新冠町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月15日
特別養護老人ホーム「恵寿荘」への入所について
2016年9月15日、新冠町議会の一般質問で、須崎栄子議員が「特別養護老人ホーム「恵寿荘」への入所について」質問し、町長 小竹國昭が答弁しました。
- 質問者
- 須崎栄子 議員
- 答弁者
- 町長 小竹國昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 須崎栄子
6番須崎です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして、特別養護老人ホーム恵寿荘への入所についてお伺いいたします。尐子高齢化が進行する中、我が町もけっして例外でなく、高齢化社会に突入し、介護を要する高齢者が年々増加しております。そこで、まずもって、町民への的確な情報の提供ということでお聞きいたします。特別養護老人ホーム恵寿荘への入所希望待機者は、常時100名と聞いておりますが、町民にこのような説明をしているのか、お答えをいただきたいと思います。仮に3桁を超える待機者がいるとなれば、本人の体の様子や家族の状況にもよりますが、入所決定が場合によっては、何年もの先送りとなれば、大変深刻な事態が懸念されます。実態として、入所申込者に対して、どのような説明をしているのか、お聞かせください。次に、一般論として介護度3以下でも本人や家族の事情が、入所要件に合致すれば、入所申し込みは受け付けしてくれると聞いておりますが、恵寿荘には、このような待機者は何人いるのか伺いたいと思います。次に、入所申込みが多く、かなりの待機者を抱えている中で、入所決定は、単に受付順とはなっていないと受けとめておりますが、どのような委員会組織を設け、入所決定の手順を踏んでいるのか、伺いたいと思います。相当数の待機者がいることが事実であれば、定期的に申込者の全体について実態調査をして、優先順位の再確認や多床型であるだけに、臨機応変な入室の見直しなど、常日頃どのような待機者対応に取り組んでいるのか伺います。慢性的な待機者対応は、今後とも課題の1つとして想定しておりますが、この対策への取り組みとして、恵寿荘の増設や改修について早急な方針を立てる時期に来ているものと思いますが、見解について伺いたいと思います。また、町内における年金受給者は国民年金への加入者が多く、実態として家族の金銭的な支援がなければ、入所への問題解決ができない方も見受けられると思いますが、これに対する現状認識をお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)
お答えいたします。1点目の「待機者の状況について」と関連がありますので3点目の「介護度3以下の方の待機者の状況について」併せてお答えいたします。恵寿荘への入所申請者は、8月末現在110名おられ、この内新冠町の方が51名、新ひだか町の方が48名、その他5市町村から11名の申請者がおられます。昨年度の介護保険法の改正により、特養への入所が原則介護度3以上となり、特例入所の対象となる介護度2以下の方の申請者は21名となっております。ですので、ご質問の介護度3以下の申請者は63名となります。それから、入所申込みに対する家族への説明というのがちょっと、私の答弁と違うかもしれませんけれど、もちろん入所者の入所申請者の状況については、このような状況になっていることはご説明申し上げますが、そのほかについては、平成28年第3回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年9月15日)ご家族の方が施設に来られた際には、施設や利用料金の概要、施設で提供している介護サービスの内容並びに入所される方の日課等の説明と併せ施設内の見学をしていただいております。次に、4点目の「入所決定までの手順について」のご質問でございますが、恵寿荘入所指針に基づき入所判定委員会を設置し、毎月1回を目途に開催しております。提出された申込書の情報を定められた入居優先度判定基準により点数化し、家族や主治医、介護認定調査員等の意見と併せ総合的に判断し、男性、女性それぞれ3名程度を緊急度の高い方として選出しております。選出された方々に対し恵寿荘の介護支援専門員、介護職員、看護師がご本人と面談し、適正と判断された方にはご家族へ入所の優先度が高い旨を連絡し、空床の発生に合わせ順次入所していただく流れとなっております。次に、5点目の「待機者に対する実態調査について」のご質問でございますが、入所申込みをされた方々の実態調査につきましては、適宜、担当する介護支援専門員やソーシャルワーカーからご本人の情報をいただくと共に毎月3回開催されております介護認定審査会において介護度に変更があった方につきましては、保険者からの資料により医療機関や施設等に出向き面談調査を行っております。続きまして、6点目の「恵寿荘の改修について」のご質問でございますが、今年度の町政執行方針でも述べさせていただいたとおり、老朽化した恵寿荘の改築には、多額の財政負担を伴いますことから、策定される「公共施設等総合管理計画」と併せ、進めなければならないと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。次に、7点目の「国民年金受給者の入所申込みが多い中で、入所にあたって家族から金銭面への支援対応について、要望の有無について」のご質問でございますが、入所申込みの際、ご家族には所得区分に応じた利用料金の説明に加え、非課税世帯に該当する方への食費、居住費に対する介護保険からの補足給付、更に介護保険制度において、所得区分に応じた負担限度額が定められており、低所得区分に該当する方へは、過度の負担とならない制度であることも説明させていただいており、多床室で運営する恵寿荘が他の施設よりも低額な利用料であることは、多くの方に周知されておりますので、特に町独自での支援策は講じてはおりませんし、また支援の要望につきましても、家族から求められたことはございませんが、今後、要望される方がございましたら、施設として現入所者で所得階層の低い方がとられている対応を参考にご説明させていただきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
再質問 6番 須崎栄子
町民意識として、恵寿荘に対する期待と信頼は、大変大きなものがあると思います。近年どこの老人施設の介護も担い手不足を抱えており、この対策として、以前町内でも実施した事業の1つであります介護福祉の現場の人材確保のため、ヘルパーの養成講座の開設についての働きかけや、専門学校との連携による卒業生の確保についても施設の充実を図る上で早急な取り組みが必要かと思います。高齢者は、まだまだ町内では増えるものと考えられますが、そのための人材確保についてもどのような考えかお聞かせ願いたいと思います。平成28年第3回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年9月15日)
答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)
介護職員の確保というのが、非常に難しくなって来てございます。そういう中では、今お話がございました人材確保、大変重要な課題だと思っております。ヘルパーの養成等につきましては、以前にいろいろそういう養成講座もやった経験が、社会福祉協議会の方で、主体になって実施してございますので、その辺りにつきましては、福祉協議会とも十分協議を重ねて見たいと思っているところでございます。また、直接資格の持った方々を採用するということは、現在非常に難しくなっておりますので、多分前回の議会だと思いますけれど、その人材確保のための給付金。そういうものの制度をこの議会で条例化して制定いたしましたので、そういった制度も広く周知をいたしまして、人材確保を図って行きたいと思っております。これは恵寿荘だけの問題ではなくて、町内にある他の福祉施設でもそういうようなお話がございますので、ぜひ、これをPRいたしまして、利用していただき、そして人材の確保を図っていきたいと、このように考えているところでございます。以上でございます。