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南幌町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月11日

世代に対応した社会教育事業の取組について

2025年6月11日、南幌町議会の一般質問で、星真希議員が「世代に対応した社会教育事業の取組について」質問し、教育長が答弁しました。

質問者
星真希 議員
答弁者
教育長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 星

おはようございます。一般質問をさせていただきます。教育長にさせていただきますので、よろしくお願いします。世代に対応した社会教育事業の取組について、本町の教育委員会においては、第4期社会教育中期推進計画を令和4年3月に策定し、令和4年度から8年度までの5年間を計画期間として、計画に掲げられた推進事業の取組が進められています。社会教育を取り巻く環境は、社会教育施設を拠点とし、地域の方が学び、活動できる環境が整えられている一方で、近年は新型コロナウイルス感染症の拡大などに伴い、地域における人と人とのつながりの希薄化や、高齢化による活動の減少など様々な課題があると感じています。学びや活動を通して地域コミュニティの活性化へとつなげる仕組みや環境づくりは、社会教育事業の役割の一つであり、様々な生涯学習との連携が重要です。人とのつながりは世代を問わず必要なことであり、地域と関わりを持つことで地域を身近に感じ、暮らしの充実感などにつながってほしいと思っています。本町では、幅広い社会教育事業が展開されていますが、多くの世代が社会教育を通じて、人と関わり合いながら、生きがいや、楽しみなどを育むための環境づくりが必要と考えます。若い世代の方が地域や社会の課題に触れることや、地域と関わりながら学ぶことのできる環境が少ないと感じています。地域づくりを形成していくなかでも、若い世代の力は欠かせません。中学を卒業し町外へ通勤通学で通う環境になっても、地域の人と関われる、地元に自分たちの居場所がある、身につけた知識や経験を地域活動に生かせるというような環境づくりは必要と考えますが、若い世代の方における地域活動の推進に向けた取組について伺います。また、高齢の方が身体的負担や不安を感じ、これまで参加していたスポーツ活動ができなくなることで孤立孤独につながることがないよう、気軽に楽しめるレクリエーションなどニーズに合った事業の展開について考えを伺います。

答弁 教育長

世代に対応した社会教育事業の取組についてのご質問にお答えします。若い世代の地域活動を推進するためには、やりがいを実感できる経験が大切です。単なる参加者としてではなく、主体的な担い手として尊重することが、継続的な関わりにつながります。本町の社会教育事業では、高校生や大学生が小中学生の時に参加していた、子ども会事業の自然体験学習やイベントにおいて、自身の知識や経験を小中学生に伝えながら、地域に関わる活動を行っています。また、スポーツ少年団の活動において、卒団生が練習に参加し、指導者として地域活動に関わっているケースも多々見受けられます。高校生以上が関わる社会教育事業は、事業数が少なく参加者が限定されていることが課題であると認識していますが、社会教育活動は様々な場面で行われており、その活動は多岐にわたります。そのような若者を地域活動に関わる人材として、社会教育活動などで自身の経験、知識を活かすことができるよう、生涯学習サポーター制度などを活用した環境づくりに取り組んでまいります。高齢者のレクリエーションを主体とした取組としては、高齢者大学さわやかカレッジで、健康に関する講話、軽スポーツ等の運動や小学生との世代間交流事業など、様々な活動を行っています。今後においても、参加者のニーズを把握しながら、心身の健康を維持し、生きがいや人と人との繋がりが生まれるような事業に取り組んでまいります。

質問 星

いろいろ本町では、第4期社会教育中期推進計画において、循環する社会教育をモデルとして三つの重点目標を掲げ、社会教育事業が盛んに行われていると思いました。活動されている方からのお話を聞くと、教育委員会の方にはとても感謝していますという声も私のほうには入ってきております。そのような言葉を聞くとうれしいですし、大変ありがたく思っております。まちづくり、つながりづくり、地域住民と行政が協力し合って行われているのですが、これから先人口が減っていくことを予測されている今、現在活動されている方々、この先もこの活動を子どもたちの世代へつないでいきたいと思われている方もいらっしゃいますし、今後の社会情勢を踏まえると、これからは地域とのつながりがまちづくりにとっても重要なことだと私は考えています。2018年の中央教育審議会の答申においては、社会教育を基盤とした地域づくり、つながりづくり、人づくりの重要性が述べられており、具体的方策として、学びへの参加のきっかけづくりの推進が示されております。若者や現役世代など、一般的に社会教育への参加が少ない層へも参加しやすい環境づくりに向けた機会の創出が課題と思われるんですけれども、私もちょっと調べて、2点ほど、他市町村の事例をお話しさせていただきたいと思います。1点目なんですけれども、住民向けに地域課題セミナーを開催し、講師の方や、地域住民や高校生が参加し、パネリストとして参加しております。地域の幸せや発展について学ぶセミナーの開催をされている自治体もあります。2点目に、ほかの部局との連携になる形なんですけれども、18歳から34歳までの年齢の方々が地域活動へ参加しやすいように、アプリを使って参加を促す仕組みの自治体もありました。調べると様々な取組をされている自治体があるんですけれども、本町においてどのような取組がいいか、これはまた、いろいろ適切というか本町に合わないはあると思うんですけれども、どのようなきっかけが本町にとって望ましいか、これは決めていくにはすごい難しいと思いますし、悩めるところでもあるかなと思うんですけれども、地域づくり、つながりづくりに向けて、町の関係団体や組織の人などとも意見交換しながら、時間をかけながら丁寧に取り組んでいただきたいと私は思っています。ここから再質問させていただきたいと思います。先ほども答弁の中でも、若い世代が地域の人や人とつながる、実際は時間的な余裕など、なかなかつくれない場合があることも考えられます。つながりやきっかけは、定期的ではなくても緩やかでもいいと私は思っています。教育長の答弁の中にもありましたが、大切なことは、やはり楽しさや充実感が味わえること、継続性のあるつながりづくりだと私も思っています。若い世代の主体性を尊重し、多様化する生活にもマッチできるように、例えばなんですけれども、一つの取組に参加を促すというわけではなく、他部局との連携をしながら、様々な取組を、ありますよということを、社会教育が中心となって活動を周知していきながら、若い世代の方たちが自分で参加したい活動を選択できるようにすることで、自分のライフスタイルを確保しながら活動ができるのではないかと考えますが、今後、若い人のニーズを把握し、活動を選択できるような、社会教育を中心に活動の選択ができるような新しい仕組みづくりに向けた考えはあるか伺います。もう1点なんですけれども、高齢者というか、高齢者のレクリエーションについてなんですけれども、さわやかカレッジの中でも学習の機会の提供や軽スポーツの活動を中心に行っているということですが、ほかの部局であったり、町内の様々な団体でも、例えば同じレクリエーションや軽スポーツを取り入れている団体とかがあれば、その同じスポーツを通してつながりがつくれるよう、社会教育施設を使用した交流会などの考えはあるか伺います。以上2点伺います。

答弁 教育長

星議員の再質問にお答えいたします。1点目、若い世代のニーズとその仕組みについてということでお話がありましたが、現在、第5期社会教育中期推進計画を、社会教育審議会にて策定中ということで今行っているところです。その中で、計画策定に関わる基礎調査というのをこれから行っていくんですけれども、その中で、高校生や大学生といった若い世代にも直接意見を聞いて、計画に盛り込む取組を進めて行くということで、現在進めているところです。なお、調査研究のメニューとしては、余暇の過ごし方、学習機会のニーズ、町への興味、関心事、それから町内会、サポーター等、まちづくりへの参画、子育て環境について、このような内容で調査を進めて行くということになっております。これを踏まえまして、令和9年3月、定例教育委員会で議決をして4月に執行できればということで考えているところです。2点目の質問、高齢者のレクリエーションのことで、実施する体制ですね。それからつながりの体制ということで質問がありましたが、気軽に運動に取り組み人と人との交流の場をつくるために、現在、モルックそれからボッチャといった種目をさわやかカレッジの活動等で新たに取り入れて今現在実施しているところです。なお、新型コロナの影響で活動が縮小になっていたパットカーリング、これについては再開をして、幅広く参加できる体制をこれから整えて行きたいというふうに考えております。

質問 星

2点目の高齢者のモルックについてなんですけれども、こちらのほうは町内でも、取り入れている団体等があれば、何か大変面白くて人気のあるスポーツと伺っていますので、いろいろなところで展開されているものを、また、何ていうんですか交流として、交流会で同じスポーツをきっかけとして、様々な人たちが交流をできるような機会をつくっていただきたいと思っています。パットカーリングも再開されたようなので、楽しみにしております。これについては再々質問はしませんが、1点だけ再々質問させていただきたいと思います。先ほど第5期社会教育計画に向けて、調査をしているということ、基礎調査をされているということで理解いたしました。幾つかのメニューからニーズの把握をされるということですけれども、若い世代の方が地域や人とつながることで、持続可能な地域づくりにつなげていただきたいという思いもありますが、同時に、人や地域とのつながりや楽しさ、体験活動などを通して、自己肯定感や自己有用感、こういったものを高めていけられれば、人生や暮らしの楽しさにつながっていってほしいなと私は期待しています。それが社会教育の可能性であるのではないかと思っているんですけれども、最後に、現在の若者の自己肯定感や自己有用感を育むために、社会教育の観点からどういったことを補えるか、または支援できるかといったことを教育長に伺いたいです。

答弁 教育長

星議員の再々質問にお答えします。社会教育の可能性ということで、それに対する南幌町の社会教育に対する考え方ということでの御質問というふうに捉えております。南幌町が目指す社会教育について、教育行政執行方針には、認め合い、支え合い、学び合いながら、大人も子どももともに育ち合う人づくりと教育環境の充実を目指すとうたっています。また、南幌町が目指す生涯社会学習の中には、まちを支える人づくりを目指した生涯学習というふうにうたっております。その実現には、大人も子どもも学びの主体者として町を支える学びが不可欠であり、それは私は南幌町を育む学びというふうに表現したいというふうに考えております。南幌町が育む学びだと、行政に何かをしてもらうという姿勢となってしまい、そこからは受け身の学びしか生まれません。目指しているのは、大人も子どもも主体者として尊敬し合い、磨き合い、自らの学びに積極的に関わることによって、南幌町を育む学びを構築すること、これを目指しています。将来、南幌で学んだ子どもが南幌に戻ることがあるかもしれません。もしかしたら違う土地に行くかもしれません。たとえどこで暮らそうとも主体性のある学び、ふるさとのある学びの中で育つことができれば、南幌で学んで良かった。南幌で学んだから今があると南幌での学びが人としての土台を築き、心の中に南幌に対する愛を自然な形で育みながら、それぞれの選択した人生を切り開き、生きがいを持って社会を支えていく、そのような人間が育っていくものと私は信じています。その意味で、学校の学びを社会に生きて働く学びにまで深めたり高めたりするために、社会教育の果たす役割は、とても大きなものがあり、教育による人づくりというものは、まちづくりにまでつながる大変重要なものというふうに考えて行政に当たっております。

出典:南幌町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月11日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる