みんなの議会

南幌町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月15日

将来を見据えた健全なまちづくりのために

2016年6月15日、南幌町議会の一般質問で、川幡宗宏議員が「将来を見据えた健全なまちづくりのために」について質問し、町長が答弁しました。

質問者
川幡宗宏 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 川幡

将来を見据えた健全なまちづくりのためにということで、町長に伺います。今後のまちづくりのために必要な方策と課題克服について町長に伺います。このことに関しましては、本年の第1回議会定例会一般質問の中で私を含め3名の議員が質問に立ち、町長の考えを伺いました。私は、まちづくり戦略チームの答申を詳しく分析したとき、今の南幌町のまちづくりに必要なのは、若い世代への移住政策を行わなければ、町は衰退の一途を辿ると考えます。人口が、5〜6年で5,000人から1万人に急増した時の父親・母親世代が今後10年から15年で高齢者の仲間入りとなるでしょう。私は、これからのまちづくりにおいて、人口の構成の中で子供たち・子育て世代の親・高齢者とバランスがとれた構成にならなければ、健全なまちづくりとは言えないと思います。これらを踏まえ、町長に伺います。1、南幌町発展のためのまちづくり政策で、絶対に取り組まなければならないこととして、子育て支援の強化と若い世代の誘致対策があると思いますが、これらを克服していくための必要な方策と課題をどのように考えているか。2、今年度策定に向けて進めている第6期総合計画にどれくらいの決意で望むのか。この2点を伺います。

答弁 町長

将来を見据えた健全なまちづくりのために、の御質問にお答えします。人口減少の問題については、本町の人口は何もしなければ減少が続くものと予測され、少子・高齢化がさらに進み、生産年齢人口の減少による地域経済の縮小や労働力人口の減少、地域活力の低下、社会基盤整備や社会保障費の増加による行財政の悪化など、さまざまな影響が懸念されます。本町では、人口減少のスピードを抑制するための目標を定め、重点的に課題に取り組むため、人口ビジョンを含む南幌町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しました。子育て世代をターゲットにした政策や誘導策については、子育て世代住宅建築助成事業を始めとした移住・定住施策、小学校卒業までの医療費を全額助成するなどの取り組みを進めています。人口構成については、御指摘のとおり、子供や子育て世代の親、高齢者とバランスの取れた構成にしていくことが最も望ましい形ではありますが、中長期的な課題であり、まずは若い子育て世代を対象に本町に移り住んでもらう、移住・定住施策が重要であると考えており、平成31年度までの政策数値目標を社会減の数を年間60人以下としています。1点目の御質問については、子育て支援の強化につきましては、平成26年度に策定された南幌町子ども・子育て支援事業計画に基づき、幼児期の教育と保育、地域の子ども・子育て支援事業の提供などについて、子育て支援事業などを着実に進めてまいります。また、若い世代の誘致対策については、総合戦略で示した施策や事業を推進するとともに、観光や知名度向上、教育・福祉、産業振興や公共交通など、多岐にわたる分野について、引き続き検討していかなければならないと考えています。2点目の御質問についてですが、第6期総合計画は10年間の長期計画となるものであり、私が掲げている「次世代につながる夢のある故郷づくり」を更に具体的に実現できるような計画づくりを進め、人口減少対策などに有効な施策や事業を盛り込めるよう取り組んでまいります。

