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南幌町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日

あいるーとの利用促進について

2025年12月9日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「あいるーとの利用促進について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
熊木惠子 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 熊木

2問目はあいるーとの利用促進について、これも町長に伺います。オンデマンド交通あいるーとの運行が始まって4年が経過し、利用された町民からはなくてはならない足の確保として大変喜ばれています。令和5年第4回議会定例会で質問し、回数券の発行や町内のイベント時の運行、介護の介添え者の利用料金の設定など、改善も見られさらに利用が促進されています。あいるーとのアンケート結果によると、利用しての満足度は高く評価する声があります。利用料金については、ちょうど良いと回答した方が70%となっていますが、高いと感じる町民も22%います。前回も質問し、料金について引き下げは考えていないとの答弁でしたが、1回の利用料が300円で往復600円、さらに1日何度も利用する場合は負担が大きいとの声があります。確かに、町の財政負担が大きいことは承知していますが、小中学生の習い事の交通手段、車を持たない町民の交通手段、高齢者の外出機会の交通手段として、料金の引き下げを考えることが求められていると思います。現在利用していない町民にとっても、将来の交通手段として存続することが必要であり、全町民の大切な交通手段として考えるべきではないでしょうか。そこで次の3点について伺います。1つ、利用料金を100円にできないか。2つ、シルバーパスや定期券の発行の考えは。3つ、1日券など利用体系の見直しで外出機会の促進につなげる考えは。以上です。

答弁 町長

あいるーと利用促進についての御質問にお答えします。1点目の御質問については、令和3年度の運行開始以降、あいるーとに係る人件費や消耗品費、燃料費などの運行経費は、年々増加している状況です。今後も運行を継続していくためには、受益者負担と町の負担により、現行の料金体系をいかに維持していくことが重要であると考えます。また、本年2月に行った利用者への聞き取り調査では、運賃については、安いまたは普通と回答された方が92%、高いと回答された方は8%という結果と、昨今のバスやタクシーをはじめ、各交通機関が運賃を値上げしている中で、料金を引き下げる状況にはないと考えます。2点目及び3点目の御質問については、令和6年度より回数券と介添人の運賃割引を導入していることから、シルバーパスや定期券、1日券などの料金体系の見直しは考えていません。また、ボランティアフェスタを初めとする、町内で開催する各イベントに合わせた運行や介添人の割引制度により、高齢者などの外出機会の促進につながっているものと考えます。

再質問 熊木

再質問を行います。今回このあいるーとについては2回目なんですけれども、質問を組み立てて、いつも予想される答弁を自分で予想します。そういう中で、見事予想どおりでした。確かに今町長言われたように、ほかの公共交通とかいろいろ値上がりしている中で、今の運賃は妥当というような答弁でしたけれども、私、見方をちょっと変えてみる必要があるんではないかなと思います。財政負担、それが大きいというのは、前回も答弁で、今回もそういうことで、なんですけれども、ちょっと質問の中でも言いましたけれども、やっぱり今オンデマンド交通が利用開始されて4年たった中で年々利用率が上がってきて、本当に町民、利用されている方にとってはなくてはならない足で、すごく感謝されていると思います。それで高齢者のみならず、子どもの塾とかそういう習い事にも利用されたり、アンケートを見ますと30代、40代の方も利用されています。その方たちは、細かく聞き取りはされたかどうかちょっと分からないんですけども、利用されている方にちょっと1人、2人お話を聞きました。そしたら、以前は車、家に2台あって、それぞれ夫が乗って行っても自分は車でパートに行ったりいろいろできた、だけれども、経済状況が厳しくなって、車が手放さざるを得なくなって、日中の外出は本当に自転車か歩いて行くかぐらいしかないと。そこにあいるーとができて、すごく非常に助かっているというお話でした。そういうふうに考えると、1問目の質問の中でも言いましたように、私は年代ごと、だから、全町民にとって必要な足というふうに考えたときに、そこに財政措置をするということの割合というのを私は増やしていくというのは妥当な考えではないかなと思います。今現在利用されていない方も、もう少しで免許返納して利用するという方も、あとその30代、40代の方とかも、将来的には利用するかもしれないという方にとっては、何とかあいるーとを存続してほしいというのはアンケートの中にも書かれていましたし、いろいろこう意見とか聞き取ったときにも、そういうのがあります。ある方は、あいるーとは、町で考えて、最高の町民に贈物だという言い方をされていました。だからこんないい施策をしているんだったら、もっともっと利用しやすくということを考えたらどうかというお話でした。先日ちょうど伺った方は、まだ南幌町に引っ越してこられて3年だという方なんですけれども、たまたま東町に住んでおられて、その方は、たまたまバス停が近い。それで、バスで、エーコープに行ったり、用事を足す、片道バスは170円だそうです。それで、それに比較しても、自分は、決して経済的に困窮しているわけでもないというような方でしたけれども、やっぱり300円というのは高いんじゃないかというような感想をお持ちでした。その辺を考えていくと、考え方を変えると先ほど私言いましたけれども、こんなに喜ばれている事業を、もう少し予算を入れて太らせて、もっと利用しやすいようにするということを、町の施策として本当にやっていくべきではないかなと思います。そこが町長とちょっと意見は違うんですけども、その辺についてはどのようにお考えか、ちょっと伺っておきたいと思います。ドア・ツー・ドアとして導入されています。そして、評価するのは先ほど言っているように評価は本当にしています。引下げは先ほどから考えていないという答弁だったんですけれども、仮にですよ、仮に70歳以上の方を100円に引下げた場合、100円にした場合の現在の利用者数で考えたときの財政負担の額とか、それから200円にした場合の負担額とか、そういうのを試算とかされたことがあるのか。あくまでも300円で決めて今やっているので、そこから一歩も譲らないという考えなのか、その辺を私はぜひ、検討して、可能であれば下げていくという方向を考えるべきだと思います。全世代が使うというところの中に、もう一つは、高齢者がやはり多く使われています。高齢者の方にお話を聞くと、最初は300円で高いと思わなかった、だけれども便利だから、何回か出るうちに、対応もすごくいいので、やっぱり利用する、だけども、年金は下がって物価が上がって、手元のお金は増えていく予定は全くないので、そこで往復600円プラスまたはどこか寄ったらというと900円かかってしまう。そうなると、やっぱり外出の機会を減らさざるを得ないということでした。私は高齢者だけでないですよ、高齢者がやっぱりもっとこう町に出ていろんな事業に参加して、それから買物だとか温泉だとかもゆっくり利用しながらすれば、コミュニケーションをどんどん図ったり、そういうことで、健康の増進、そういうことにもすごくつながると思います。ですからすごく大事なことだなと思っています。また、シルバーパスとか敬老パスの導入ということも考えていないということでしたけれども、高齢者の社会参加ってやっぱりすごく大事だと思うんですよね。今まで何度か私も質問の中で言っているんですけれども、今新しく人口が増えて移住されて来られる方がたくさんいますけれども、もともとは南幌町の礎を築いてきたその高齢者の方たちがしっかり税金を納めて町に貢献して来ています。そういう人方がやっぱり自分たちも町から大事にされていると思えるような施策の一つとしては、これは本当に有効な政策だと思いますので、ぜひ今後、そのサービスをもっと向上させるようなことを考えていただきたいなと思います。あともう一つなんですけれども、予約の方法とか、その導入時にですね、予約の方法、それから相乗りを中心とするというようなこととかが、盛り込まれました。そういう意味では今、どのようになっているのか。現金とか、回数券にしたことで、そういうのも多いと思うんですけれども、それが導入時の目標というかそういうのを達成されているのか、その辺をちょっと伺います。あと、懇談会で、エーコープなどでバスを待っているときに、特別待ち合いスペースがあるわけではないので、バスが来るのを今か今かと待って、フードというか、100円ショップの近くのところで皆さん待っておられます。暖かいときは外に出て椅子とかもないので、階段のところに腰かけたりして待っているのを見かけます。やっぱり不便だという声もあるので、その辺、せめてその辺はベンチを置くとか、何か対応とか考えるべきではないかなと思うんですけども、その辺についてはどのようにお考えか伺います。

