遠軽町議会 令和8年第2回定例会 2026年3月6日
白滝中学校・丸瀬布中学校統合に伴う教育環境の変化への対応について
2026年3月6日、遠軽町議会の一般質問で、勢志優華議員が「白滝中学校・丸瀬布中学校統合に伴う教育環境の変化への対応について」質問し、教育長 佐藤祐治、総務課長 堂前政好が答弁しました。
- 質問者
- 勢志優華 議員
- 答弁者
- 教育長 佐藤祐治、総務課長 堂前政好
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 12番 勢志優華
通告書に従い、一般質問をさせていただきます。白滝中学校・丸瀬布中学校統合に伴う教育環境の変化への対応について。白滝中学校は令和8年度末をもって閉校し、令和9年度から丸瀬布中学校に統合されます。中学校の統合は、白滝地域住民の長年の話合いを経て、生徒の将来的な教育環境の維持及び教育の質を確保する観点から判断されたものであると認識しています。一方で、統合に伴う生徒の通学環境や学校生活の変化などについて、生徒・保護者からの不安の声も聞かれるところです。令和9年度の統合に向けて、今後、通学方法や学校生活に関する具体的な対応については、事前に生徒や保護者などに対して十分な情報提供が必要であると考えることから、以下の点について町の考えを伺います。1、統合後のスクールバスの運行方法や通学時間について、現時点での見込みを伺います。2、制服をはじめとする2校で異なっているものの取扱いについて伺います。3、白滝地域でこれまで行われてきた地域資源を活用した教育活動の継続に関する考え方について伺います。4、保護者向け説明会等の開催予定の有無について伺います。
答弁 教育長 佐藤祐治
12番勢志議員の、白滝中学校・丸瀬布中学校統合に伴う教育環境の変化への対応についての御質問にお答えいたします。1点目の統合後のスクールバスの運行方法や通学時間について、現時点での見込みについての御質問ですが、これまで開催された白滝地域の学校の在り方の説明会において、スクールバスの運行計画について御説明を行ってまいりました。現時点では、令和8年度当初予算においてスクールバス購入に係る経費を計上させていただきましたので、御審議をお願いする次第であります。運行方法につきましては、これまでどおり遠距離の生徒につきましては自宅付近での乗車を基本とし、徒歩や自転車にて通学している生徒には、市街地に複数箇所の乗車場所を設ける予定です。また、通学時間の短縮を図るため、高規格道路の使用を計画しているところであります。次に、2点目の制服をはじめとする2校で異なっているものの取扱いについて、並びに3点目の白滝地域でこれまで行われてきた地域資源を活用した教育活動の継続に関する考え方についての御質問ですが、これらは学校運営に関する事項であると認識しており、白滝中学校と丸瀬布中学校双方の学校が連携の下、協議を行い、適切な対応を検討していく予定であります。具体的な方針については、今後、学校側から情報提供が行われるものと考えております。また、昨年11月に提出をいただいた、白滝地域義務教育学校設置推進委員会と白滝小中学校保護者と教職員の会の連名による「白滝地域の学校の在り方に関する要望書」では、生徒の通学範囲全域を包含した特色ある地域教育の実施についても要望をいただいておりますので、「石育」や「合気道」といった白滝地域の特色ある学習活動についても継続的な検討が行われていることの報告を学校からお聞きしているところであります。次に、4点目の保護者向け説明会等の開催予定の有無についての御質問ですが、説明会につきましても、現在、白滝中学校と丸瀬布中学校が協力し、開催時期や開催方法などについて検討が行われているところであり、2月27日発行の白滝中学校の学校便りにおいて、「学校といたしましては、スムーズな合併に向けて教育課程や学校生活(校則や制服など)について打合せを行ってまいります。」との内容を、保護者や地域住民の皆様に周知をしているところであります。説明会の開催に当たりましては、保護者の皆様の疑問や不安を解消し、学校統合が円滑に進むよう、教育委員会としても説明会に出席するなど、教育環境の変化への対応に取り組んでまいります。以上でございます。
質問 12番 勢志優華
まず、1番のスクールバスの関係について伺います。まだ検討中とのことだったのですけれども、スクールバスについて、運行ルートやその時刻表をどのくらいの時期に決定するかなどは、現在決まっておりますでしょうか。
答弁 総務課長 堂前政好
御質問にお答えをいたします。スクールバスの運行状況などの決定の時期につきましては、令和8年度に入ってから、生徒数の確定、また9年度の生徒数など、生徒の居住地なども見ながら検討していく事項と考えておりますので、具体的な時期につきましては令和8年度以降ということになりまして、例えば夏ですとか秋ですとか、その辺りにつきましてはまだ決定事項ではございませんが、説明会を通じまして、案をお示ししながら保護者の皆様と協議を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 12番 勢志優華
白滝中学校が丸瀬布中学校に統合することで子どもたちの通学時間が今までより伸びることがあるのですけれども、その中で家庭学習の時間の減少により、そういったスクールバスに乗っている時間がかかることで、保護者の新たな不安というのがこれからいろいろと出てくるかと思うのですが、その方針決定までの過程において、その不安を少しでも減らせるように保護者の意見を聴く機会をどのくらい設けるのか伺います。
答弁 総務課長 堂前政好
御質問にお答えをいたします。保護者の不安解消につきましては、保護者の皆様から学校にまず御質問をしていただいてよろしいかと思います。学校といたしましては、常日頃から保護者の皆様方の御相談内容につきましては受けておりますので、遠慮なく学校に御相談いただければと思います。以上でございます。
質問 12番 勢志優華
では、2番の制服の取扱いについて伺います。制服の取扱いは丸瀬布中学校と白滝中学校の双方の話し合いで決まるということだったのですけれども、制服の取扱いが決まる際に新たな負担が生じた場合に、保護者の負担軽減策として、町として何か対策をする検討はされていますでしょうか。
答弁 総務課長 堂前政好
御質問にお答えをいたします。制服が変わることについての助成の考えはあるかといった御質問でございますが、まず学生服につきましては、白滝中学校、丸瀬布中学校、同じものとなっているとお聞きしております。セーラー服のスカーフにつきましては少し変わると、取扱いが現状では違うということはお聞きをしているところでございます。また、ジャージにつきましては、学校の指定ジャージを使っていただくことが基本になっていくと考えておりますが、また保護者の御意向を確認することを検討しているところでございます。ジャージの部分でありますけれども、基本的に個人の所有物といったこともありますので、今現在、教育委員会といたしましては、助成の考えは持ち合わせていないところでございます。以上でございます。
質問 12番 勢志優華
では、3番の地域教育について伺います。こちらも学校の判断でどういう教育をされていくかを決めるということで先ほど伺いましたが、ただ、学校長というのはおおむね3年程度で交代すると伺っております。このような中で、自分たちとの地域のつながりが本当にそのまま継続されていくのかという白滝地域の皆さんの不安もあるかと思いますが、このような懸念に対して町として何か地域教育の継承に対して関わっていく、学校にアドバイスをしていくなり、そのような対応をする予定はありますでしょうか。
答弁 総務課長 堂前政好
御質問にお答えいたします。地域の特色ある学習の考え方でございますが、学校長は3年程度で変わりますが、今現在も白滝地域で行われております石育につきましては、学校長が変わりましても現在まで引き継がれているところでございます。学校長が変わったといたしましても、学校の経営方針の中で地域に根差した学校運営というものもございますので、そういったものを勘案しながら学校運営が行われているところでございまして、教育委員会といたしまして何かアドバイスをするかということに関しましては、教育課程の編成の中で指導することは可能ではありますけれども、教育課程の編成は学校で行われていくものでございますので、学校側で十分な判断がされて編成がされていくものと考えているところでございます。以上です。
質問 12番 勢志優華
4番の保護者向け説明会について伺います。これまでの話の中でも、統合に伴い決める事項には町と学校で役割分担があると認識しました。ただ、保護者の中には、全体像が見えなくて誰に何を聞いていいか分からないという不安を抱く方もいらっしゃいます。そこで、もう少し町が主体となって、まず情報を整理して、誰が何を検討しているのかを保護者向けに説明会などで情報提供していく考えはあるかを伺います。
答弁 総務課長 堂前政好
御質問にお答えをいたします。統合に向けたいろいろな制度の説明の部分でございますけれども、こちらも繰り返しになりますけれども、常日頃から不安な部分については学校側に御質問をしていただければと思っております。学校と教育委員会は密に連携もしておりますので、学校側の答えられない部分などにつきましては教育委員会にも照会が入ってまいります。そのような部分につきましては教育委員会で丁寧な対応をしてまいりたいと考えているところでございます。また、学校では学校運営協議会といったものもございます。PTAの代表、会長も委員として入っておりますので、そのような部分も通じながら、いろいろな不安事項については問合せをしていただければと思っております。以上でございます。
質問 12番 勢志優華
では、最後の質問にしたいと思います。今回の白滝中学校統廃合による一連の流れは、今後、ほかの地域で学校の在り方について検討する際のモデルケースになると考えています。現在、安国中学校でも同様の議論が生じているとの話も伺いました。ただ、町が学校や保護者と今回の白滝中学校の統廃合の中でいろいろな意見をまとめていく中で、全体像を把握しているのは町だと私は認識しております。なので、もう少しこの統廃合の一連の流れを町で整理して、今後そういった統廃合の問題がほかの地域で起きたときに早い段階から情報提供できるように、何か形をつくっていくなり、そのような検討をしているのか、町の見解を伺いたいと思います。
答弁 総務課長 堂前政好
御質問にお答えをいたします。学校の在り方の検討状況の情報提供といった趣旨の御質問かと思いますけれども、まず学校の在り方の検討の主体につきましては、地域の皆様に十分に考えていただく、これを第一と考えておりますので、やはり地域の意見を尊重していくといった形になります。また、検討の主体につきましても、そこの地域の検討の組織といったこともありますので、どのような部分で教育委員会が情報提供をしていいのかという部分もありますけれども、やはり地域の意見を尊重していく、大変だと思いますけれども、地域の皆様がまず十分に議論をしていただく、そこが一番大切かと考えております。以上でございます。