みんなの議会

南幌町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日

みどり野きた住まいるヴィレッジの今後は

2018年12月11日、南幌町議会の一般質問で、川幡宗宏議員が「みどり野きた住まいるヴィレッジの今後は」について質問し、町長が答弁しました。

質問者
川幡宗宏 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 川幡

みどり野きた住まいるヴィレッジの今後はということで、2問質問いたします。本町の人口は平成11年を境に減少に転じ、今年度まで19年間減少し続け、町の人口は現在7,500人台になっています。昨年度は、人口減少対策の効果もあり、100人以下の減少となりました。今年度、北海道・北海道住宅供給公社・南幌町の共催によるみどり野きた住まいるヴィレッジを開催し、子育て世代の誘致に本腰を入れ取り組みました。その中で十分な結果が得られたのか、検証し結果の分析をしていると思いますが、その結果をもとに次年度以降の誘致につなげ、この取り組みを成功させなければ、残っている約680区画の住宅用地の販売、あわせて人口の増につなげることはできません。そこで町長に2点伺います。1、みどり野きた住まいるヴィレッジの現在までの販売経過について、町としてどのように受けとめ、次年度以降どのような誘致施策につなげるのか。2、2,000人を超える見学者が来町しているが、その方々に対してのアンケートの分析結果はどのようなもので、本町に何を求めているのか。また対面する中で、どのような感触を得たのか、お聞きしたいと思います。

答弁 町長

みどり野きた住まいるヴィレッジの今後は、の御質問にお答えします。住宅展示場みどり野きた住まいるヴィレッジが本年6月2日にオープンして、展示期間である10月末までに2,616人の方が本町を訪れ、実際に南幌暮らしを体感できるモデル住宅を見学されました。1点目の御質問については、みどり野きた住まいるヴィレッジの効果の一つとして、モデル住宅のあるみどり野団地美園地区に町外の子育て世帯へ10区画を分譲し、その呼び水となりましたが、モデル住宅5棟については現在のところ販売に至っていません。今後のモデル住宅の販売については、冬期間においての高気密・高断熱など、住宅性能を体験できるようなイベントを実施しながら、各住宅事業者において販売を進めるとともに、次年度以降、新たに建築する住宅については、仕様の変更などにより、求めやすい価格帯を設定する方法で、北海道・北海道住宅供給公社・町及び住宅事業者において検討しています。既存のモデル住宅とあわせて、継続的に事業を展開し、さらなるみどり野団地の販売につなげたいと考えます。2点目の御質問については、来場された際に住宅計画、建築予算や年代・家族構成などのアンケートを実施した中で、札幌市在住、40代子育て世帯、会社員で賃貸住宅に居住し、住宅の建築予算は2,000万円から2,500万円を想定している傾向が多く見られました。また、実際に対面した方からは、本町は緑豊かで子育て支援が充実しているといった声がありました。引き続き、本町の地理的優位性を活かし、子育て支援並びに移住・定住の取り組みにより、人口減少の抑制に努めてまいります。

再質問 川幡

再質問いたしたいと思います。今、答弁の中で、みどり野きた住まいるヴィレッジ5件のモデル住宅が1件も売却・成約できていないという答弁をいただきました。子育て世代の中にはですね、現在のモデル住宅、今5軒のモデル住宅ですけれども、非常に建築費が高くて、南幌町でこのモデル住宅を建設するのであれば、土地は若干狭くなりますけれども、近隣の市町村、江別市や北広島市、恵庭市など、鉄道が通っているところに、同等以下の建築費で住宅が取得できると。そのことを考えますと、南幌町の何がメリットなのかを子育て世代に訴えているのか、このことをクリアできなければ南幌町に住宅はなかなか建てていただけないと、このように思っております。現在のモデル住宅の建築費から住宅取得のためにローンについての考え方を伺いたいと思います。私は子育て世代の給与所得を考えると、月々の返済額はどれぐらいが適当なのかの判断は難しいのですけれども、現在の住宅ローンの一般的なものを調査いたしました。3,000万円の物件で30年間元利均等払いボーナスなしでは、省エネ該当等の金利弾力化を考慮し、最初の3年間金利は0.65%で、9万1,700円。4年から14年目までで金利1.15%で9万7,899円。以後は変動金利となりまして、2%で考えますと10万6,137円となります。次に、2,000万円の物件では、同様の支払いで見ると、当初の3年間は6万1,000円前後、4年から14年では6万5,000円、以後は7万750円となります。今回のきた住まいるヴィレッジ定例会での関係機関の打ち合わせにおいては、建物価格2,500万円から2,700万円を上限として、価格設定の取りまとめをしていたと聞いていますけれども、現在設定されている価格は土地代、消費税を含め、外構も含めて販売価格は1戸2,998万円、3,000万円、3,080万円、3,150万円、3,248万円であり、残念ながら建物の価格2,000万円以内を目指すといった業者は事情により建設されていません。この3,000万円以上のモデル住宅の物件では、見学会で2,000人以上の方々が訪れていましたが、結果としても1件も成約できなかったのは、南幌町に住むメリット、また町の魅力がなかった結果だと冷静に受けとめまして、次年度以降の対策を考えるべきだと思います。先ほど町長から新たに建築する住宅については、仕様の変更で求めやすい価格を設定する方法ということで御答弁をいただきました。このことにつきましては支持いたしたいと思いますが、別な方法で新たな子育て世代誘致政策を打ち出した中で、今一歩、目新しい事業で誘致することをお勧めしたいと、このように思っております。

答弁 町長

川幡議員の再質問にお答えをいたします。確かにモデル住宅が売れてないということで、御指摘をいただいているところであります。しかしながら、これを見に来ていただいた、先ほどちょっと答弁させていただきました。今年度10戸、それを見てその周辺の宅地を購入していただいて、自分の思う建て方で10戸ほど町外から来ていただいております。あわせて今、残りの住宅販売数が663戸になっているところであります。目に見える数字が大幅に出ればいいんでしょうけども、それを見に来ていただいて、昨年からもそうなんですが、うちの自分に合った、それぞれの家庭にあったところを見つけていただいて、来ていただいて、これも住宅展示場をやった効果があらわれている成果かなというふうに思っております。また、先ほど金利のお話もいただきました。当然住宅金融機構からも御支援をいただいて、かなり低利の、それも説明をさせていただきながら、御利用いただいているところでありまして、私としては皆さんも見ていただいて、ちょっと冬がどうなのかなと。メーカーさんが言うような暖かさがどう保たれるかなと。そんな私としては心配もありながら、この冬をどういうふうにしてあの住宅で暖かい環境で入れるのかなと。そんなこともありましたから展示場は展示場として、逆に言うと販売されなくて、そうやって展示していただいて、冬を過ごしているのを見ていただいて、新たにまた考えていただければいいのかなと、私もそれから道の関係者も、当然川幡議員が言うように所得がそんなに高い世代が家を求めるっていうには、ちょっと高価な金額かなというようなことの反省も踏まえ、次年度以降はもう少し求めやすい方向で今検討させていただいているところであります。なんとかそういう方向でやっていける事業者が見つかればいいのかなというふうに思っているところであります。展示場があるから、今も問い合わせやら来ていただいたりっていうことが出ておりますので、来年の消費税の問題もありますし、住宅減税ローンの問題もあります。これらがうまく回転していただければ、あとそこまでに、いかに周知をして売るかということではないかと思っています。ですので、この展示場をいかに生かして宣伝をしながら、そして来ていただいて見ていただいて、少しでも販売につなげていきたいなと。そのために職員も含めて、いろんなところに今出向きながら、反応を見ながら、そして次年度以降のやり方も探っているところでありますので、御指摘は当然だと思っておりますので、それを踏まえながら少しでも来やすい環境にしていきたい。来ていただいた方については、それぞれ町の取り組みについては御理解をいただいている方がかなり多いものですから、これらを軸に今後も進めてまいりたいなというふうに思っております。

再々質問 川幡

再々質問いたしたいと思います。今回のきた住まいるヴィレッジの経過を見て思うことには、南幌町には働く場所が少ない。このような状況を理解していただきまして、札幌市近郊のベッドタウンという位置づけで住んでもらえるようにしなければ誘致は難しいと、このように考えております。過去にはですね、一気にふえた時には、民間住宅メーカーの建売住宅が他の地域を賄うぐらいの低価格で土地付住宅を取得できたことで、若い世代を中心に町に転入してきました。だがその時には、住宅ローンのステップ償還により、返済金のローンの支払いが厳しくなりまして、せっかく手にした住宅を手放し町から出て行った人がたくさんいらっしゃいます。今回は同じ轍を踏むことのないよう対応していかなければならないと、このように思っております。このことからもですね、土地代込み2,000万円、ローン返済の負担が軽くなるような返済計画を設定することで、南幌町に住んでみようと思われる地域になると、このように思っております。今回の3,000万円を超える住宅は機能的にすばらしい住宅なんですが、一生住み続けるためには、金額的に非常に厳しいと思います。そのことともう1点ですね、南幌町に隣接する江別市や北広島市、恵庭市などは、交通の便のよさがあります。特にJRが通っていることに、また働く場所があるということも大いに関係があると思います。そのようなマイナスの南幌ですけど、この負のイメージを払拭するためには、以前から私は一般質問で発信していますけど、他の町より有利な生活の応援をすることだと、このように考えております。1カ月数万円応援するだけで誘致につながった事例が全国各地にたくさんあります。ぜひ新しい施策を持って、踏み出すことを進言したいと思います。町長の見解を伺いたいと思います。それともう一つですね、2、3カ月前ですか。北広島市でボールパーク構想が出ております。多くの雇用が期待されるとともに、住宅の要望も期待されますけれども、夕張太の西団地もまだ残っている状況だと考えます。そのことと、南幌の今のみどり野の650戸ですか。そのこともまた視野に入れた中で、人口誘致を進めていただきたいと、このようにも考えておりますので、町長のお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長

川幡議員の再々質問にお答えをいたします。確かに今のモデル住宅、非常に高いっていう御指摘もわからないわけではないです。ただ、それを見に来るっていうのが、普通の家ならなかなか見に来られないんですが、どういうものを、どういう状態のものをっていうことで見に来ていただいております。売れてないということは、事業者の方は相当負担をしているところであります。町としては、相当負担はしてるわけではありませんけれども、それぞれの事業者はかなりの負担はしていただいているところであります。しかし、お客さんが切れなく、そうやって来ていただく方が見ていただいて、住宅を求めようとしている方々がいるわけでありますので、私どもはそれを活用しながら先ほど言ったように、美園地区のまだまだ用地がございますので、子育て世帯を誘致しながら販売に努めていきたいなと。ですので、そことあわせて次年度以降、川幡議員が言われるように、低価格の住宅も当然視野に入れながらやっていかなければならないのかなと。それぞれの思いで、通じる住宅をできるだけ多く見せることによって、私どもも販売につなげていきたいなと、そんなふうに思っているところであります。また、近隣でいろんなところの企業さんが大きな工場を建てたり操業されております。そこにもお邪魔をしながら、30分以内の通勤圏でありますので、そんな実情もお話ししながら、ぜひ我が町で住んでいただく、そんなことも大事な要素かなと。当然隣で構想が決定されましたボールパークも同じだというふうに思っておりますので、そこは怠らないで早く発信をしながら、今も当然発信をしているところでありますが、同じような住宅団地はなるべくつくらないでほしいというお話もさせていただいて、何とかそういう部分についてはうちで請け負えるぐらいの感覚を持ちながら、進めていきたいなというふうに思っております。また、夕張太西団地は未造成で残しております。これは北海道住宅公社とのお話の中で、まずこちらのみどり野団地を早く売るということを目標に置いておりますので、それで今のモデル住宅、あるいは来年以降の御支援をいただいております。町が先に夕張太西を造成するっていうことには、やはりお互いの信頼関係を損なうことも当然考えられますので、理解を得ながら開発が進められれば一番いいと思っておりますが、まずはみどり野団地を早く売っていくっていう方向を見つけ出さない限りはなかなか難しいのかなというふうに思っております。それから川幡議員がいつも言われるように、大きな政策を持って誘致をしなければ、誰も来ないよというお話を、毎回そういうお話をいただいております。今回住宅助成200万円っていうのは、うちの財政規模からいっても最大限だと思っています。これにプラスいろんな政策の優遇の中で、少しでもそれと合わせて子育て世帯、あるいは一般の方が南幌で住宅を求めるような政策の中で、発信をしていきたいなと、そんなふうに思っておりますので、できる限りの精いっぱいやりながら、少しでも多くの方が来ていただくように努力をしてまいりたいと考えております。

出典:南幌町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる