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新冠町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月16日

外国人の受け入れ体制の現状と今後について

2016年12月16日、新冠町議会の一般質問で、長浜謙太郎議員が「外国人の受け入れ体制の現状と今後について」質問し、町長 小竹國昭が答弁しました。

質問者
長浜謙太郎 議員
答弁者
町長 小竹國昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 長浜謙太郎

10番長浜謙太郎です。議長より発言の許可を得ましたので、通告に従いまして、「外国人の受け入れ体制の現状と今後について」、一般質問をさせていただきます。北海道では全国を上回るスピードで人口減尐と尐子高齢化が進み、未来と地域を担う人づくりが大きな課題となっており、一方で、ニセコにおけるオーストラリア人やトマムでの中国人など、道内に住民登録をしている外国人や留学生などが近年増えているほか、アジアをはじめとする外国人観光客の増加や道産食品の輸出拡大など、経済活動平成28年第 4 回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年12月16日)においても急速にグローバル化が進んでおります。そのような中で、当町においては、近年ピーマン農家で研修するベトナム人や軽種馬育成牧場で主に騎乗員として勤務するフィリピン人など、不足する労働力の依存や人材を補う意味でも、外国人が入れ替わって働き、増加しているように感じ、その背景としては、やはり尐子化による担い手の減尐や農業従事者の高齢化、また有効求人倍率の改善に伴う労働者の不足があるかと考えます。また、新千歳空港を利用する外国人が増加しているとの報道もあり、それに伴って道内で生活する外国人も増加していると言われております。この先も進む尐子高齢化により、外国人へ労働力を頼ることとなる流れは、一次産業、特に軽種馬業界では加速するものと想像しますし、事実、雇用主に話を聞きますと、現在町内にいる多くの外国人は単身者が多く、勤務状況が良好な外国人については、母国より家族を呼び寄せたりしてもらってでも、継続して働いてほしいという思いがあるようです。ただ、外国人にとっては異国の地において家族で暮らしていくとなると、言葉の壁に始まり、生活面・医療教育環境などが心配であるという声が聞こえ、受け入れる側の行政にとっても外国人は保険制度の違いや、税金に対する感覚の違いから、支払いが遅れたり滞ったりしてしまうことも懸念されるでしょう。将来的に一次産業の全体を見回すと、今後は外国人の存在は無視できず、ますます重要で欠かせなくなっていくのではないかと考えられる中で、当町で行っている出産育児支援策、医療費助成等の制度概要を伝え、納税の義務についても理解をしてもらい教育現場や生活面での大変さ、不都合さを逆手に取って、子どもたちはもちろん住民にとって、国際交流の一助とすることも可能ではないかと思います。よい人材を確保していくためにも、彼ら自身は当然のこと、彼らの家庭も含めて、安心して生活できる環境を提供し、充実させていくことも必要であると考えます。居住者のみならず、インバウンド含め来町する可能性がないとも言い切れず、ホスピタリティーが問われる中、英語だけではない多様な言語に対応することが必要となってきます。移住定住による外国人の受け入れ体制の現状と今後について考えますと、先に述べたように、国民健康保険を含む税金・医療・教育現場・生活環境など考えられる問題点については、枚挙にいとまがないですが、今回は要点を絞り、外国人居住者の増加を見据えた窓口における多言語対応にかかる行政サービスの方向性について、3点お伺いいたします。1つ、当町における外国人居住者の推移は。2つ、窓口対応の現状は。3つ、将来的に増えて来るものと想定するが、今後の対応は。以上につきまして見解を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)

議員から質問のありました「外国人居住者の増加を見据えた、窓口における多言語対応に係る行政サービスの方向性について」お答えします。近年、我が国における外国人労働者は、様々な業種において増加傾向にあり、当町においても農業などを中心に各種産業で外国人労働者の採用機会は増加傾向にあることから、役場窓口における外国人対応も多様化する傾向にあります。質問の1点目にあります、外国人居住者数の推移についてですが、外国人居住者数の把握は、外国人居住者を住民基本台帳法の適用平成28年第 4 回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年12月16日)対象とした平成24年度の法改正以降の数値となりますが、平成24年度末では11カ国57人、平成25年度末12カ国49人、平成26年度末12カ国64人、平成27年度末13カ国76人となっており、本年11月末時点では、15カ国92人の方が当町において外国人登録をしています。およそ5年間で35人の外国人居住者が増加していますが、これは研修としての居住、あるいは不足する労働者の採用という各事業所及び事業主の経営努力と国際交流の表れと考えているところです。質問の2点目の外国人に対する窓口対応の現状についてですが、外国人登録をはじめ各種手続きのために来庁される外国人居住者は、多くの場合就労先関係者等の方を伴って来庁されるケースが多いこと、また単身で来庁された方については、英語で対応できる職員の協力を随時得ることで支障なく対応できています。また英語以外の母国語を持つ方については、英語を介したやりとり、あるいは対応すべきケースに応じた文例集を多言語ソフトウエアで作成し、提示することで大きな支障もなく対応しているところです。最後に将来的に増加が見込まれる外国人居住者への対応についてですが、窓口対応をはじめ様々な行政サービスにおいて外国人居住者への対応機会は、今後増加することと思います。多種多様な外国人居住者が円滑な生活を営むためには、外国人居住者自身の努力はもちろん必要ですが、町職員の親身の対応についてもより一層求められるものと認識しています。当町に在住する全ての外国人居住者の言語に対応した人的配置は困難ですが、現状行っている創意工夫に併せて、より円滑な意思疎通を図れるようにするため多言語ソフトウエアを活用できるタブレット端末を窓口に配置し、対応を行っていくことにしたいと思います。窓口における対応には手続き、相談様々ありますが、いずれにおいても町民の目線に立った、親身の対応が大切であることを強く認識するところであり、今後においても充実した対応に努める所存ですので、よろしくお願いいたします。

再質問 10番 長浜謙太郎

ご答弁ありがとうございます。思っていた以上に当町の外国人の数が多く、また国籍も多岐にわたっていることが分かりました。そのような状況下において、先を見据えてタブレットを導入していくなど、即応性が高く、現時点での最善・最良と思える方法を用いての充実した対応に向けて柔軟に努力されていることもわかりました。実態として、現場の皆様の苦労・大変さを拝察いたしますが、外国人を取り巻く環境についてはまだまだ課題も多く、課をまたいでの情報交換による連携した対応を迫られる事象もあろうかと察します。今後も一層改善に向けて、努力いただければと思います。答弁は要りません。

出典:新冠町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月16日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる