みんなの議会

当別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月14日

(1)シビックプライドについて/(2)除排雪について/(3)動物愛護管理思想の推進について

2022年3月14日、当別町議会の一般質問で、佐々木常子議員が「シビックプライドについて」「除排雪について」「動物愛護管理思想の推進について」について質問し、町長 後藤正洋が答弁しました。

質問者
佐々木常子 議員
答弁者
町長 後藤正洋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 佐々木常子

おはようございます。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。初めに、シビックプライドの推進についてです。シビックプライドとは、都市や地域に対する市民の誇りという概念で、権利と義務を持って活動する主体としての市民性という願意があるそうです。そこから、シビックプライドには自分自身が関わって都市や地域をよくしていこうとする当事者意識に基づく自尊心が内包されていると言われています。当別町に子育て世帯の若者にもたくさん来ていただきたいという強い気持ちも持っております。そして、その新しい方たちも含めて今生活している住民の皆様が暮らしやすい、よいまちにしていくためにいろいろな政策を進めていると思います。それと同時に、当別町においても住民参加のまちづくり、地域コミュニティーの活性化をさらに進めていくことが重要であると思います。そのためには地域に対する住民の誇りや自尊心を喚起することが大切であります。当別町のシビックプライド醸成についての町長の見解を伺います。また、シビックプライド醸成の取組状況について伺います。次に、除排雪についてですが、昨年の大変であった状況を踏まえ、除排雪に取り組んでくださっている皆様には感謝申し上げます。当初昨年よりはきれいに除排雪されていると感じておりましたが、気温が低く、昨年より大きく積雪深が上回り、昨年をほうふつとさせる道路状況になってしまいました。新しく誘導地域付近に引っ越してこられたにもかかわらず、2日間も吹きだまりの雪に囲まれ、身動きの取れない状況になった方、地区がありました。皆さんで除雪に区費を使うことや町の除雪機の貸与も相談されたそうです。生活道路が昨年のように幅も狭く、大きく波打ち、1メートルにもなるような厚みです。大型車が通れば穴も空くし、崩れていきます。道路が高くなり過ぎて車庫から出られなくなった方、雪が崩れ、車が埋まってしまった方などたくさんおられました。もしものときに緊急車両が入れないのではとの不安も出てきます。大きく体制を変えていかなくては間に合わないと思います。昨年3月の定例会のときには業者を増やすというお話もあったと思いますが、9月の時点では業者を増やすということではなく、人員を増やすとのことでした。除雪車の貸出しや夜間排雪など手を尽くしてくださったのだと思いますが、今年も危険な道路状況になってしまいました。大きく体制を変えていくには時間がかかります。今期の体制など検証するとのお話でしたが、検証後すぐにも新たな体制づくりに取り組んでいただきたいと思います。もう一つの問題ですが、特に気温が高く、多く降った日々は、重い置き雪に困っておられる方から、このままではだんだん年を取って除雪ができなくなってしまう、ここに住んでいられなくなってしまうなど多くの声が寄せられました。何とか業者を増やし、人手を増やし、歩道用除雪機を使うなど、大まかに各家の出入口を空けることができないでしょうか。費用負担してでもいいから、何とかならないかというお声もあります。豪雪地帯の当別町で暮らしていくには除排雪の問題は大きく、行政とも力を合わせ、地域でも助け合っていかなくてはならないと思います。年を重ねていくと、機械の力も必要になることがあると思います。ぜひ置き雪の解決の一助になっていく対策を望みます。お考えを伺います。次に、動物愛護管理思想の推進についてです。町民の方から幾度となくご相談がありました。かわいそうで見ていられない。何とか救うことはできないでしょうかと。また、庭に野良猫が入って排せつをして迷惑しているとのご相談もあります。猫は野生ではありませんので、元は人間の身勝手な行為から生まれたものです。保護し、去勢、避妊手術をして、耳をカットして、桜猫というそうです。元の場所へ戻す。もしくは、保護し、譲渡先を探す。その折、病気が見つかれば治療する。とても個人で行っていけるものではありません。ご相談者の中には何匹か保護し、ご自身で飼っておられる方もおりますが、限界があります。動物愛護法の改正によって収容した犬や猫の返還、譲渡の推進が規定されました。昨年10月には北海道における動物愛護管理業務の在り方が発表されておりました。今後の在り方として、本道の広域特性を踏まえ、各地域の状況に応じ、道と関係市町村、北海道獣医師会、獣医系大学等の関連教育機関、動物愛護団体、個人ボランティアを含むです、等が連携して動物愛護法で規定される動物愛護管理センター機能を確保していく。動物愛護団体等と継続的に連携する仕組みの導入、関係団体との連携により、まずは機能確保が可能な地域から運用を開始する。より多くの関係団体等が連携して本道の動物愛護思想の推進に取り組む機運を醸成していくとありました。47都道府県中、北海道のみ管理センターが未設置でありましたが、先日道は動物愛護管理センター開設の方針を固め、2023年度の本格運用を目指すと発表されました。当別町においても野良猫を救っていく具体的な仕組み、方法、手順などを構築していただきたいと思います。以上で1回目の質問を終わります。

答弁 町長 後藤正洋

それでは、佐々木議員の一般質問にお答えをさせていただきます。初めに、シビックプライド醸成に対する考え方とその取組状況についてでありますが、議員ご発議のシビックプライドとは自分のまちに誇りを持ち、よりよい地域とするために住民一人一人が能動的に地域に関わり、地域に貢献しようとする意識と受け止めさせていただいておりますが、これは行政側からの観点では、まさに住民参加のまちづくりに通じるものであると理解をいたしております。また、今後も少子高齢化がさらに進むことを考えますと、持続可能なまちづくりに向けては議員ご発議の意識の醸成はより一層重要になってくるものと私も認識をさせていただいているところであります。本町ではこれまでも、例えばコミュニティ・スクール、地域学校協働本部事業、放課後学習会、小中高大生タウンミーティング、ファミリーサポート事業といった子どもの育成に関わる事業や、夏至祭、亜麻まつり、花火大会、あそ雪の広場、当別町150年記念に係る各種行事など実行委員会方式による町の魅力や歴史を発信するイベント開催を通じた地域振興、さらには町内会で行っていただいている公園、歩道の清掃活動や地域の団体及び医療大学生のサークルによる買物サポート、配食サービス、町営住宅の除雪といった様々な地域ボランティア活動のほか、地域コミュニティーの活性化となるレクサンド市との姉妹都市交流時におけるホームステイ事業の参加、受入れ、当別高校生による青春フットパス、地域での防災訓練、防災セミナーなど、多くの町民や地域によるまちづくりとなる取組を行ってまいりました。また、全小中学校で行われていますふるさと教育、当別みらい学や町の出身者をはじめこれまでゆかりのある方々、いわゆる当別町の応援サポーターにより、SNS等で町の取組、魅力を紹介いただいていることも町民の地域への愛着や誇りの育成に大きく寄与していると強く感じております。これら多くの方々の活動や取組を様々な形で支援することで、地域のために行動を起こしたいという町民の気持ちをさらに引き出すという好循環を生み出せるものと考えております。今後も第6次総合計画において掲げている自立した地域づくりを目指し、子どもから高齢者まで自らが進んで地域活動に参加し、そしてまちづくりの担い手となって活躍できる町の実現に向け、町民参加のまちづくりに通じる支援や取組を研究し、進めてまいります。次に、除排雪についてのご質問でありますが、初めに業者を増やすことはできないかとのご質問でありますが、先日の代表質問でも答弁したとおり、除排雪作業の最大の課題は事業者不足、すなわちマンパワー不足であると認識しております。来シーズンに向けては町内、町外を問わず、また組合の加入、非加入も含めて事業者や人員の確保に向けて実際に除排雪を行っている当別環境整備協同組合や住民の代表者で構成された当別町除排雪連絡協議会の皆さんと早々に協議を行っていきたいと考えております。次に、置き雪処理の対応についてのご質問でありますが、佐々木議員ご承知のとおり、除雪作業を行う際には置き雪は必ず生じてしまうものであり、各家庭でのご協力をお願いしている状況にあります。とはいいながら、町民の皆さんにはこれらの対応についてご苦労をおかけしていることは私も重々承知をいたしております。間口の置き雪処理を自らできない場合には、有料にはなりますが、民間事業者の除排雪を利用していただくことも一つの選択肢でありますし、また来シーズンに向けては本年度試行的に実施いたしました町内会への小型除雪機貸与制度を間口除雪にも使用拡大することができないかなど、町民の冬の生活を少しでも快適にお過ごしいただけるよう研究を進めてまいりたいと感じております。次に、動物愛護管理思想の推進についてのご質問でありますが、北海道は動物愛護管理の考え方について情報発信を始めたところであります。議員もご承知のとおり、その考えの中には道内の動物愛護団体等との連携、協力も示されております。私もこの連携、協力は大切なことと考えておりますので、今後の動向について注視してまいります。議員ご発議の野良猫を救っていく方法についてでありますが、現在傷ついた猫や迷い猫が発見された場合、保健所にて保護し、新しい飼い主を探すなどの対応をしております。また、野良猫を増やさないための餌やり行為の防止や多頭飼育とならないよう飼い主への去勢、避妊手術の指導など、振興局、保健所と連携をしながら取り組んでおります。ただ、議員ご指摘の町で野良猫を保護し、各種方策をするということは今のところ考えておりませんが、まずはペット、動物を飼う方のマナーやモラルをさらに向上していただけるよう広報を通じて周知していくことも町として実施していきたいと考えております。以上、佐々木議員の一般質問に対する答弁といたします。

質問 2番 佐々木常子

2番目の除排雪に対してについてのところなのですが、3点ほどご提案があります。新たな体制づくりについて、同じようないつものメンバーで考えるだけではなくて、広く町民の方からいろんな意見を求めてみるというのはどうでしょうか。すみません。これ1点目です。2点目ですが、先ほど町長が言った部分でいくと、私が言っている部分はちょっと違うので、すみません。現段階としての提案だったのですけれども、3町内会で23回の出動というのはやっぱり少ないのではないかなと思って、それであれば町で何台か確保して、必要な場合にその都度貸し出すということもいいのではないかなというふうに考えました。次、3点目ですが、個人で除雪機を持っている方もいらっしゃいますので、その方たちにお金、補助金か、お金を払ってそこの地域の、少しずつかもしれませんが、除雪をお願いするということも考えられるかなというふうに思いました。以上3点が提案なのですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 後藤正洋

今佐々木議員から再質問で具体的な3項目についてのご質問がありました。直ちにご回答できるものとそうではないものとありますが、現時点で私が感じている部分についてお話というか、答弁をさせていただきますので、ご理解いただきたいと思います。まず、1点目の体制づくり、町民から意見を求めてはどうかということがございました。実際には先ほども申しましたように、協議会、各町内会長さん、行政推進員さんで構成されている皆さんと協議を進めていますので、そういった点では町民の意見を反映させていただいているというふうに感じておりますし、実際除排雪をするという点では個々の皆さんのご意見も大切なのですが、例えば今年も夜間排雪をいたしましたけれども、そういったときに個々のご意見を伺ってどうするということはできませんので、そういった点では各町内会長さんがその地域を束ねておられるので、そういった方たちとも協議する中で地域のご理解をいただいて進めていくということで現在進めていますので、町としては今までの意見聴取の方法で進めていくということで十分かなというふうに思っております。ただ、具体的に去年、今年の道路の積雪の状況を見ていましても課題は多々あるというふうに認識していますので、そういった点について住民の皆さんからのご意見も参考にしながら町内会、あるいはそういった組織と協議をしていくということで対応していきたいというふうに思います。それから、試行的に行っています3基の除雪機の関係でありますけれども、町がいろいろと貸出しをして行ったらどうかということでありましたけれども、それにつきましても今年の実態を調査した中で今後対応をしていくということを当初から申し上げさせていただいておりますので、その中で協議会の皆さんとも意見交換、対応を考えていくということでご理解いただきたいと思います。それとあと、個人機械の利活用については様々な課題があります。過去にもそういった対応について利活用することができないかということを協議したこともありますが、なかなか実際これ運用するとなりますと、仮に例えば事故を起こしたときの責任問題ですとか、保険の関係ですとか、いろいろな問題がそこに混在しています。そういった点で簡単に、アイデアとしてはいろんな方も今まで提案もされていたこともあるのですが、なかなかその辺をくくっていくということが難しい状況にあるのかなというふうには思います。いずれにしましても、今佐々木議員がご指摘いただいた点については、いわゆる豪雪地帯の冬の生活の質を維持していく、あるいは向上させていくという点では必要なことだというふうに思っておりますので、去年と今年の反省の上に立って早急に関係団体あるいは町内会と協議をさせていただければというふうに思っております。以上です。

質問 2番 佐々木常子

ありがとうございます。次に、動物愛護管理思想の推進、3番目の質問なのですけれども、そこのところで先日の道議会でも知事が人と動物が共生する社会の早期実現に向け、実証事業で適切に機能することを確認するということで、北海道としては実証事業に入っていくわけですけれども、野良犬、野良猫を保護し、譲渡していくという方向は進んでいるのだなというふうに思っています。先ほど町長もおっしゃられておりました。それで、当別町としても多くのことはできないとしても、避妊、去勢手術の助成金を出すなどということはできないでしょうか。

答弁 町長 後藤正洋

再質問にお答えをいたしますけれども、財源の確保でそういった助成ができないかというご質問かと思います。先ほども答弁で申し上げましたけれども、現段階では例えば佐々木議員がご指摘をいただいている除排雪の問題ですとか、優先度の問題もありますし、あるいは住民の皆さんのニーズがどこにあるかということも私の立場としては総合的に判断をしなければならないというふうに思っております。そういった点では、1回目の答弁で申し上げましたけれども、現段階では町としてそういった取組を行うということ、そういう段階にはないというふうに判断をさせていただいております。

出典:当別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月14日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる