南幌町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日
町の住環境整備と雇用の創出に向けて
2020年12月9日、南幌町議会の一般質問で、川幡宗宏議員が「町の住環境整備と雇用の創出に向けて」について質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 川幡宗宏 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 川幡
私は、町の住環境整備と雇用の創出に向けてということで、町長に質問いたします。このたびの町長選挙において大崎新町長は6つの柱を公約に、多くの町民の支持を受け、見事に当選の栄を勝ち取られました。実績ある三好前町長の全面的後継者として、本年度は前町長の町政執行方針を継承し、次年度から新たなまちづくりに取り組む町長に、町の住環境整備と雇用の創出に向けてと題し伺いたいと思います。私は、コロナ禍の中、南幌町として生き抜くためには、町民、議会、町政が心を一つにして、この難局を行財政改革・財政基盤の確立を実行しなくては、南幌町の将来は開かれないものと考えております。この定例会後、新町長として初の事業予算に取りかかると思いますが、選挙公約にありました6つの柱を基本に、将来を担う子どもたちに故郷といえる町、町民誰しもが安心して暮らせるまちづくりを実現していくため、将来構想を見据えた新年度予算案が提出されることを期待いたします。そこで、誘客交流拠点施設建設に向け、私は、将来南幌町に移住してくれる人や現在居住している人たちのために、住環境の整備や雇用の創出を考慮した施策を模索し、今まで先送りしている事業や施策を洗い出し、住民目線で優先順位を考慮していかなくてはならないと思い、次の4点について伺いたいと思います。1つ目、南幌町として有効な地域高規格道路である道央圏連絡道路整備が進んでいますが、全面開通の時期が見通せない状況下です。全面開通しても、このままのまちづくりでは、ただ、町を横に来て通過するだけの道路になると思います。道都札幌を見据え、北広島のボールパーク構想やさっぽろ連携中枢都市圏構想などを考慮した町の玄関づくりが急務と考えますが、町長の考えを伺います。2つ目、町の努力により、長年販売不振であった南幌工業団地の販売が好調で、残り僅かな状況となっており、喜びに堪えないところですが、雇用の創出に結びついていないように思われます。私は、雇用の創出が最大の福祉につながると考えます。晩翠工業団地を含め、両工業団地の未使用地、環境整備、造成開発など、将来構想と雇用の創出についての考えを伺います。3つ目、第三セクター等改革推進債で処理した南幌工業団地とは別に、南幌町土地開発公社の解散前に、住環境整備事業夕張太西地区は町が継承していますが、宅地部分が未造成のまま現在に至っています。その間に夕張太地区では、保育所や小学校プールが統廃合され、商店やスタンドなどが閉店している状況です。札幌や北広島の都市圏に一番近い地域が疲弊している現状です。造成が完了しなければ、事業が進行しないと思うとともに、次に迫る農地整備事業にも支障を来すのではないかと思います。当時、南幌町土地開発公社が管理していた土地でもあり、南幌工業団地が完売に近い現在、南幌町の玄関と位置づけされる夕張太地域でございますので、造成を進め地域の活性化対策を含め、今後の方針や考えを伺います。また、誘客交流拠点施設を核に、若者移住に力を注いでいくと思いますが、移住の選択肢の一つとしては、オンラインの環境を生かした移住対策をこの地域で進めるべきと思いますが、考えを伺います。4つ目、議会では、毎年開催している議会報告懇談会が新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、書面懇談会を実施いたしました。町民から数々の要望や疑問を訴える書面が届きました。その中では、町への入口の道路整備や樹木や環境の整備に対する要望が届いております。自助・共助・公助を考慮し、きれいな生活環境の維持を目指した町環境条例を策定する必要性を感じますが、町長の考えを伺います。今後、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、地方自治体は交付金の削減や税収入の減少が予想されます。様々なインフラをアセットマネジメント結果による整備か廃止かを優先順位をつけていかなければならないと思っております。順位を間違えると、町民がこの町に住んでいる魅力を失い、この町を支えてくれた人たちが、町から離れる要因になりかねないことや、さらに残った町民に対し負担増やサービスの低下につながるのではと思います。以上、魅力あるまちづくりのため、早期に展開していく必要があると思い、来年度以降を見据えて町長に伺います。
答弁 町長
町の住環境整備と雇用の創出に向けての御質問にお答えします。1点目の御質問については、道央圏連絡道路の江別・南幌区間の開通、北広島市の北海道ボールパークの開業、さっぽろ連携中枢都市圏との地域間連携などを見据えたまちづくりを進めるため、誘客交流拠点施設を整備するものです。2点目の御質問については、南幌工業団地は昨年度から販売が進み、残り5ヘクタールも商談中であります。契約した7社においては、順次竣工し操業がされることから、今後、町内の雇用が期待できると考えます。また、現在、複数の企業から工業団地の問い合わせがあることから、晩翠工業団地の未操業企業への打診や紹介を行っていますが、今後の雇用創出に向けた企業誘致の候補地として、南16線西10番地の町有地を含めた未造成地を活用すべく、関係機関と協議検討してまいります。3点目の御質問については、移住定住の対策につきましては、現在、約600区画が残るみどり野団地の分譲を中心とした事業を最優先に展開していることから、現在においては、夕張太西地区の宅地造成には至らない状況にあることをご理解願います。夕張太西地区は、当時の南幌町土地開発公社より事業継承し、現在も農地転用事業計画の期間を延長していますが、農地整備事業の進行には支障はありません。本町においては、工業団地の販売が進み、みどり野団地への移住者も少しずつ増加し、今後、誘客交流拠点施設の整備、道央圏連絡道路の江別・南幌間の開通、町内全域の光ファイバー網の整備により、町の姿も徐々に変わりつつあります。夕張太西地区についても、北海道ボールパークの開業による影響を受ける地域であることから、みどり野団地の販売状況などの情勢を見極めながら検討してまいります。4点目の御質問については、本道を総括する北海道環境基本条例が既に制定されていることから、町単独条例の制定は考えておりません。
再質問 川幡
再質問いたしたいと思います。私はこの質問に対しましてお答えをいただいたことから、また改めて伺います。このコロナ禍の中で、日本経済を直撃し国民生活が悪化するのは間違いないと思っております。南幌町としても、交付税削減や一般税収が落ち込むなど深刻な状態が生まれると思い、優先順位などを考慮し再質問いたします。再質問の1点目、町長の答弁の中で道央圏連絡道路 江別南幌間の開通、北広島の北海道ボールパークの開業、さっぽろ連携中枢都市圏との地域間連携などを見据えたまちづくりを進めるため、誘客交流拠点施設を整備するものとお答えをいただきました。私は、道央圏連絡道路も重要な幹線道路ですが、車の通行量が多い15線道路やきらら街道も町の重要な基幹道路だと認識しております。そのような中で、南の玄関である15線、西の玄関口であるきらら街道の出入口に、南幌町をアピールする大型看板など、誘客交流拠点施設やみどり野きた住まいるヴィレッジ事業を紹介した、南幌町という町の存在を多くの人に知ってもらうことが、今後の知名度向上や移住の促進に大きな効果が認め見込まれると思い、そういう宣伝看板ですか、大きな施設を紹介する看板などの設置をすることを勧めたいと思いますが、町長の考えを伺いたいと思います。2点目、この質問については、同僚議員も先ほどもやった中で、大型の工業用地整備については、将来に向けて道と協議をした中でやりたいと言っていましたけれど、別な考え方の一つとして、現在ある両既存工業団地には未使用の用地があります。企業や個人が所有している土地であるために簡単には進めるとは思いませんが、企業協議会と連絡を取り、賃貸、売り買いの仲介を町と企業協議会が相談して進めないのか。また、誘導できる土地に対し、町が企業誘致を図り雇用の創出のために進めることができないのか。町として、次の新規工業団地造成をまだ決断できないと思いますけれども、先ほどの同僚議員の質問と重複するかもしれませんが、町が所有している用地を住宅公社や個人所有地など、町に土地を求めた買い主が造成や建築を想定できる用地があるのか。雇用創出のために、町として相談できる窓口とできる用地を模索し、整理する必要性を感じていますが、考えを伺いたいと思います。いずれも両工業団地も南幌町の入口であるため、景観を含め環境整備に既存企業と連携し協力を願い、美観を高めることができると思いますが、雇用創出のために民間活用での造成や販売など、創意工夫を官民一体で考慮したまちづくりを進めることができると思いますが、考えを伺いたいと思います。3番目として、夕張太西団地予定地には、住環境整備第2期工事分として、公園とトイレは事業の中で整備され、パークゴルフ場予定地には地域有志が自費で造成し、通りを含んだ管理をし、町に使用料を納入し運営を現在進めております。この過程の中には、商業地のほか64宅地造成の早期着工を願い、夕張太地域の活性化と人口増につながると思い、今は統合された小学校の存続のために継続して進めてきていると聞いております。前三好町長は、道住宅供給公社と地元出身者ということもあって優先順位を先送りにしたものと良いように解釈したいと思いますが、道都札幌に一番近い地域、ボールパーク構想地に近い地域の開発が、南幌の入口づくりが南幌中心市街地の相乗効果につながると思います。例えば、北広島市の大曲や江別市の大麻、恵庭市の恵み野や帯広、旭川の近隣地を見ても、一目瞭然の発展を遂げていること。しいては誘客交流拠点施設建設の最大効果にもつながると思います。答えがあった中で、そのまま宅地造成を遅延させて、次の農地整備に支障はないのか、再度確認いたします。また、公募による民間活用での造成や販売も進めることができると思いますが、町としての考えを伺いたいと思います。コロナ禍の中で、南幌町も光回線網の整備が可能な状態になります。国で推し進めているようにデジタル化などで模索して、国民が今一番行きたい、住みたい北海道を考慮して南幌町の地域力を生かし、地域的要件、テレワークなどを活用した移住政策を構築していかなければならないと思います。そのことで、企業や大都市圏に向けて発信して、移住やサブオフィスとしての活用で雇用の場を構築できると思いますが、進めていく考えがあるのか伺います。また、別の視点で、他町村ではまちおこし協力隊を活用した新たな雇用や企業創出が盛んな町が顕著に見受けられますが、町として取り組む考えはないのか伺います。もう少し雇用に特化した商店街の活用化も兼ね備えたものづくりなどを、定住を前提に空き地や空き店舗も活用して、住んでくれるまちおこし協力隊の導入が必要と思いますが、考えを伺います。4番目として、地域主権の中で、地域力が試される時代だと思っていますが、住民から寄せられた意見や要望を見ると、移住した当初とは違い、環境が変わってきていることに違和感を感じていると思います。公の樹木の剪定や公園遊具の撤去など全て住民説明、コンセンサスが不足しているのではないかと感じています。民の土地の雑草刈り取りやごみや堆積物の処理に関しても、町民の力を借りなければ成し遂げられないと思います。自助・共助・公助を観点に進めるためには、条例制定は必須と思いますが、見解を伺います。町民は今の危機感は払拭できるだけの、将来に希望が、安心を持てる政策が必要であると、このように思っております。以上、再質問いたします。
答弁 町長
まず、最初に夕張太地域ですとか江別から入ってくる晩翠地域ですとかに対する大型看板の設置という話でございました。これは総合計画の中にも既に盛り込まれておりまして、また、誘客交流拠点施設の整備もされることから、それらとあわせて、町内の公共サインといいますか、そちらのほうの検討を進めるところでございます。ただ、今は財源を模索しているところでございまして、有利な補助事業下において実施したいと、財務関係ですけれどもそのように考えてございます。それと晩翠工業団地、今の未操業地ですけども10件で8万5,000平米ほどございます。これらについて賃貸とかそのような有効活用はできないのかということで、なかなか間に入って商談をまとめるということはなかなか難しいですけれども、ただ紹介があった場合は、なるたけ結びつくようなところに紹介をして、未操業地域が少しでも埋まって、雇用の促進が図られるように努めてまいりたいと考えてございます。夕張太西地区でございます。議員おっしゃるとおり、道営の農村振興整備事業、これは既に終了してございます。宅地造成計画は64区画でございます。今までに事業の延長申請を3回に渡り行っております。それで現在の延長期限は令和4年3月までとなってございます。現在、町の宅地分譲でございますけども、ご承知のとおり、美園地区を重点的に進めておりまして、そこである程度のめどが立てば、次の重点地区としては、東町の8号側へと順次進めていく必要があると考えてございます。現在、みどり野団地全体の残区画は約600区画でございます。近年の新築戸数は年間多くて30戸ほどで、単純計算をすると完売までには20年近く要するのではないかなと思っています。そのような状況下で、夕張太西地区の宅地造成を現在進めることは現実的には難しい状況ということで考えています。したがって、現時点において、町の現状及び情勢を考えた場合、また事業の延長について道と協議する必要があるのではないかと思ってございます。また、民間事業者への事業継承等も調査をしてございますが、譲渡する費用や事業完了の担保などを考えれば、高いハードルがあると思いますけれども、しかし、事業化に向けて今後も調査は続けていきたいと思ってございます。また、移住定住につきましては、先ほどの一般質問でありましたとおり、地域おこし隊を活用しながら、また、移住体験住宅も整備しながら、現在の住宅整備活動を後押しするように、それでもって町の賑わいが出るように進めてまいりたいと考えてございます。空き店舗の活用でございますけれども、これにつきましても、また商工会と引き続き連携をして、現在、空き店舗も少なくなってきてございますけれども、それらも早期になるたけ成果を残せるように行っていきたいと思っています。また、環境条例でございますけれども、最初に申し上げましたが、道の環境条例が制定されてございます。それらで基本的には、本町の場合は推進していけるのかなと。また、本年7月1日付で南幌町の空き地の雑草等の除去に関する指導要綱も施行させていただいております。これらの実施状況も見極める必要があるのかなと思います。したがって、現時点においての条例制定は特段考えてございません。以上でございます。
再質問 川幡
答弁漏れがあると思うんですけれど、まちおこし協力隊の増員の関係。定住を前提に空き地や空き店舗も活用して、住んでくれるまちおこし協力隊の導入の関係はどうでしょうか。
答弁 町長
まちおこし協力隊、今は観光の部分で1人担っていただいております。それと、先ほどお話ししました移住定住の業務を行うべく地域おこし協力隊、今はなかなかコロナ禍で動きがないものですから、それらを見据えながら配置をしたいと考えてございます。空き店舗の解消など賑わいを出していく地域おこし協力隊の活用という件かと思いますけども、空き店舗の活用に関する部分につきましては、現状の町または商工会の体制、他機関の体制でやっていけるものと考えてございます。ですので、現状については、空き店舗にかかる地域おこし隊の配置については考えてございません
再質問 川幡
1点目の大型看板の設置の件についてはわかりました。2番目の未操業の関係もぜひ、こういう関係で企業協議会と相談しながら進めていただきたいと。紹介があって空き地が、工業団地がぜひ埋まるように今後も継続してお願いしたいと思います。続きまして、再質問の4番目ですけども、晩翠工業団地の企業、例のごみのところですけども、これは、ごみの山として、倒産した中で残されてしまいました。これは本当に多くの町民や私たちの議会からも数回にわたって、ひとえに質問を行ってきましたけれども、このことにつきましては道のほうが許可を出したということで非常に何年も南幌町の要するに玄関口でああいうような状況で、非常にイメージダウンが甚だしく、私たちも非常に困っていたんです。そして、持ち主が変わっていると少しは片付くかなと思ったのですが、当初何回かは、何日間かはやっていたんだけども、どうもまた止まっている状況なんだよね。その中で、これは町に環境条例がないから、このようなことを少なくとも道が許可を出したものですから、知らない間にこういうような状況になったのかなと、こういうふうに思うんですよね。やっぱりああいう状況になる前に、町にあれば、やっぱり指導ぐらいはした中で、ああいうような状況にならなかったと思うんです。ぜひ、そのような観点からも、いろんなことで難しい面もあると思いますけれども、ぜひ、そういうような状況にならないための環境条例ぐらいは、美化条例ぐらいを作って、南幌町のイメージアップを図るべきかと思いますけれども、今一度、この件についての町長の考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 町長
晩翠工業団地内の堆積物の件でございますけども、大変憂慮すべき事項であることは認識してございます。この件につきましては、本年1月に所有権が移転されております。新たな所有者のもとに、9月までに約55トンの廃棄物の処理がされたということで聞いております。この所有者も、ご自分たちの業務をされながらの処理になりますので、急ぐ時に進まないような状況でございますけれども、現在も作業用通路を確保しながら、徐々にではありますけれども、堆積物は減少していることは、こちらのほうとしても確認をしてございます。これらにつきましては、環境条例のもとで町が指導するものでなくて、廃棄物処理に関する法律に基づいて、それらが指導されているものでございますので、そちらのほうの法律、指導機関は道のほうになりますけども、道のほうと連携をしまして、こういうような事案が発生しないように、また進めてまいりたいというふうに考えてございますので、御理解いただきますようお願いします。
再質問 川幡
まあ、ごみの問題は一つの結果なんです。ぜひ今後ともね、そういうことが起こらないような状況をつくるためのそういう条例が必要ではないかということを聞いているのであって、その辺ではどうでしょうか。
答弁 町長
一つには先ほど申し上げました空き地の雑草に関する指導要綱も制定しました。そのようなことで、環境面にもひどくならないというようなことを念頭において、実施していきたいと思っております。
再質問 川幡
条例については、後でまた。もう一回戻りたいと思いますが、3番目の夕張太西団地のことですけれど、このまま事業は先送りしていった中での、要するにあの地区はもし土地改良事業をやりたいといったことに対する影響はあると思うんですけど、その辺はどういうふうに考えていますか。
答弁 町長
現在、道営の農村振興整備事業は既に実施しております。それで、事業については、中止ではなく延長しておりますので、そのような扱いになって、農地整備事業に支障があるものとは考えておりません。