質問 川幡

子育て世帯をターゲットにした政策誘導策ということで、御答弁がございました。それによると子育て世帯住宅建築助成事業は200万10戸ですね、それと小学校までの医療費全額助成等の答弁がありました。私は人口増を図るには、近隣市町村と同じような人口増政策では大きな成果は生まれないと、このように思っております。他町村にない特色のある、目につくような政策を打つこと、これを進言したいと思います。例えば特殊出生率のことですけれども、これを上げるには子供を産むことに、子供を育てるにはやはりお金が必要なんですよね。そのためにはお祝い金を出すとか、一子・二子ともお祝い金を出すとか、そういうようなことも必要ではないかと。これをやることによって、特殊出生率が上がった市町村も各地区に、多々あると思います。例えば昨年私が政務活動に行ってまいりました奈井江町では、特殊出生率が格段に上がったと、そういう成果もでていると。いま一つは若い世代が子供を産むことによって、生活が非常に考えますね、生活が苦しいと。それはやっぱり幼児期は保育料がかなり高いなとかそういうことがありますので、そういうとこに集中して、幼児期に集中してお金を出す、これはほかの市町村はあまりやっていないことですので、それをやることによって大きな成果が出るのではないか、これも一つね、町長、シミュレーションしてこの事業をやればどれぐらいのお金がかかるか、そしてやれるかやれないかね、これはやはりシミュレーションしてやってみる必要があるんではないか。私は大きな人口問題については、国の将来にかかわる問題だから、国がやるべきだと今は、私は基本的にはそう思っていますが、まだそのような段階にはきておりません。フランスも一時人口減少で、出生率が1.42を切った段階で、国の宝、子供は国の根幹にかかわるものだから国でやるんだということで今2.1になっていると、このように聞いています。将来的にはその横では当然私たちの下の声として国で要求していかなければならないと思います。人口減少をとめるには、出生率を上げるには、消費税1%、2兆5,000億かかると言われております。それを維持するためにも我々将来頑張っていかなければならないと、このように思っております。先ほど言いました、まちづくり戦略チームの施策・アイデアの内容を分析いたしますと、移住定住に関する項目が118項目、いろいろ提言されていましたけれども、そのうち65項目は、移住定住に関する項目でございます。そのほかの項目でも知名度高揚を挙げて南幌町を知ってもらう、このような項目が多々占めています。このことはすなわち、戦略チームのメンバーも南幌町の将来には若い世代の移住定住が必要と考えている結果だと思っております。今後、対策や誘導策をどれくらい講じれば、どのぐらいのお金が必要で、どれぐらいの結果が出るか、シミュレーションをするとともに、全国には多種多様な移住定住政策を打ち、人口増に転じた市町村が多々あります。このことを絡めあわせて、我が町の打つ手を検討することを望みたいと思います。町長在任期間12年間は、非常に公債比率も危険な水準になり、待ったなしの行政改革をやらなければならなかった条件についても、認識しております。将来町が健全な形を取り戻すために、若い世代の移住政策を今やらなければ、あとに悔いを残すのではないかと思います。現在、町の借金は約50億円。財政推計では今後5カ年で約10億円の基金が取り崩され、基金残高は、2億数千万円になると推計されています。しかし、このことを恐れて課題の克服に着手しなければ、ますます町は衰退していくと予想されます。守りの行政に町の発展はない。このように言われ、衰退の道しか残りません。今こそ攻めの行政に転換する必要な時だと考えます。町が将来発展のために必要な政策であれば町民からの理解は十分得られると思います。町民に詳しく説明し、お金を使うべきときに使うことを理解していただき、まちづくりのために、最も必要な政策を検討して、第6期総合計画に組み入れていくことを望みます。職員各位もこのことに対し、前向きな考えを持っていると思っております。町長の決断を望みたいと思います。このことについて答弁をお願いします。

