南幌町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月6日
あいるーとの利便性向上を検討しているのか
2025年3月6日、南幌町議会の一般質問で、西股裕司議員が「あいるーとの利便性向上を検討しているのか」について質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 西股裕司 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 西股
2つ目のほうに移ります。あいるーとの利便性向上を検討しているのかということです。南幌町のオンデマンド交通あいるーとは、現在(株)未来シェアのSAVSというシステムを導入しています。南幌町の導入したシステムでは、ドア・トゥー・ドアでの運行、当日予約もできることなど、他自治体のオンデマンド交通に比べると利便性の高いシステムとなっています。現在、日本版MaaSといわれるシステムは、NTTやJR東日本などでも、特徴のあるシステムを開発し、いろいろな地域で導入されている状況です。あいるーと運行以来、町民の足として大変喜ばれている一方で、あいるーとへの要望も多岐にわたって増えている現状を踏まえ、町長に伺います。1、町民のニーズに応えるような、他のシステム等の調査は行っているのか。2、オンデマンド交通システムを導入している他自治体の状況を調査しているのか。3、利用料金を単に引き下げるのではなく、差別化により町に利益をもたらすような仕組み、例えば町施設を介して町内で買い物をする場合等の利用料金割引やスマホ予約した場合の利用料金割引等についてどのように考えるのかということで、町長に伺います。
答弁 町長
あいるーとの利便性向上を検討しているのかのご質問にお答えします。1点目及び2点目のご質問については、本町が導入している株式会社未来シェアが提供する乗合配車システムSAVSは、本町が実施するドアツードア型のオンデマンド交通の運行形態に、最も適しているシステムであると考え、導入しています。本町のデマンド交通については、他自治体に先駆けて運行していることから、他のシステム等の状況調査は行っていませんが、今後は、他自治体の事例など情報収集してまいります。3点目のご質問については、現在の運行経費の増嵩などの影響から、利用料金の引き下げは難しい状況にあります。また、利用者の多くを占める高齢者にとってわかりやすい利用料金の設定が必要であることから、割引制度導入の考えはありません。なお、運行の効率化を図るため、スマートフォンからの予約の拡大に向けた周知など、普及促進に取り組んでまいります。
再質問 西股
再質問させていただきます。このシステム自体は本当に良いシステムだと思っています。ただ、いろんなところの、先ほども質問の中で言っているんですけれども、NTTやそういうところもですね、それを一応、もっともっと良いシステムをつくっているというような形になってきていますので、それを取り入れるということはできるのかなと。一部地域では、JRのシステムとSAVSが一緒にやっているというのもありますので、そういうところも見ていただきたいなというふうに思っています。私が利便性といっている部分は何かというと、やはり、決済の関係です。今、現金と回数券、それにあわせてWAONカードでやっているんですが、WAONというのは高齢者にとってみて、買い物を町内で使うケースがないんですね。ですからそういうふうになってくると、ほかのPayPayですとか、交通系のカードですとか、そういうものも使えるような形というのは組めないのかなと。そういうことによって、また良いこともできるのかなというふうに思います。ですからそういうことで利便性も高まるんじゃないだろうかというふうに思います。そこらもやはり未来シェアのほうと協議できる場を持っていって、少しでもステップアップするような形でやれないのかなというふうに思っています。ですから、単に今良いからそのままでいいんだというんじゃなくて、もっともっとどんどんどんどん積極的に良いものを取り入れていっていただきたいというのが私の思いです。3点目の関係で、運行経費の関係は、割引きできないよという話なんですが、私は割引きしてくれだとかそういう話はしていないんです。何かというと、例えば病院に行った時の料金半額だけは、病院のほうから負担できないのかという話なんです。ですから、これについては中富良野ですとかそういういろんな自治体の中でですね、そういうのも取り入れながら運行しているというのもあります。ですからそういうふうにすることによって、例えば病院の外来の増につながるよということになれば、これはまた違うんじゃないだろうかと。病院のほうも患者数が増えればそれだけの収益が上がってきます。1人当たりの300円の経費がプラスになる可能性も高いんじゃないだろうかというのが狙いです。ですから、そういうようなものを少し考えながらですね、いろいろな形で利便性を高めていっていただきたいなと。それともう一つは、この部分はスマホから予約するんだということであれば、スマホのアプリを入れて簡単にぽんぽんぽんとやって、予約できるシステムだって入れられないのかと思うし、それともう一つですね、スマホからそうやるんであれば、スマホからやるんだから50円くらい値引いてやろうかというのもあり得るかもしれない。それともう一つは、スマホばっかり言っているんですけれども、そういう、ちょっと忘れました。すいません。そういうようなところをどんどんどんどん取り入れていっていただきたいと。SAVS自体が今、全国で120か所くらいですか。導入されてやっているわけですから、それのいろんな情報というのを見ながら、南幌にあうものを取り入れていくというのも必要なんじゃないかなというふうに思います。で、最大の問題は何かといったら、相乗りが基本だよと言っていて、これは1人乗りでですね、あの大きいワンボックスの中に1人乗りで走っていくというところが、一番経費がかかっているのかなというふうに思います。ですから、いかにして相乗りをできるのかというようなこともいろいろ検討していっていただければなというふうに思います。
答弁 町長
あいるーとの件につきまして、お答えをいたします。いろいろ今、利便性の向上ということで御意見をいただきました。現在1日の平均利用者数は、令和3年度30.9人、令和4年度39.6人、令和5年度43.7人、令和6年度45.4人と、1日当たりの利用者数ですけれども、堅調に推移していると思っております。登録者も、令和3年度338人、4年599人、5年678人、6年2月末現在で855人ということで、町民の周知もされてきているものと思っております。利用目的でございますけれども、買い物が36%、通院が19%ということで、利用目的もそのような形で、大体がそういう流れで来ているのかなと。事業収支につきましては、利用料金と国庫補助金を差し引いたものでございますけれども、令和4年がマイナス1,223万6,000円、令和5年間がマイナス1,329万2,000円、令和6年度の見込みはマイナス1,475万6,000円ということで、利用者数が増加しておりますけども、それ以上に経費の増嵩が進んでおります。アンケート調査を昨年2月、広報のアンケートとウェブアンケート、加えて、乗り込みアンケートを行いました。満足度では、満足・やや満足が91%、それと運賃では、安い・ちょうど良いが78%。このことについてはある程度肯定をいただいているのかなと思います。予約方法でございますけれども、電話が92%で、インターネットが8%という状況でございます。これはやはりもう少しこの辺を効率化を図らなければならないということで、スマホ予約ですとかそういうものの利用促進に努めていかなければならないというように考えてございます。それと、サービスの向上面、利便性の向上面でございますけれども、今いろいろシステムのことを御意見いただきました。これからそのような、我々先進的に手がけてきたつもりでございますけれども、これから先進的事例も出てきておりますし、そのようなことを考えれば、次のステップに向けた情報収集をしていく必要があるのかなというように考えてございます。PayPayだとか、そういうような、また、利用についても検討していく必要があるのかなと思っております。それと、例えば病院に行って次の所に行くというようなことで、それを病院の会計の中からというようなことの御意見もありましたけれども、ちょっとこう、先進事例はあるようですけれども、そういうことについては十分慎重に進めなければならないということで、今すぐできるのかというのはなかなかちょっと申し上げられないかなと思っております。なお、本年度より回数券ですね。300円券、100円券を出して、そういう利便性の向上も図ってございます。また、イベント時の運行ですとか、介添人の料金割引ということで、町民のニーズに沿うような形で進めているつもりでございますけれども、また今後ニーズ調査などを行いながら、さらなる次のステップに向けて検討してまいりたいと思ってございます。
再々質問 西股
再々質問させていただきます。最後の関係なんですが、やはり病院を介した中で半額を負担するようなイメージというのは、一番効率がいいのかなと。特に病院に患者数が増えるということになってくると、町自体でもやはりいい感じになるんじゃないか、病院にとっても非常にプラスになるんじゃないかなというふうに思うんです。ですから、300円の経費の中で済むのであれば、4月からでも取り組めるような形になるわけですから、そういうのはどんどん進めていっていただきたいなというふうに思います。とにかくやはり病院も患者数が減るということをいかにして抑えるかということになってくると、このあいるーとを利用する中でうまくやるというのも、やはり一つの手だと思うんです。ですからこれについては十分検討して、早期に実現できるような形で取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。
答弁 町長
今の病院料金の関係でございますけれども、やはり高齢者にわかりやすいシステム、公平感のこともそうでございますし、慎重に進めなければならないというように思っております。