釧路町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月1日
行政サービスの向上と今後の職員定数について
2020年12月1日、釧路町議会の一般質問で、高橋幸弘議員が「行政サービスの向上と今後の職員定数について」質問し、町長 小松茂、総務課長 中野勝広、総務部長 木元誠三が答弁しました。
- 質問者
- 高橋幸弘 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、総務課長 中野勝広、総務部長 木元誠三
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 高橋幸弘
それでは、通告に従いまして、2件8問について質問をさせていただきます。まず、1件目でありますけれども、①として円滑な行政運営を行う上での職員数の在り方はということです。②につきましては、多様化する町民ニーズに対応するための部長を中心とした連携の考え方は。③行政サービス向上のための総合案内窓口設置の考えは。以上、3問でございます。
答弁 町長 小松茂
14番、高橋議員の一般質問にお答えをさせていただきます。最初に、行政サービスの向上と今後の職員定数についてということで、円滑な行政運営を行う上での職員数の在り方についての御質問でございますが、円滑な行政運営を行う上で職員数の在り方につきましては、平成28年度に策定をいたしました第3次の釧路町定員適正化計画、これに基づき管理をしているところであります。この計画では、行政サービスの維持、向上のために職員定数を190名に今定めておりますが、令和3年度をもって、この計画期間、これが終了することから、これまでの年度内の職員の欠員への対応状況や今後の定年延長を見据えた場合に、この職員定数についても検討をしなければならない時期にあるものと考えているところであります。次に、多様化する町民ニーズに対応するための部長を中心とした連携の考えについてでございますが、私は就任以来、機会あるごとに目標達成に向けて組織横断的な協力を職員に求めてきております。そうした中で、部長を中心とした連携につきましては、これまで歴代の部長の創意工夫によりまして、例えば定例の部内会議、随時の打合せ、個別協議など様々な形で行われてきており、広い視点で行政課題を議論することで、町民サービスの向上につながっているものと考えているところであります。同様に、部を超えた連携につきましても、釧路町協議規程に基づく会議における議論のほか、必要に応じこの部長間で協議が行われており、連携が図られているところであります。次に、行政サービス向上のための総合案内窓口設置の考えについての御質問でございますが、これは第2回の定例会でも総合案内窓口の設置につきまして、全庁的な業務量と人員配置のバランスの中で考えなければならないものであり、どういった役割が町の規模に合っているのか、引き続き検討させていただく旨のお答えをさせていただいたところでありますので、その考えに変わりはございませんので、御理解いただきたいと思います。以上であります。
質問 14番 高橋幸弘
定数条例によれば、190名というふうになっているわけでありますけれども、この定数条例に基づいて、現行の職員数というのは何名今在籍があるのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
今年度の4月1日時点では、定数の190名ございましたけれども、今年度、年度の途中で自己都合による退職1名と先日の懲戒処分がございまして1名欠けております。今現在では、188名という状況になってございます。
質問 14番 高橋幸弘
それでは、これ条例どおり、今そういう意味でいくと2名欠員ということになるのですけれども、この2名の補充について、今年度中にそのことは整うのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
本来であれば、毎年採用試験が管内でございます。その採用試験の中で、4月1日採用、それから登録合格ということで年度内に欠員が出た場合の補充用の職員というのが登録されるのですけれども、最近の傾向としまして、管内的に人材不足が多くなっておりまして、今年度は登録職員がいないという状況になってございます。したがいまして、この欠員につきましては、令和3年度4月1日に何とか採用を目指すということで、今のところ取り組んでいるところでございます。
質問 14番 高橋幸弘
定数条例については、今190ということで欠員は2名なのですけれども、今後の考え方なのですけれども、先ほどの答弁の中でも令和3年度をもってこの計画期間が終了するというふうなことでございますから、欠員ももちろんそうなのですけれども、今後の定年延長を見据えながら、職員定数についてどのように見直していくというふうに思っておられるのか、その辺についてお聞きをしたいと思います。
答弁 総務課長 中野勝広
今御指摘いただいたとおり、定年延長も当然見据えなければいけないというのも一つあります。それから、今年度もそうですけれども、先ほど申しましたように、この2名の欠員が埋められないという状況が、非常に職員の負担かかっているというのも事実でございます。そういったことも踏まえながら、190という現状の数字にこだわらずに、見直しをする必要があるのではないかと考えているところでございます。
質問 14番 高橋幸弘
そういう意味でいくと、適材適所も含めて、今の人員の在り方がどうなのかというふうなことの検討をしながら、いわゆる定数条例についても見直していくというふうな考え方でいるのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
御指摘のとおり、定数条例も含めた見直しを検討していくという考え方をしてございます。
質問 14番 高橋幸弘
ぜひ適材適所といいますか、町民サービスの向上というふうなことを第一義的に考えながら、職員数の在り方について検討していただきたいというふうに思います。それでは、②に移りますけれども、②については多様化する町民ニーズに対応するための部長を中心とした連携の考え方ということでありますが、先ほど答弁を頂きましたけれども、この中で釧路町の協議規程に基づく会議における議論のほかというふうに述べられていましたけれども、この釧路町の協議規程というのはどういうものなのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
例えば、部長以上が入ります行政経営会議、それから毎月定例に行います部課長会議、そういったものがございます。
質問 14番 高橋幸弘
これまでもそうなのですけれども、多様化する町民ニーズに対応するために、部長を中心にしながら、連携していくというふうな考え方の下で、特別職であります町長や教育長と部長間での合意形成を基本に、方針が決定されていくというふうに考えておりますけれども、その一方で、職員間での横の連携、あるいは専門的見地からの検討も加味されなければならないというふうに考えておりますが、この辺の連携の在り方について再度お聞きをしたいと思います。
答弁 総務部長 木元誠三
まず、この部長間での協議という形で今年度も様々な形で協議を進めてございます。一つの例でいきますと、今年の春先のコロナ禍における体制づくりの面、それから部内間を超えたといいますか、そういった業務でのお互いの協力体制、こういう関係でそれぞれ関係する部長間での協議等々を進めているところでございます。当然、行政会議等での理事長等との合意形成を図った形の中で進めていく業務もございますが、まず事前に部長間でのそういう形の協議を進めながら業務に推進しているところでございます。
質問 14番 高橋幸弘
そういう意味でいくと、当町についても、今のコロナ禍とも相まった中で厳しい財政運営であることは十分承知しているのでありますけれども、そういった中にあっても、やはり機能的かつ機動性のある組織づくり、これを運営していく必要があるというふうに考えております。そういう意味でいくと、今後の組織改革というか、そういったことでこれまでも検討されてきているというふうに思っておりますけれども、これまでのこの組織改革に向けた検討事項、またあるいはその検討によって今後どう行われていくのかというふうなことについて、ある程度具体的にあるのであればお聞かせをいただきたいと思います。
答弁 総務課長 中野勝広
今、毎年大なり小なり組織の検討というのがございますけれども、事務分掌の見直し程度ですと、随時行うといったところに方向性としてはなってございます。大きく組織を見直すというところまでの議論になりますと、これまでも何度も、前回議会に御提案一旦させていただいて取り下げているという経緯ございますけれども、それをベースにしながら総務課のほうでたたき台をやってつくっているという段階でございまして、今時点で公にお示しできるような段階にはまだなっていないということで御理解いただければと思います。
質問 14番 高橋幸弘
検討されているということですから、その中で、そうしたら今言ったことも含めて、問題点が何があるのかというふうなことについてお聞かせをいただきたいと思いますけれども。
答弁 総務課長 中野勝広
今の時点で申し上げますと、当初のほうは組織の見直し自体が目的化しているようなところがございまして、最近の傾向としますと、先ほど冒頭で質問いただけました職員体制の部分、そちらが人材の確保も含めて非常に難しくなってきているというところがございます。ですから、組織をどうするかというよりも、組織を維持するためにどれぐらいの体制が必要なのかといったところ、それから人材の育成、そういったところに今課題があるのではないかと考えているところでございます。
質問 14番 高橋幸弘
そういう意味でいくと、令和3年度で今の定数条例が終わるということ、定数190というのですということになると、3年度以降、人員の問題も含めて見直すというふうになるわけですから、その時点では組織改編の大方の今後の在り方というのが見えてくるというふうに解釈してよろしいのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
定数の見直しも含めまして、令和3年度中に作業のほう進めていきたいと考えているところでございます。
質問 14番 高橋幸弘
分かりました。それでは、③の行政サービス向上のための総合案内窓口設置の考え方ということでありますけれども、これは私のほうから以前にも質問をしたとおりでございます。その時点でも、今回と同様の答弁であったというふうに記憶しておりますけれども、いずれにしても、役場庁舎を訪れて総合案内窓口があるということは、やはり町民にとって安心につながることであり、行政にとっても町民の信頼を得るということにつながるものだと私は思っております。とりわけ、高齢者の来庁も多いと思いますけれども、2階に上がるのはおっくうという方もおります。そうした方も、職員が総合窓口まで下りてきて話を伺うことができれば、来庁者にとっても大変都合がよいと思いますし、そういうふうな意味でぜひ前向きに検討を願いたいということで、今回も申し添えておきたいと思います。広報に、今回4つあるのですけれども、若者職員のワーキングチームの報告会、これの中で、ワンストップ窓口部署の設置が提言をされております。その部署には、経験豊かな再任用職員の配置も提言されておりますけれども、私はこの考え方については大いに賛成をしたいというふうに思いますけれども、このワーキングチームの報告について、町長としてどういうふうに受け止めておりますか。
答弁 町長 小松茂
総合計画を作成する上で、職員内の若者のワーキングチームの中で様々な提案をさせていただきました。私も参加させていただいております。その中で、いわゆる議員が質問されている内容も提案があったところでありまして、それぞれ現場に携わる職員から見た提言ということで、大変重く受け止めておりますので、そういった中身も含めながらこれらをどういう形で持っていけばいいのか、こういったことを考えさせられる、そういったワーキングチームの提案であったというふうに思います。
質問 14番 高橋幸弘
やはり、現場の窓口で日々働いている職員からの提言ですから、今町長がおっしゃったように、重く受け止めるというのは当然のことだというふうに思っておりますけれども、その中で再任用職員の配置というふうなことも言われております。総合窓口を開設するというふうな段階にあれば、やはり経験豊かな、これまでいろいろな部署で培ってきたノウハウがございますので、そういった方が総合窓口に座るというのは大変有効なことだというふうに思っておりますし、ぜひそういうふうな活用も含めてやっていただきたいと思いますけれども、現行この再任用職員の活用の在り方については、今どのようにされているのでしょうか。単なる一般事務の職員の中に交ざって一緒に仕事をしているだけのことなのか、あるいはこの再任用職員を活用して、いわゆる若い人たちの人材育成も含めて、将来的な構想も含めてこの再任用職員の活用を考えているのか、その辺についてお聞きをしたいと思います。
答弁 総務課長 中野勝広
今御指摘いただいたとおり、再任用職員につきましては、それまで定年を迎えるまでに培ってきた知識を生かせる部署のほうに配属させていただいて、時には若者のサポート、指導、そういったことも担っていただいているといったところで御理解いただければと思います。
質問 14番 高橋幸弘
具体的にどういうふうに考えていますか。再任用職員の、今答弁いただきましたけれども、だとすれば、これまでの経過も含めて、今後もこの再任用職員、これからまたどんどん出てくるというふうに思っています。今現在でも6人ぐらいいらっしゃると思うのですけれども、そういった方々がさらに増えてきて、いわゆるベテラン職員ですからきちんと活用をして、将来に向けてこの釧路町の役場の専門性も含めて、さらにレベルアップしていくという方向性の中で、この再任用職員の活用というのは大変大事なものだというふうに思っておりますけれども、そのことも含めて再度お伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 木元誠三
先ほど総務課長のほうからも御答弁申し上げております。再任用職員、これらの方は、やはり今まで行政職員として培ってきた経験等をかなり有してございます。そういう形の中で、それらを発揮していただける形の中で、私どものほうとしても、再任用の職員の配置につきましては、考えて行っているところでおります。実際問題といたしまして、やはりそういう形の中で、今までの経験を生かしていく形の中で、若手の職員のほうにも指導を頂いている部分もございますので、今後もその辺を含めた形の中で総合的に展開をしていきたいなと考えております。
質問 14番 高橋幸弘
ぜひそういうふうなことについて、真剣に検討していただきたいというふうに思いますし、それは職員全体の作業軽減にもつながってくるものだろうし、人員の問題も含めてあるのですけれども、ぜひそういうふうな観点からも検討いただければというふうに思います。