答弁 町長

川幡議員の再質問にお答えをいたします。将来にわたって一番大事なときにいるんだろうというふうに私も認識しております。今まで苦しい状況の中で、ある程度のインフラ整備をさせていただきました。それらを踏まえて今後どうあるべきかと、どこに特化していくか。その辺は重要な課題であろうと思いますが、議員言われるように、特色あるものも入れながら、若い世代が来ていただき子供たちが元気で生活できる、そのことをどういうふうにしていくかということは大事だろうと。あわせて、高齢化も進みます。これもかなりの、ことしの10月前後に30%を超えたら、どんどん進んで、当然そのことも踏まえながら、我が町の財政を預かっていかなければなりませんので、やれるものはやりながらやっていこうと。先ほど、提案をいただきました幼児期の負担を軽減するために、どんどんやるべきではないかと。かなりの金額でありました、以前練ったところにあるんです。だが、今打つ手ではないだろうということで、当時はやめましたけれども、それでもうちの町としてできる範囲で、基準の中で考えさしていただいたり、いろいろ今やっているところであります。ですので第6期も含めて、議員おっしゃっていただいたことも含めながら、やはり活力あるっていうのは子供たちから若い人たちの声がなくなると町というのは、当然しぼんでいくわけでありますから、今ある中で最大限何ができるのか。先ほど議員からも御指摘いただいたように、5年もしたら基金もなくなる、そういう厳しい状況であります。まして、国も消費税が延期になりました。町に入ってくる金も相当減額になることが予想されます。その中で、どうしていくかっていうことでありますので、将来を見据えて私の当初と、就任した時と同じようなことを次世代には残したくない。町民にも負担はかけたくない。そのことも十分念頭に置きながら、できるだけ若い世代が来ていただく環境づくり、これは私は進めていかなければなりませんので、それは進めさせていただこうと、そんな思いであります。

質問 川幡

町長からある程度の力強い意見をいただきました。南幌町は子育て世帯に必要な緑豊かな田園文化都市、またある程度の子育て政策は、かなりなことはやっております。とにかくこのことは認識しております。今一歩ですね、人が来てくれるような、何というかな、それを今1つ2つ3つ、この辺もやっていただきたい。南幌町独自の施策っていうんですか、そのことをね、ぜひ必要でないかと。これをぜひシミュレーションした中で打つ手はあると思いますので、その辺はやっていただきたい、必要なお金は必要なときに使うと。このようなことでそのお金については、南幌町の将来に絶対この子供たちを入れることが必要なんだということであれば、町民の理解は十分得られる。福祉の問題も、老人福祉の問題もありますけれども、老人の方も理解してくれるのではないかと、このように思います。先ほど町長は、協働のまちづくりをして町民の意見を聞いて行政をやるという答弁がありました。このことは絶対に必要なことですけど、私は、町の実態を知る、そして予算を持つ、また上部組織との関係をよく知っている理事者職員が、強いリーダーシップをとって南幌町を引っ張っていく、これが必要なことだと思うんだよね。これに町民の理解している協働のまちづくり、これは今後の南幌町発展の基礎になると思う。ぜひ強いリーダーシップをとっていただくことを町長にお願いして、再々質問いたしたいと思います。また力強い町長の答弁をお願いいたします。

答弁 町長

はい、川幡議員の再々質問にお答えをいたします。どちらにしてもまちづくりというのは休むわけにはいきません。当然、今ある環境の中で最大限発揮をするというのが一番でありますし、当然川幡議員以前から町はいろいろやってるけどインパクトのあるやつがほとんどないと。そういう厳しい御指摘もいただいてるのも事実であります。そのことも含めてできるだけ独自色も出しながら、町全体で新しい計画のもとに、計画をつくればいいっていうものじゃなくて、今からいろんなものも取り入れていかなきゃならないと思っておりますし、先般、東京のほうに行ってきたとき、やっぱりイメージっていうのはすごいインパクトがあるんです。南幌町は北海道のどこにありますということから、話さなければならない。そんな現状でありますが、いろんな映像、あるいはチラシ等々使ってようやく、東京の中でも南幌町が多少、わかっていただけるような環境にはなってきていただいてます。今がチャンスかなと。こういうふうに思っておりますんで。札幌含めて、やはり私どもが発信をしていかないとだめだと思っておりますので、私を先頭にそのことをやりながら、そして全体を見据えて、将来のまちづくりのために、庁舎内、職員、それから町民の皆さんと一緒になって進めていかなければ、これはできないと思っておりますので。そのことを踏まえながら、ぜひ若い世代が来ていただくように、あるいは子供さんが生まれるような、環境づくりは取り組んでいきたいと、そういうふうに考えております。

出典:南幌町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月15日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる