南幌町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日
指定管理者制度と町の責任について
2020年12月9日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「指定管理者制度と町の責任について」質問し、町長、都市整備課長が答弁しました。
- 質問者
- 熊木惠子 議員
- 答弁者
- 町長、都市整備課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 熊木
3問目の質問に入ります。指定管理者制度と町の責任について。町の公の施設に係る指定管理者の条例が施行されており、公の施設に23箇所が、施行規則に基づき運営されています。その中の、三重湖公園及び都市公園の管理について伺います。近年、キャンプ人気が高まり、自然豊かな三重湖公園が賑わいを見せています。ことしは、新型コロナウイルス感染症が増加している間も、週末や夏休みなどに公園を利用する町内外の人が大勢訪れました。野外とはいえテント同士がかなり接近し、三密の影響の懸念や駐車場の混雑、3号道路やリバーサイド公園側の路肩帯も違法駐車が多く見られました。昨年までの通常時と違い、他地域のキャンプ場が人数制限をする中、この公園には多数の人が集まり、もし新型コロナウイルス感染症が発生したら大変な事態になるのではないかと危惧しました。現状の三重湖公園は受付の上、利用するようになっていますが、大人数が一気に来たときは管理人の業務にも支障を来すと思います。万一、事故があった場合、自己責任だけでは済まないことも予想されます。指定管理者側だけの責任ではなく、町として公の施設であることを考慮し対策を講じるべきと思います。施行規則第8条には、公の施設の維持補修に係る責任分担及び公の施設の管理に伴い取得した物品などに関する事項、損害賠償に関する事項が定められていますが、事故が起きてからでは遅いと思います。三重湖周辺の点検と混雑時の人的応援などについて指定管理者と協議し、町の規則の見直しなども早急に検討すべきと思いますが、考えを伺います。
答弁 町長
指定管理者制度と町の責任についての御質問にお答えします。町内には3カ所のキャンプ場があり、近年、利用者が増加しています。特に本年は、新型コロナウイルス感染症により、約1カ月半キャンプ場を閉鎖しましたが、6月の再開後は多くの方の利用があり、昨年の約1.6倍、1万7,000人以上の方が来場されました。キャンプ場については、指定管理者が管理していますが、町としても状況を把握するための週末のパトロールや注意看板等の作成設置を行っており、指定管理者との情報共有や地域との連携の下での運営としていることから、人的支援を含め管理業務に支障がないことを確認しています。また、施行規則の見直しを検討すべきとのことですが、規則は公園でなく全ての指定管理者が町と協定を締結する手続などを定めたものであり、実際の施設管理の内容に関しては、業務の内容及びリスク分担を定める協定書及び仕様書において、役割分担を定めるものであることから、今後も利用者が安心して利用できるよう、指定管理者と協議しながら適切に管理してまいります。
再質問 熊木
再質問させていただきます。ただいま答弁をいただきました。ことしのキャンプ場の利用状況、これは先ほど監査委員の報告の中にもありました。8月に担当課へ状況を伝え、至急検討すべきではないかと行きました。毎週毎週、本当に人数がどんどんふえて、テントが本当に重なり合っている。それからひどいときは車を、三重湖公園のほうは車をなかなか止められなくて何回も回って、これで急に道路のほうにぱっと入るのですごく危険の状況とかも見受けられました。また、3号道路のところも、例年だと、そこにデイキャンプみたく釣りをする人がちょっとテントを張るぐらいでいたんですけども、ことしはその3号道路のところもびっしりテントが張っている状況そしてリバーサイド公園側は、本来ならば駐車禁止になっていて、荷物を下ろしたら速やかに駐車場のほうに入れるというふうになっていて、管理人さんもその声がけはしているようなんですけれども、やっぱり1台止めると次々に止めて、本当にそこもびっしり止めているような状態でした。車を止めているところから、小さい子どもとかが突然飛び出したりして危ないというような声も聞かれました。そういうことで、担当課に話に行ったときに見回りと、先ほど答弁にもありましたけれども、その状況をつかんでいるのかということで問い合わせをしました。そうしたら、担当課は毎週見ているということとか、管理人さんからも話を聞いたりしているということも話されましたけれども、やっぱりあのまま、あの状態で放っておくのは危ないなと私は思いました。野外とはいえテントが本当に密集しているという中では、コロナが出てしまったら、南幌町三重湖公園でコロナ発生という形でニュースになりますよね。そうなったときに、やっぱり町としても大変ではないかなと思ったので、対策は早く講じるべきだろうと思いました。その時に何点か提案させてもらったんですけれども、公園に来て受付をしてテントを張るという形でやっていて、中には全く受付もしないでテントを張るというのがことしは見られたようです。それで受付をした人には、受付をしましたということでテントのそばに何か受付したというような証明というか、そういうものがわかるように、立てかけるような看板を作るとか、そういうこともすべきではないかということとか、あと交通整理、他のいろんなキャンプ場とか、キャンプ場だけでなくてイベントとか何かをするときには交通整理とかを、その時だけ人員を配置しているというところも見られます。だから、それも必要ではないかという話もしました。その辺で、検討してどうだったのかということを1点伺います。また、規則というか、その公園の管理規則というかそういう中で、三重湖公園のところは、花火とかそれから火を使うということも割と自由というか認められているんですよね。それで花火をしていても、結局テントがくっついているので、そういうときにも、何か事故とかが起きたときにも大変ではないかなと思いました。それと、例えばその月形公園とかのキャンプ場は100組でもう締め切りというか、そういう形で、行った人はもうそこに看板がかかっていて、きょうはもう100組を超えましたというので利用できなかったという声もネットとかには載せられていました。ですから、いつもの時以上にやっぱり今回はその状況を把握して、緊急的な措置を取るということが必要だったのではないかなと思うんですけども、そこについてのお考えも伺います。また、23カ所の指定管理ということで、それは全てを見直せというのではないですけれども、管理者側と話をしながら、その検討すべき事項というのは、その期間内のところでどの程度というか、指定管理を例えば5年間とかと結んだときに、毎年そこで意見交換をしたり、そういうことをやっているのか。その必要性があると思うんですけども、その辺についても伺います。あとは、今回は今まで利用している方は割とごみの始末とか、そういうものはきちっとやられていたようですけれども、ことしは例年になく、新規でというか初めて利用する方とか、そういう方もすごく多かったみたいで、マナーの問題とかもいろいろ直売所の方とかはすごく気にしていました。それで、マスクとかも全くつけないで店に出入りしたり、それからその店の前のところで花火をやったりとか、大変危険な思いをしたということも聞いています。その辺の聞き取りというか、そういうのも、ぜひしてくれるようにと話しましたが、その辺ではどうだったのか、それも伺います。指定管理ということで預けているんだけれども、やっぱりこういうときに、何か事故が起きたりとかというときの町の責任というか、その辺についてはどのように考えているのか、伺います。
答弁 町長
初めに、検討ですとか聞き取りの結果については、担当課長からお(再答弁) 答えし、それからの答弁とさせていただきます。
答弁 都市整備課長
8月に議員が来られて、いろいろ意見をいただきました。その検討結果はということですけども、まず、コロナ対策については、受付時に指導をして、三密にならないようなテントの張り方をしてくださいという指導しております。また、受付をしていない人がいるのではないかということに対して、テントに目印になるようなものを建ててはどうか、あるいは混雑時の交通整理員の配置、そのことにつきましてはまず、町のキャンプ場というのは、どこからでも入れるようなキャンプ場でして、24時間管理人が常駐しているわけではないこと。それと、テントを張る場所はすべてフリーサイトで自由に好きな場所に張れるということから、完全に規制をすることは困難な状況になっております。確かにことしは非常に来場者が多くて混雑したんですけれども、指定管理者とも協議はしたんですけども、完全に規制することはできないということから、ことしの対応は見送りました。来年度について、状況を見ながら再度検討したいというふうに考えております。また、花火などの件ですけども、以前ちょっとトラブルがあったものですから、ことしは花火、たき火などそういったものは禁止しております。それと見直しの件なんですけども、これは指定管理の更新が5年ごとになっておりますので、その都度見直しを行っております。これは協定書、仕様書、いずれにおいても見直しを行っております。その見直しをまた、指定管理者とは毎年その年の管理状況の報告を受けて、いろいろ意見ももらっているものですから、指定管理者とは毎年協議は続けております。また、ごみの件につきましては、これは管理人に聞いたところ確かに人が多くなって、ごみを置いていく件数は若干ふえているとは聞いてはいるんですけども、極端に始末に負えないほど、ごみの量が増えたということはないというふうに聞いております。いずれも指定管理者とは常に協議をしておりますけれども、指定管理者の考え方もあるものですから、随時協議を進めて管理をしていきたいというふうに考えております。
答弁 町長
初めに、かなり密になっているということですけども、何組かのグループで来られている場合もあり、その場合は、好んでグループ同士が接近するというようなケースも多いのかなと思います。また、駐車場の混雑ですけども、混雑する時間帯だとかあろうかと思いますけども、今のところ駐車場におけるトラブルや事故がないものと確認を町側ではしております。それと違法駐車でございます。ことしは実際に、駐車すべきではないところに駐車をしているケースがありまして、熊木議員と担当課とのやり取りのことだと思いますけれども、ローピングや看板を設置しておりますけども、そのローピングを外して駐車をすると。1台駐車をすれば2台、3台、4台とそれに続いていくような傾向があると。これに対してもやはりマナーパトロール、看板設置などを根気強くやっていくことかと思います。それと事故があった場合の責任の関係でございますけども、どのような事故で、どんなことを気にしているのかわかりませんけども、管理側に特別な瑕疵がない限り、当事者同士の責任になると考えております。あと、混雑時の人的な部分でございますけども、混雑時における人の配置だとか、不足につきましては指定管理者であります三重管理組合側で対応していただくことになります。これは、そういうような指定管理者制度になっています。そんな中で、例えば現行の指定管理料では、管理人をふやすことなどで不足し必要とする業務ができないということになれば、指定管理料の見直しなどが必要になると思います。また、入場者の制限でございますけれども、議員言われたように、月形町ですとか新篠津村のキャンプ場へでは、ことし入場制限をされたということを聞いております。先ほど課長が申し上げましたとおり、24時間体制ではないということと、また周囲が囲われていないということ、出入口が1カ所しかなければいいですけども、そのような環境面もあります。しかし、ことしの状況を鑑みまして、入場者の制限につきましては、そのことを踏まえつつ、利用者が安全に楽しんでいただけるためにも検討する必要があるのかなと思ってございます。いずれにしても、利用者のマナーが一番大事であると思っておりますので、看板の設置、呼びかけなど根気強く行っていきたいと思っています。
再々質問 熊木
再々質問いたします。今、三重湖公園の位置づけというか、他のキャンプ場と違ってゲートがあるとか、そういうことでないのでどこからでも入れるというのは、確かにそうですよね。例えば、テントを張る場所も自由にというか、空いているところに張るということなので、最近では入口のところ、レークハウスに向かって右側のところもびっしり張っていて、そういう形でそれを管理人が許すからそういう形になるのでしょうけれども、だからその辺、他のキャンプ場のように、例えば区画を何かつくるとか、そういうようなことは管理人との協議の中でやるということとかはできないのでしょうか。先ほど5年間、例えば指定管理が5年となったときに、その1年、1年その報告をするという義務があるということでしたけれども、その5年間というそういうのだけでなく、毎年その報告を受けながら、問題点とかこの辺はどうなのかとか、何かそういうこと、そういう協議は必要なのではないかと思うんですけども、その辺のことについて伺います。それから、レークハウスが教育委員会の管轄で、公園が三重管理組合、それから、リバーサイド側はもう一つ違いますよね、建設業協会ですかね。そうなって、入り組んでいるというか、その分野も違っているというところもあって、その辺もちょっといろいろ大変なのかなと思うんですけれども、三重湖公園側とそれからそのレークハウス側、向こうのほうはロープを張ってここからはもう駐車できないというふうに普段はそういうふうになっていて、そのロープも見えているんですよね。だけども、もう止めちゃったら全く見えない状態ですよね。そうしたらあそこの道路は本当に車1台が交差するのも大変なぐらい、片方が寄せないと交差ができないという状況で、結構あの道路は工事関係の人とかが通られるんですよね。そういう中で、本当に事故が起きたら遅いなというふうに、時々あそこを通って思います。それで、先ほど、事故についての責任というのは当事者とおっしゃいましたけれども、やっぱりそういうところで事故が起きたときに、その自己責任とかそれだけではなくて、やっぱり町も関与というか何かかかわってくるかと思うので、だからなおさら管理者との話し合いというのは大事になってくると思います。今までだとすごく賑わって、南幌がこんなふうに賑わってすごくいいなというふうに思っていたんですけども、ことしに限ってはやっぱりコロナの関係、そしてこれがすぐ収束するとも思えないような勢いでずっとふえているので、今はさすがにこれからは冬ですから、テントを張る人いないですけれども、やっぱりもう少し早くにそういうのを察知して、協議をして、何らかの形の方針を方向示すべきだったのではないかなと思うんですけども、そこのところはどういうふうに考えているのでしょうか。それから混雑時に人をふやすとかそういうのも、先ほどは例えば三重管理組合だったら管理組合の中で話し合って、必要な人数をそこで手配するとかということをおっしゃっているのですか。そうなってくると、三重管理組合だとある程度の人数で請け負っているけれども、リバーサイド公園側のところは、そういうところもその人をふやすとかというのもできる状態にあるのかどうか、その辺についてもどういうふうに考えているのか伺いたいと思います。あと、指定管理を結ぶというところで私、以前同僚議員と一緒に、長野県の木曽町の温水プールの指定管理のあり方のところで視察したことがあります。その木曽町では、温水プールをつくるにあたっていろいろ公募して、ちょっとこことはまた違うんですけれども、いろいろこう応募してもらって、そこで決めていくという時に、やっぱり町民の利益というか町民のためにということで、すごく細かい規定を結んでやっていって、その指定管理のあり方はやっぱりここまできちっと町が指針を持つということが大事だなということを学んできたんですよね。ですから、これからまた指定管理を5年間とかと更新して変わっていくと思うんですけども、そういうときに指定管理のあり方というものを少し調べて、良い形にしてほしいなと思うんですけども、その辺についても考えを伺いたいと思います。
答弁 町長
まず、三重湖公園でいろんなところでテントが張られていて、安全(再々答弁) 対策がされにくいような状況にあるということだったと思いますけれども、三重湖公園の形状を思い浮かべていただければとわかるかと思うんですけれども、区画割りをできるスペースというのは、それほど多くないです。ですから、本当の平坦な部分と、そうでない部分があるわけですけども、もともとそういうことで区画割りはされておりません。一方で、そういうようなフリーなサイトを好んでいる利用者が多いという現状がございます。そんな中で、区画割りをするとなるとある程度スペースが限られてしまうと。また、サイト数もかなり限られてしまうというようなことで、現状では、今の形でかつ安全な方法で利用していただくのがいいのかなと思っています。それで、事故のことでございますけれども、特別な限りにおいては、例えば事故を誘発するなど、そういう特別な瑕疵がない限りは当事者の責任になります。それと、早くそういう方針を示すべきだったのではないか、対策をとるべきだったのではないかということで、本年につきましてはコロナ禍で自粛の状態が続いていました、8月、9月に入って一気に入場者が多くなって、それに伴いパトロールをして緊急的な対応を講じたということでございますので、来年につきましては、ことしのように入場者が来場されるということで、そういうことを鑑みて早めの対応、協議をしてまいりたいなと思ってございます。それと、指定管理者のあり方でございますけれども、議員が視察された所では協定書がどうだったのかわかりませんけれども、指定管理者との間には契約と協定書、仕様書など細かくしたものがございます。そちらのほうでかなり細かいリスク分担なんかも記載してございますので、今の現状の町にとってはそれで十分やっていけるのかなと思っていますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
再々質問 熊木
担当課と管理者との話し合いの中で、いろいろ話し合ったと思うんですけども、その辺での意見とかはどんなものが出たかと、ちょっとさっき聞いたんですけれどそれについての答弁はありますか。
答弁 都市整備課長
我々も、毎週現地をパトロールして把握しておりますし、意見もすべて指定管理者側に伝え、我々と協議しております。その中で、すぐに対応できることしは難しいかと。それらを含めて検討をしているというような状況でございます。