答弁 町長

熊木議員の再質問にお答えをいたします。町の施策として財政割合の割合を増やすべきでないかということでございますけども、やはり事業の自立性、または将来続けていかなければならないということを考えますと、やはり利用者に対しても応分の負担は求めるべきだと思いますし、その受益バランスが、私は大事であるというふうに考えてございます。それと、今現在の利用者数でございますけども、開始当初は、1日当たり30.9人でございました。令和5年が1日当たりですね、43.7人、それで、今年については51.5人ということで、徐々に認知度も上がって、順調に推移しているのではないかなと思っております。その利用者の8割が70歳以上の高齢者でございます。それと料金の関係でございますけども、以前も申し上げましたけども、当時300円。バス料金の設定でございますけども、路線バスの1区間が170円。巡回バス、当時の巡回バスが200円。タクシー初乗りが550円。それらの料金のバランスを踏まえて300円に設定したものでございまして、私は妥当であるというふうに考えてございます。なお、現在のバス料金でございますけども、3事業者入っておりますけども、170円から240円。タクシー料金は600円に値上がりをしてございます。それでこの事業の収支でございますけども、事業者への委託料、今1,583万1,000円です。燃料費、通信費、車両維持費のかかる経費が196万6,000円。配車システムの使用料が132万円。合計で1,911万7,000円が事業費の総額でございます。これに対しまして、利用料金が240万5,000円で、事業費の割合からしますと12.6%、国庫補助金が317万8,000円。事業収入の合計額が558万3,000円。この差引き1,353万4,000円が、事業費に対して71%ですけども、これが町負担という形になってございます。なお、いろいろ1日券とかシルバーパスとかというお話もございましたけども、昨年より回数券の発行、介添人の運賃割引、それとイベント時の運行など、サービスの拡充を図っているところでございます。それとアンケート調査でございますけれども、議員言われるように、安いが8%、ちょうど良いが70%の回答でございました。また今年2月に実際に乗っている利用者に対しての調査、いわゆる乗り込み調査を実施しました。安いまたは普通が92%、高いが8%で、現行料金をほぼ肯定する回答をいただいているところでございます。さきの行政懇談会でも1件の質疑といいますか要望がございました。町内のカフェに行きたいんですけども、往復で600円かかるが安くならないでしょうかというようなお話でありましたけども、各交通機関の料金体系や事業収支などを話をしたところ、御理解をいただいたものと考えてございます。それと、ドア・ツー・ドアで現在実施しております。本町含めて道内では4自治体で実施をしております。1回の運賃につきましては、1自治体が200円、本町を含めそれ以外の3自治体が300円以上の設定でございます。運用については、各町それぞれでございますけども、免許証の返納チケットや福祉ハイヤーとの併用、または回数券、介添人の運賃導入など、本町の運用は先進しているんではないかなと思ってございます。運賃300円を100円にできないのかということでございますけども、またはその試算はされたことがあるのかということでございますけども、これ人数を掛ければすぐ出るものですから、それについては、おおむねの数値については把握してございます。現在、先ほど言いましたようにバスやJR、タクシーなど各交通料金の値上げが続いております。また、近年の人件費上昇や諸物価の高騰を考えた場合、値上げというよりも、いかに現行の料金体系を維持した中でサービスを継続するかが重要ではないかなというように考えてございます。また、外出機会の確保でございますけども、現在、高齢者を中心に需要が伸びております。また、イベント時の運行や介添人の運賃割引などで外出機会の確保につながっているものと考えてございます。それと、待ち合い、エーコープなんかにベンチを置いたらいいんじゃないかということでございましたけども、これについては、今後検討させていただきたいというように考えてございます。以上です。

