みんなの議会

南幌町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月7日

子ども室内遊戯施設について

2022年9月7日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「子ども室内遊戯施設について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
熊木惠子 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 熊木

子ども室内遊戯施設について、町長に質問いたします。誘客交流拠点施設整備事業から事業名を変更し、子ども室内遊戯施設として建設が始まり、町民から公募していた愛称も8月末に「はれっぱ」に決まったと報告を受けました。また、全員協議会では施設の縮小についての説明や、物価、工事費高騰に伴う事業費の増額についての説明がありました。令和4年第3回臨時会において契約内容等が示され、私は、これ以上の値上がりを想定しているのかと質問しましたが、ウッドショック等の影響により施設を縮小しての事業費となっており、早期発注などの対応により現在値上げは予定していない、現段階では現行予算の中で進めるという答弁でした。その後の全員協議会で、総事業費の1割程度の増額になると説明がありました。ロシアのウクライナ侵略や円安等による原油価格・物価高騰等の影響により資材費や工事費が高騰していることからやむを得ないと考えますが、今後、更なる価格の高騰による工事費の増加はないのか、搬入される予定の遊具等の価格に変更はないのか伺います。次に維持管理費について伺います。子ども室内遊戯施設と事業名が変更になりましたが、従前示されていた事業計画書では、利用料金について町民100円、町外300円となっており、利用料収入見込みは1,100万円、公園全体で年間14万人の利用と想定されていますが、長引く新型コロナ感染症の影響等を考えると、施設への入場者数が見込まれない場合の維持管理費は町負担とならないのか懸念します。全体の維持管理費の負担割合等を含め、子ども室内遊戯施設と変更されましたが、これまでの変更等を反映させた事業計画書を再度示すべきと思いますが町長の考えを伺います。

答弁 町長

子ども室内遊戯施設についてのご質問にお答えします。はじめに、事業費については、事業契約締結後、ロシアのウクライナへの軍事侵攻による、世界的な原油価格や物価高騰の影響により、国内においても建築資材等が高騰し、当初事業費の約1割の増額が生じました。増額分に対しては、内閣府の地方創生拠点整備交付金が採択されたことから、本定例会に補正予算を提案させていただきます。今後においては、今回のような世界情勢の変化がない限り、更なる事業費の増額はないものと考えます。次に、維持管理費については、地方創生拠点整備交付金に係る施設整備計画では、子ども室内遊戯施設を中心とした中央公園全体の利用者数は、年間14万5,000人、うち本施設では12万人を目標としています。目標の利用者数を確保するため、コロナ禍でも安心して利用いただけるよう感染対策を講じるとともに、中央公園の環境整備や観光案内看板の設置により、中央公園全体の利用促進を図ります。また、「さっぽろ連携中枢都市圏」の圏域ビジョンに基づき、札幌圏域からの周遊利用や連携など、より多くの方に来場いただき、維持管理費への負担が生じないよう取り組んでまいります。なお、施設名称の変更については、施設の用途を明確にしたものであり、施設の縮小については、昨年のウッドショック等による建築費の高騰に対応したもので、維持管理については変更ありません。その内容については、町民に対して広報等により、都度お知らせしており、事業の目的等に影響を及ぼさないものであることから、改めて示す考えはありません。今後におきましては、町民に対し、施設の開設や利用に向けた情報発信を行ってまいります。

再質問 熊木

再質問させていただきます。先ほども質問しましたけれども、今年3月28日の第3回臨時会で、契約金額についての説明があり、私はウッドショックや鉄鋼材などの値上がりにより、計画そのものも縮小されている。今回示された金額はこれ以上の値上がりをする予定はあると考えているのかと質問しました。答弁では、ウッドショック、ウクライナ情勢もあるが、今回このような形で早めに契約を進めさせていただいて、実施設計が年度当初から進められる。資材の早期発注などの対応により、現在のところ値上がりは予定していませんとの答弁でした。再度質問した時も、現段階では現行予算の中で進めると、重ねての答弁でした。にもかかわらず、いろいろ情勢が変化したと言いますけれども、その後の7月、8月の全員協議会での説明で、工事費高騰への対応についてとして、総事業費の約1割程度の増額に収まるよう進めているとの説明でした。その時一緒に説明されたのは、令和4年4月26日付けの国土交通省通知によると、建設業法に基づく契約締結後における労務費、原材料費、エネルギーコスト等の取引価格を反映した、適正な請負代金の設定や適切な工期の確保について、状況に応じた必要な契約変更を実施するなど、適切な対応を図ることと通知があったことも説明されました。質問の最初にも述べたとおり、いろいろ情勢を考えるとやむを得ないとは考えますが、本当にこれ以上の値上がりは想定したりしていないのか。先ほどの御答弁で、更なる事業費の増額はないと考えるとおっしゃいましたけれども、本当にこの後、ないのでしょうか。すごく懸念します。今もう施設建設が始まっていますけれども、規模は縮小される、そして金額を上昇するとなると、先行きがすごく不安だなということを私自身は感じます。町の負担がどこまで増えるのか、今後のまちづくりにも大きく関わってくるものと考えますので、ここのところは再度御答弁をお願いしたいと思います。また先ほど質問で、搬入される遊具については、価格には全く変更がないのか、その辺の答えもいただきたいと思います。また、事業名が誘客交流拠点施設から子ども室内遊戯施設に変わりましたけれども、事業計画書はそのままでいいのか。南幌町誘客交流拠点施設整備運営事業、これは企画提案書というものですけれども、これが昨年示されました。ここの中にはいろいろ細かいことが書かれています。先ほどの答弁では、新たにそういうものは必要ないような形でしたけれども、名称が変わって、中身も変わってきています。それで、事業者と町が取り交わす企画提案については、この企画書そのものが変更されることが必要ではないかと思うんですけども、それを町は何らかの形で、新たなものとかが提示されているのでしょうか。これはやっぱり重大な問題だと思うんですよね。ここに書かれていることを、いろいろ、施工計画から配置からいろんなことで、何回か全員協議会の中で説明されまして、その都度変わっています。これがしっかり書かれた新しいものをつくって提示することが必要だと思うので、そこの見解を伺いたいと思います。それから利用料金のことについて伺います。先ほど私が14万人と言いましたけれども、14万5,000人ということで、本施設での利用は12万人を目標としているということでしたけれども、利用料、収入見込額が1,100万円となっています。これは、一度この計画書の時に説明されただけで、その後は、町民の利用金額とか、あとは何歳からなのかとか、その辺の詳しいことは全く示されていないと思います。もうそろそろその辺ははっきりしていくことが必要ではないかと思うんですけれども、維持管理のところで、利用料が見込めなかった場合、町のほうに被ってくるということはないのか。そこをやっぱり、先ほどの工事費の増額とかも含めて、大きな問題だと思います。それから、町全体の維持管理費はどれくらいなのか、一度説明されましたけれども、燃料とかいろんなコストが上がっている中で、そこも変更を余儀なくされると思うんですよね。その辺についての試算はどうなっているのか、そこも一緒に伺います。よろしくお願いいたします。

