新冠町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月13日
犬・猫を取り巻く環境と動物愛護について
2019年9月13日、新冠町議会の一般質問で、長浜謙太郎議員が「犬・猫を取り巻く環境と動物愛護について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。
- 質問者
- 長浜謙太郎 議員
- 答弁者
- 町長 鳴海修司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 長浜謙太郎
2番長浜健太郎です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い犬・猫を取り巻く環境と動物愛護についての一般質問をいたします。近年のペットブームにより犬・猫の飼養が右上がりで増加し、ペットという呼称ではなく、コンパニオンアニマルという表現も用いられ、犬や猫は家族の一員として位置づけられ、互いに癒し合う良好で良識ある飼養管理がされている一方で、飼い主のマナーの欠如により迷い犬、迷い猫、捨て犬、捨て猫も増加する傾向にあり、無計画、無秩序で単に愛玩目的のために飼養するものの、多頭飼いによる飼養崩壊や勝手な都合により放置するといったモラルの低さにより、生命の危機にさらされる悲しい現状もあります。こういった背景の中で制定された動物の愛護及び管理に関する法律、いわゆる動物愛護法、北海道動物愛護及び管理に関する条例では、地方自治体もその中でうたわれている指針に従って対応することも求められております。動物愛護の風潮が高まっている時代、マハトマガンジーは弱い者に対して優しい国民がいる国は道徳的に発展していくだろう。国の偉大さや道徳的発展はその国における動物の扱い方でわかるとも述べています。また、犯罪心理の専門家によると犯罪の予兆は動物虐待から始まるともされております。動物愛護精神を醸成し、動物の正しい飼い方を普及することにより、人間と動物が調和して生活できる共生社会を目指し、それを実現することで住みよいまちとなるはずです。そこで、当町における犬や猫を取り巻く環境と動物愛護について、3点お伺いいたします。1点目、飼い犬、飼い猫に関して迷子の捜索願や事情により手放さなければならない際の譲渡の相談。飼養管理についての苦情や近隣とのトラブルなどについて、その内容と対応は。2点目、ペットとして飼われていない犬や猫、いわゆる野良犬や野良猫、保護犬や保護猫に関して虐待などの相談や空き家などに出入りし、住みついている猫の場合が多いと思われますが、衛生面などでの苦情について、その内容と対応は。183点目、これらを踏まえ、殺処分ゼロへ向けた不妊去勢手術に対する助成や補助といった飼養管理におけるマナーの向上に向けた取り組みや、動物愛護の啓蒙啓発活動と行動支援を積極的に行うべきと考えるが、以上につきまして見解をお伺いいたします。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
長浜謙太郎議員からご質問の犬・猫を取り巻く環境と動物愛護についてお答えいたします。まず、1点目の飼い犬・飼い猫に関して、寄せられる相談や苦情についての内容とその対応はについてお答えいたします。飼い犬に関しての苦情等については、年に2件から3件の相談が寄せられており、その内容といたしましては、犬の放し飼いや散歩中の糞の放置の相談が主なるものでございまして、広報周知、看板設置、口頭指導、係留命令等の対応をしているところでございます。また、迷い犬については、登録されている犬の場合、登録台帳にその犬の種類、毛色、大きさ等の特徴が記されておりますので、飼主が判明した場合には、引渡しているところでございます。次に、猫についてでございますが、飼い猫以上に野良猫による糞尿被害等の苦情の相談が年1件から2件寄せられており、これにつきましても広報による啓発活動をはじめ、看板設置、戸別チラシの配布等の対応をしているところでございます。次に、2点目のペットとして飼われていない犬や猫、いわゆる野良犬や野良猫、保護犬や保護猫に関して寄せられる相談や苦情についての内容とその対応はについてですが、野良犬に関してはここ数年、苦情相談はございません。野良猫については、庭に糞をして行くことや不慮の事故で負傷させてしまった、との相談が年に2件ほどございまして、糞害、負傷動物につきましては日高振興局が北海道動物の愛護及び管理に関する条例に基づき対応窓口となっているため、情報提供し対応の依頼をしているところでございます。また、空家との関連につきましては、雨風をしのぐため動物が空家に住みつくことになりますと、糞尿等により環境衛生的にも不良になり、建物自体の老朽化を加速させることなどが考えられることから、広報による啓発活動、戸別チラシの配布等の対応を強化してまいりたいと考えているところでございます。最後に、3点目の上記を踏まえ、飼育管理におけるマナーの向上に向けた取組みや、動物愛護の啓蒙啓発活動と行動支援を積極的に行うべきと考えるが見解を伺うについてですが、以前は野良犬、野良猫の増加防止対策といたしまして、新冠町飼い犬・飼い猫避妊手術費用助成規則により、1匹あたり雄2,000円、雌4,000円の補助金を交付しておりましたが、平成13年10月より北海道動物の愛護及び管理に関する条例の施行に伴い、飼い主の遵守事項として飼主に必要な措置を講ずる義務が課せられたことにより、町が助成しなくとも不妊措置は飼い主の責任として行なうこととなったため、平成15年3月末をもって廃止した経過があることをご理解願います。また、議員ご提言のペットとして飼われる犬や猫の飼育管理におけるマナーの向上に向19けた取組みや、動物愛護の啓蒙啓発活動はとても大切なことでありますので、今後におきましても飼育管理のマナーを守り、ペットと共存する町を目指し、関係機関との連携や飼育啓発啓蒙活動を強化し、継続して取組みを推進して行く所存でございますので、ご理解願います。
再質問 2番 長浜謙太郎
答弁により実態を把握させていただきました。当町において、それほど逼迫した問題といいますか、特に犬に関してはそれほど問題もなく、猫に関しての方がやや心配事というふうに考えられるかと思いました。飼い主のモラルやマナー、そしてまさにいわば自己責任とも言える飼養管理はもちろんでございますが、命に寄り添い行政が手を差し伸べられること、行政だからできること、行政にしかできないこともあると思います。猫を例にとりますと、猫を可哀そうに思う人とそう思わない人、どちらかが意見を通すことはとても難しいことです。今ある一代限りの命を見守り、これ以上増えないようにして数を減らせていく、これしか道はありません。この活動を捕獲するトラップのT、不妊手術ニューターのN、元の場所に戻すリターンのR、それぞれの頭文字を取り、TNRと称するそうですが、これを推奨し熱心に活動しているNPO法人やボランティア組織があり、そのネットワークも広いです。例えば、公益財団法人動物基金が実施しているさくらねこ無料不妊手術事業には一般とは別に行政枠というものがあり、近隣では日高町や浦河町に協力病院があります。さくらねこというのは耳先をV字にカットされた猫のことであり、さくらの花びらに似たその形から桜耳と言われ、不妊調整手術済みの目印であります。余談ですが、これは国民的アニメがキャラクターにもあらわれているそうです。当町が命に優しいまちとして具体的にこういった団体と協力連携を深めることや、不妊手術にかかる経費の目安、そして、さくらねこということについての情報提供を行うことについて考えを伺いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
議員の再質問についてお答えいたします。議員ご提言の公益財団法人動物基金という財団法人がさくらねこ無料不妊手術事業を行っており、道内の軽種馬振興公社と3市町が登録していることは聞き及んでおりますが、今後事業の内容等をよく調査し、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいというふうに思ってございます。
再々質問 2番 長浜謙太郎
ありません。