南幌町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月6日
交通安全対策について
2020年3月6日、南幌町議会の一般質問で、佐藤妙子議員が「交通安全対策について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤妙子 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 佐藤
本日は、町長に2問の質問をさせていただきます。まず1番目に交通安全対策についてでございます。南幌町第6期総合計画での交通安全対策の課題として、町民の交通安全意識の高揚をより一層図るための取り組みと信号機の適正配置が書かれています。最近では、運転に不安を持つ高齢者が本町でもふえてきました。高齢者一人ひとりが安心安全に暮らせる対策が必要と考え、次の2点について伺います。1、町から国道に出る第2みどり橋の手押し信号機がある交差点は、乗用車で横断する際、右側から来る車両が道路の形状がカーブしているため目視しにくく、特に大型車両の交通量も多いためこれまでに人身事故も発生しております。地元住民からは早期の安全対策をとの声があります。感応式信号機やカーブミラーを設置する考えは。2、栗山警察署によると、昨年12月末現在の本町での自動車免許所持者は5,300人程度で、そのうち60歳以上の保持者は2,200人程度、さらに75歳以上は460人程度であり、免許保持者の約5割が高齢者ドライバーと言えます。今後ふえ続ける高齢者ドライバーに対し、自己の運転技術を再確認するため体験運転技能講習会の実施など今後の対策が必要と考えますが、町長の考えは。
答弁 町長
交通安全対策についての御質問にお答えをいたします。1点目の御質問については、信号機などの交通安全施設は、北海道公安委員会が設置することになっており、本町としては町内の交通安全施設の設置が必要と思われる場所については、栗山警察署に要望書を提出していますが、御質問の場所への信号機の設置については、警察署が定める信号機設置の支援の条件に満たしていないため、難しいものと考えます。また、交差点におけるカーブミラーは、障害物などにより死角となる場所に設置するもので、御質問の場所は、一旦停止後、歩道前面まで進むことにより、目視が可能であることから設置する考えはありません。2点目の御質問については、議員御指摘のとおり、運転免許証保有者の高齢化が進むことが予想され、本町としても高齢者の運転による交通事故防止の観点から、高齢者運転免許証自主返納支援事業を実施しています。高齢者ドライバーに対する取り組みとしては、本年度シルバードライバークラブによる交通安全危機予測シミュレーション体験会を開催したところであり、今後におきましても、栗山警察署や各関係団体との連携によるドライブシミュレーター体験などの実施を検討してまいります。
質問 佐藤
ただいま答弁をいただきました。この中に、歩道前面まで進むことにより目視が可能であるということが書かれていますけれども、ここを通る住民の方から見えづらい、目視がしづらいというお声をいただき、きょうの質問に至ったわけでございます。それでこの信号機の交差点は、住宅団地の急激な建設に伴って車の交通量が増加しました。以前から見通しも悪くて、子どもの横断に危険であり事故もふえて、町内会やPTAからも手押し信号機の設置の声が強くあって、平成7年にあそこの手押し信号機が設置されたと聞いております。ただ横断する国道は緩やかに右手がカーブしているために、車の鼻先をかなり出さなければ右側の車が見えません。特に軽自動車などは、冬になって雪が積み上がるとガードレールもあり、それが目隠しになっていて、右側から来る大型トラックなどが来た際には、トラックから自分が見えていないのではないだろうかという、そういう心配の声もございました。それで、栗山警察署にお聞きしたところ、この信号機の交差点で過去5年間の間に人身事故が1件、物損事故が4件起きております。私の自宅の二階からすぐにこの交差点が見えますので、これまで数多くの事故現場を見てまいりました。ただここは国道なので、回答に書かれたように直接町では関わることはできませんし、信号となると難しいとも聞いております。高齢者ドライバーもふえてまいりますので、より強い国や道への要望と、それがどうしても厳しければカーブミラーが必要と思うのですが、ミラーができないということであれば、事故多発の場所にどのように対策を考えていくのかお聞きいたします。それと安全運転を意識して事故をなくすという意味では、本町でも高齢者の免許返納が年々ふえてきておりますけれども、実際高齢者になって身体能力や認知能力が低下しても、本人が自覚せず返納を拒絶するケースもあるとお聞きしております。周囲が無理やり免許の返納を求めると、かえって意固地になる場合もあると言われております。本人がどうしても運転を諦めないのであれば、安全運転を意識できるような進め方も大事ではないかなというふうに思います。本町では通告文で示したとおり2,200人の60歳以上で免許をお持ちの方がそのままこの町に住んでいれば、もっと高齢ドライバーにつながる確率が高いわけでございますので、免許を返すということも大事ですけれども、まず安全に乗るということを優先に考えていくことが大事ではないかと思います。皆さんももうよく御存じだと思いますけれども、今、国では安全制御システムなどによって対策が取られていますけれども、本町ではまだまだ十分に広がっているとは言えません。まず自分の身は自分で守る意識を持って、高齢者が事故を起こすと被害者やその家族が悲劇であることは当然でございますけれども、高齢者本人やその家族の人生も壊れてしまいます。高齢者運転の危険性をドライバーがしっかりと認識して、積極的に対応を考え対策していくことが重要ではないかと思います。そこで今回北海道警察が昨年3月に導入した交通安全車「ほくと号」という名前のついたバスがあります。これは運転シミュレーションが体験できるバスです。これは高齢者だけということではありません。運転免許を持っている方であれば皆さん体験できるそのバスですが、この参加者は仮想道路を走行して突然飛び出してくる子どもやトラックの影から出てくるバイクなど実際の交通事故現場をバーチャルリアリティーのゴーグルを着用して体験できるものです。最寄りの警察署に申し込めば無料で来ていただけますので、高齢者だけではなく若い方にも参加していただき交通安全を再確認できる環境づくりが必要だと思いますが、町長はいかがお考えでしょうか。
答弁 町長
佐藤議員の再質問にお答えをいたします。信号機等の設置に関しては、毎年栗山警察署に38カ所位要望しているところでありまして、なかなかこれが実現していないというのが現状でありまして、御指摘の場所、私もちゃんと通っております。そこでゆっくりやれば死角にならない部分でありますので、警察の方々もそれを見ていただいておりますので、おそらく申請しても難しいということがわかっている。それよりもっと事故の起きている場所には早く付けていただきたいというお願いもしているところでありますので、ミラーも含めてあそこから出る方々がちょっと慎重に出ていただければ、大型車も特に見えるわけでありますので、むしろ逆に言うと小さい車が来ると見えづらい可能性はあるのですが、冬は慎重になればある程度できるのではないかなというふうに思っております。それから高齢者の関係、ふえていくのは間違いないということでありますし、今、免許証の更新70歳になるとそのときにかなりの講習を受けなくてはなりません。それで諦める方も結構おられるようであります。3年に1度の免許更新ですから、そこまで待てるかどうかというのは、また別問題でありますけれども、もう70歳の時からそういう講習を受けるということに最近なっているようでありますので、ある程度そこで自覚がいただけるのかというふうに思っております。また体験「ほくと号」の関係、うちも平成29年、平成30年とやっておりますけれども、頃合いを見ながらまたそういう体験、先ほど答弁させていただいたようにいろんな体験が来ていただけるニーズが多くなるような時にできればいいかなというふうに思っておりますが、いろんなイベント等と併用ができればまたいいのかなと思ったりもしております。どちらにしても、高齢化が進んでいることでありますので、そういう機会をふやしながら、高齢者の安全運転に努めていただけるように啓発活動をしていきたいなというふうに思っています。
再々質問 佐藤
再々質問させていただきます。今町長の御答弁を聞きまして、安全確認をしながら渡りなさいというそういうお話だったと思います。皆さん十分に安全確認をしながら渡っているわけですけれども、昨年も大きな事故がありました。そういう部分ではいろんな形で設置が厳しいということはわかるんですけれども、しっかりそこは町としてもあそこは危険箇所なんだということを認識してお願いしたいなと思います。それで高齢者の、先ほどシミュレーションのことなんですけれども、確か75歳以上ですか、高齢者の今そちらのほうはお金がかかるんですよね。結構な料金がかかるんですけど、こちらのほうはお金がかからないので。ちょっと先ほど何年も前からされていたというお話があったんですけれども、私が聞いたところでは昨年その新しい車が導入されたということですので、また形が変わったのではないかなというふうにそのように思います。やはり人の命が第一優先だと思います。事故も起きているし今後も起きる可能性のある場所でございます。事故を減らす対策を進めていただきたいと思いますけれども、以前住民からの要請で、この交差点の雪が山積みで見通しが悪いので除雪をお願いしたいということもありまして除雪をしていただきました。特にそういう危険な場所でございますのでカーブミラーも無いしなかなか鼻先を出さないと見られないというそういう場所でございますので、雪がたくさん積もったときにはまず来て見ていただきたいなと思います。本当に危険な場所ですぐできるところに関しては、日ごろから点検をよく行っていただきたいなというふうに思っております。今回の行政報告で、町長は交通安全について悲惨な事故が起こらないよう町民一人ひとりの交通安全意識の向上に努めるということを言われておりました。国でも、今はサポート補助金、また自動踏み間違い後付け装置の補助金の政策が打ち出されていますが、良いとは解っていてもなかなかその購入まで踏み切れない方もいるようでございます。経済産業省や警察庁でも、その無償でサポートカーの試乗体験を推奨しております。栗山警察署に申し込むことによって可能でございますけれども、住民が安心して運転できるためにぜひそのサポートカーの試乗体験、場所も改善センターの横の駐車場ぐらいのスペースがあれば十分にできるというお話でございましたので、ぜひそういうことも検討していただけたらなと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長
佐藤議員の再々質問にお答えをいたします。先ほども申し上げたように信号機の等の設置要望をしているということで、もともと危険な箇所が町内にたくさんございますので、そこも合わせて要請をさせていただいているということは御理解いただきたいというふうに思っております。それから除雪、今年はちょっと少雪で少なくていつもよりは危険度が少ないですが、国道337号線の道路上はもっともっと例年でいくと危なくて国の道路管理者のほうへ要請をさせていただいておりますので、今後も気を付けながらそのことについてはしていきたいなと。また、町の除雪の関係も併せてそれには気を使いながら進めてまいりたいなと思っております。それからどちらにしても啓蒙活動これはいろんな団体通じながら、あるいは広報誌等を使いながら交通安全ということは訴え続けていかなければ町民一人ひとりにやっぱり感じてもらうというのが一番大事だと思っておりますのでその辺はしていきたいと思っています。それからサポカーについては栗山警察署と相談しないと、うちの町だけでどんどんできるかどうかとその辺もありますので。それからスペースと、それだけやってもなかなか先ほど申し上げたように何かとうまくタイアップしないと広く伝わらないのかなと思っております。あるいは今、メーカーでもそういうのを何かやっているようでありますので、それらも含めながら何ができるか、栗山警察署と検討しながら進めてまいりたいなと思っております。