南幌町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日
本町の移住促進と観光振興について
2021年12月9日、南幌町議会の一般質問で、佐藤妙子議員が「本町の移住促進と観光振興について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤妙子 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 佐藤
本日は町長に2問の質問をさせていただきます。まず最初、本町の移住促進と観光振興について。本町ではさまざまな町の変化で住民ニーズが多様化し、複雑化している時代に対応するため、これまで以上に一歩踏み込み、より実行力のある行財政改革を推進することを目的に、第2次南幌町行財政改革実行計画「加速化プラン」を実行しています。中でも移住促進、観光振興では地域おこし協力隊を中心としたまちづくりを前向きに進めています。本町ではこれまで南幌温泉を中心にパークゴルフや乗馬などをはじめ、最近ではキャンプ場への来場数も増加し、町外からは本町の飲食店を目的に多くの方が来られるようになりました。2023年に北広島ボールパーク開業、2024年には道央圏連絡道路が南幌ランプまで開通します。さっぽろ連携中枢都市圏との連携でますます南幌の観光発展が期待されていくと思います。町が大きく発展する追い風が来ている今こそ、南幌のイメージを高める移住や観光に取り組むことが重要と考えます。そこで町長に3点伺います。1、今後も地域おこし協力隊を活用した移住促進と観光促進を進めていくと思いますが、観光と移住をどのように結び付けていくのか。2、加速化プランの移住促進事業の方向性として移住体験住宅を活用した町の魅力を伝える移住観光コンシェルジュを考えるとあります。その活用方法や活動後の展開について継続検討するとありますが、具体的にどのように進めていくのか。3、南幌温泉は今後も観光資源として重要な場所と考えます。温泉周辺の環境整備やキャンプ場施設の整備、冬の観光集客の考えは。
答弁 町長
「本町の移住促進と観光振興について」の御質問にお答えします。1点目の御質問については、移住促進や観光振興を図る上で、まずは本町を知ってもらい、足を運んでいただくことが重要であることから、これまでも様々な知名度向上対策に取り組んできたところです。今後においても、引き続き町ホームページやSNSなどにより、一人でも多くの方々に本町を訪れていただけるよう本町の魅力を発信してまいります。また、本町に観光で訪れた方が移住のきっかけづくりになるよう町内周遊などの施策に取り組んでまいります。2点目の御質問については、令和4年度より地域おこし協力隊員1名を採用し、移住相談をはじめ、移住体験住宅の運営管理、住宅を活用した移住者同士の交流会や本町を訪れた方への体験型観光などの企画により、移住者を迎える仕組みづくりを進めたいと考えています。また、活動後の展開については、移住観光事業の起業化へとつながることを期待しています。3点目の御質問については、南幌温泉は本町の観光拠点施設であることから、周辺の環境整備については、公園用地を活用したキャンプ場の整備を含め検討してまいります。また、冬の観光集客については、新型コロナウイルス感染症の状況を見極めながら、南幌温泉の指定管理者と連携し、冬のアウトドア等の観光集客策を検討してまいります。
再質問 佐藤
再質問させていただきます。観光周遊やSNSなどで取り組んでいかれるということで、さまざまな形で期待しております。特に協力隊の方のお力はこれから観光振興の大きな原動力になるとも考えております。先日、たまたまユーチューブで南幌の上空を飛ぶドローンの空撮映像を見ることができました。上空から見る田園風景や夕張川の迫力に圧倒されまして、今後南幌の隠された自然の中の観光資源をアピールする材料としては大きなツールになるのではないかと、そのように感じました。しかし、南幌のホームページでそれを見たいなと探したところ、何回も探してもなかなか出てきませんでした。やっと出てきたんですけれども、ドローンを飛ばしている動画の撮影、ドローンを飛ばせるスポットがありますよということを書いているだけで、どこにあるのか、どのような内容なのかという詳しいことが書いてありませんでした。動画が見たかったですけれど、動画もありませんでした。やっぱり今までとは違う、新しいドローンという活用で町を紹介されているので、本当に多くの方に見ていただかないともったいないなと感じました。やっぱりホームページを見たときに、すぐに南幌町のことがどういうところなのかということがすぐ分かるような、やっぱりそういう発信の仕方は必要ではないかなと、そのように感じました。もっとこれからもドローンを活用した町の紹介を進めていただきたいなと思っていますが、まずそのホームページのトップにドローンの空撮映像や案内など載せるということはどうかと思います。それでまた初心者でも今、簡単に使用できるドローンもございますので、南幌のリバーサイドに体験できるエリアを設けて、観光誘致に向けてはどうかと考えております。2番目ですけれども、今後できる体験住宅、加速化プランの中では、地域おこし協力隊が観光コンシェルジュとして管理していきますとございました。そのような新しい試みは、南幌を発信していくということでは、南幌のイメージがより田園文化の町に近づいていくものと私は感じます。大変期待もしていますし、その観光コンシェルジュは何物かと言いますと、この目的というのは、来訪者に対して訪問先の充実した時間と安らぎを提言するとありました。この体験住宅も、今後さまざまな取り組みを考えていただいて、観光コンシェルジュを中心に進めていただくようになるのではないかと思いますが、例えば、今までは移住体験住宅は、ある程度何カ月か長期の滞在の方が多かったわけですけれども、今後も子どもたちの休みの土日だけや、休みの数日間宿泊するなど、今まで南幌でこれまで取り組んでいないような新しいユニークな体験メニュー、例えば周遊とありましたけれども、デマンドタクシーを利用した南幌ツアーなど、そういう取り組み、今後協力隊の方は本当に一生懸命南幌のために働いてくださるとは思うんですけれども、ぜひ、町の若い職員のアイデアも取り入れて、取り組んでいただきたいなと思っております。3番目ですが、南幌温泉は町外からの評判も良く、特に泉質がいいということで愛好家も多いわけですけれども、観光の顔と言ってもいいと思いますけれども、ただ、江別方面から来まして一番最初に南幌温泉の入り口の付近の側溝、今は長幌浄水場が建っている脇ですが、ここは町有地だと思うんですけれども、ごみが散乱しておりまして、何度か担当課にお願いして対処していただいたんですけれども、やっぱり入ってすぐにごみがあるというのは温泉のイメージダウンにつながると思うんですね。そういう部分では、その環境整備、観光の基本なので管理をしっかりしていただきたいなと思っております。次に、ここからは観光事業の提案を3点ほどさせていただきます。最初に1点目ですが、南幌温泉の駐車場の野菜直売所の裏には広い芝生がございます。きれいに整備された芝生ですが、なかなか人が利用されておりません。幼児用のブランコや滑り台などの遊具を設置して、ファミリーが一緒に楽しめる場所になると思いますので、そのお考え。また2点目は、キャンプ場は今後需要が伸びていく観光産業だと思います。先ほどの町長のお話も、これから検討していただけるというお話だったんですが、どのようなキャンプ場をイメージされるのかというのが2点目です。3点目が、冬の観光もこれから考えていくべきかと。先ほどは冬のアウトドア等の観光集客を検討しますということだったんですけれども、南幌には本当に珍しい冬の樹氷があります。本当に冬の厳寒の早朝に枝や木に凍り付いてできる樹氷の壮大さ、荘厳さというのは、町外の人たちはすごく驚きます。町内にいる私たちは毎年のことなのできれいだなと思うぐらいなんですけれども、その樹氷スポットが町内には何カ所かございますので、ホームページやSNSなどでお知らせしてぜひ早朝に来てくださいと。帰りには南幌温泉の朝風呂へいかがですかと、そういうような取り組みもいいのではないかなと思います。この3点です。よろしくお願いします。
答弁 町長
1点目でございますが、現在の地域おこし協力隊員2名採用のうちの1名の方がドローンの資格を取ってそして編集を行ってということで、非常に優れた技術を持ってユーチューブにあげられております。それらの取り組みをいかに町のほうのPRに結びつけていくかということかと思いますけれども、ホームページへの空撮の取り入れは可能なようでございますので、ただし事業費が発生するものですから、そういうものも確認しながら検討してまいりたいと思います。2点目の移住体験住宅を含めましたものでございますけども、移住を促進するための企画や相談、または観光体験を取り入れた事業展開を目指していくために、来年度、令和4年度に地域おこし協力隊員1名の採用を予定しております。そこで現在の移住体験住宅2戸については、御承知のとおり老朽化してございまして、新たな移住体験住宅の整備を今検討しておりまして、その中でみどり野団地のインフォメーション機能を兼ねた形で業務が行えないのか、そのようなことも予定してございます。そのなかでそういう取り組みも行ってまいりたいと思いますけれども、移住体験住宅、コロナ禍前では例年30名から40名程度の方の利用がありました。しかし、どちらかというと観光滞在型で利用をされる方が多くて、移住にはなかなか結びついていないっていうのが実態なものですから、それらの解消、どんな形がいいのか、そういうような方向で進めていかなければならないのかなと思ってございます。続いて、南幌温泉の件でございますけども、南幌温泉、以前から少し利用者数が減少傾向になってきまして、加えて昨年からのコロナ禍ということで利用者の減少が現在は著しい状況でございますけども、近年はキャンプなどのアウトドアの形が多様になっておりまして、また幅広い年代で親しまれておりまして、その傾向はこれからも続くものと思ってございます。温泉周辺でのキャンプ場整備につきましては、議員おっしゃっているのは、きらら公園の直売所の裏手ということで、きらら公園というところかと思いますけれども、その場所がいいのかどうなのか、それらも含めまして、小規模のキャンプサイトといいますか、そのようなものになろうかと思いますけども、指定管理者ともその辺について検討を進めてまいりたいと思います。また、冬の集客につきましては、イベント等に関しましてはまだコロナ禍ということで今シーズンはちょっと難しいところもあろうかと思いますけども、冬の集客策としましては、議員言われたような樹氷がいいのか、または寒さ体験がいいのか、ワカサギ体験を絡めたものがいいのか。以前は冬キャンプを指定管理者のほうで実施した経過もございますので、いずれにしても、どのような集客がいいのか指定管理者とより検討してまいりたいなと思っておりますので、御理解いただければと思います。
再々質問 佐藤
再々質問させていただきます。今、いろいろと町長のほうからお話しいただきまして、新しい南幌の様子が少し見えてきたような、そういう気持ちでございます。私はこのたびの、第2次南幌町行財政改革実行計画の中で、本町がこの観光定住に向けて絶対に成功させたいという意気込みをすごく感じたんですね。しかし、ホームページの冒頭にある、最初にある、「山も海もない、ただ自然がある」というキャッチフレーズにどうやって町は観光振興を進めていくのかなという、そういう戸惑いもございました。子育て世代のきた住まいるヴィレッジ事業、工業団地の好調な売れ行き、高規格道路の延伸、ボールパークの開業、誘客施設構想と今追い風が来ているここで観光の役割というのはすごく大きく発揮されると感じております。そういう部分で本日質問させていただきました。行政が観光振興を進めるというところでは、民間企業とは違いとても悩むところはあると思います、正直。ですが、伝わることは本当に難しいと思います。一生懸命伝えていても伝わらなければ意味を呈していない、そういう厳しさもございます。その中でも、今回御存じだと思うんですが、南幌グルメナイトマップ、皆さんも見られた方も多いのではないかと思うんですけれども、本当にこのマップには私もちょっと感動しました。それは開いた途端、開いた瞬間、知りたい情報がすぐ飛び込んできます。お店のこれがおいしいですよ、金額で、本当にこれが伝えることなんだな、伝わることなんだなというふうに感じたんですが、これを見て誰もが一度行ってみたいなというふうに思わせる、そういう内容です。伝わるということは、こういうことということをこれによって学ばせていただいたんですけれども、ぜひとも本町も連携している大学の学生などの意見なども聞いて、また民間企業のアイデアも取り入れて、新しい感覚を取り組んで観光振興を進めていただきたいと。伝えるという、伝わるということも含めて、町長のお考えをお聞きいたします。
答弁 町長
当然人を呼び込むためには、まずはキャッチフレーズが大事かなと思います。また議員言われたように、伝わらない情報を出しても意味がないといいますか、そんなようなことも肝に銘じながら進めていきたいと思いますけども、大学生、民間企業との連携といいますか、そのようなもの、幸いに本年、恵庭市の北海道文教大学と連携協定を締結することができましたので、大学生とはこれから交流も深まり、町に訪れていただく機会も当然あろうかと思います。そのような機会も活用しながら、また来年度から第6期総合計画の後期計画がスタートいたします。そんな中で今、各課横断的な検討を進めておりますけども、そのようなことで新しいような発想も含めまして、現在は策定の準備を進めているところでございます。その素案につきましては1月中には皆さまにはお示しできると思っておりますので、またその中でも、斬新的なものになるかどうかわかりませんけども、そういうような新しい発想なんかも盛り込んでいくことも考えておりますので、そのことも御承知おきいただきながら御理解いただければと思います。