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南幌町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日

南幌小・中学校9年間における教育環境の構築について

2023年12月12日、南幌町議会の一般質問で、星真希議員が「南幌小・中学校9年間における教育環境の構築について」質問し、教育長が答弁しました。

質問者
星真希 議員
答弁者
教育長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 星

南幌小・中学校9年間における教育環境の構築について。近年、GIGAスクール構想におけるICT機器の活用、生成AI活用における課題、部活の地域移行など社会的変化の影響のなか、今後の教育の在り方が大きく変化していくことが考えられます。教育現場においては、教員の多忙化という課題を抱えながら、基礎学力の定着や、デジタル社会に対応した新しい教育活動の在り方を図っていくことは容易ではないことであると考えますが、多様な生活環境における子どもたちがそれぞれの価値観を認め、主体的に向き合い、人と人とが関わり合い、一人ひとりが自らの可能性を最大限に発揮できるような環境づくりがこれからの教育の目標でもあると思います。そのためには学校だけではなく、様々な人と関わり合いながら学ぶことで、自分の存在が認められること、学んだことが地域に役立つ実感を持てることなどが挙げられます。これらを踏まえると、子どもたちが新しい未来を切り開いていくための力や能力を育てるために、学校と地域が接点を持ちながら、開かれた教育環境が必要ではないかと考えています。現在、南幌町には高校がないことから、子どもたちは中学を卒業すると地元から離れ通学することは、体力、精神的にも負担を感じることもあると思います。新しい学校生活環境にもスムーズに対応できる力の必要性などを考えると、南幌での小・中学校9年間における継続的な学校教育環境の重要性や、町独自の学校教育または社会教育が求められるのではないかと思います。南幌町として義務教育における9年間の継続的指導体制としてどのような教育環境を目標とし、今後取り組んでいくのか、教育長の考えを伺います。

答弁 教育長

南幌小・中学校9年間における教育環境の構築についてのご質問にお答えします。学校は様々な子どもが生活しており、多様性を認め合いながら支え合い、学び合い、共に成長していく大切な場です。学校教育の充実のためには、子どもを主役とする学びの環境づくりが欠かせません。そのために、小学校と中学校を9年間という一つの大きな枠組みととらえ、小学校から中学校までを全教職員で子どもたちを育てていくという意識のもと、系統的かつ継続的に指導する体制を確立するため、本年度より中学校教諭が小学校に出向いて授業を行う乗り入れ授業や交流授業を試行的に実施しています。また、義務教育における確かな成長には、継続的指導体制の構築が何よりも大切と考えます。その実現には、教育の量を質へと転換する教師の「働き方改革」が必要です。中央教育審議会では学校業務の在り方を、①登下校に関する対応や学校徴集金の徴収・管理など「基本的には学校以外が担うべき業務」、②部活動など「学校業務だが、必ずしも教師が担う必要のない業務」、③学習指導や生徒指導など「教師の業務だが、負担軽減が可能な業務」といった3つの視点で整理しています。教師が子どもとしっかりと向き合い、教育活動を進めることができる指導体制構築のため、家庭・地域・学校が一体となって教育環境を充実させる取組を進めています。

質問 星

答弁ありがとうございます。小学校から中学校まで、全教職員で子どもたちを育てていくという意識で教育体制を確立し、その実現のために学校業務の在り方を3つの視点で整理し、家庭・地域・学校が一体となって、教育環境を充実させる取組を進めているということで理解いたしました。再質問させていただきます。3つあるんですが、1つ目は、子どもを主役とする学びの環境についてですが、子どもたちの教育環境が今大きく変化するなかで、子どもたちも自分たちの環境について考えたり、時には新しい環境に戸惑いを感じたりするかと思います。そうした子どもたちのいろいろな意見を取り入れながら、よい教育環境の構築も必要ではないかと思いますが、学校側としては、子どもの意見を聞いたり、または意見を出せるというような機会というか、そのような環境はあるのでしょうか。2つ目は、学校業務の在り方についての、2番目の部活動に関してですが、学校業務だが、必ずしも教師が担う必要のない業務という視点から、今後は地域の方々との連携も必要になってくるのではないかと思いますが、部活動について、今後の取組について伺います。3つ目、今年から中学校の先生が小学校へ行かれて授業を行ったり、交流授業を実施しているとのことですが、小学生が中学生の先生の授業を受けるということは、緊張することだったと思います。教育長の答弁のなかで、9年間という一つの大きな枠組みで、子どもたちを育てていく意識ということでありますが、小・中で統一した指導方針はあるのかお聞かせ願いたいと思います。以上3つ、再質問させていただきます。

答弁 教育長

それでは再質問にお答えをいたします。まず、子どもの意見を聞く環境があるのかということでございますが、様々な教育活動を行っていくなかで、子どもの意見を大切にするということは、非常に大切です。先に就任した時の御挨拶でも申し上げましたが、子どもも大人もともに育ち合う、そういうまちづくりをしたいというふうに考えるということで述べたかと思いますが、そのとおり、今、小学校・中学校のほうには伝え、子どもの意見を大切にするということで進めているところです。2つ目、部活動の地域の方々への取組ということでございます。現在南幌中学校の部活動の現状ですが、9つの部活動があります。スポーツ系が7部、文化系が2部ということで行っています。そのなかで、柔道部、女子バレーボール部は特設部として活動していて、担当教諭は配置されていますけれども、地域指導者が指導しているという、そういう少年団としての位置づけということになっております。現状の課題として考えられるものとしては、指導者の確保、練習場所の確保、地域に移行したとしても学校の協力が必要であること、ということが挙げられておりまして、令和6年度からは、スポーツ少年団本部を運営主体とし、教育委員会が事務局として関わる形で、部活動地域連携検討協議会を設置し、地域・家庭・学校が一体となって、みんなで子どもの活動を支えることを理念に体制構築に取り組みます。3点目ですが、いわゆる小学校・中学校、中1ギャップといって、小学校から中学校へ進学する時に、教育環境や指導の違いに子どもたちが戸惑う、そういう場面も見られることがあったということであります。町に一つの学校であることから、小学校と中学校の9年間を同じ視点で、継続性のある教育環境を整えることが大切ということで考えており、特に、人間力を育むためのコミュニケーション能力を高めるための指導体制の構築、それから、自分はどう考えるかということを大切にした、深い学びを実現する授業改善を進めています。

質問 星

ありがとうございます。部活動に関しては、今後、地域の方と学校、教育委員会が事務局になって地域の方との連絡協議会というか、そういうものを設置されるということで、部活の地域も混ざりながら、地域の方とともに部活動を構築していくということで理解いたしました。やはり主役は子どもたちでありますので、子どもの意見も聞きながらですね、うまくどういう体制を構築することがいいのか、皆さんの意見もぜひ取り入れてやっていただきたいと思います。南幌町はまち全体で子どもたちを応援している、そのような町の教育環境、そのような環境ですね。そういうものをつくっていただけるということを期待して、私の一般質問を終わりたいと思います。

出典:南幌町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる