新冠町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月15日
豪雨及び台風被害の対応と今後の対策について
2016年9月15日、新冠町議会の一般質問で、竹中進一議員が「豪雨及び台風被害の対応と今後の対策について」質問し、町長 小竹國昭が答弁しました。
- 質問者
- 竹中進一 議員
- 答弁者
- 町長 小竹國昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 竹中進一
1番竹中です。議長より発言の許可を得ましたので、通告に従い、一般質問をいたします。なお、ただいま同僚議員の内容と重複する点が、多々ございます平成28年第3回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年9月15日)が、通告に従い、質問させていただきますので、ご回答をお願いいたします。この度の豪雤、台風により被災されました町民の方々に心よりお見舞い申し上げると供に、一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げるところでございます。今回の一般質問は、今、懸命に復興のために役場庁舎内一丸となって、日夜対応いただいております担当者に対してご負担をおかけすることとなるため、いささか心苦しい点もございますが、議会も勿論町民一丸となり復旧に取組み、事に当たらなければならないと思い発言を行うことといたしました。さて、この度の度重なる重大な被害に対する新冠町の対応は、職員一丸となって、特に8月23日の夜半から行われ、早朝から重機や排水ポンプが稼働していたとの事ですし、迅速適切であったと評価できるのではないかと思います。22日から23日にかけての雤の被災を受け、住民は応急対応後、被害を受けた家屋や施設、農地を呆然と見据え途方に暮れながら、自ら又は地域の方々さらには町の助けを受けながら協力して、今も後片付けに追われている状況です。今回、自己所有の農地が災害を受けた箇所が多い訳ですがその対応として、「小規模農地災害復旧事業」50%補助の限度額が、30万円から50万円に引き上げられたことはタイムリーな大変ありがたい対応でございました。近年における、この様な大規模な災害は平成15年8月9日の10号台風が思い浮かぶわけですが、その時と比較して氾濫した水の量は同じ位であったのではないかと思いますが、新冠川・厚別川・比宇川・里平川など大きな川による被災は当時の対策によって、尐なかったのですが、それらにそそぐ小沢の氾濫により道路の横断管が処理しきれずに被害につながった箇所が多く、その原因は、そもそも横断管の断面が小さく、そこに土砂が堆積したために、横断管の断面をさらに狭くして濁流が溢れ、床上浸水や農地への氾濫を引き起こす結果となりました。この様な事が豪雤のたびに繰り返されているわけですけれど、町道の横断管については勿論のこと、その対象の多くは道道に係る横断管が多い訳ですから、関係機関には迅速に対応して頂ける様、強く要請していただきたいと思いますがその対応策をお伺いいたします。何よりもまずは床上浸水被害を無くすることを最優先に行わなければならないのではないでしょうか。甚大な被害を受け、天災であるとは言え、その要因が被災者に有るとは言えない中、私有地に対して町が出来ることは限られているのでは、なかなかやりきれない状態では無いのでしょうか。この様な災害がまたいつ起こるか分からない中で、横断管の入れ替えに時間を要するのであれば、同じ被災を繰り返さないための応急策として、重点箇所を事前に把握し排水ポンプの迅速な配置が出来る体制をとり、床上浸水だけは何としても防ぐ体制を取っていただくことが求められると思います。また田、畑、野菜ハウスも冠水による被災を受けましたが、川の氾濫の原因となったものの一つとして、河原に自生する雑木がございます。町河川については、年次計画で実施いたしてきましたが、未処理の部分でその明暗がはっきりと分かれてしまいました。この際思い切った処理をしなければならないと思いますし、その雑木搬出の処理も適切に行っていただきたい。また、新冠川においても雑木が相当に大きくなり、さらに砂利が大量に堆積し川の断面を小さくしている箇所が目に余る状況です。これも関係機関に強く要望して頂きたい。さらに、新平成28年第3回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年9月15日)冠川に設置されている樋門の管理には相当苦心していると思いますが、逆流するようであれば閉めなければならない事になると思いますが、川が氾濫している際に樋門を閉める作業を求めるのは相当な危険が伴うと思いますし、肝心な時にハンドルがさび付いて動かない、周辺に雑草が生い茂っているなどの状態が無いように管理がなされているのでしょうか。尐なくとも危険な個所へ管理人が行かなくても良い方法として、リモートコントロールや遠隔操作方式を取らなければ、被害の拡大を抑えることが困難ではないかと思いますが、この対策についてもお伺いいたします。また、目立たない存在である側溝が、崩れた土砂の土圧によって潰された箇所が多くございます。これによって濁流が溢れ、道路を走り法面など壊している箇所が有りますが、これも見落とす事無くコンクリートトラフの強度が高いものに取り換えるなどしっかりと対応いただきたい。私たちの生活に欠かすことの出来ない物流の要、国道と道道が被害を受けました。比較的早く国道の迂回路として、道道が通行できる状態になりましたが、伺うと隣町のスーパーの商品が相当、売り切れ状態であった様です。生活インフラとして物流の要、国道は豪雤などの被害のたびに通行止めを繰り返しております。災害に強い道路として、高規格道路、日高自動車道の全線開通が期待されるところです。この建設促進は既に日高町村会や日高開発期成会など、関係者の方々で行っておられるのはお伺いいたしておりますが、今回の被害を受け、その必要性と重要性は更に住民から求められる結果となりました。工事前倒しの要請を再度強く行い、安心安全の交通体系確立を一日も早く確立するべきではないかと思いますが、お考えをお伺いいたします。
答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)
お答えします。まず1点目の小沢の氾濫は、道路横断管が濁流を処理しきれなかったのではないかについてお答えいたします。町が管理する道路横断管等につきましては、よく現地を調査し、管の口径を大きくすることが有効であると判断される箇所については、優先順位を決め、年次計画を持って対応して行きたいと考えております。また、道道につきましては、その旨、道に要請してまいりたいと思っております。併せて、排水ポンプ等による対応が効果的な場所なのか、または治山施設および砂防ダム等を設置する必要がある場所なのか等、総合的に検討してまいりたいと考えているところでございます。次に、2点目の河原に自生する雑木の処理についてでございますが、川の流れを阻害させる原因となりうる雑木の処理を、専決処分にて予算措置をした中で早急に対応したいと考えているところであり、今後において中小河川の維持管理につきましても雑木を繁茂させないようにしてまいりたいと考えているところでございます。道の管理する河川につきましては、道にその旨を要請してまいりたいと思っております。次に、3点目の崩れた土砂に潰された側溝の改修についてでございますが、これから発注を予定している工事等の中で対応して行きたいと考えております。次に、4点目の樋門の管理をリモートコントロールまたは遠隔操作方式にできないかについてでございますが、議員が提案する方式の実現は、費用の面からも困難なものと考えておりますが、今年改修を予定してい平成28年第3回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年9月15日)る新冠5号川の堤樋門で採用されます自動ゲートにつきましては、場所により樋門の設置者である北海道に要望していくことは可能であると考えておりますので、要望してまいりたいと考えております。最後に、5点目の高規格幹線道路「日高自動車道」の整備につきましては、日高総合開発期成会において毎年度実施しております、国や国会議員、関係機関に対して行う「日高地方の総合開発に関する提案・要望」活動において、平成15年8月台風10号など過去の災害経験を踏まえ、災害に強く安全で安心して暮らせる地域づくりに向けた最重点事業として位置付け、災害時における代替道路の確保及び、日高自動車道を核とした災害に強い道路網の整備促進を強く要望しております。今後におきましても一層の整備促進に向けた活動を、管内各町一丸となって進めて参る所存でございますので、ご理解願います。