ニセコ町議会 令和4年第9回定例会 2022年12月16日
地域おこし協力隊に動物愛護推進員の採用を
2022年12月16日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「地域おこし協力隊に動物愛護推進員の採用を」について質問し、町長 片山健也、町民生活課長 富永匡が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、町民生活課長 富永匡
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
地域おこし協力隊に動物愛護推進員の採用を。ニセコ町は「環境モデル都市」、「SDGs未来都市」に選定され、「ユニセフ子どもにやさしいまちづくり」実践自治体として承認されるなど、数々の高い評価を受け、全国各地から注目されている自治体です。そうした中で「命の環境を守る」ことは、人間のみならず最も身近な人間社会の構成員である犬・猫の命との共生を忘れてはならないと思います。都市部で動物愛護団体などの活動経験のある方を地域おこし協力隊員に採用して、不適正飼育の未然防止を図り、適正飼育の啓発活動を推進して、猫・犬と人の幸せな共生の実現を目指すことこそ「環境モデル都市」・「SDGs未来都市」先進地にふさわしい道ではないかと思いますが、町長の見解を伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
動物愛護推進員制度につきましては、動物の愛護及び管理に関する法律第 38条第 1 項に基づき、都道府県知事などが地域における犬・猫等の動物の愛護と適正な飼育についての普及啓発を推進し、人と動物が共生する社会づくりを進めるため、動物愛護推進員を委嘱して、住民と行政が共同で飼い主の責任の浸透やシークモラルの向上などに取り組もうという制度でございます。現在この法律に基づき、北海道が動物愛護推進員の設置及び委嘱を行っておりまして、北海道知事の委嘱で 81 名の推進員が任命され、後志管内では 10 人が推進員として活動をしてされているところでございます。北海道では道と札幌市、旭川市が推進員の設置をしている状況で、全国的にも大規模な市が設置をしておりますが、町村で設置をしているところはないと聞いております。現在町単独での動物愛護推進員の設置というのは考えておりませんが、今後も北海道や関係団体と連携をして、動物愛護の推進について取り進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
ただいま町長、北海道で動物愛護推進員っていうのは 81 名とおっしゃいましたけれども、これは最近のデータですか、いつのデータですか。後志管内では 10 名、札幌市、旭川市ってなってるんですけれども、これは法律に基づいて国から配置されてるのかなと思っていますけれども、実はですね、ちょっとほかの質問したかったんですけどちょっと飛ばしてですね、北見市なんですけれどもね、これ去年の新聞ですけれども、私はとっても興味があったのですが、去年22の 2021 年 11 月 14 日、「野良猫保護、北見一丸へ」ということで、現在北見市は地域おこし協力隊員に札幌市から 2 名の動物愛護推進員が採用されて活動しています。この方たちがつい先日ですね 12月 10 日、町長に真っ先にお見せしに行ったんですけれども、「町の野良猫問題を考える」、この方よく見ましたら元練馬区の保健所の職員の方で、今全国で練馬区が本当にそういう対策に対して、先進的な区であるというふうに言われています。全国皆さん非常に頑張ってきているようです。私がもう6 年前くらいですけれども、先進地として全国の議員さんと視察に行ったときは東京都の中央区ですね、それから神奈川県の施設を視察したことがあります。今は全国で注目されているのが東京都の練馬区なんです。その保健所の職員の方がつい 12 月 10 日ですね、北見市でこういう講演をされています。今動物愛護の問題、非常に注目というか遅れ過ぎている動物愛護問題をどうしようかということで、推進するために動物愛護センターの設置、全国 47 都道府県の中で北海道だけがそういう動物愛護センターがまだ設立されていないと言われています。それで今署名活動とか、そういういろんなことをして、早く北海道にもセンターが設立できるようにということで皆さん頑張っているんですけれども、北海道獣医師会の会長さんとかね、その関係者の方皆さん、協議会の方がやってますけれども、ニセコ町でも先日避妊去勢の手術をしましたけれども、まだまだ野良猫たくさんいます。こういう推進員の方々が今 2 名体制で活動してるんですけれども、この方たちが来る前までは、北見市は猫だとか犬だとか市に苦情は全くありません、何もありませんっていうことだったらしいんです。ところがこの方たちが来ましたら、お困り事とか相談が去年 2021 年は 170 件、今年は 200 件に上ったという話です。皆さんいろんな問題を抱えているんですけれども、ハードルが高いのか行政に相談しても何も答えてくれないということでしていなかったようですけれども、たくさん寄せられて、そしていろいろ活動してるんですけれども、北見市も多頭飼育がきっかけになって、こういう推進することを始めたようです。ニセコ町にもね、小さい町といえどもやはり野良猫がどんどんどんどん増えていくわけですね。それはやはり人間社会の構成員の一部として、それをコントロールすることが非常に大事だと思うんです。ですから、地域おこし協力隊は国がやってる制度で、ニセコ町の財政そのものには直接響くことはないんじゃないかなと思ってるんです。ですから、ぜひこういう方に来ていただいて、やはり人間以外の小さな弱い動物に対する理解を、啓蒙活動も含めてぜひ採用していただきたいというふうに考えておりますけれども、町長いかがでしょうか。
答弁 町民生活課長 富永匡
道の動物愛護推進員の設置状況についてなんですけども、81 名というのは現在の数字になっていまして、勤務は令和 3 年 11 月から令和 5 年 10 月の 2 年間で、道知事が委嘱した推進員ということでございます。あと札幌市、旭川市なんですけども、これは平成 31 年3 月末現在で 21 名と 11 名とそれぞれなっております。現状については以上なんですけども、斉藤議員がおっしゃったニセコ町においても野良猫が増えているということだったんですけども、増えてるっていう状況は斉藤議員のほうで把握されているんでしょうか。私が知ってる分については極端に増えているようなことはないとは思ってるんですけども、いずれにしても以前斉藤議員とお話しした中で、行政に相談しづらいというような方がいるということを聞いておりましたので、それについては来るのがダメだったら私たちのほうから行きますので、その確認をとっていただいて結果を23お知らせくださいと言っていたんですけれども、まだ今のところ来ていないようなので、斉藤議員においてもそういう掘り起こしをしていただいて、ニセコ町としてもそういう困ってる件数ですとか把握したいので、ぜひともご協力をしていただきたいなと思っております。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
後段のほうの地域おこし協力隊を動物愛護員にというお話でありましたが、ちょっと北見市が札幌市からどういうふうなかたちで来てもらったのかですとか、その辺ちょっと調べさせていただきたいと思います。ただ動物愛護に関しては先ほど申しましたように、法律上は北海道知事、あるいは今現在の保健所設置の場所において事例として練馬区もそうでありますが、保健所対応ということで進めているんじゃないかと思いますので、その辺勉強させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
先ほどの富永課長のお話なんですけれども、現状把握してないって言うんですけれども、明らかに多頭飼育してるところはあります。それは町も把握していると思います。何頭からを多頭飼育というのか、そういう定義はちょっといろいろなんですけど、少なくとも 10 頭以上とか 20 頭とかね、30 頭とか。もう宮田地区でもまだまだそのままにしているところもあります。ご存じだと思います。それで、全て後手後手に回るのではなくて、やはりこの環境モデル都市ニセコ町として、先手先手にやはり現状、多頭崩壊が起こったとかこんな事件が起こっちゃったとか、そういうことが起こってから対処するのではなくて、その前に現状あるんですけれども、役場に電話したら、たまたま私のところに電話してきたんですけれども、野良猫が家に寄りついて非常に困る、どうしたらいいだろうか、家に飼い猫がいるし喧嘩をするしっていうことなんですけども、じゃまず役場に相談してみたらいかがですかっていうふうに返しました。つい先月のことなんですけれども、そしたら課にお電話がいったと思うんですけども、一言保健所に電話してください、それで終わったそうです。いくら野良猫といえどもすぐ保健所に自分から電話する気はなくなってしまって、非常にがっかりしたっていうことでした。そこでだめなら、後志総合振興局に相談してはいかがですかっていうことで、そのあとはまだちょっと把握してないんですけれども、その野良猫ちゃんは避妊去勢手術に連れてきて手術はされましたし、それなりにお世話するということをしてましたけれども、この動物愛護法が改正されてから、北海道の殺処分もすごい少なくなったんですけれども、逆に個人の負担ですね、そういうのが非常に増えてきています。今回もたまたまかわいそうだから、猫がやってきた、それでちょっと餌をやってしまったら居ついてしまって、そして増えてしまった。私の考え方としては、おなかがすいてきた猫にはご飯をあげたらいいと思ってます。ちゃんと死なないようにご飯をあげて、その上で手術をして、そして飼っていくか。というのはその飼い方なんですけどね、今後の問題でまだたくさんありますけど、地域猫とするとか地域の人たちと協力してやっていくとか、いろんなことでこれからはやっぱり人間の構成員である動物、特に猫とか犬とかのことがありますので、そこを少しずつ整備していくことが大事ではないかと思っています。今回猫のことばっかりですけれども、犬の虐待もたくさんあります。ニセコ町内でも見かけます。虐待された犬を引き取っている方もいます。ところが虐待してるということに気がつかない方もいらっしゃるので、そこをやはり啓蒙24していくというか、気がついてもらうことが私は非常に大事だと思っています。ですから、まずそれをするには北見市がやってるわけですから、町長また調べるとおっしゃいましたけれども、地域おこし協力隊の方はやはりそういうことに詳しいので、素人が暗中模索していろいろとやるよりは一緒に勉強していくということは、地域おこしという専門の方に来ていただいて、こちらもそれと一緒に協力するとか、そういう体制にしていくことが私はそれこそ環境モデル都市ニセコ町にふさわしい施行する行政じゃないかなと思っています。町長いかがですか。
答弁 町民生活課長 富永匡
個別の案件の話なのであれなんですけども、一言保健所に電話してというお話で終わったわけではなく、いろんな話をした中で保健所のほうにご連絡したらどうですかっていう話で終わっているので、特に突き放したというよりも一応相談をした中でニセコ町のできることできないことってあるので、それは振興局の保健所のほうに電話してご相談してくださいと言っておりますので、そこはちょっと誤解のないようにしていただきたいと思います。あと多頭飼いという部分については、今回斉藤議員のほうで避妊去勢の活動をしていただいたんですけども、まさにそれをどんどん進めていってほしいです。一応えさをやってるっていうことになると、やはり所有してるとか占有している猫ということで、野良猫という定義が当てはまらなくなる可能性があるので、それにつきましては斉藤議員が今回やったように自主的に有志を募ってやっていただくと。ただ、斉藤議員が一人でやるのではなく、いろんなボランティアさんですとか有志の方を集めて、ニセコ町だけじゃなく山麓それぞれのところでやっていったほうがよろしいんじゃないかなと、私個人としては思っております。 それから、北見市の地域おこし協力隊の関係ですけども、調べた限りでは犬猫愛護推進員という名前で活動されているようなんです。ですから動物愛護推進員っていう国の法律でやってるものではなくて、ちょっと調べたら、北見市独自で愛護推進協議会っていうのを獣医師会等が設置しているもので、そこが委嘱をしているところに地域おこし協力隊の方が行っているような感じのものになってると思います。もうちょっときちっと調べていきたいと思いますけども、ニセコ町と北見市の状況は多少違うのかなと思ってますので、いずれしても状況を把握して、適切に対応していきたいと思っています。以上です。