再々質問 熊木

再々質問を行います。どこまでいっても、料金のこととか改善というところでは、なかなか町長と一致することができません。残念です、すごく。私は、赤ちゃんからお年寄りまで全ての町民にやさしいまちづくりというのを町の柱に据えて行政運営をすべきだと考えます。そういうことがやっぱり盛り込まれる総合計画となるのを望んでいます。それで、今、財政のこといろいろあって、私は逆にですよ、町の財政措置をあいるーとにプラスするということは、多くの町民の利益に値すると考えます。ですから思い切った予算をつけるべきではないかなというふうに質問してきました。そこがなかなかかみあいませんけれども、でもやっぱりこれからもやっぱり町民の皆さんからはいろんな意見が出されると思います。満足しているのは皆さん満足しているんですけれども、やっぱり経済というのは毎日の生活ですから、そういう中で占める割合が大きくなればなるほど、やっぱり外に出たくても出られないという方が多く出てくると思います。そういう意味で、ぜひ考えていくべきことだなと思っています。ちょっと前後したんですけれども、将来的には、アンケートとかにもあったように、例えば土日の運行だとか、近隣の駅に結ぶこと考えてほしいというようなことも出されています。交通弱者を救い、今移住して来られた方たちも、将来も町を離れないでそのまま定住につながるというようにすることは、令和4年、5年に人口が増えて減って、今人口伸びています。だけれども、同じようなことがまた起きるのではないかという危惧は、役場職員の方も思っているでしょうし、私たちも、また町民も皆さん思っています。何を言いたいかというと、今、公共交通を減便されて、せっかく南幌町に移ってきて、高速バスに乗って札幌とか仕事に行く方が、これ以上減便されたり夜の待ち時間が長くなったりすると、せっかく定時で仕事終わっても、なかなかバスの待ち時間が多くて、そういうことだとやっぱり町にそのまま住み続けられないというような声がもうぽつぽつと出ています。そのような声にやっぱりしっかり向き合っていかないと、同じようなことになってしまうと思うので、その辺は町としても、きっと恐らく考えていらっしゃると思うんですけども、そこについてのお考えもちょっとあれば伺いたいと思います。それから、もう一つです。はれっぱのことを出してちょっと恐縮ですけれども、はれっぱをつくるときのまちづくりのコンセプトとして、30年後も子どもの笑顔が輝くまちとうたっていました。私は、人口増加している今だからこそ、しっかり未来を見据えた方向を考えていくべきではないかなと思います。ちょっとかみ合わないところはあるんですけれども、是非とも、令和8年の予算及び町長の執行方針の中に町民の声を応えるというような内容の執行方針なり、それから予算になることを期待しています。

答弁 町長

ちょっと御質問の趣旨と私のお答えとちょっとかみ合うかどうかなというような懸念もございますけども、利用者にとっては安いほうがいいと思うのは当然だと思います。やはり先ほども申し上げましたけれども、利用者の方の応分の負担を考えますと、また、他市町村と全道的にも比較しましても、現行料金体系は妥当であると、また、アンケート調査から見ても妥当であるというように私は考えてございます。それと、あいるーとの運用につきましては、現在も細部の運用をしながら進めてございますけども、これからも町民の声を聞きながら運用してまいりたいと思ってございます。それと、外出機会の促進でございますけども、現行の利用料金を下げて外出機会を確保するのではなくて、今の物価高、経済情勢、今後の事業性、受益者負担これらを踏まえながら、現行の料金を維持しながら需要拡大を図っていくということが私大事であるというふうに考えてございます。あいるーとの今課題といいますか、いろいろ言われましたけれども、私が思うには、相乗りの利用率が上がらないと。この利用率をいかにして上げていくのかというのが今後の課題ではないかなと思ってございます。いずれにいたしましても、今後もアンケート調査なり、町民の声を広くお聞きしまして、要望にも耳を傾けまして、皆さんが、認めてもらえるような、あいるーとの運行を目指してまいりたいというように考えています。

出典:南幌町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる