南幌町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
子どもの読書推進について
2024年12月11日、南幌町議会の一般質問で、佐藤妙子議員が「子どもの読書推進について」質問し、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤妙子 議員
- 答弁者
- 教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 佐藤
本日は教育長に1問質問させていただきます。よろしくお願いいたします。子どもの読書推進について。第2期南幌町子どもの読書活動推進計画では、子どもの読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことができないものと示されています。特に、幼少期からの絵本など、読書活動は言葉を学ぶためだけではなく、読解力、想像力、思考力、表現力、感受性などを養い生きる力を身につけるために家庭での役割は重要と考えられており、家庭での子どもへの読み聞かせは、大好きな人と肌を寄せ合い人の声で読んでもらうという行動で、自分は大切にされているという安心感と自己肯定感につながるといわれています。また、情報メディアの発達と普及により子どもたちの活字離れが進み、読書に親しむ機会が減少しているといわれています。しかし、社会のニーズとともに、SNSの情報やデジタルを利用した生活に疲れやストレスを抱えている児童生徒も少なくありません。そのような時こそ本を通して子どもたちに心を養える環境が必要です。また、学校図書の役割には、子どもたちの居場所の提供や、生き生きとした学校生活を送り、自由な読書活動として重要な機能があると考えます。そこで教育長に以下の4点について伺います。1、本町では幼児期からのブックスタートや朝の読書運動、幼稚園、保育園への出張読み聞かせを行い、新入学児童には本を贈るなどの取組を行っていますが、その効果と今後の幼少期における読書活動をどのように進めていくのか伺います。2、家庭での読書環境の充実を図るため、家庭で読まなくなった絵本を回収し、必要な家庭へ提供するなどの考えは。3、デジタル図書の普及など読書環境が多様化する中、子どもたちが自発的に読書し、自己肯定感や充実感、満足感を得られるように、デジタル図書とのバランスも含め、どのように取り組んでいくのか伺います。4、学校図書において、児童生徒の読書への関心を引き出す読書活動をどのように推進していくのか伺います。
答弁 教育長
子どもの読書推進についてのご質問にお答えします。1点目のご質問については、これまでの取組から、ぽろろ図書室の親子連れでの利用者の増加や、子どもたちの読書活動の推進に大きな役割を担っていただいている「読み聞かせサークル」と連携した様々な事業への参加者が増加傾向にあるなど、保護者の読書活動に対する理解が深まっていると感じています。引き続き、主体的、意欲的に読書習慣を身に付けることができるよう取り組んでまいります。2点目のご質問については、ご家庭で不要になった本の活用については、リサイクルブックフェアがその役割を担っていることから、絵本を含めた利用を周知してまいります。また、今年度から、リサイクルブックフェアで活用されなかった本や除籍図書の一部を、いつでも自由に持ち帰りができるよう「リサイクルブックコーナー」を開設し、本の再利用環境の拡充に努めています。3点目のご質問については、デジタル図書は、いつでもどこでも利用できる反面、端末や通信環境の整備が必要でありますが、新しい読書の形、選択肢の一つとして、デジタル図書の普及状況や他の公共図書館の活用なども含め、導入の検討を進めてまいります。4点目のご質問については、学校図書室では、図書委員が中心にポスターを制作し本の紹介を行うなどの活動を行っており、本の楽しさを伝え、児童と児童が関りを深めることで読書活動が進むものと考えます。さらに、ぽろろ図書室から小学校の各学年のフロアへの配架により、低学年の利用が増えていることから、来年度より学校図書室への配架について検討してまいります。
再質問 佐藤
再質問させていただきます。まず1点目ですけれども、保護者の方たちの理解が深まっているというお話でございました。本当にいろんな形で、皆さんボランティアとかいろんな形でやっているんですけれども、やっていてどうなのかなっていう、そういう自分たちがやってて本当に子どもたちの役に立っているんだろうかという、そういうお声もありまして、理解が深まっているという話なので、大変安心いたしました。その中でですね、今現在小学校の入学時に、教育長から手渡しで本を贈呈されております。父兄からはですね、子どもの成長を見守る本当に優しい町だという、そういう声も聞いております。今後はですね、中学生の入学時にも導入してはいかがでしょうか。特にこの多感な時期に良い本との出会いが中学生活に影響を与える可能性を秘めていると思いますので、伺います。2点目です。リサイクルブック、また、最近できた古本のですね、再利用。私も1回見たんですけども、ぽろろの通路に本棚がありまして、そこに皆さんが読み終えた本、また、図書室で使わなくなった本を展示しておりまして、自由に持っていってくださいという、そういう取組だったんです。私もすごい良い取組だなという思いで見ていたんですけれども、実際にぽろろに来なければわからないわけですよね。そういう良い取組をぜひやっていますよということを、ぜひ告知してほしいなということと、それとリサイクルブックはもう何年もやっていまして、私も何回も参加させていただいています。その中で、多くの方がいらっしゃるんですけれども、絵本を欲しいと思って来た方が、いつも少ない、もうなくなっているということも聞きまして、そういう部分もありましてね、やっぱり幼児期から絵本を家庭でたくさん読むということが重要だということを言われているんですけれども、絵本は1冊大体1,000円から2,000円ぐらいするんですね。やっぱり高価なんですよ。それで年齢が上がるとすぐ読まなくなってしまうということもありますし、また、それを図書室で借りるにしても、年齢が低いと破いたり汚したりするので、その頃の親御さんたちはやっぱり借りようかな、どうしようかなと悩まれる方も多いと思うんですね。そういうことから、ぽろろに回収ボックスを常設してですね、多くの子どもに提供できるのではないかなっていう。まあ回収ボックスを置いていって、もう自分の家で使わないですよって、もう読み終えたから、どなたかに読んでいただきたいという方に、その回収ボックスに入れていただければいいわけですので、そんなに手間はかからないと思いますのでね、そこのところも検討していただけるのか、再度お聞きいたします。3番に関しては、導入を検討していただけるというお話でしたので、こちらは理解させていただきました。それと4点目なんですけれども、来年度より学校図書室への配架について検討していただくということで、大変嬉しく思っております。それで、今学校図書というのは本当に見直されてきている。まあ今の子どもたちはデジタル化社会の中で、本当に家にいても学校にいても、デジタル化が子どもたちの身辺にあるという中でね、やっぱり学校図書というのは一つの居場所という考え方で、すごく最近考え直されているということが新聞にも載っておりました。それで、読みたくなる環境づくりや工夫が必要だと思うんです。そのために、本来学校司書というのは本当に重要なんですけれども、今資格を持つ教員が大変少なくて、全国的にも定着していないという、そういう現状だそうです。本町においても、従来の教員業務と併用しながら一生懸命図書室業務に携わっていただいております。その中で、今後はもっとですね、学校図書が充実できるよう、連携大学とか外部機関からアドバイスをいただくなど、図書担当の教員が働きやすい環境を考えることが、やっぱり学校図書の環境づくりにも役立つのではないかなと思いますので、その点もお伺いいたします。3点よろしくお願いいたします。
答弁 教育長
佐藤議員の再質問にお答えいたします。ます1点目、ブックスタートプラス、その中学校版というのでしょうか。そのように拡大してはという御質問だったかと思います。まず、これまで教育委員会は、幼児期に絵本の読み聞かせを通して親子のふれあいを高めるブックスタート、それから小学校入学時に子ども自身が読書に親しむきっかけづくりとしてのブックスタートプラス、これに取り組んでいるところです。それで、中学校の入学にあわせてさらに読書に、より自分自身の価値観の拡大だとか、考える力の進化につなげていきたいというこの思いは、私も佐藤議員と同じ思いです。共通の思いであります。中学生という多感な成長時期を考えると、これまで親しんできた本以外にも様々な本に出会って、新しい自分を発見してほしいという願い、これは私も持っているところです。そういうことから、1人1冊というよりは、図書室、これを充実させた中で様々な本に出会ってほしいという思いがあります。ただし、その思いが届かないというようなところも懸念されるところがありますので、これを読んでほしいというメッセージ、その要素を取り入れた配架や特設コーナー、このようなものも取り入れて進めていきたいなと思っております。それから2つ目、リサイクルブックコーナーの周知と、それから絵本の設置の部分でございますけれども、現在のところ、リサイクルブックコーナー、この周知を充実させるということで行って、その中で大人も子どもも同じリサイクルの立場で行っていくということを考え、まず周知のほうを充実させたいというふうに考えております。3つ目、学校の図書室の充実ということでございます。先ほどの中学校版のブックスタートプラスとまた重なるところもございますが、小学校だけではなく、小学校と中学校の図書室、それからぽろろ図書室の連携、これを密にすることによって一体的に管理を行う、そのような図書室運営を充実させる取組を現在計画中でございます。このことを進めて、教員の負担の軽減、それから何よりも子どもの図書の充実、そちらのほうに取り組んでまいりたいと考えております。
再々質問 佐藤
再々質問させていただきます。1点目の、中学の入学時にというお話の中で、今、教育長のほうからそのような御答弁をいただきました。十分に、ブックスタート、またブックスタートプラスとかで、いろんな形でこの町で取り組んでいただけるというのは大変評価しております。その中で、やはり最近中学校でもそういう活動をし出したという、そういう所が何か所か増えてまいりました。そういう部分で、今教育長がおっしゃられたように、いろんな形を通してやってみるということで、その先に中学生の子どもへの本の贈呈ということを、ぜひ将来的に考えてやっていただけたらなと思います。これは要望ですので答弁はいりません。それで最後なんですけども、2番、3番に関しては理解させていただきました。4点目、学校図書なんですけれども、学校図書というのはやっぱり家庭と同様に今後南幌町の子どもの成長において重要な役目を担っていると私は感じています。やっぱり子どもたちはデジタル化社会の中で、南幌町の子どもたちは本当に本を通して豊かな心を持ち続けて成長してほしいなあという、そういう思いで私は今回一般質問させていただきました。先ほど教育長もお話しされておりましたけれども、ぽろろの図書室と学校図書が連携してというお話もありましたけれども、今後進められる小中一貫校の中で、読書推進をどのように連携して、どのような思いで教育長は進めていかれるのか、その部分がありましたらお伺いしたいと思います。
答弁 教育長
佐藤議員の再々質問にお答えします。このような様々な情報が飛び交うこういう時代であるからこそ、論理的思考力を支える読解力、これが必要であり、これを小学校、中学校一体となって進めていくことが大事だと考えております。そのために、やはり図書室の充実、これは大事なものであると。知っている単語だけに注目してわかったつもりにならないように。それからSNS上流されている言葉を考えもなく、受け入れるだけにならないように、時間をかけてじっくり文章と向き合う精読、それから心読による読解力の向上がその一助になると考えております。その中で、現在ぽろろのほうにも子どもたちがたくさん借りに来ているところでございます。ですが、小学校、中学校それぞれで生活している中で、やはりぽろろにある本を読んでみたいという、そういうような希望も聞こえてきていることですから、ぽろろの図書室にある本を小学校、中学校に、そこに配架して、子どもたちがより読書に携わる時間を増やしていければというふうに考えております。特に小学校、中学校本当に大事な時期です。ここは子どもたちの読みたい本のリクエストも取りながら、充実させたいと考えておりますので、今後このように進めてまいります。