなと思います。昨日とちょっと重なる部分もあるかもしれませんけれども、今回の増員については必要性であるとか、特に緊急性的な部分であるとかというところでいたし方ない部分もあるというふうに思います。星川議員も言われていたような一般職の部分であるとか、人件費の抑制。私昨日は福祉分野の専門職の増員について主に伺いましたけれども、この点改めてその必要については町長からもご説明いただきましたが、例えば介護医療院の部分であるとか、デジタル・トランスフォーメーションのような対応が急がれているようなところと同時に増員をする、緊急性というものについては差があるところ、今の時点で増やす必要があるのかなと感じるところもあります。人員の部分を手厚くして、町独自の強化をしていくということについては、これも昨日も出ていたかと思いますが、やっぱりバランスが大事だというふうに思います。その分住民の負担が増えるということも考えなければいけないと思いますし、この点で事業の効率化であるとか、整理できるところもあるのではないかなと思うのですけれども、この点いかがか。その事業的なことを増やしていくということだけでは、それに伴って人員もということになっていってしまうと思いますが、ある程度一旦区切りをつけられるものであったり、業務として減らせる事業であるとか、そういった精査を行うことによって定数を抑制できることもあるのではないかなと思うのですけれども、この点について再度伺いたいと思います。それで、ご答弁いただいている現状というか、既存の職員数の関係で、これについても伺いたいと思いますけれども、今期での退職については6名、これに対して新規採用も6名ということで、退職については恐らく定年退職であったり、転職などの自己都合でお辞めになる方とかっていらっしゃるかと思うのですけれども、新規採用の6名についてはどのような状況でしょうか。近年新卒での採用が難しくなっている現状があると思いますので、その分また社会人枠などの経験採用が増えているというふうに思うのですけれども、今回の採用の状況についてはいかがでしょうか。また、これご答弁にある行政経験10年未満と26年以上の二極化ということで、この点は前回の平成30年のときにも増員をした理由に当時もなっていたかなというふうに思います。それから4年ほど経過しているわけですけれども、この点でも定数を抑制、または削減できるまでには至っていないということも、これについても昨日も町長からもお話あったかと思います。そこで、それについてさらに5年ほど変わらないとのお考えということですので、やっぱり10年は採用停止とかもありましたけれども、それを埋めるためには結局10年かかる、もっとかかるのかなというふうにも思えるのですけれども、時代とともに仕事に対する考え方も大きく変化していて、定年まで勤め上げるとか、同じ職場でずっと働くということが当たり前ではなくなってきているので、就職してから10年ぐらいの間に辞めてしまったり、転職を考えるというようなことも増えてきているわけです。なので、10年以上の行政経験というものにとらわれてばかりもいられないと思いますし、新卒の方と単純に行政の経験年数ということだけでは比べられない社会人採用というのも進めてきているわけですから、10年以上がどうこうということではなくて、少しでも長くここで経験を生かしていただいたり、戦力として働いてもらうことが重要なのではないかなと思います。この点でお伺いしたいのですけれども、恐らく役場のマネジメントの関係でそれぞれが担当する業務の内容の状況調査のようなものが行われていると思うのですけれども、例えばそういう中で異動の意思があるであるとか、職員個々の希望や意向を吸い上げるような仕組みというのはあるのでしょうか。国や都道府県のほうではこういうことも実施されているようなのですけれども、また人間関係であるとか、その人の適材適所、得意、不得意の分野を調査して把握するということが離職を減らすことにつながると思うのですけれども、この点については中頓別町ではどのような状況か、これについても再度伺いたいと思います。
答弁 総務課長 小林嘉仁(総務課長は2022年3月まで)
事業の効率化につきましては、多分おっしゃるとおりかなというふうに思っています。ただ、一概にこれをなくしてしまうということになれば、例えば住民のサービスの低下につながるといったところもありまして、これに関しましてはしっかりとした考え方を持って廃止していく、今後も続けていくというところを考えていかなければならないかなというふうに思っています。あと、職員の部分につきまして6名退職、6名新規ということでございます。教育委員会関係を分かりやすいように入れてございませんでした。今のところ一般職3名に技術職1名、それから先日もお話ししていたとおり助産師2名ということで今の段階では整理をかけている状況でございます。ということですので、一般職が逆に欠員になってくるという状況で今後の採用をちょっと検討していかなければならないかなというふうに考えているところであります。あと、少しでも長くということで役場のマネジメントをどうしたらいいのかということだと思います。これに関しましては一応職場の状況等につきましては人事評価の段階で個別の部分を全て確認していっています。ただし、その中で職員が本当にどう思っているのかというところまではちょっと分かり切らないというところがございます。その辺の部分もちょっとございまして、実は今年度、これからになりますけれども、安全衛生委員会の中で組合職員、そこの部分でちょっと聞き取りを図ってもらおうかと。我々管理職が聞いたらなかなか聞けないような案件も、私はこう考えているのだというところをちょっと聞き取りをしながらやってみようかというふうなことも安全衛生委員会の中で考えていると。それを首長のほうにこういうふうな考え方でいるようですというような部分でお話ができればいいかなというふうに考えていました。あと、人間関係等でどうしても職場になじめなくてうまくないといった部分については、病気になるというところもちょっとあるところもありまして、それに関しましては緊急的な人事異動ということも今までもやってきているというところであります。何か忘れているところありませんか、大丈夫ですか。
答弁 町長 小林生吉
基本的に総務課長が答えたとおりなのですけれども、若干だけ私のほうで1点目と3点目で補足をさせていただきたいと思います。緊急性というか、一定の職員数の中で急ぎに解決していく問題と、もう少し時間を置いていいのではないかというところをうまく調整しながら、極端に職員数を減らさないでやっていく方法があるのではないかというようなご指摘だというふうに思いますけれども、できるだけそういった考え方も持ちながら今後やっていきたいというふうには思います。どうしても行政改革で仕事を抑えてきた時間が長かった分、地方創生の取組の中である意味あれもこれも急いでみたいなところをちょっと急ぎ過ぎたところもあったかもしれないなというふうには思っていますけれども、いずれにしても町民の、あるいは地域の今必要なことについてしっかり取り組んでいくという考え方は必要だというふうに思っています。先ほど行政経験の二極化というところのお話もありましたけれども、やっぱりあと通常でいえば10年ちょっとで今いる管理職のほぼ全てが、今の制度どおりであれば定年、60歳で役職を降りるという考え方に立てば、10年で幹部職員が全部入れ替わるというようなことを想定していかなければならないので、社会人採用を含めてそういう幹部になっていくような人材を急ぎ育てていかなければならないというような側面もあるというところをご理解いただきたいと思います。それと、人事に関してもまだまだ十分ではないところあるかもしれませんけれども、総務課のほうで人事評価を積極的に進めてもらっていて、それらの調書、私も一通り目を通すようにしておりまして、所属長の意見も含めて異動等が必要な状況の職員がいれば、それらを拾いながら適材適所を図っていくという考え方に立ちたいというふうに思っています。まだまだ人事評価も若干まだばらつきもあって、全体としてシステム化するまでには至っていませんけれども、先ほど総務課長からもあったように人事評価だけではなくて、ほかの対応も含めて職員ができるだけ自分の能力を生かして、やる気を持って仕事ができるような環境づくりに努めていくようにしていきたいなというふうに思います。(何事か呼ぶ者あり)
質問 4番 宮崎泰宗
分かりました。今町長と総務課長からもお答えいただきましたけれども、少し今後のこと、今後10年とかを考えると、人事の関係も急いでやっていかなければいけないところもあると思いますし、人事評価の関係でも総務課長からお話ありましたけれども、組合の中で話せるような環境とかというのも新しいようなことを考えていらっしゃるということなので、やっぱり今後のことを考えれば新卒にしても社会人にしても、せっかく年数短くても入っていただいた方がすぐに辞めてしまったりとかというのも実際あるのはあると思うので、こういうのが一番残念なことになると思うのですけれども、定年で退職される方というのはいつ退職されるかというのが分かっている状態だと思いますけれども、そうやってすぐにだったり、途中でお辞めになる方って、それを知る側にとってはすごく急なことのように感じるところがありますけれども、本人にとってはそこまで悩みがあったりとか、いろんな考えがあったり、違う仕事をしたりとか、そのほとんどが恐らく突然のことではないと思いますので、いろんな理由があったりとか、ほかにもあると思うのですけれども、みんな初めから辞めるつもりで入ったりしているわけではないと思いますので、事業であるとか、人員の強化というのも大事なところですけれども、それ以上に働く環境だったり、少しでも長く勤めていただけるような、経験を生かしていただけるような環境を整える強化というのもすごく一番重要なことなのではないかなと思いますので、これについても進めていっていただきたいなと思います。私の一般質問については、以上とさせていただきます。