みんなの議会

新冠町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月15日

積立金の有効活用について

2016年3月15日、新冠町議会の一般質問で、武藤勝圀議員が「積立金の有効活用について」質問し、町長 小竹國昭が答弁しました。

質問者
武藤勝圀 議員
答弁者
町長 小竹國昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 武藤勝圀

9番武藤です。引き続き2点目の見解を伺いたいと思います。積立金の有効活用についてということで、この資料では平成26年度で出しておきました。最新の予算を見ますと、27年度出ていますけど、そう大きく変わりませんので、この作平成28年第1回定例会新冠町議会会議録第3日 (平成28年3月15日)成した時点での26年度の資料で発言させていただきますけども、財政調整基金で12億500万円、減債基金で4億2600万円、特定目的基金で7億200万円、総計23億3300万円となっております。減債基金や特定目的基金は使用目的がはっきりしているので、やむを得ないとしても、財政調整基金12億500万円は町民のために有効活用すべきではないでしょうか。決算カードで分析させてもらいますと、町長は就任以来、平成17年5月に就任されたと思うのですけれども、その当時から見ますと、財政調整基金ではほぼ一貫して積み増しされております。他の部分は取り崩しもありますけれども、それが積み重なって、12億500万円となっております。一方、町民生活を見ますと、景気低迷、物価の値上がりなどによって厳しい状況に置かれております。そして、国保税の滞納も高い水準にあります。積立金を町民のために有効活用すべきと思いますが、見解を伺います。

答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)

財政調整基金は、財源に余裕がある年度に積立て、不足する年度に取崩すことで財源を調整し、計画的な財政運営を行うための基金ですが、平成8年度の2億3500万円を境に、年々積立額を増し平成27年度末では12億900万円の見込みとなっております。積立額を増してきた理由といたしましては、今後予定される恵寿荘・診療所及び新冠小中学校等の公共施設の建替えに伴う一般財源として取崩し費消、及び公債費が増加した際、減債基金に組み替え費消することを目的に積み立てており、今後、公共施設の整備が開始された際、町民の負担が増とならないための積立てであることをご理解願います。また、予算編成におきましては、「公債費の減額に努める」「起債の借入は、優良債で、かつ最小限に努める」を念頭に、財政運営に努めており、限られた予算の中で、誰もが安心して暮らせる、住み良いまちづくりのために、今後も福祉施策等の充实を図ってまいりたいと存じます。

再質問 9番 武藤勝圀

今の話、わかるところもありますけれども公共施設の建物だとかであれば、その特定目的である訳ですから、全部項目を起こしてとはなりませんけども、大きいものはそれでやるべきで、ほかの部分は財政調整基金ですので、自由に町民生活の向上とか、いろんなそういうことで使うべきでないかと思うのです。实際上その労働者あるいは年金生活者の生活を見ますと、最近の景気低迷等でやはり給料は上がらん。年金生活者もだんだん削減されてきている。あるいは生活保護を受給されている人も暖房費を削られたり、扶助費が削られてきていることで大変厳しい状況にあって、先ほども言いましたように国保税も、昨年私一般質問した時は大体20%ぐらいの滞納率だったのですけども、最新なのは大体15%ぐらいと把握していますけれども、そういうような状況がありますので、やはりそういう町民生活を尐しでも苦難を軽減する立場でやる必要はあると思っております。国保税も約1000世帯ちょっとですから、1000万円ぐらいの予算で1世帯辺り1万円の値下げは可能だと思いますし、先ほど給食費の問題も出ましたように、平成28年第1回定例会新冠町議会会議録第3日 (平成28年3月15日)そんなに多額なお金でないと思いますので、そういう活用をぜひ検討すべきと思いますけども、その点の見解を伺います。

答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)

おっしゃる意味はよくわかります。大変厳しい状況の中で、貯金などしている余裕はないのではないかと。そういうことはよくわかる訳でございますけれど、現在新冠町の基金の状況は、27年度末見込みで、全部合わせまして22億ぐらいの基金になってございます。これは管内的に見ると尐ない額でもないと思いますけれど、多い訳でもないなと思っております。新冠町も一時はもっと、残高があった時期もあります。またもっと尐なかった時期もあります。やっとここまで回復したかなという思いでおります。ただそういった中で財調がどうしても目立つような状況になる訳でございますけれど、先ほど申し上げましたように、公共施設の整備がある訳でございまして、施行方針で申し上げましたけれど、28年度で今ある公共施設をどのように今後利用していくか。それを全部見直すこととしております。建て替えの必要なものもたくさんございます。これからどんどんそういった取り組みをしなければならない訳でございます。本来ですとそういうこの財調ばかり積むのではなくて、公共施設整備の基金というものを別に持っていく必要があるなという思いもしております。それらの公共施設の整備に費消するという意味でございますけれど、以前はそういう基金を持っていたこともあるのですけれど、それを整理いたしまして、財調に一本化しているところでございます。ご提案のありましたように、これを使って国保税の負担を下げるあるいは給食に使うというのは、それはやはり継続的に今後とも、それを続けていかなければならない訳でございまして、基金は使えば使うほど減っていく訳でございますから、今年費消して使って、来年はそうしないで値上げするというようなことにもなってしまっては、非常に町民の方々も不信感を持つと思いますので、そういう意味で基金を使うことは、臨時的に何か起きた時にはそれに対応して、費消するというのはよいのですけれど、この基金の財源として今後ともずっと負担が出て来るようなものに基金で使うというのは、私は適当でないかなという思いをしているところでございます。いずれにいたしましても、財調に多額の基金として積み増ししていくことは私もどうかなと思いますので、それぞれ目的を持った基金にしていく必要もあるかなと思っております。その場合に、どの程度の財政調整基金が望ましいのか。その辺につきましても今後十分検討してまいりたいと思っているところでございます。やたらに貯金を増やしていけばよいものでもございませんので、その辺は十分把握しながら、推進をしていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

再々質問 9番 武藤勝圀

今、総合戦略ということで、まちづくりということで、主に目を奪われているのは人口をいかに増やすことに重点が移っているような感じがするのですけども、私は人口増やすのもそうですけども、新冠に住んでよかったと言えるようなまちづくりを進めていくことが大事だと思うのです。そういう点で給食費だとか国保税だとか、平成28年第1回定例会新冠町議会会議録第3日 (平成28年3月15日)やはり新冠に移りたいだとか、住んでいてよかったというような施策を、町民に寄り添った施策をやれば新冠はよい町だということで、人口も増えるし、定住ゾーンも増えていくきっかけにもなると思いますので、さっき言ったようなことも含めて、よかったまちづくりのためには、ぜひいろんな手立てはあると思いますけども、それも含めて、この基金を有効に活用していくと。そういう点で、今求められているのは町長のそういう政治的な判断でないかと思うのです。例えば、給食費にしても、国保税にしても、ですからそれを含めて、そういう他の町民からもうらやまれるような施策をやって活用すべきだという点で再度見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)

人口の問題もございましたけれど、人口ビジョンでもお示しのとおりでございまして、新冠の人口が今後も増えるというのは、非常に難しい状況でございますので、いかに人口減尐に歯止めをかけるかというような形かと思っておりますので、今お話がございましたように、新冠に住んでいただきたいと、そういう施策は積極的にやらなければならないと思っているところでございます。先ほどのご答弁でも申し上げましたけれど、誰もが安心して暮らせる住みよいまちづくりのために今後も福祉施策等の充实を図ってまいりたいと申し上げましたけれど、新冠町に住んでいてよかったなということの思えるまちづくりを今後とも進めていきたいと思っているところでございます。以上です。

出典:新冠町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月15日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる