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真狩村議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日

本村における住環境整備について

2024年3月11日、真狩村議会の一般質問で、安藤義明議員が「本村における住環境整備について」質問し、村長 岩原清一が答弁しました。

質問者
安藤義明 議員
答弁者
村長 岩原清一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 安藤義明

通告に従い、一般質問をさせていただきます。本村における住環境整備について。真狩村の人口予想推移は、2030年以降には1,500人前後とされている。今後、人口減少を食い止め、2,000人規模を維持していくには、住環境整備が重要だと考える。以前から分譲している光団地は完売。本年度新たに売り出す社の森分譲地は、今のところ一戸建てがメインと思われる。周りにリゾート地を抱える町村においても、土地や家賃の高騰でかなり苦労しているところである。また、真狩村の農家においても、労働力の確保に向けた住居の整備がなかなか難しい問題となっている。これらの問題を打開するために、真狩村のこれからの住環境整備に対してのお考えをお聞かせ願いたい。

答弁 村長 岩原清一

それでは、安藤議員の御質問にお答えしたいと思います。昨年12月23日に国立社会保障・人口問題研究所から、2020年3月の国勢調査を基にした地域別将来推計人口が発表されました。2050年に真狩村の人口は、2020年比で34.8%の減で1,333人と推計されております。全国で人口の減少が進む状況下において、村の人口規模を維持するためには、村外から転入していただく、移住施策は重要であると考えております。さて、御質問の住環境整備についてでございますが、村の移住施策としましては、議員御指摘のとおり、民間住宅建設補助12戸分や分譲地の造成、それから、教職員住宅を改修した見晴ハウスや北海道から買い受けて整備した真狩村共済住宅など、移住・定住住宅11戸分の整備などを行ってまいりました。賃貸住宅施策としては、光団地で2区画販売したももの、賃貸住宅用としての応募が無く、一般住宅用として提供することとなりましたが、社の森ふれあいタウンでは、賃貸住宅の建設も可能となっておりますので、今後に期待したいところでございます。また、労働力確保につきましては、フラワーセンターで管理しているシェアハウス9部屋及び宿泊研修室3部屋の計12部屋整備しているところでございますが、今後の整備につきましては難しいと考えているところでございます。村がする整備ですね。今後につきましても、移住施策推進に向けて住環境の整備について、検討してまいりたいと思いますので、御理解いただければと思います。

議員の質問 3番 安藤義明

村としても光団地をはじめ、この度の売り出す社の森分譲地、あそこの住宅も1戸建てではなく、アパートとかそういう感じの建て方も可能であるということをお聞きしました。また、いろいろな意味で移住安定促進住宅とか、見晴ハウス、共済住宅とか、いろいろ用意して、いろいろな面でケアはしていると思いますが、今のところ全てにおいて満室ということが出ています。村のホームページを見ましても、見晴ハウスは受付しますと書いてありますけれども、現在空きなし。共済住宅8戸ありますけれども、結局応募したのは3件、応募というか可能な件数は3戸となって、そこも現在空きなしとなっております。今、ホームページは移住・定住の重要性を村長は図っていると思いますけれども、なかなかそういう受入れ場所がないということで、これからどういうふうにしていくのかということで、民間賃貸共同住宅等建設補助金というのが以前ありました。令和2年から令和6年までとありましたけれども、現在、今年令和6年ですけれど、今年の計画書を見ても盛り込まれていないのが現状だと思います。今後、この件に関してはどう考えているのかお聞かせ願いたいと思います。

答弁 村長 岩原清一

ただいまの御質問にお答えしたいと思います。確かに今、村の方の住宅、公営住宅というのは所得制限がございます。今、この辺の賃金も非常に高くなっているということもありますが、たいがい2人で入りたいという募集が今多くなってきておりまして、結婚を機に入りたいという方の募集が多くて、今朝し方も1軒の住宅に5世帯の募集があったというふうに聞いております。そういった意味でいうと、移住を考える上で受け入れる物件が少ないのかなというふうに思っております。公営住宅でしたら所得制限があるので、入れないレベルの方々が今、真狩村のほうに住みたいというような希望があるようなことでございます。それにつきましては、何かしらの対策を打たないといけないかなというふうにちょっと思っているところでございますが、民間賃貸共同住宅の補助金につきまして、去年からないのですが、これにつきましては、今社住宅の方が、先ほど言いました社の森ですか。この造成地につきましては、他の価格より安い価格で提供させていただいている。そういった意味で、他のところよりも優遇された土地が当たるというようなことでございます。必ずしも賃貸のアパートをそこに造るという部分もありますし、そこに造るということになりますと、ちょっとお金がかかる部分でございますが、あそこの住宅につきましては今までと違いまして、村外の所有者の方が建てるということも可能な住宅、民間が持っている土地の範囲の中ということでございますので、そういった意味で、前のこの住宅の補助金につきましては、村内の方のみというようなことで、村内の方を対象に光団地で建ててくれないかというようなことでもあったのですが、今回幅広く、村外の方が建てることができるということで、今ちょっと社団地も販売が始まったばかりでございますので、その様子を見ながら、どのように土地が埋まっていくのか、それから販売を促進するようなことをしないといけないのかどうかというのが、ちょっとまだ見えておりませんので、少し様子を見ながら考えていきたいなというふうに思っております。そういうことで、よろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 安藤義明

