南幌町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日
交流人口・移住定住人口の増加と地域の活性化について
2024年3月7日、南幌町議会の一般質問で、星真希議員が「交流人口・移住定住人口の増加と地域の活性化について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 星真希 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 星
それでは、一般質問をさせていただきます。交流人口・移住定住人口の増加と地域の活性化について。現在、全国的に社会問題となっている人口減少と高齢化社会問題に、国をはじめ、多くの自治体が様々な取組や努力を重ねていると思います。そのような状況の中、南幌町は昨年度の人口動態調査において「日本人人口増加率」が全国1位となり、他の自治体からも注目がされました。また、子ども室内遊戯施設「はれっぱ」は開業から多くの方に来ていただき、さらに2月には「企業版ふるさと納税に係る大臣表彰」を受賞するなど、これまでの行政の取組が評価され、大変喜ばしく私も一人の町民としてとても誇りに思いますし、今後のまちづくりにも期待をしているところです。現在、南幌町では移住定住策として「子育て世代住宅建築費助成事業」を展開していることから、これからも移住定住人口増を維持し、みどり野団地の早期完売を目指すためには、地域に不足している人材を担う対策の一つとして、地元の農家をはじめ企業や商業などと協力し、「地域と様々な形で関係を持つ人づくり」を構築することで移住定住のきっかけをつくれるのではないかと考えます。そこで、町が地元の農業・企業・商業と連携し、若者世代や企業・農業関連との関係人口を創出することで、移住定住につなげる考えについて町長に伺います。
答弁 町長
交流人口・移住定住人口の増加と地域の活性化についてのご質問にお答えします。関係人口につきましては、「特定の地域に継続的に多様な形で関わる者」と国で定義され、地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。本町では「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」が描く「30年後も子どもたちといる風景の実現」を目指して、地域資源を活用した観光、イベントや特産品などを通じた本町への新しい人の流れをつくり、将来的な移住にもつながる関係人口の創出、拡大を推進するとしています。現在、これまでの子育て支援策や子ども室内遊戯施設「はれっぱ」の開業などにより、交流人口や定住人口の増加に繋がっています。また、包括連携協定による北海道文教大学の学生や学生地域定着推進広域連携協議会を通じた江別市内の大学の学生に町のイベント、特産品PR、教育支援、工業団地企業広報プロジェクトなど様々な活動に参加いただき、若い世代の関係人口創出の取組を進めているほか、地域おこし協力隊員の自身の才能や能力を活かした地域協力活動が、本町への定住・定着を図る取組として、地域の活性化に大きく繋がっています。令和6年度は「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」の計画期間が終了することから、新たに「デジタル田園都市国家構想総合戦略」を策定し、地域外からの交流の入り口を増やし、将来的な定住人口の増加につなげてまいります。
質問 星
答弁ありがとうございます。今、現在、いろいろな取組や政策の成果で、交流人口の増加、そして町の人口増加につながっていることはすばらしいと感じていますし、さらに関係人口創出の取組として、近隣の学生さんが町のイベントや企業広報プロジェクトなど、様々な形で町の人と関わっていただいていると理解しています。今後は人口減少という、どこの自治体にも共通する課題があると思われます。南幌町としては、今後は新たな企業誘致や、札幌圏に近い生活環境ということからも、町への関心も高まってくると思います。そのような新しい環境においても、これまでの取り組んでいる若い世代と町との関係性を、次のデジタル田園都市国家戦略の中に生かしていただきたいと私は思っています。ここから再質問させていただきたいのですけれども、現在、町としては若い世代の方々と様々な活動を通した取組が行われていますが、これを一過性の取組としてではなく、今までの人と人との関わり合いを維持して、またさらに内容を広げていく考えはあるのか、町の考えを伺います。
答弁 町長
星議員の再質問にお答えいたします。町の3月1日の人口でございますけれども、7,803人で、一昨年5月より1年10か月間、毎月の人口が連続増加中でございます。国立社会保障人口問題研究所、いわゆる社人研が2018年、平成30年に公表した本町の将来人口でございますけども、2030年、R12年に5,854人、2045年、R27年には3,893人と推計された経過がございます。当時非常に危機感を持ちまして、その後、子育て支援事業や知名度向上対策などを拡充し、現在の移住定住につながっているものと思っております。なお、昨年12月に社人研が公表しました本町の将来人口は、2050年、R32年に4,352人、30年間で40%減少すると推計されてございます。交流人口の関係でございますけども、本町の交流人口、観光入込客数になりますけども、昨年度の上半期は14万5,000人でありましたけども、本年度の上半期は25万3,000人で、74%上昇しております。この要因は、やはり主にはれっぱと中央公園の入り込みであります。そこで議員の言われる、若い世代の関係人口の創出でございますけども、この地域と様々な形で関係を持つ人づくりという、この関係づくりと人づくりというのが一番難しいのではないかなと思っております。過去の例から、行政が押しつけ的にやるものは、やはりこう長続きがしないので、行政はそのような機運づくり、醸成づくりを果たす役割にあるのかなというふうに考えてございます。現在、例えば農猿さんが若手農業者を中心にいろいろな業種の方で組織され、野祭、これは町の一大イベントに定着して、町内外の多くの方が関わっております。また、ラジコンフェスなども多くの業種の方が参画されております。そして今月行われるうたポロなども、多世代の町民交流が進んでいるものと思っております。そして先月、4年ぶりに観光協会主催によります冬まつりが行われましたけれども、これまた青年団体連絡協議会が協力していただいて、団体間の連携も図られているものと思います。そして本町には現在地域おこし協力隊を3名配置しておりますので、その方々の協力、努力も、もうかなり本町の活性化に関わっているのかなと思います。そこで、地域連携や関係人口創出の一つとしましては、現在のまちづくり活動支援事業の活用が見込まれるのではないかと思います。これは町民や団体、地域の活動を支援するもので、近年申請件数が増加中でございます。現時点では、そうした活動を有効に使っていくということで、関係人口の新たな創出をするための事業化などは考えておりません。
質問 星
今、町内でも様々な取組や活性化に向けていろいろな事業をされているということで、理解しました。やはり、この関係人口の創出がどのくらい移住定住につながっているかということを数字で表すことはすごく難しいと思います。やはり若い方との関わりを維持していくということも、一つの課題というか、大変なことではあると思うんですけれども、やはり移住定住のきっかけというのは様々であると思います。町に来ていろいろなことを楽しみながら、南幌町の魅力を発見する方もいれば、やはり人と人とが関わり合いながら、様々な活動をすることで、活性化につなげられるよう維持して、今後5年10年とつなげて、様々な活性化から町の魅力をつくり出せるように、継続して行っていただけるような取組になることを、今、難しいようでありますが、今後も持続的に行っていただきたいということで、私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。