南幌町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
今後の地域おこし協力隊について
2024年12月11日、南幌町議会の一般質問で、星真希議員が「今後の地域おこし協力隊について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 星真希 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 星
それでは一般質問させていただきます。今後の地域おこし協力隊について。地域おこし協力隊事業は、都市部から過疎地など条件不利地域に住民票を異動し、「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住を図る取組で、平成21年度に31自治体、隊員数89名から開始されて以降、現在では多くの自治体で事業に取り組んでおり、総務省のデータによると、任期終了後の隊員の動向として、令和4年3月31日までに任期終了した隊員の累計は9,656人で、任期終了後およそ65%が同じ地域に定住されていると掲載しています。地域おこし協力隊の活動は地域振興に与える影響が大きく、地域の活性化や定住促進に寄与する重要な取組にもなっていると考えられます。財源は特別交付税で措置されることから、地方自治体の負担が少なく、地方活性化や移住定住といった地方の課題解決につながるという地方自治体にとって良い制度であると考えます。南幌町では4名の地域おこし協力隊が着任していますが、今年度で3名が退任します。協力隊制度は、制度をうまく活用しながら、協力隊の活動により地域振興につなげていくようにすることが重要であり、着任後のミスマッチ等の課題がある自治体もあります。活動をより充実させるための方策や、今後は協力隊経験者との連携などの構築も必要ではないかと考えることから、以下の2点について町長の考えを伺います。1、今後の協力隊募集の人数と業務内容について。2、協力隊経験者との連携やサポート体制の構築の考えは。
答弁 町長
今後の地域おこし協力隊についてのご質問にお答えします。本町の地域おこし協力隊員は、現在、「観光振興」、「特産品コーディネート」、「移住・観光コンシェルジュ」、「教育環境DX・ICT支援員」の4名が地域力の維持・強化を目的に活動しています。1点目のご質問については、令和7年度から任用する地域おこし協力隊員として、まちの魅力や移住情報の発信、移住イベントの企画運営などに取り組む「移住定住コーディネーター」と、地域資源を活用した特産品の開発やまちのブランド力向上ための情報発信などに取り組む「観光推進活動・地域資源活用隊員」の2名の募集を行っています。2点目のご質問については、地域おこし協力隊員の受け入れにあたっては、隊員の活動イメージやスキルなどを踏まえた活動のコーディネートや、活動終了後も定住できるよう、起業や就職支援などの体制整備が重要であることから、職員において、円滑に地域協力活動ができるようサポートを行っているほか、「北海道協力隊サポート推進室」による情報共有などを通じた支援が行われています。今後は、さらにサポートの充実を図るため、本町の地域おこし協力隊経験者による、活動の相談や地域活動団体とのネットワークづくりなどへの、アドバイスが行える体制を検討し、地域での充実した活動ができるよう支援してまいります。
質問 星
来年度2名の募集を行っているということと、今後は経験者も含め、協力隊経験者による体制も検討されるということで理解いたしました。再質問させていただきます。地域おこし協力隊制度は、協力隊として着任する際、その地域を調べて具体的にイメージしたとしていても、実際に暮らし始めれば様々なギャップに遭遇することもあり、活動に影響が出たりするケースもあると聞くことから、制度のマネジメントとしては難しい面を持ち合わせている部分はあると思います。現在の地域おこし制度は、地域活性化、定住促進が主になっていますが、私は人材育成の部分でもこの制度をうまく活用してほしいと思っています。協力隊の方も、町民として活動していくことでありますし、新しい町で地域活性化活動をしやすい仕組みづくりは、町としてもやっていかなければならないと思っています。実際に、うまくいっている地域もありますし、制度の運用の仕方で変わってくるのではないかと私は考えています。総務省では、地域おこし協力隊に関する情報提供や助言、提言など、地域おこし協力隊の推進を図るためのアドバイザー制度もありますが、成功されている事例などの話を聞くことも、今後の制度運営には役立つと考えています。このような制度も活用しながら、今後は行政と協力隊、協力隊経験者との間でうまく連携ができるような仕組みづくりをしていく考えはあるのかどうか、町長へ伺います。
答弁 町長
星議員の再質問にお答えをいたします。課題はいろいろございますけども、全国的に言われている課題、様々でございますけども、大半は隊員の希望する活動と実際の活動のずれ、いわゆる議員の言われるミスマッチでございます。また、着任後具体的にミッションが与えられないですとか、逆に業務が限定的であるために、隊員の活動の幅やネットワークが広がらないケースなどが挙げられております。議員の言われる人材の育成、また活動しやすい状況をサポートするということについては、当然私も非常に大事であるというように考えてございます。その活動を充実させるための体制としまして、協力隊員経験者との連携、サポートは非常に大事であるというように考えてございまして、経験者が苦労されたことや、課題解消につながった体験など、新たに着任する隊員に対しまして、その隊員の活動ステージに沿いながら連携する、支援をする、そういったことが必要ではないかというように考えています。また、経験者が今までに構築したネットワークですとか、コミュニティですとか、そういうものをまた継承できる、幅広い活動になるように支援をしたいと思ってございます。形はいろいろ様々でございますけれども、やはり町民として活動していただく、また、それによって地域が活力をつけるというように、そのような活動に対して町も積極的に支援をしたいと思っております。
質問 星
協力隊の経験者の活動などを、体験を基に、それを今後来られる協力隊の方とうまくつないで、活動が充実するようにサポートしていただける、そして円滑に協力隊活動ができるような形のサポート体制の構築を今後築いていただきたいと思っております。再々質問させていただきます。町の施策の一つとして、にぎわいを生み出すまちづくりが柱となり、いろいろな角度からまちづくりをしていく中で、その柱の中に協力隊活動があり、協力隊、地域住民とともにまちづくりに参加していくような流れの仕組みもできてほしいなと私は考えているのですが、やはり協力隊活動においては、地域の人との関わりも大変重要になってくると思います。住民の方が協力隊活動を身近に感じる取組として、町民に向けた協力隊活動報告、このようなものを考えているのか伺いたいと思います。
答弁 町長
再々質問にお答えをさせていただきます。にぎわいを生み出すまち(再々答弁) づくり活動でございますけども、やはりいろんな行事に参画をしていただく、また、企画をしていただくというようなことが大事じゃないかなと思います。今、町内でいろんなイベントなどが開催されております。また、農業者の若手団体なども随分力をつけられていると思います。そういった活動をしている団体との連携、それをうまく役場の中でその中に入り込んで、その方々と輪を広げていただくというようなことをしていきたいというように考えてございます。そして活動報告会、これにつきましては町民が身近に町の課題でありますとか、隊員の活動内容だとかを知っていただく貴重な機会でございますので、これにつきましては年に1度開催をして、町民の理解を促進してまいりたいというように考えてございます。