村の公営住宅に入りたい人、たくさん応募があるということをお聞きしました。やはり公営住宅は所得制限とかいろいろな問題があって、金銭的な問題とか、条件をクリアしないと入れない。そういうことがあって、なかなか難しいもの。住宅はあるけれども、なかなか条件がクリアできなくて入れないという問題。賃貸住宅不足ということでも、社の森、そこを安めに設定して、村外の方に建てていただきたいということも用意しているとお聞きしました。なかなか社の森、安めの設定ということでいいのですけれども、結局建設会社はあそこの指定されているとこだということで、なかなかよその会社が、真狩以外の方が建てたいといっても、いろいろ建築の面でなかなかその辺で折り合いが合いづらいということもなかなか考えられますので、あそこだけには絞らずに、できれば今、国としてもいろいろな戦略を考えていまして、国有地の地方公共団体の定期借地等を早期に実現可能にするという政策も打っております。そのようなことから、真狩村でも、真狩の村有地を無償譲渡とは言いませんけれども、長期的に安価で定期借地するとかを考えて、真狩以外の企業の方が民間賃貸住宅を建てやすいような環境をそろえるとか、そういう考えもできるのではないかなと思います。そうやって増設を促して、そういうような政策も考えるところでありますけれども、村長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 村長 岩原清一

ただいまの御質問の中にありました、賃貸住宅を建設する土地を無償で提供する、若しくは格安で提供するというような案でございましたが、その案につきましては、今どこか具体性は何も考えていませんけれども、全く否定はするものではないかなと思います。ただ、ひとつ、その規模がはっきり分からないと、例えば普通のアパートを造る方に、ただで村が土地を提供するということにもなりませんし、先ほどちょっと言いました農家の方の雇用というふうになると、その雇用になりますと、やっぱり雇用主が建てるというようなことになるのかなと思いますが、それも同じように無償でとか何かすると、個人にあれするというのは個人レベルだとちょっと不公平感が出るのかなと思います。ただ、ある程度の大きな宿舎、社員寮、それから宿舎を造るということになれば、またちょっと話は違ってくるものでございまして、活性化になる、地域経済を活性化させる、そういうようなぐらいの規模のものでありましたら、村といたしましてもそのような今言った無償なり、低い値段で貸すということは検討に入りたいなというふうに思います。ただ、村の土地が非常に安いのです。ですから、ちょっと借りやすい値段でまともに出しても、他に比べると借りやすい値段かなというのもございますので、今の段階で安くするとか、ただにするとかということについては、ちょっと控えさせていただきたいのですが、検討する気持ちはあるということで御理解願いたいと思います。

議員の質問 3番 安藤義明

村の土地が安価であるというのを理解いたしました。今現在で、真狩村に農業実習生ということがたくさん入っております。ここ3年間、聞いてみましても、令和4年には50人、令和5年には80人、そして今年度はだいたい110人、これは1企業から入ってくる段階で、その他にももう一つ二つ実習生というのが紹介するところがありますので、まだまだこの1割2割は増えるのでないかと思われます。農家自体が今大変労働力不足に悩んでおりまして、こういう人に頼らなければいけない。しかしながら、そういう人たちを受け入れる住宅、これが本当に少ない。真狩村の今用意している数にしても、全然足りるような量でもない。あと農家の個人で用意している方もおります。しかしながら、労働力が足りないといって用意できるのは、本当に力のある農家であって、なかなか全員が全員そうやって用意することもできないと思います。国は、政府はデジタル田園都市国家戦略というのを昨年策定したのを発表いたしました。その中でも関係人口の創設とか拡大増、または2地域居住等の推進とか、デジ活とか、いろんなことを推し進めております。その中にもいくつか当てはまる項目があると思います。この交付金の内容は735億円と、とても大きなものです。これから真狩村の人口を落とさないためにも、維持していくためにも、農業と、あと移住・定住の両方を考えて、そのような立場から、農家の方にはJA、あるいは農家、あと役所と共同になってそういう国の施策を利用して、できれば人手の問題を解消できるように、共同で進めていってはどうかなと思いますけれども、その辺についてお伺いいたします。

答弁 村長 岩原清一

それでは、ただいまの御質問にお答えをしたいと思います。ただいま御質問のありました、外国人労働者の受入れについてでございますが、令和6年度110人という数字には、ちょっと驚きましたけれども、110人受け入れることが、今の状況では村では確かに難しいかなというふうに思っております。ただ、先ほど来から言っています、移住・定住と労働力確保というのは、また政策的に同じような感じですが、ちょっと違う意味があるかなというふうに思います。たぶん、労働力確保の場合は、シェアハウスを想定する方が多いのかなと思いますし、移住・定住はあくまでも個人が、家族が単位で住んでもらうというようなことでございますので、同じ住宅をシェアハウスに使ったりあれするということにはちょっとならないと思っております。ですから、シェアハウスであればシェアハウス用の建て方、造り方なりになってくるのかなというような気が私はいたしております。そういった中で、農家の方の労働力がないということは、一つの問題だということは認識しているところでございますし、いろいろ寮をつくりたいというお話もございます。そういった中で、そういうものが出来てくると、夏場の利用というものがまたちょっと変わってくるのかもしれませんし、今村の方である既存の施設の中で使えるとか、使いたいという希望があるのであれば、選考はしないといけませんけれども、それについても協力できる部分があれば協力するということは、村としても惜しまないつもりでございますので、もし具体的にそういうようなお話があるのであれば、また積極的にお話を聞きたいなというふうに思っていますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 3番 安藤義明

移住・定住と農家の人手対策の確保というのは別と言われていましたけれども、私としては、農家の産業を守るという面で、また人口を減らさないという面で、今は実習生が来ているかもしれないけど、もしそういう場所が用意できれば、隣周辺のリゾート地にいる方が夏場来て、そういうところに入ってくれるという可能性も含めております。ましてや、一応実習生の方々も住民票は移していただいているということもありますし、またそういう労働力を、よそから来て、また真狩の方が賃金を払って、この賃金はまた真狩から流出するんですよね、結局は。それでなくて、その人たちを真狩の中で住んでいただいて、雇用して住んでいただければ、その中にそういう労働力の賃金とかそういうのも真狩の中に取り込めるというのもあると思います。私は人口をこれ以上落とさないで維持していくためには、その出発点は一緒で、そこから両方に分かれていくかもしれないけど、最終的には同じところにたどり着くのではないかなと、私の意見なのですけれども、そう考えますので、今後タイヤの両輪かなと思いますので、住宅確保とか、いろいろこれからまた出てくると思いますけれども、できれば早めに、この人口が落ち込む前に、なんとしても、この110人とありますけれども、また来年はどんどん増えていく可能性があります。すぐには建物は建ちません。早め早めにいかないと、なかなか建物も建たないし、その辺のケアはできないと思いますので、また農家の皆さんもいろいろなところで話し合って、JAとかこういう人をあっせんする会社とかで話し合いをして、今やっていきたいということも言ってましたので、その辺に村も一緒に話し合って、これからどうしていくかというのを話し合っていただければと思います。

答弁 村長 岩原清一

ちょっと私の説明が至らなかったというか、ちょっと舌足らずだったとこがあったのかなと思いますが、移住・定住の場合の住宅確保というのは、昔からやっていることでございまして、村として住宅を造っていただく、村に住んでいただくということについては、従来どおりの考え方でございます。今の労働力の確保につきましては、これはどこが主体でやるのかという話があると思うのです。そして要は、農家の方といえども個人事業主の方が労働力確保するために今大変苦労されているということは分かっております。そういった中で、農協でもいいのですけれども、法人化して農家の人が集まって、みんなで何か住むところを確保したいというようなお話であれば、村としても確かに協力する、支援をするということは可能かと思いますが、今の段階で村が労働力を確保する、主体になるというようなことでは、ちょっとまだ考えていないところでございます。そういった意味で言うと、要はその農家の方が苦労されていることに対して、何かしら協力するということについては、聞く耳を持ちますよというような意味で、先ほどちょっと申したのですけれども、いろいろ村にも施設がございます。そういった意味で、先ほど言いました民間の団体なり、そういうところからお話があれば、それについて村も確保する重要性というのを理解しておりますので、相談には乗っていきたいなというふうに考えているところでございます。

議員の質問 3番 安藤義明

私もなかなか舌足らずで、説明がちょっとうまくいかないで申し訳なかったですけれども、最初にも述べましたけれども、真狩の人口が2,000人規模を維持していけるよう、行政それぞれの課がいろいろとアイディアを出し合って、この慢性的な住宅不足というのを解決できるよう、整備していってもらいたいと思いますので、知恵を出し合ってなんとか打開していける方向性を見出してほしいと思います。

答弁 村長 岩原清一

執行方針でも申し上げましたけれども、人口減少というのが、これから村が立ち向かっていかないといけない大きな課題の一つだというふうに認識しておりますので、こっちが良くてこっちがだめだという議論でなくて、やはり産業も興さないといけませんし、人口も増やさないといけないということで、そういうような部分が合致できる部分があれば、積極的に村としてもやっていきたいというような気持ちは安藤さんと同じだと思いますので、これから頑張ってやりたいという気持ちを言いまして、答弁とさせていただきたいと思います。(安藤議員「終わります。」)

出典:真狩村議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる