南幌町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日
台風や地震への防災対策について
2018年12月11日、南幌町議会の一般質問で、菅原文子議員が「台風や地震への防災対策について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 菅原文子 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 菅原
町長に2問質問いたします。台風や地震への防災対策についてお伺いいたします。本町では9月5日、台風21号による強風で農作物や農業施設にも影響が見られ、加えて600本以上の木々が根元から倒れるなど甚大な被害を受けました。翌6日には、胆振地方中東部を震源とした地震が発生し、厚真町は最大震度7、本町では震度5弱の大きな揺れを感じました。この地震の影響により北海道全域で停電しブラックアウトとなり、加えて一部地域では断水も重なったことで、日常生活に支障を来す被害が生じました。町ではFacebookで、南幌町災害対策本部からのお知らせとしてライフラインや公共施設等の状況、防火などの情報提供を行うとともに、携帯電話充電場所の提供など住民に対して素早い対応をしたため、特に大きな問題も発生しませんでした。このような大きな地震を経験したことから、町長に3点伺います。1、厚真町では、橋台のずれや道路の陥没などのため通行ができなくなり、救助車や大型車両が通れないなどの問題が発生したと聞いています。本町では洪水ハザードマップ・指定避難場所一覧表を全戸配布していますが、台風や地震などで大きな道路や橋が寸断された場合などを想定し、避難経路の再確認をする必要があるのでは。2、今回の災害は9月初旬ということで季節的には寒さ対策などの必要はありませんでしたが、冬の災害に備えた宿泊避難訓練を行う考えは。3、8月に行われた南幌町防災フェスタでは、たくさんの住民を交えて「避難所運営ゲームDoはぐ」が行われ、避難者の状況等を考慮しながら迅速かつ適切に対応する術を学び、参加した住民には心の準備として大いに役立ったことと思います。このように、多くの住民参加ができる企画を数多く行っていく考えは。
答弁 町長
台風や地震への防災対策についての御質問にお答えします。1点目の御質問については、本町においては、避難所までの経路は、水害・地震に関わらず、災害が発生した時点で、道路・橋梁などの状況をいち早く職員が点検し、住民がより安全に避難することができるよう避難経路の確保を行うこととしています。また、町内における橋梁については、長寿命化計画に基づき点検を行い、問題がある場合は改修を行い、安全を確保しています。2点目の御質問については、冬に備えた宿泊避難訓練は、厳冬の中での災害時の体験として有効と考えますが、室内の気温が下がる厳しい状況での実施となり、参加者の体調管理面などの問題もあることから、先進地の事例等を参考に検討してまいります。3点目の御質問については、本年度実施した避難所運営訓練については、参加された方から大変有意義な訓練であったと、多くの声をいただいたことから、住民を参加対象とした訓練として、行政区・町内会での開催を含め引き続き実施してまいります。
再質問 菅原
では再質問させていただきます。まず1番目なんですけれども、被災地の住民にお聞きしましたけれど、橋台のずれや道路の起伏のため通行できなくなった道路が数カ所あったそうです。指定の避難場所に行くのには大きく迂回しなければならず、近くの違う指定のところには、指定ではないということで行くことができなかったそうで、できれば二つ目のところに行かせていただきたかったというお声をお聞きいたしました。本町でも同じような場面に遭遇することが考えられます。ですので、2カ所くらいの指定避難所を考えておくべきかと私は思います。またハザードマップを全戸配布しておりますけれども、この洪水以外の災害については余り情報がわかりづらいなどの声もあります。このハザードマップ、表裏の。この大きなほうのマップを玄関に張っている方が今回のお宅訪問させていただいた時に多く見受けられました。このハザードマップの中には、コース以外の地図も載っておりますけれども、この裏のいろんな情報を見ることはできなくなっております。ですので、二つ目の避難所に行く経路とかを考えた時に、できましたらまた今度ハザードマップなどをつくられるときにはこの大きなマップのほかに、この小さなところも雑誌になるのかガイドブックになるのか、そこのところも考慮していただければありがたいと思います。このハザードマップなんですけど、この裏に書いてある洪水はたくさん情報はありますけれども、地震・台風についてはあまり書いていなくて、地域によっては二つの避難所が分かれているところもありますので、そこのところもわかりづらいという声を、今回何件かお声をいただきましたので、そこのところも今後考慮していただけたらありがたいと思います。このハザードマップのほかに本町で防災行政無線の戸別受信機を各家庭に無償貸与しておりますけれども、この今回の議案の中に監査のほうで詳しくその時の状況が書かれておりますので、私も再度あの時のことを思い浮かべながら、拝読させていただいておりましたけれども、戸別受信機が今のところ9月末までで、未申請戸数は348戸、未設置戸数が415戸となっていると監査委員のほうで書いております。このように、せっかくおにぎりなどをつくっていただいてお配りしていただきましたけれども、この防災無線がないために、それをもらいに行くとか、それからいろんな情報がわからなかったというお声もありましたので、これは広報にも再度載せていただいて、力強くやっていただいていることはわかりますけれども、また再度こちらのほうも全戸配布できるような、今回を経験いたしまして、こういうことで必要ですよということもまた声を高くしていただければありがたいことと思います。それと2点目なんですけれども、今回の災害では避難所において、被災された所ですけども、1日目は床に毛布を敷いて寝ていただきました。それから2日目に平べったい箱の段ボールを下に引き、それから3日目にようやく箱型のいわゆる段ボールベッドが搬出されたと聞いております。やはり3日目の箱型のベッドは大変温かく寝心地もよく、よかったという話も伺いましたけれども、もしこれが冬だとしたら、大変な問題になっていくのではないかなと思います。今被災された中に町長の御答弁の中にも、冬に備えて宿泊避難訓練は、室内の気温が下がる厳しい状況での実施となり、参加者の体調管理の面などの問題もあると御答弁されているとおり、まさしくそのとおりであります。ですので、たった1日ではありますけれども、それを参加者を募るのか、それはまた別として、一度ぐらいはそういう経験をしたほうが私はいいのではないかなと思いますので、これはまた再度お答えいただきたいと思います。それから今の2点目なんですけれども、私は平成25年の第3回定例会の質問の中で冬季間の避難訓練と宿泊体験という質問をさせていただきました。その中で町長の答弁として避難計画に反映するよう努めますというお答えをいただいておりますけれども、その後の進捗状況がどのような検討がなされたのか再度、お伺いいたします。それから3番目につきましては、先ほどの同僚議員の質問にもありましたように、今後も続けていただけるということですので、これは理解いたしましたので、この2点についてお伺いいたします。
答弁 町長
菅原議員の再質問にお答えいたします。避難所2カ所指定するべきではないかということですが、余計混乱しないですか。うちの町の地理的状況をもうちょっと歩いて回っていただければ、碁盤の目でどこからでも行けるんですよね。一方通行で1カ所が詰まったらそこ行けないっていう避難所はないはずです。ですので、歩いて行ける範囲内の分野、あるいは車で来れる範囲内の避難所でありますので、余計混乱して片一方に集中したらパンクしてしまうっていう心配もありますから、避難カードは各戸にちゃんと避難所出して、その大きいのではなくて、きちっと個人ごとの1戸ずつに配布しておりますので、それを見ていただければ自分がどうなった時にはどうあるべきかっていうことがあるので、それは全体像を指してますけども、個人の家庭については自分がどこに行くべきかっていうことは表示され、それを玄関に置いてあるかどこに置いてあるかは別として、一応配布させていただいたので、それを再確認していただければなというふうに思っております。それで、今回うまくいったなっていうのが、防災無線、昨年改定させていただきました。それで、大方情報は伝わったかなと思います。何度もうちの職員がお邪魔したり電話をして、防災無線をつけてくださいと、しかし要らないと。そういう答えの人にどうやってやるんですか。そして、今回改めて地震が起きて20件ぐらいかな、新たにつけさせてくださいって来られた方には無償で届けます。それで工事費も全部町で持って届けるのに、要らないって言われたら、それ以上は私どもはどうしょうもない。勝手に玄関こじ開けて設置するわけにいきません。やはり理解をしていただく、それだけ町もお金かけて全戸配布の用意をさせていただいてます。ですので、議員もそういう方々に早く取りに行ってくださいと言っていただければ、もっと素直にできるんではないかなというふうに思いますので、ぜひ全戸でつけていただきたいなと、ちゃんと個別の受信機は用意してありますので、ぜひお願いをしたいなというふうに思っております。冬の避難所は前にもお話しさせていただいて、これは非常に難しさがあります。極端に言えば、地震なんかでは今回5弱で、うちほとんど人的被害を受けておりません。前にも議員にも話しましたけれども、木造住宅ってそんなに壊れない、かなりの年数がたってるやつは別です。ですので、地震については自分の家にはかなり避難ものが用意してなくても、例えば冬になっても暖める布団だとか毛布だとか着るものだとか、たくさんあると思います。でも避難所には毛布1枚とか2枚しかないんです。うちみたいな二次災害がないからあんまり急いで、避難所に夜中の寒い中に来るのが本当にいいのかどうか、ちょっと私自身、それが心配です。そして、避難所に大勢寄ってるところにインフルエンザでも発生したら、これまた大変な問題になりますよね。だからそういうことも全部想定しながら、何がいいのか。避難所というのは非常に難しさがあります。よその自治体もいろいろあってそれで苦労しています。3日目になってさっき言った段ボールなんです。どこの自治体も3日以降にならないと、北海道だとか国の支援が出てこないんですよ。だから前から言ってるように1日は自分で、1日は役場で、3日以後は国か道が多分来ると思います。必ず自分もそういう備えはしていただく。特別なものを備えなくても私はいいと思うんです。停電になっても、家にある着るものやら、布団やら毛布にくるまるだけでも、かなり寒さからは、外にさえ出なければ確保できると思います。ただ、家が壊れたり、そうするとこれはまた別ですよ。問題なければ、震度5が来て、何時間も震度5が来るわけではありませんので、そのあと傾いたり、倒壊した家屋は別ですけれども、夜の夜中、皆してこぞって来ても、そんなに十分うちだってこれは、防災備蓄品は用意はしますけれども、7,576人、全部用意するわけにいきませんので、そのことも考えていくと、やはりみんなで、町民みんなでその意識を持って備えていただければ、いいまちづくりになるんじゃないかなと。当然、行政でできる限りのことはやりますけれども、なかなかそういう部分では難しさがあるということであります。特に子供とお年寄りを動かすっていうのは、二次災害の危険性がありますので、訓練と言えども、先ほど言ったようなことが起きるわけでありますから、その辺も十分想定をしながら慎重に検討していかなければならないというふうに思ってます。ですので、その事がきちっとできない限りは冬の訓練っていうのはなかなか私は難しいなと。車で来る訓練ではないと思います。歩いて来なきゃならない訓練なので。そうなるとなかなか難しさが出てくるかなというふうに思ってますので、手をやめて黙って見てるんじゃなくて、町としても何が一番必要なのかを考えながら、検討はしてまいりたいと思います。
再々質問 菅原
再々質問させていただきます。私が思いますのは、全体的な質問なんですけども、今回のように何かと何かが重なった場合、今回は台風と地震が重なりまして、職員の方におかれましては数日間、不眠不休で働いていただいて本当に感謝いたしております。それのおかげをもちまして、大した問題もなく、南幌町では過ごすことができたと私は思っています。ですけれども、その二次災害っていう面において、例えば地震による二次災害とか、うちは山とか丘もありませんから、そういう面ではないかもしれません。ですけれども数年前には強風で屋根が吹き飛ばされた時もありました。それにもし何かがついたとき、大きな地震とか、また余震がついたときには、やはりうちに泊まることができなくて、宿泊する場合も、避難する場合も考えられるのではないかと思います。私1点目の質問の中で、ちょっと言葉足らずで大変申しわけなく誤解させてしまったところがあるんですが、2カ所を皆さんに配付という意味ではなくて、例えばここの場所がだめだった時には、ここというような、もう一度見直しをしていただけますかというお願いをしたつもりでおりました。そこのところちょっと誤解されたようなんですけども、心づもりとして、例えば言葉足らずですが、例えば三重ですね、三重はスポーツセンターになってます。三重から行くのに本当に遠くなってます。ですけども青葉地区では養護学校、三重の方たちも養護学校が近くにありますから、もしスポーツセンターまで行くのに、例えば歩いて行くとか何か台風による被害で木が倒れたとか、道が寸断されたとか、そういう場合にはこの養護学校でもいいですよという、そういうような心づもりを役場の方々が、それを皆さんにお知らせするだけではなくて、心づもりとしてもう一度そういうところを再確認していただけたらという思いで、私は質問させていただきましたので、ここのところをもう一度再考できないかということをお尋ねしたいと思います。これ皆さんにお配りするためだけではなくて、その心づもりということも、大変大きな災害には必要なことなのではないかなと思います。その意味も込めまして2番目の質問もやはり心づもりです。先ほども言いましたように、何かの形で家が壊れた後に何か違う災害が来た場合、うちで泊まることができない、その時に今回、被災地の方にお聞きしましたのが、寝ていたところから外に行くまでの間、地震がおさまってからですね、地震がおさまったり明るくなってからでも出て行く時に、ガラスなどが散らばっているのでスリッパとか、足に刺さらないものを枕元に置いておくのが一番いいよというお話も伺ってまいりました。そのように心づもりというのはあってからでは遅く、また地震などは、洪水のように時間をかけて徐々に来るものではなくいきなり来ますので、その時の心づもりとして今回は大変いい経験になったと、私自身思っています。何かと何かの災害が重なったときに、その時に二次被害になるのか。何かがあると思いますので、そこのところをもう一度、町長にお聞きしたいと思います。
答弁 町長
菅原議員の再々質問にお答えをいたします。先ほども言ったのですが、器があるんですよね。二つの地域指定しちゃうと一緒になったときに大変でしょ。だから1カ所が、特に災害のときは気が動転してますから、何カ所もあるほうが私は大変かなというふうに思います。1カ所で固定されてるほうが、そこにしか行きようがないですから。混雑して人の把握ができなくなれば、それこそまた大きな混乱に結びつくんではないかなと、そういう建物が限りあるものですから、ある程度人数を把握しながらやってるので、私どもはそういう部分を含めてやってます。今回の災害を受けていろんなことを学ばさせていただきました。台風と地震が連夜で来て、おかげさまで人的被害はなかった。そういう実情があるわけであります。ですので、それらを踏まえながら今後どうあるべきかっていうことは当然考えていかなければなりません。何を用意するのでも、当然町費をかけていかなければなりません。最小の経費で最大限できる、そういうやり方が今回もあったのかなと。今回も避難所は開設してませんけども、来ていただく場所は提供しますっていうことで、無線を通じて1組来ていただきました。心配の方はどうぞということで、そういう場所も指定してさせていただいて、それはその当時、災害の時点で判断をして全員対象でなければ、ここを指定して来ていただけるという、そういう情報発信は今回もさせていただきましたので、ある程度できるのかなというふうに思ってます。ですので、冬のことも含めてやらないって言うんじゃなくて、いかにして町民の方々に理解していただいて、そして災害訓練して被害を受けたら大変な問題になりますから、そのことを、しないようなことをできるのかなと。どういう対策をすれば、そういうことができるかっていうことも含めて、検討していくべきであろうというふうに思ってますので、そういう機が来れば当然、またそういうことも考えていかなければならないと思っております。
再々質問 菅原
午前に引き続きまして、質問させていただきます。