みんなの議会

南幌町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月13日

地域高規格道路の開通に伴う防災対策と周辺整備について

2022年12月13日、南幌町議会の一般質問で、佐藤妙子議員が「地域高規格道路の開通に伴う防災対策と周辺整備について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
佐藤妙子 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 佐藤

次に移ります。地域高規格道路の開通に伴う防災対策と周辺整備について。本町を通る地域高規格道路は道央圏の連絡道路として、令和6年度中に完成と公表されています。開通により人や物の流れが大きく変わり、本町への車の交通量の増加も予想されます。特に温泉周辺では近年、度重なる豪雪での車の立ち往生や交通障害も懸念されることから、今後、地域高規格道路開通にあわせ、大規模災害や暴風雪などの自然災害に向けた防災対策を進めることが必要と考えます。そこで、南幌温泉及びその周辺の整備を模索し、災害時における避難所としての機能を併せ持った施設として、補助金等を柔軟に活用して整備すべきと考えますが町長の考えを伺います。

答弁 町長

地域高規格道路の開通に伴う防災対策と周辺整備についてのご質問にお答えします。温泉周辺は浸水想定区域となっていることから、南幌温泉を大規模災害時における避難所とすることはできません。ただし、温泉駐車場を暴風雪時等における、車両の自主的な避難又は待機場所として利用することは可能と考えることから、温泉周辺の整備にあたり、有効的な活用を検討してまいります。また、整備に係る財源については、補助金・交付金など有利な財源の確保に努めてまいります。

再質問 佐藤

再質問させていただきます。ただいま町長のほうから御答弁いただきましたけれども、近年南幌で起きた自然大災害では、2018年に大変な暴風がありまして、翌日には、胆振東部地震の影響で町内でも数日間停電が続きました。また、2008年には、長沼周辺の国道274号線で起きた冬の暴風雪で、140台の車が渋滞や通行止めになって、全国的なニュースにもなりました。当時の千歳道路事務所では、危険を回避するために、駐車スペースが広く24時間トイレのある、マオイの丘公園を避難場所として使えないかを要請しました。当時は100人ぐらいの利用者がいて、特に女性の避難者はトイレの使用が1番心配されたそうです。このようなことを考えると、南幌でも同じようなことがないとは限らないと思います。そこで本町には道の駅はありませんけれども、南幌温泉とその周辺を防災拠点として考えてはどうかと思います。先ほど有効的な活用を検討していただけるというお話でしたけれども、それらを踏まえて3点ほど再質問させていただきます。1点目は、温泉の駐車場は、災害時には避難する車を受け入れるスペースが確保できると思います。災害時には、その避難場として活用できる駐車場とともに、24時間稼働のトイレ整備も必要になると考えますがいかがでしょうか。2点目として、災害時には電源を確保することが必要です。南幌温泉に発電機などの設置があれば、災害があっても安心して入浴の提供をできるのではないでしょうか。それと、最後に3点目なんですが、現在、キャンプ場を温泉周辺にと考えているとお聞きしております。最近では国の補助金などを利用して、防災キャンプ場が各地にできております。これは、普段はレジャー施設ですけれども、災害時には災害避難場所として使用できるものです。災害になると、車の中での避難が多くなります。それによって、エコノミー症候群が以前は問題になりました。キャンプ場のテントでの避難は、家族にとってもペットがいる方にとっても、安心して過ごすことができると思うんですね。それで、せっかくキャンプ場の計画をされておりますので、災害時にも適用できるキャンプ施設の考えを伺います。3点伺います。

答弁 町長

佐藤議員の再質問にお答えいたします。南幌温泉周辺での、近年での車の立ち往生や交通障害の状況でございますけれども、今年2月に記録的な大雪に見舞われまして、札幌市内では、またその近郊で、道路障害が長い間続きました。幸いにして本町ではそういうような状況はございませんでしたけれども、国道337号で一部通行止めの措置がとられたところでございます。24時間トイレ、温泉の駐車場の活用等のお話でございますけれども、南幌温泉を避難場として、災害避難場とすることにつきましては、先ほど申し上げたとおり、周辺が浸水想定区域浸水層3メートルから5メートルの地域でございます。したがって、そういう活用は見込めません。南幌温泉は、今全体的な施設の老朽化対策ということで、本年度、大規模改修に向けた実施設計を行っているところでございます。あわせて、集客促進と付加価値の向上を図るために、温泉周辺の整備を検討しているところでございます。その周辺整備にあわせまして、現駐車場を暴風雪時等における車両の自主的避難、一時待機場所としての有効活用は利用可能ではないかなと考えております。ただし、そのような場合、好天時でございますけれども、基本的には車両の運転を見合わせることが大事でございます。また、吹雪の場合は、除雪車の出動も困難でございますし、二次災害への注意が一番必要でございます。そういうことには十分留意をしなければならないかなと思っております。現在温泉の大規模改修にあわせて、周辺整備の検討をしておりますけれども、現在検討チームでいろいろ主旨協議をしておりまして、周辺整備につきましてはこれからその検討を加える予定でございます。それで、周辺整備の方向性としましては、以前全員協議会でもお話をしましたけれども、きららパーク内にキャンプサイトを整備して、その付帯施設としまして、トイレと炊事場の設置を想定してございます。しかしながら、キャンプ場を通年利用するとした場合、冬季間の除雪、管理運営、また集客見込みなどを考えた場合、冬季間の運営については難しいのではないかなと。したがって、トイレや炊事場の冬季間の開設についても、難しいのではないかなと思います。あと、南幌温泉の非常時の活用でございますけれども、南幌温泉につきましては当初より避難所ということを想定しておりませんので、非常用の電源設備は設置してございません。また、エコノミー症候群というお話もいただきましたけれども、車中泊が長引くとか、そういうような場合の対応でございますけれども、体を動かしたりですとか、水分補給をするですとか、また、運動ですとか、足元を高くするというようなことが効果的といわれております。現在このエコノミー症候群を解消するための施設の整備、またはそういう施設の有効活用、ここまでの発展的な考えは持っておりません。

再質問 佐藤

ただいま、町長のお考えをお聞かせいただきました。いろいろな形で制約もありますでしょうし、大変な部分もありますけれども、ぜひとも先ほど私が言ったことも、今後頭の片隅にというか、取り入れて進めていただきたいなと思います。さて、南幌町なんですけれども、南幌町の地域防災計画にあります避難体制整備計画の中で、町は、道や関係機関と連携し、避難場所、避難施設、備蓄等防災に関する諸活動の推進にあたり、公共用地の有効活用に配慮すると記されているんですけれども、災害時には企業との連携で、地域の防災を協力して、防災協定を結んでいるところが最近増えてまいりました。本町でも、佐川急便や他の企業との防災協定も結んでおります。私は、南幌温泉や周辺にあるみどり会の野菜直売所において、通常に販売している食品などを災害時には非常食として提供していただくとか、先ほどの発電機のお話もありますけれども、協定を組むことによって発電機の設置も可能になるのではないかなと考えております。南幌温泉や、野菜直売所などの災害協定が必要と私は考えているんですけれども、そこの件についてお伺いいたします。

答弁 町長

佐藤議員の再々質問にお答えいたします。まず温泉周辺の現状の施設、例えば、みどり会での食品を非常時に活用させていただくというようなお話でございますけれども、これはやはり相手あってのことでございますので、また、規模も大きい事業をしているわけでないですので、なかなかそこまでは町のほうからの要望は難しいかなというように考えますけども、情報交換はしてまいりたいなと思ってございます。また、発電機の協定でございますけれども、南幌工業団地に来ていただいた企業さんと、発電機を災害時に貸し出していただけるということで協定を交わしております。南幌温泉の発電機の設置でございますけれども、これは指定管理でですね、経営方法につきましては協定をしているところでございます。南幌温泉につきましては、宿泊者、当然利用者が優先となっております。それで、そういう災害時の温泉の利用については、大きな災害があると想定される場合については、事前に営業を一時休止するだとか、そのような措置をとりながら、宿泊者に対する安全確保を図っているものと思っております。そういうようなことから、現在南幌温泉では非常用発電の設置については、町としては考えてございませんけれども、またこれから指定管理先であるアンビックスともいろいろ情報交換をしながら、検討はしてまいりたいというふうに考えております。

出典:南幌町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月13日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる