新冠町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月22日
マイナンバー制度について
2015年6月22日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「マイナンバー制度について」質問し、町長 小竹國昭が答弁しました。
- 質問者
- 伹野裕之 議員
- 答弁者
- 町長 小竹國昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 伹野裕之
4番伹野裕之です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、マイナンバー制度について質問いたします。国民に割り当てる個人番号を金融機関への預金口座にも適用するマイナンバー法改正案と個人情報の不正利用を防ぐ個人平成27年第2回定例会新冠町議会会議録 第2日 (平成27年6月22日)情報保護法改正案が衆議院本会議で可決され、今月中にも参議院で可決・成立する見通しとなっています。来年1月のマイナンバー制度の開始まで半年余りとなる中、国民の認知度はまだ低く、企業の対応も進んでいない実情となっています。マイナンバー制度は、主に納税などの手続で活用され、今年10月から番号の通知カードが全国の世帯に送られます。来年1月から実際に行政手続などで番号が活用され、希望者には顔写真が付いた個人番号カードが配付されます。政府は社会保障・税制度の効率性・透明性を高めるための制度としてマイナンバー制度を運用しようとしています。その内容は次のようであります。行政機関が情報を共有しやすくすれば、児童手当などの社会保障で必要としている人や受け取る資格のある人を判別できるようになる。同時に脱税や生活保護の不正受給などを防ぐ狙いもあり、改正法案には個人資産の把握のための制度を任意で預金口座にも適用することが織り込まれている。また、町民が役場などの行政機関でいろいろな申請手続をする時、必要な書類が減り、厚生年金の請求ではこの番号を示せば住民票などは提出しなくても済む。乳幼児が受けた予防接種の記録も保管し、引っ越し先の市町村に引き継げるようにする方法で準備を進めている。2017年1月から始まるマイポータルというインターネットサービスでは、パソコンやスマートフォンで自分の個人情報が不正に照会されていないかも確認できる。社会保障の案内が届くほか、自分の年金保険料納付状況などの情報を調べることもできるようになる。今年10月から番号が通知され、所得税や住民税の手続のため会社員や公務員などは勤め先に本人と家族の番号を伝える必要があるというようなことです。これらの内容をマイナンバー制度運用が間近に迫っている中、何人の町民や事業所が正確に理解しているのでしょうか。昨年9月の定例議会での私の一般質問で、町民に対する周知は、国の対応指示に遵守するとのことでした。このように町の対応も国任せということで、町民の認知度に関して、どの程度認知されているのか。現状把握はできているのでしょうか。私の周りではマイナンバー制度開始が10月に迫っていることを認知している町民が数尐ないのが事実です。4月から新年度が始まり、総務省関連でテレビCM、新聞等の広告での周知活動が一時的に見られる程度でした。最近では目立った広報活動も見られず、マイナンバー制度に関して見聞きする機会も尐なくなっています。幸か不幸か、年金情報流出事件関連でマイナンバー制度を認識することができた人もいたことでしょう。いずれにしても、国の周知方法は手ぬるい状況にあると思います。帝国データバンクが今年4月に実施し、企業1万720社から回答を得た調査では、マイナンバー制度への対応が完了したと答えた企業はわずか0.4%で、対応中も18.7%だった。制度を理解している企業は約4割にとどまり、認知度の低さが影響していると分析されている。町は、国の広報活動主導に頼ることなく、町独自の広報活動で制度の周知徹底を図るべきではないでしょうか。番号の漏えいや個人情報の不正流用に対する国民の不安が強い中、日本年金機構の年金個人情報流出が発生し、マイナンバー制度導入前に国民の不安も高まっています。政府が今年1月に実施した世論調査では、マイナンバー制度への個人情報の扱いで、最も不安に思うことは情報漏えいやプライバシーの侵害が32.6%。不正平成27年第2回定例会新冠町議会会議録 第2日 (平成27年6月22日)利用による被害が32.3%と上位を占めている。情報管理が甘いとマイナンバー入りの情報を誤って外部に送信したり、不正アクセスで番号情報を抜き取られたりする危険性も高まります。漏れたナンバーはなりすましなどに悪用される恐れがあり、同様の制度があるアメリカでは他人の年金を不正受給する事件が多発しています。また、韓国でもインターネットを通じた番号の大量流出事件も起きています。政府は番号の暗号化などの対策を実施するとして、国民の不安解消に努めてきたが、個人年金情報流出を受け、マイナンバーを扱う団体を総点検し、窓口となる市町村への指導も徹底するとしています。制度への企業の対応状況を調べた帝国データバンクも従業員の番号を管理することとなる企業側は、制度をよく理解して対策を進めることが迫られるとしています。一方、甘利社会保障等税の一体改革担当相は、今月1日の記者会見で、年金情報とマイナンバーの個人情報は独立した別の機関が管理しており、ファイヤーウォール、安全隔壁もひかれているので、今日の問題がマイナンバーの情報流出に直結することはないと強調しています。しかしながら、国民の不安は根強いものがあります。安心安全なまちづくりをめざし町民に優しい行政として、番号の漏えいや個人情報の不正利用に対する町民の不安を払拭する上でも、町民一人一人に対して、丁寧な対応が求められます。町としての制度導入スケジュールの詳細な説明を求めるとともに、制度周知の徹底を図る最善の対応策。そして制度の運用に係る情報管理体制を示していただきたい。町長の所見を伺います。
答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)
「マイナンバー制度」に係る町民周知に向けた取組みについてお答えします。本年10月5日に番号法が施行され、10月以降各個人のマイナンバーを通知する「通知カード」が全世帯に郵送されて来ます。その後、マイナンバーカード交付希望者は交付申請をしますが、それらマイナンバーに関する諸手続きについては、政府ホームページを中心に広報されていますが、町民が制度認識するには至っていないと感じているところです。そのため、10月以降に郵送される通知カードの役割等を町独自で町民へお知らせする予定であり、またご質問の中にもありましたが、法人のマイナンバー制度への認識と対応は、不十分であると思われることから、町は関係機関の協力を求めながら事業所向け説明会等を開催したいと考えています。マイナンバー制度は、平成28年1月以降の希望者へのマイナンバーカードの交付、平成29年1月国の機関の間での情報連携、同年7月の地方公共団体を含めた情報連携の開始というマイナンバー制度の機能そしてサービスが変わる機会がいくつかあります。その変更内容についてもその都度、町民向けの周知を行い、円滑な制度利用につながる取組みを進めたいと考えています。マイナンバー制度のセキュリティに関しては、先の一般質問でも答弁したとおりですが、日本年金機構の個人情報流出事件は、マイナンバー制度のセキュリティ面における不安を引き起こしたことと思います。政府は事件後マイナンバー制度におけるセキュリティ対策の見直しを実施し、システム上の安全確保に万全を期すとしています。マイナンバー制度におけるシステム上の安全確保は国によるところですが、地方自治体においてもサイバー攻撃への危機平成27年第2回定例会新冠町議会会議録 第2日 (平成27年6月22日)感をこれまで以上に持つべきと考え、インターネット環境にあるパソコンの分離、個人情報取扱いにおける注意意識の向上、また職員のコンプライアンス意識の向上等をこれまで以上に徹底することで安全な利用環境の構築に努めていく所存でございます。以上でございます。
再質問 4番 伹野裕之
今の答弁十分理解できました。そこで1点なのですけども、10月から通知カードが送られてきますがこれは、国が直接、全国の世帯に送るのか。また新冠町においては町が責任を持って送るのか。どのような形で送られるのか答弁をお願いします。
答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)
これは町は介さないで、国から直接個人の方に送付されることになっております。
再質問 4番 伹野裕之
町を通さず国からということなのですけども、国の方はこれは郵送なのでしょうか。どのような形の郵便物で送られるのでしょうか、詳細な説明を求めます。
答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)
郵送で簡易書留で送られることでございます。