南幌町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日
子どもを健やかに生み育てるための支援は
2021年12月9日、南幌町議会の一般質問で、佐藤妙子議員が「子どもを健やかに生み育てるための支援は」について質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤妙子 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 佐藤
2問目の質問をさせていただきます。子どもを健やかに産み育てるための支援は。少子高齢化が加速し、子育てをめぐる環境が厳しさを増しつつある中で、子育て世代の経済的負担は、家計に大きく影響を及ぼすと考えます。本年度の町政執行方針で町長は「子育て一人ひとりの健やかな成長を育むために妊娠期から子育て期に係わる機関が相互に連携し、町全体で子育て支援に取り組むとともに、子育て世代の経済的負担の軽減を図ります。」と述べられました。これまでも本町では子育て支援米、ファミリー・サポート・センター事業、最近では病児・病後児保育などで乳幼児に優しい取り組みを行ってきましたが、一時的に負担の集中する妊産婦や、乳幼児の経済負担を町で応援することが必要と考えます。そこで町長に3点伺います。1、本町には産婦人科がないことから、町外の医療機関を受診する時のタクシー代を助成する考えは。2、町民の誕生を祝福し、子育て世帯の経済的負担を応援するために紙おむつの購入費を助成する考えは。3、災害が発生した場合、ガス、水道が使用できなくなると、ミルクや離乳食を作ることが困難になります。災害時に即時に対応できるよう液体ミルクの備蓄の考えは。
答弁 町長
「子どもを健やかに生み育てるための支援は」の御質問にお答えします。1点目の御質問については、現在、町では新型コロナウイルス対応経済対策支援として、「妊婦あんしん支援金事業」により緊急的な経済的支援を行っています。本町には、産婦人科の医療機関がないことから、妊産婦は近隣市の産婦人科に家族の方と自家用車で通院しており、タクシーの利用に係る経済的な負担も少ないことから、タクシー代の助成を行う考えはありません。2点目の御質問については、第2期子ども・子育て支援事業計画の策定に向けたアンケート調査において、紙おむつの購入費助成に対するニーズは高くないことから助成を行う考えはありませんが、訪問や健診を通して、必要な方に災害備蓄品を活用した支援を行ってまいります。3点目の御質問については、災害備蓄品については、災害備蓄品整備計画に基づき整備を進めているところです。液体ミルクについては、現在は備蓄していませんが、賞味期限が長い商品も開発されていることから、今後整備してまいります。
再質問 佐藤
再質問させていただきます。1番目のタクシー助成券ですが、その助成の考えは今のところはないという考えではありましたけれども、まず出産まで妊産婦健診は14回あります。経済的な理由で健診を受けられないということは今は少なくなりました、14回全て助成されているので経済的な理由で健診を受けられないということは今はなくなったと思います。一番近い産婦人科は江別市立病院ですね、この辺でいうと。それでタクシー代を調べましたところ片道3,500円ぐらいかかるということです。これではタクシー代の負担が大きくなって、やはり健診はいいけれども、タクシー代が往復で7,000円、タクシーで行かなければならないということになると、7,000円もかかるということで、健診をためらう方がいないとは言えないとは思います。町のアンケートでも必要だと思う子育て支援策は、母子保健サービスや小児救急医療の充実が14.7%と一番多い状況でした。妊産婦の健康はそのお腹の胎児の健康と一体ですし、出産にはあらゆる想定外のことが考えられると思います。それで、先ほど御答弁いただきました、家族が車で送ります、経済的負担が少ないから大丈夫ですというお考えはどうなのかなという思いでいます。経済的な理由で本当に検診をためらうことのないような、安心して出産に望めるような町のサポートをするためにもタクシーの助成券は必要だと思うんですね。再度、町長にお考えをお伺いいたします。2番目の紙おむつですが、この紙おむつの質問は令和元年第2回の定例会で質問させていただきました。そのときに、経済的支援を望む方は多いけれども紙おむつのニーズがないということで、また町としても幼児教育の無償や教育費の無償などをしているという御答弁でございました。今回も同じような形だとは思うんですけれども、紙おむつは贅沢品ではなく必要とするものであって、私は経済的支援に含まれるのではないかと思っております。使用期間というのも、誕生してから長くて2年、1、2年です。この頃がやっぱり子育てする上で一番出費が多くて、経済的にも大変な時期であるということをお聞きしております。それで、新生児のおむつ替えは平均して1日10枚から15枚ぐらいで、価格が1枚30円、平均ですけれども、一月に換算すると、赤ちゃん1人あたり紙おむつ代だけで1万4,000円ほどになるわけであります。全額でなくても、どうしてもだめだというのであれば、全額でなくても一部助成でもいいので、やはり子育てを応援してくれる、応援していただけるというのは、子育て世代の親たちにとってはとても助かるものではないかと思います。その部分で再度町長にお伺いいたします。液体ミルクですけれども、備蓄していただけるということで大変喜ばしい限りです。この液体ミルクも、予算委員会の中で何度か質問したときに、今までは賞味期限が短くて在庫管理がしにくいということでございました。ですが、最近では1年以上もつものもございますし、保存としては備蓄できるものとして考えていただけたのかなと思っております。液体ミルクが注目されたのは2011年の東日本大震災で、断水により粉ミルクを溶くための安全な水を求めて苦労した家庭がたくさんあったということと、2016年の熊本地震でフィンランド産の液体ミルクが配布されて、その利便性に注目が集まって、それらの出来事に後押しされて、それまでは国内では製造されていなかったわけですけれども、それをきっかけに国内で製造販売されたというお話を聞いております。開発が大きく進み、価格も手頃になりました。備蓄していただくというお話でしたので早急な備蓄をお願いしたいと思います。私からは1番、2番の質問をさせていただきたいと思います。
答弁 町長
佐藤議員の再質問にお答えします。まず、妊産婦の通院の際のタクシー代の助成でございますけども、議員言われるように、妊娠から出産までの間の受診や健診などの通院の回数は14回程度と聞いてございます。本町の多くの方は江別市内の産婦人科を利用されております。町の聞き取りによりますと、病院への通院方法は本人が自家用車で運転していく、または出産が近い場合などは家族が送迎するというのが大半のケースでございます。本町から江別まで、自家用車を利用しての通院には特段経済的な負担は生じないと。また検診をためらうような状況ではないということで、現時点ではタクシー代の調整は考えてはおりません。2番目の紙おむつの件でございますけども、議員も言われますとおり、本町の経済的支援としまして、現在子育て支援米、小学生までの医療費無料化及び中学生までの1割負担、学校給食費の補助など、十分ではございませんけども子育て世代の経済的負担の軽減を図ってございます。現在の災害備蓄用としては紙おむつを備蓄しております。更新のタイミングとしましては5、6年と考えておりまして、数量に限りがございますが、それらを有効的に活用していきたいと思ってございます。また、議員も言われたとおり、近年は幼児教育の無償化も進みました。また、現在国においては、18歳以下の子どもに対する10万円相当の給付や住民税非課税世帯への10万円の給付なども審議をされてございますので、そのことも考えあわせて、紙おむつについては現在のところ考えてはございません。液体ミルクにつきましては、今、粉ミルクと同等のものが開発されましたので、これについては早急に整備を進めたいと思ってございます。以上です。
再々質問 佐藤
再々質問させていただきます。この子育て支援については、今、政(再々質問) 府のほうでもこども庁を創設し、早期に検討に着手すると明記されております。2020年の出生数が84万人と過去最少を更新する中で、安心して結婚、妊娠、出産、子育てができる環境整備に取り組むと強調しているわけでございますけれども、国ではできない、一人ひとりに寄り添うようなことをできるのは町だと思います。町でできないようなハードなことをするのは国でやるべきかとは思います。国ではできない一人ひとりに寄り添うことは、やはり本町でもできるのではないか。出生率が年間に30名から40名にいかない人数の中で、十分にいろんな形で子育て支援ということで寄り添う形で支援はされているとは思いますけれども、切れ目ない子育て支援ということで、町としてもうたっておりますので、できる範囲の中でというか、全額でなくてもその一部でもできるのではないのかなというふうに思います。それで、その中でもどうしてもできない、ちょっと厳しいということであれば、紙おむつを捨てる専用のごみ袋があるんですが、ほかの市町村でも助成はしております。ごみ袋を2歳まで使うと20リットルのごみ袋で年間100枚使用するわけです。その中で、ぜひそのごみ袋であればやっていただけるのではないかなという思いではいますが、そこのところの御答弁をいただきたいと思います。それともう1点、先ほどの紙おむつですけど備蓄した中にもあるので、残ったものとかそういうのも利用していただけるというお話だったのではないかなと思うんですけれども、避難場にある備蓄品の中で、例えば哺乳瓶や先ほど言った紙おむつ、紙おむつ以外の哺乳瓶や下着、肌着、また母親が使うような生理用品、やっぱり数年経つと劣化するおそれがございます。そういう部分も、ぜひコロナ禍で経済困窮している方へ、子育て世代の方たちへお渡しするということは考えていただけるのかどうか、この2点お聞きいたします。
答弁 町長
佐藤議員の再々質問にお答えいたします。子どもの支援につきましては、町にとって大きな施策として進めてございます。一人ひとりに寄り添って、切れ目ない施策を実現していくということは、以前から町で特に大事なこととしておりまして、それについては現在も変わりございません。そこで、紙おむつ、または妊産婦のタクシー代の助成、これについては、そこで私は直接それをしなければ町民に寄り添ったものを提供していないということにはならないと思ってございますので、これはまた別な角度ではないかなと思ってございます。また、紙おむつの専用のごみ袋、今御提言いただきましたので、今ここでしますということはなかなかお答えできませんけども、これからの検討事項とさせていただきます。また備蓄品の中で使えるものを有効的な活用、これは当然町としても考えてございますので、その備蓄品にそれぞれ更新時期がございますので、その更新時期にあわせた形で、必要とされる方にそういうものを提供していけるような体制をつくってまいりたいと思ってございますので、御理解いただきますようお願いします。