答弁 町長

熊木議員の再質問にお答えをいたします。まず規模の縮小につきましては、これはウッドショックによるものでございまして、これは昨年の10月に、影響額としまして5,500万円試算されましたことから、予定事業費以内に抑えるために、全体の規模、ピッチの縮小、190平米程度を行いました。極力遊戯エリア内の変更は行わないということで、議会と協議を行った経過でございます。その規模縮小に伴いましては、基本設計修正業務に係ります補正予算を議決いただきまして、昨年実施しました行政懇談会の中でも、計画概要や事業費、町の負担割合につきましては御説明をしてきたところでございます。また、今まで適宜議会と協議を行いまして、本年1月に内閣への本申請を行いまして、3月に事業採択され、それを受け、事業予算並びに財産取得に係る議決をいただき、事業者と契約をさせていただいて、現在工事が進められているところでございます。しかし、事業者との契約締結後、ロシアのウクライナ侵攻によりまして、国際情勢は大きく変化し、世界的な物価上昇により、国内においても、建設資材などの高騰が続いております。この情勢変化による、国際物価の変動は予想できるものではございません。また、予想して事業費を積算することができないものでございます。従いまして、今後更なる高騰の追加についてでございますけれども、このような情勢の変化が起こらない限りは、契約金額で執行されるものと私は考えております。また、遊具につきましては、特段現在は搬入に係ります影響は受けていないと聞いてございます。それと施設の名称変更でございますけれども、これにつきましては、用途変更を明確にするとともに、補助事業名と統一を図ったものでございまして、このことについては、広報でも町民にお知らをしております。また、中身に変更があると申し上げましたけども、中身に主たる変更はございません。規模縮小しましたけれども、事業の目的、主たる建物の内容の変更はございません。事業の愛称につきましても、広報9月号で御紹介したとおり、小学生から応募をいただいた「はれっぱ」ということで決定をしてございます。ランニングコストにつきましては、施設の維持管理費1,310万円、人件費1,890万円で、合わせて年間3,200万円を見込んでございます。施設の来場者数は、12万人を目標としておりまして、そのうち、有料とする遊戯エリアの入場者数は4万7,000人を見込み、入場料収入は1,100万円の試算を行ってございます。入場者の確保が図れなくて、町の負担が生じるのではないかという懸念でございますけども、令和6年度に道央圏連絡道路南幌ランプが開通予定でございます。また、来年春には北広島市の北海道ボールパークが開業予定でございます。本施設の整備計画の方向づけとなりました、本町に新たな人の流れを呼び込むための周辺整備は予定どおり行われているものと考えます。また、中央公園は現在大型滑り台やトイレ、ベンチなどの再整備を行うとともに、来年度以降、周辺の看板整備も予定してございます。そうしたことで、入所者の確保を図ってまいりたいと考えてございます。事業変更した計画書を示すべきであるということでございますけれども、適時、広報等によりお知らせしておりますとともに、事業の目的に変更を及ぼす内容ではないことから、改めて示す考えはございません。

再々質問 熊木

再々質問させていただきます。最後のほうで町長がおっしゃっていた、事業の計画そのものに大きな変更がないから必要ないということだったんですけれども、その都度私たち議会でも、全員協議会等を通じて説明を受けています。また、広報にも載せているということでしたけれども、最初に計画が示されて、3世代交流スペースだとか、室内の空間の中でいろんなことができるということを説明されました。そして青写真も描いて、ここにも載っています。これがやはり、最初の説明と違ってきているということは、新たなものをつくる必要があるのではないかと私は考えます。ましてや民間に委託するというか、大和リースが引き受けた形で今進んでいるんですけれども、冠はやっぱり南幌町の施設ということでやっていく以上、やはりそういう手続き上からも、名称変更があり、先ほど町長は中身の大きな変更はないということでしたけれども、やはり規模も縮小されているとか、いろいろ変わってきているということでは、きちんとした形で契約書なり、新たなものを交わす必要が町としてあるのではないかと、それをやるべきではないかと改めて思いますけれども、そこのことは、そうは思わないということなのでしょうか。再度伺います。それから、先ほどもいろいろ言われていまして、子ども室内遊戯施設の建設によって町がどのように変わっていくのかということで、いろいろ今示されています。北広島のボールパークのこと、それから、工業団地も近くにできるということ、それから道央圏の連絡道路のこと、本当にそれによって町の形は大きく変わって、それがいろいろといい方に変わっていけばいいなということは、町民誰もが思っていることです。その中で、この子ども室内遊戯施設ができるということでは、多くの方に利用されるべきだと思うんですけれども、中央公園を一帯としたということで、本当に緑豊かで、広さも前の全員協議会で説明されたように、町民1人当たりの公園の広さというのでは本当に群を抜いて、道内でも一番くらい面積を有しています。それがやっぱり、本当に多くの方、子どもから高齢者まで利用できるような形でなっていくということが本当にいいことだなと思いますし、先日、愛称が決まったということで、たくさんの応募の中から「はれっぱ」に決まったということで、それはそれでよかったなと思うんですけども、私自身は、皮肉にも原っぱというふうに想像して、やっぱり室内の空間ではなくて、中央公園を一帯とした広い所というイメージで捉えました。それはいろいろ捉え方の違いもあるでしょうけれども、本当に町民として誇れる中央公園。それを、これからもやっぱりもっと利用しやすいような形で変えていくという必要はあるかと思います。維持管理費のことは、先ほども御説明がありましたけれども、やはりかなり大きな金額が維持管理費として使われていきます。入場料収入が予定した金額にならない場合、町の負担はないということなんでしょうけれども、やはりじゃあそれをどう見出していくのかということは、本当に懸念が払拭されるのかというところでは、私はすごく大きな不安を持っています。というのは、この施設を建設して、維持管理費のことだけではなくて、それもいろいろ含めた中で、町の町民の健康と福祉、教育、いろんなものを守っていくというためには、いろんな形で町の財政が使われていきます。そういう中に、本当に足を引っ張るようなことにならないのかという懸念は、常に私は思っています。そういうことも含めて、やはり庁舎内ではもっと真剣に議論をすることが必要だと思います。先ほど維持管理費のことで、3,200万円とおっしゃいましたけれども、今エネルギーのことでいろんな物価が上がっている中で、いつ算定されて、それがその変更によって、どのように、どうするのかというあたりの試算というのは、やはりシビアにしていかないとだめだと思うんですけれども、その辺はどのように考えて、どのように試算されているのか、そこも一緒に伺いたいと思います。私は何よりも、新しい施設ができてたくさんの人で賑わう、だけれども、新しい施設を使うだけではなくて、もっとこれからの高齢化社会に向けて、いろんな形で町の税金の使い方を考えていかなければならない。今地方交付税も、やはりコロナとかいろんな形で減額が予想されるという中で、やはりその辺は慎重になるべきだと思います。ですから子ども室内遊戯施設だけではなくて、町全体の福祉とかいろんなことを考えたときに、もっと議論したものを、町民なり議会にも示してほしいと思うのですけれども、その辺について見解を伺います。

答弁 町長

本計画につきましては、議会と都度御相談をしまして、慎重に進めまして、それで議会の同意をもって、工事が今進められているという状況でございますので、その辺についてはご理解をいただきたいと思います。また、事業費の試算等々、職員も真剣になってやってございます。3年掛かりになって色々と苦労しているところでございます。まず、利用者が入らなかったらどうなのかと。町の負担が膨らむのではないかということでございますけれども、これは先ほども申し上げましたけれども、加えて申し上げるのであれば、一昨年度、内閣府の交付金が不採択となりました。その要因として、札幌市を含めた地域間の連携不足が指摘されたことから、昨年度、さっぽろ連携中枢都市圏の構成市町村の首長様に御理解いただき、圏域内周遊、または各市町の施設の連携などを図るためのビジョンとして位置付けていただきました。それらに基づき、交流人口の拡大並びに入場者数の確保を図り、施設の維持管理に負担が生じないよう、これまた加えて取り組んでいく考えでございます。また、事業者側も付加価値を高める企業努力といたしまして、イベントの開催や、施設内にカフェコーナーを設けるなど、魅力アップを図ると聞いております。そして、市街地の賑わいづくりに向けましては、商工会とも連携を図るべく、協議を進めているところでございます。議員各位におかれましても、御支援御協力いただき、交流人口の拡大、入場者数の確保が図られますようお願いを申し上げるところでございます。それと町民への説明でございますけども、先ほど来申し上げておりますけども、施設の名称、規模の縮小、これにつきましては、町民にお知らせをしております。それと、主たる施設の内容に変化はありません。これまた、議会にも都度報告してございます。そういったことから、今後に向けましては、施設の開設が近づくこともありますので、町民や利用者の関心が高い施設の楽しみ方や、施設の開設に向けた情報発信に努めてまいります。

出典:南幌町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月7日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる